
タイには魅力的なお土産が多々ありますが、その中でも食品の人気が高く、チョコレートを買う方はたくさんおられます。
また、タイにはチョコレートのスイーツを楽しめるお店が多く、味も雰囲気もサービスも良いので、タイ旅行の娯楽の一つとして特に女性から人気を集めています。
今回は、お土産としてチョコレートを探している方、タイ現地でチョコレートのスイーツが食べられるお店を探している方のために、それぞれのおすすめをご紹介します。
Contents
タイのチョコレートは美味しい?まずい?
タイでチョコレートを買おうか迷っている方の多くが、タイのチョコレートの味に関心を持っていることでしょう。
結論から言うと、タイのチョコレートの味は値段によるところが大きく、コンビニやスーパーで買える安いチョコレートの中にはまずいものが多い印象があります。
その一方で少し値が張るようなチョコレートは、日本の有名チョコレートと遜色ないほどに美味しいものが多いように感じます。
タイはそれほどスイーツが有名な国ではないので、全体的にスイーツの味は日本よりも劣ってしまいますが、物によっては美味しく、良いお土産になるかと思います。
ただし、味覚は人によって異なるので、安いチョコレートであれば、一度ご自身で食べてみてからお土産にするか決めても良いのではないでしょうか。
タイのお土産で定番のチョコレート
それでは、タイ旅行のお土産として定番のチョコレートをご紹介していきます。
タイという国にとって象は特別な生き物であることから、様々な商品に象がモチーフになっていて、それはチョコレートにも言えることです。
また、なぜだか分かりませんが、プーケットとチョコレートの組み合わせを推しているようで、プーケットマンゴーチョコレートなども定番品となっています。
タイの定番チョコ① 象(エレファント)のチョコレート
タイの定番チョコレートの1つ目は、象を模ったチョコレート(Thailand ELEPHANT MILK CHOCOLATE)です。
味はミルクチョコレートで、少々甘さが強いような印象がありますが、クセはなく、どなたでも食べられるような、いわば無難なチョコレートとなります。
上の写真にあるものだけでなく、他にも象を模ったチョコレートはたくさんあります。
ダークチョコレート(ビター)もありますので、甘さが強いチョコレートが苦手な方に渡す場合にはダークチョコレートを選ぶのが良いでしょう。
象を模ったチョコレートは、外国人観光客をターゲットとして展開されていることから、ショッピングモールや空港の免税店など、外国人が立ち寄る場所で売られています。
割と目にする機会が多く、帰国直前に空港で買うこともできるので、無難なチョコレートをお探しの方や、急遽買いたいという方におすすめです。
タイの定番チョコ②プーケットミルクチョコレート
続いては、プーケットのミルクチョコレート(Phulet Island Milk Chocolate Flaked bars)です。
どういうわけか、プーケットにはチョコレートを扱うお店やレストランがたくさんあるほか、お土産としても様々なチョコレートが販売されています。
上の写真にあるミルクチョコレートは、薄くスライスされたチョコレートが何層にも重なっていて、触感が独特な他にはあまり見られない個性的なものとなっています。
また、味もなめらかで美味しいので、プーケットでチョコレートを買うとしたら、こちらのチョコレートが候補に挙がるでしょう。
タイの定番チョコ③ プーケットマンゴーチョコレート
タイといえば南国フルーツが非常に有名で、外国人からは特にドリアン、マンゴスチン、マンゴー、タマリンドの4つのフルーツが人気です。
そのうちの一つであるマンゴーを使用したチョコレートが、こちらのPHULET Amazing natureです。
カカオ風味とマンゴーの爽やかな甘みがマッチし、他にはあまりみられないフルーティーな味わいで人気を博しています。
特に女性に合うような味になっているので、男性よりも女性へのお土産としておすすめです。
タイの定番チョコ④ スーパーで買える激安チョコレート
定番チョコレートの最後は、スーパーで買える激安チョコレートです。
タイはスイーツが有名な国ではありませんが、大人から子供まで甘いものが好きなのは万国共通です。
そのためタイのスーパーには様々な種類のチョコレートが置いていて、価格は10B(バーツ/円の最新為替相場)くらいからあります。
個人的な感想として、甘ったるものや変な味がするようなものもありますが、ある意味それがタイらしさでもあるので、親しい友人などへのお土産としてはおすすめです。
また、チョコレートと言っていいのかは分かりませんが、日本でお馴染みのポッキーやコアラのマーチなども売られていて、タイでしか販売されていない味もあります。
こういった国限定のお菓子は、味はともかくとして間違いなく喜ばれます。
スーパーに出向いた際には色々探してみて、気に入ったものがあれば購入してみると良いでしょう。
タイのお菓子については「タイのお菓子!お土産・ばらまき・グルメに最適なおすすめ品をご紹介!」をご覧ください。
タイで人気の高級チョコレートブランド
上で挙げたチョコレートはどれも定番で、様々なお店で売られているので、購入しやすいというメリットがあります。
ただ、全体に価格が安く、目上の人や交友の少ない人へのお土産として適しているとは言い難いでしょう。
そこでおすすめなのが、「Gallothai」というブランドが販売している高級チョコレートです。
タイのチョコブランド① Gallothai
Gallothaiは、ベルギー出身のポール・グレインドージ氏が1993年にタイで創業したチョコレートブランドです。
同氏が世界を旅してタイへの移住を決意し、本場ベルギーの味をタイ人に紹介したことがきっかけとなって創業に至ったとのことです。
Gallothaiでは様々な種類のチョコレートが販売されていますが、中でもトリュフが非常に有名で、本場ベルギーということもあって、味はゴディバなどと遜色ありません。
滑らかで繊細、それでいてカカオの味がとても濃く、苦手という方はおそらくいないでしょう。
一口にトリュフといっても種類が豊富ですし、それ以外にもプラリネやコーティングチョコなど様々なチョコレートがあるので、実際に店頭で見てみることをおすすめします。
ちなみにGallothaiは、チョコレート専門店(直販店)として、バンコク、プーケット、パタヤに「Duc de Praslin」という名でお店を展開しています。
店内にはカフェスペースもあり、販売されている商品を食べることもできます。
タイで高級チョコレートの購入をお考えなら、一度行ってみてはいかがでしょうか。
バンコク① | スクンビット49/14 |
16 Soi Prasertsit, Sukhumvit 49-14 Klongton – Nua, Wattana Bangkok 10110 | |
バンコク② | スクンビット31 |
571 RSU Tower, G floor. Room No. G04 Soi Sukhumvit 31, Klongton Nua, Wattana Bangkok 10110 | |
バンコク③ | シーロム コンプレックス |
Duc De Praslin Belgium Chocolate 191 Silom Complex Building 2th Floors, OP-231 Silom Road, Bangrak, Bangkok 10500 | |
プーケット | セントラルデパート |
74-75, 2 Floor, Room No. Pro-2A, Moo 5, Tambon Vichit, Amphur Meuang Phuket, Phuket 83000 | |
パタヤ | セントラルフェスティバル |
333/99 Room No. OP505, Floor 5, Moo 9, Tambon Nong Prue, Amphur Bang La Moong, Chonburi 20260 |
タイでチョコレート料理が楽しめるお店
お土産探しも良いですが、チョコレートが好きな方は旅行の一つの娯楽として、タイにあるチョコレート料理が楽しめるお店に行ってみてはどうでしょうか。
タイはあまりスイーツが有名な国ではありませんが、スイーツが好きなタイ人はたくさんいますし、外国人もよく訪れるので、チョコレート料理を扱ったお店は多くあります。
中でもおすすめなのが、パタヤにある「チョコレートファクトリー」というレストランと、バンコクにある「スコータイホテル」のブッフェです。
タイ・パタヤにあるチョコレートファクトリー
タイのパタヤにあるチョコレートファクトリー(The Chocolate Factory)は、チョコレートを使用したスイーツからイタリアン料理まで取り扱うレストランです。
店名にチョコレートがついているように、数あるメニューの中でもやはりチョコレートのスイーツが人気で、ケーキを中心に様々なスイーツが用意されています。
スイーツもイタリアン料理も味は本格的で、外装・内装も非常にオシャレですし、サービスも良いので、誰が行っても満足すること間違いないでしょう。
また、立地が海に面していることから、海を眺めながら落ち着いた雰囲気で食事を摂ることができます。
価格も比較的リーズナブルで、お土産に最適なお持ち帰り用のチョコレートもあるので、食事と一緒にお土産を買うというのもおすすめです。
ちなみにパタヤだけを紹介していますが、チェンマイやカオヤイ、ホアヒンにも支店があります。
これらの地域に旅行することがあれば、ぜひチョコレートファクトリーに立ち寄ってみてください。
パタヤ | 12 Soi Rajchawaroon,Pratamnuk Road, Pattaya, 20150 |
チェンマイ | 95 Charoen Prathet Rd, Tambon Chang Khlan, Amphoe Mueang Chiang Mai, Chang Wat Chiang Mai 50100 |
カオヤイ | 352 Moo 2 Thanarat Rd. T. Musee Pakchong Nakhon Ratchasima 30130 |
ホアヒン | 95/4 Soi Phetkaseam Huahin HuaHin PrachuapKhiriKhan |
タイ・バンコクにあるスコータイホテル
バンコクにあるスコータイホテル(The Sukhothai Bangkok)は、1991年に開業した高級ホテルで、タイ最初の独立王朝であるスコータイ王朝をイメージしてデザインしたとのこと。
ホテルということで宿泊施設ではありますが、ここのロビーサロンで14:00〜17:00にアフタヌーンティーが提供されています。
通常のアフタヌーンティーは月曜日~木曜日ですが、週末の金・土・日曜日には「チョコレートビュッフェ」が提供され、様々なチョコレートのスイーツを楽しむことができます。
お値段が990B(別途サービス料など)と少々高いですが、雰囲気・味・サービスのいずれも最高です。
都合が合えばタイ旅行の記念として利用してみてはいかがでしょうか。
住所 | 13/3 South Sathorn Road, Bangkok 10120 |
電話 | +66 (0) 2344 8888 |
URL | http://www.sukhothai.com/default-ja.html |
タイのチョコレートに関するまとめ
タイとチョコレートはあまり結びつきませんが、チョコレートを嫌いな人はほとんどいないと言っても過言ではなく、そのためお土産として常に人気があります。
また、スーパーやショッピングモール、空港など様々な場所で販売され、手軽に購入できるというのも人気の理由の一つと言えるでしょう。
お土産としてチョコレートを探している方も多いと思いますが、タイ現地でチョコレートのスイーツを楽しむこともできます。
チョコレートが好きな方は、Duc de Praslinやチョコレートファクトリー、スコータイホテルなどに立ち寄ってみるのもおすすめです。