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マレーシアの治安は良い悪い?外務省発表データや各地域に合わせた注意点を徹底解説!

マレーシアは、首都クアラルンプールなどの大都市の発展の一方で、世界遺産や自然遺産が豊で様々な文化が融合する国です。

日本でいちばん住みたい国といわれるマレーシアですが、治安の面では地域によってばらつきがあります。

●マレーシア旅行の注意度は、最も低い危険レベル1

マレーシアは、常に危険な状態の場所がないというのが現状です。

●ただし、サバ州東のエリアはレベル2・レベル3

この地域に限り、不要不急の渡航は止めるなど渡航中止勧告が出ています。

旅行者にとってのマレーシアは、マレー半島側には危険情報は出ていないため、注意が必要とされる サバ州東エリアへ行かなければ影響がないものです。

それでもマレーシアは、命に危険が及ぶ重犯罪こそありませんが、日本と比べると軽犯罪発生率は高いといえるでしょう。

マレーシアで安全な滞在をするために、

・マレーシアの治安情報・テロ情報・犯罪情報

・マレーシアのクレジットカードスキミング大国の事情

・マレーシアで多発する軽犯罪事情

・マレーシアで交通事故死亡者数が多い交通事情

・マレーシアの各都市の治安状況と危険を回避するためのポイント

・マレーシアの滞在目的別の注意点や心構え

など、

マレーシアの治安について様々な角度からの治安事情と、注意すべきポイントを徹底的に解説していきますので、ぜひ参考にして下さい。

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Contents

マレーシアの治安は最も低い危険度レベル1

マレーシアは、他の東南アジア諸国と比較すると治安がいいといわれていますが、命に危険が及ぶ重犯罪と比較した場合をいっています。

マレーシア旅行の注意度は、日本と同じ4段階の危険度で最も低い”危険レベル1”となっています。

マレーシアでは、常に危険な状態の場所がないというのが現状です。

とはいえ・・・・・やはり、マレーシアでの犯罪発生率は日本より高いといえます。

■犯罪発生率を“外務省マレーシア安全対策基礎データ”で比較■

●マレーシアの犯罪届出件数・・・112,354件

●マレーシアの殺人事件・・・日本の2倍

●マレーシアの強盗事件・・・日本の25倍

●マレーシアの強姦事件・・・日本の7倍

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マレーシアの治安の外務省情報

首都クアラルンプールがあるマレー半島側には危険情報は出ておらず、注意が必要とされる地域へ行かなければ、旅行者には影響がないものです。

特にクアラルンプールでは、スリやひったくりなどの軽犯罪は日常的に起こっています。

どんな国でも海外旅行にはリスクがあるように、日本と同様のひったくりや交通事故にあう程度のレベルということです。

★ただし、特定地域に関して注意が出ています。

【マレーシアの治安状況】

■日本外務省 海外安全HP・・・レベル2,レベル3(ボルネオ島サバ州東のエリア)

■アメリカ国務省領事局・・・注意喚起(よりいっそう用心)⇒理由:罪やテロの危険性のため

■アメリカ国務省Travel.State.Gov・・・ Level 1⇒十分注意

世界平和度指数(GPI)のデータ(2018)⇒マレーシアは163国のなかで25位(日本:9位)

“イギリスのエコノミスト紙が24項目にわたって144カ国を対象に分析し、各国や地域がどれくらい平和かを相対的に数値化することを試みたもの(世界平和度指数:Wikipediaより)”

平和度指数は、国内紛争や治安悪化・軍事力強化など平和維持への不安要素が大きいほど指数が高くなります。

マレーシアの治安について最新情報を確認する方法

外務省のホームページでは、海外に出されている警戒レベルや、地域によっての警戒情報、最近起こった事件や事故などを常に最新でチェックすることができます。

また、マレーシア生活安全情報の注意事項をまとめた資料を、無料ダウンロードできるようになっています。

外務省【外務省海外安全ホームページ:マレーシア】

在マレーシア日本国大使館

マレーシアへ個人旅行で渡航する前にするべきこと

特に個人旅行の場合は、渡航前に必ず家族や友人に、渡航期間や渡航先、渡航の目的などを話しておきましょう。

また、緊急時の安全を確保するためにも、公の機関への届出も必ず行いましょう。

滞在が3ヶ月以上になる場合は「在留届」の提出が必要です。

これらの届出を怠ると、いざという時の確認や伝達が遅れ、取り返しのつかない事態を招く可能性があります。

もしも・・・のために「たびレジ」に登録!

外務省が海外旅行者にメールで情報を受け取れる情報サービス“たびレジ”」を提供しています。

「たびレジ」は、海外旅行中の遅れがちな情報入手に便利です。

「たびレジ」に渡航期間・滞在先・連絡先を登録すると、滞在先の治安に関する情報がメールで届いたり、緊急時に在マレーシア日本国大使館などから連絡を受けることができます。

特に個人旅行で滞在が3ヶ月未満である場合は、マレーシアに訪れていること事態を日本政府に知ってもらえていないので、海外旅行前にぜひ登録しておきたいサービスです。

ボルネオ島サバ州東のエリアはレベル2・レベル3

サバ州では、安全面での完全な治安はありえないことは、現地の人間なら誰でも知っている事です。

あえて行くという人なら心構えが必要ですが、通常の旅行者はあまり行くことのない地域です。

■レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)

サバ州東側の島嶼部及び周辺海域並びに一部のサバ州東海岸(サンダカン,ラハ・ダトゥ,クナ及びセンポルナ周辺地域)

■レベル2:不要不急の渡航は止めてください。

サバ州東海岸のうち,レベル3発出以外の地域(タワウを含む)

サバ州と南フィリピンの治安には民族や歴史的つながりが背景にある

サバ州と南フィリピンは、互いに重要な貿易相手国間ですが、1963年マレーシア連邦の結成以来、南沙諸島の領有権をめぐる論争があります。

サバ州はフィリピン南部に位置するスールー王国をサバ州の歴史的領有権を主張し、フィリピンではサバ州の東海岸の領有権を主張して両国の外交問題となっています。

マレーシア治安テロ情報

マレーシアの治安は東南アジアでは良い方なのですが、最も心配なのがテロの脅威です。

現在のところ、マレーシアにおけるテロに関する具体的な脅威情報や、注意喚起は出されていない状況ですが、依然として予断を許さない状況にあるため、最新の関連情報の入手に努めてください。

マレーシアでは、国家警察当局による大規模なテロ取締り活動が随時行われています。

それと並行して、大規模商業施設や観光地において軍との共同パトロールも実施しています。

また、空港・税関での保安検査を強化しているため、空港の出入国カウンターでの待ち時間が1~2時間に及ぶことが多々あります。

マレーシア治安犯罪情報

クアラルンプール中心部を管轄する警察署が、警告している場所を知っておきましょう。

●クアラルンプール・シティセンター(KLCC)周辺

●ブキッ・ビンタン界隈

●パサー・セニ近辺

被害者の多くが外国人女性観光客であるため、女性が一人で歩く際には特に注意を払うよう呼び掛けています。  (在マレーシア日本国大使館 海外安全対策情報)

在マレーシア日本国大使館の海外安全対策情報

マレーシア国内の犯罪認知件数・・・99,168件(凶悪犯罪:21,366件・財産犯罪:77,802件)  注)凶悪犯罪=殺人・強盗・強姦等 ・ 財産犯罪=侵入窃盗、車両盗、ひったくり等

在 マレーシア日本国大使館のマ レーシア生活安全情報【犯罪発生状況、防犯対策】

マレーシア各都市共通の治安状況

マレーシアは大都市の発展と、世界遺産や自然遺産が豊富な顔を持っている国です。

日本でいちばん住みたい国といわれるマレーシアは、比較的治安の良い国ですが近年は外国人を狙った犯罪が急増しています。

まずはマレーシアの国として、共通の治安状況を認識しておきましょう。


クレジットカードはスキミングに気を付けよう

クレジットカードのスキミング被害は、マレーシア観光でも、注意事項として警告されているくらいメジャーなものです。

実はマレーシアは、クレジットカードスキミング大国です。

マレーシアは、東南アジアのクレジットカード専門の犯罪集団の拠点でもあるのです。

“カード読みとり用端末等に店員が客のカードを通すことにより、カードの磁気情報が不正に抜き取られ、別 の偽造カードにその磁気情報が移し替えられて不正に使用されるもので、国際的な犯罪組織が関与しているともいわれています。(在マレーシア日本国大使館より引用)”

また日本でも、マレーシアのスキミング犯罪集団によるスキミング被害が多発しています。

“偽造クレカ所持マレーシア人相次ぐ!”(産経新聞)

最近のICカードでも、スキミング被害は起きます。

なぜなら、磁気ストライプからスキミングすることが可能だからです。

海外でのクレジットカード使用の買い物常識は、絶対にカードを店員に渡さないこと!

支払情報の入力は、読み取り機を預かって自分でカードを差し込んでするのが常識となっています。

マレーシアではメインカードを使わず、事故でカード番号が変わっても困らないカードを使用することをオススメします。


マレーシアのATM使用後は安全を確かめて!

日本のATMでお金を下ろすように、マレーシアでもその場ですぐにマレーシアリンギットでお金を引き出せます。

しかもATMでマレーシアリンギットを引き出した方が、両替屋で両替するよりお得!

ATMの出金は便利ですが、旅行者のお金の出し入れを監視して、尾行して人通りの少ない通りで財布をひったくられる被害があります。

特に多額の現金等を所持する場合には、十分な注意と配慮が大切です。

マレーシアの交通事故は死亡者の数が多い

マレーシアでは、凶悪な事件にあう確率よりもはるかに高いのが、バイクを含めた自動車事故です。

■在マレーシア日本国大使館の海外安全対策情報

・事故認知件数:533,875件(前年比12,409件増)

・事故死者数:  6,740件(前年比   412件減)   

(10万人当たり;交通事故発生率⇒日本の5.5倍・交通事故死者発生率⇒日本の9.6倍)

  2017年では、邦人被害の死亡・重傷事故事も発生しているため、マレーシアの交通事情を十分理解しておくことが大切です。

マレーシアは運転マナーが極めて悪く・危険と隣り合わせ!

マレーシアの道路事情は、朝・夕のラッシュアワーや昼休みの時間帯・雨天の時などは、特に主要道路が交通渋滞となります。

基本的にマレーシア人は、交通マナーを重視しない生活慣習です。

主要道路ではバイクの横暴運転が多く見られ、車は渋滞が発生すると少しの隙間をめがけて車をねじ込んできます。

さらに、左折したい車が路肩を走り出し、2車線の道路が4車線になることもあります。

そのおかげで、他人を危険に巻き込む自己中心的な運転が横行しているのが現状です。

また、生活習慣として道路は車が優先であるがゆえに、道路に横断歩道が少ないこともあり歩行者の車道の無謀横断が多発しています。

マレーシア人のマナーの悪さの背景には、マレーシアの交通違反と事故の刑罰の軽さがあります。

・交通事故で死亡させても、免停や免許取り消しがない

・飲酒運転で免許取り消しにならない

・交通違反金を滞納した人たちを”救済”する罰金割り引きキャンペーンがある

運転手の免許証を取り上げるのは、その人の生活の糧を奪うことになるという論理がまかり通っているからです。

東南アジアでは、事故で救急車がすぐ向かえに来るような所は稀です。

クアラルンプール市内でさえ、事故現場に居合わせた人が車で病院へ運ぶ場合の方が多いというのです。

マレーシアで車を運転する場合は、特に運転中の安全確認では歩行者やオートバイに細心の注意が必要です。

交通事故を起こした場合の対処法

日本人が起こした交通事故の原因には、脇見運転・スピードの出し過ぎ・無理な追い越しがあります。

マレーシアで事故を起こした場合

すぐに警察と保険会社に連絡しましょう。

マレーシアの警察は、事故車を交通の邪魔ならないよう移動し、お互いの自動車登録番号と保険番号を書きとめたら現場での作業は終わりです。

日本のように交通事故の現場を保持して、現場検証が終わってから事故車を動かすことはしません。

【警察でのレポート作成時に必要な事項】

・発生日時・場所

・事故の状況

・相手の住所・氏名・電話番号・勤務先・運転免許証番号・ID(身分証明書)番号

●マレーシアで被害者になった場合

通常、「当てられ損」になることが多いようです。

相手の保険で処理しようとすると修理にも時間がかかるので、多くの場合は自分の保険で修理する場合が多いようです。

※日本とマレーシアの法律・国民性の違いにより考えられない問題が発生する場合があるので、事故が起きたら正当性の証拠にするためにも、証拠写真を撮っておくことをオススメします。

マレーシアのスリ・置き引き・ひったくり軽犯罪は日常茶飯事

マレーシアで日本人が最も頻繁に被害にあっているのが、重大犯罪よりも街角で起きている街頭犯罪です。

スリ(集団スリ)

マレーシアでは、複数に取り囲まれてバッグなどから金品を奪われる集団スリ被害が多数発生しています。

バス等の公共交通機関の車内・駅・大規模商業施設など、人が密集する場所が狙われやすくなります。

また、若い女性をターゲットにしている集団もあるので、人混みなど知らない人との接触が多い場所では十分な注意が必要です。

置き引き

空 港・ホテル・飲食店等で多く発生しており、置いてあったバッグがいつの間にか無くなるケースや、見知らぬ人物から声を掛けられ気をとられている間にバッグなどを盗まれるケースがあります。

レストランでも、テーブルの上に財布や携帯電話を置きっぱなしにするのは大変危険です。

目を離せばあっという間に荷物が無くなってしまいますので、常に注意を怠らずに貴重品はできる限り持ち歩かず、現金は分散して所持するよう心がけましょう。

ひったくり

ひったくりは日本と同様,背後から接近してきたバイクに無理矢理強奪されるものが頻発しています。

女性及び高齢者の被害が多数報告されていますので、歩行する際にはバッグなどを車道側に持たないようにすることも予防策のひとつです。

お金の話や行先については、大声で話さないようにすることも重要です。

どれだけ治安がいいといわれる場所でも、軽犯罪は起きるものとして注意だけは常に怠らないようにしましょう。

では、ここから各地域別の治安を見ていくことにしましょう。

地域別の治安を見るには、まずマレーシアの国土の基礎知識が必要です。

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マレーシアの国土の基礎知識

マレーシアは、大きく分けると「マレー半島南部とボルネオ島北部」の2つの地方に分けることができます。

行政単位としては、3つの連邦直轄領と13の州があります。

マレーシアは多民族国家でもあり、大きく分けると、マレー系(約67%)・中国系(約25%)・インド系(約7%)の順で構成されています。

マレーシアの国土はマレー半島とボルネオ島から成り立つ

マレーシアは、マレー半島の「マレー半島地区」と、ボルネオ島の「東マレーシア地区」とで成り立っています。

マレー半島とボルネオ島の往来は、マレーシア国民であってもパスポートが必要です。

マレーシアの行政は連邦特別区と13州に区分される

マレーシアの行政は、3つの連邦直轄領と13の州に区分されます。

●マレー半島・・・11州+2つの連邦直轄領

●東マレーシア・・・2州+1つの連邦直轄領

マレー半島は首都や主要工業地域があることで人口も多く、政治や経済の面においても中心的位置を占めています。

マレーシアの各地域の特色・治安・注意点-マレー半島11州-

マレーシアは多民族国家で、州によって民族比率や経済水準に違いがあるため、必然的に治安状況にも違いが出てきます。

マレーシアの滞在を少しでも安全なものにするためにも、地域の特色や治安状況を把握しておきましょう。

ジョホール州の州都ジョホールバルの治安状況

ジョホール州はマレー半島最南端に位置し、ジョホール海峡を挟んで隣国にはシンガポールがあります。

「東洋の真珠」といわれる老舗リゾート地で、ゴルフ・自然・美しいビーチなど様々なアクティビティが楽しめます。

ジョホールバルは、マレーシア第2の都市ですが、マレーシアでは一番治安の悪い地域として知られています。

近年は国際都市開発計画が進められていることもあり、以前と比べて治安は大幅に改善しています。

それでも犯罪発生率は高いので、普段以上に警戒が必要です。

ペナン州の州都ジョージタウンの治安状況

ペナン州は文化的・歴史的観光スポットが多く、ユネスコ世界遺産都市として登録されています。

州都のジョージタウンは、クアラルンプールよりも治安が良く、旅行者が最低限気を付けるべきことさえ守れば比較的安心して滞在できます。

ただし、日本人旅行者を狙った窃盗が発生しているため、空港や人通りの少ない道やバスの中などでは警戒が必要です。

夜の外出は、なるべく明るい人通りが多いところを歩き、移動する際には安心できるタクシーを使うようことをおすすめします。

また、タクシーはメーター制ではないので、必ず料金を確認してから乗ることを忘れずにしましょう。

マラッカ州の州都マラッカの治安状況

マラッカ州はマレー半島西海岸南部に位置し、マラッカ海峡に面しています。

州都のマラッカはマレーシアの旧首都で、ヨーロッパの影響を受けた建物が特徴的な街並みが世界遺産に登録されています。

マレーシアの中でも治安は比較的安定していて、普通に気を付けていれば問題はなく、のどかで落ち着いた街といえます。

それでも、観光地として栄えているだけに観光スポットには人が多いため、スリなどの街頭犯罪に注意が必要です。

クダ州の州都アロースターの治安状況

クダ州はマレー半島の北部西岸に位置し、北側にはプルリス州・北東にタイ南端と国境を接し、南側にはペナン州・ペラ州と接しています。

また、マレーシアを代表するビーチリゾート「ランカウイ島」があります。

州都のアロースターは、スルタン(君主)の住む王都として栄えてきた都市で、タイと国境を接しています。

アロースターの治安は比較的良いといわれており、現地の人は親切な人が多く安心して観光を楽しめます。

ただし、外国人観光客が集まるところには、スリや置き引きなどの軽犯罪はつきものですので、貴重品はバッグなどにしっかり入れて肌身離さず持ち歩くようにしましょう。


クランタン州の州都コタバルの治安状況

クランタン州はマレー半島北部の東海岸に位置し、南シナ海・タイランド湾に面しています。

州都のコタバルはタイとの国境近くに位置し、マレーシアの中でもイスラム教徒のマレー人が多いため、イスラム色が強い小さな港町です。

治安面は比較的安定していて、女性同士でも旅行を楽しめる地域です。

イスラム教徒が多いので、女性は露出の強い服を避け、夜は一人で出歩かないようにしましょう。

スランゴール州の州都シャー・アラムの治安状況

スランゴール州はマレーシアのマレー半島の西海岸中部に位置し、連邦直轄領クアラルンプールとプトラジャヤを取り囲んでいるだけに、インフラ面ではマレーシアで一番発達しています。

スランゴール川流域に生息するホタルの観賞スポットは、多くの観光客が訪れています。

州都のシャー・アラムは、首都クアラルンプールから車で30分で、世界第4番目の大きさを誇るブルーモスクがある街です。

工業団地の広がる産業地区のイスラム色の強い保守的な街なので、近辺のクランやスバン・ジャヤよりは治安は良い方でしょう。

人が集まる所では最低限の注意と服装に気を付け、夜間の外出には注意が必要です。

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トレンガヌ州の州都クアラ・トレンガヌの治安状況

トレンガヌ州はマレー半島東海岸に位置し、「珊瑚礁の島」といわれるレダン島がある州です。

レダン島は9つの島から構成され、サンゴ礁に囲まれたマレーシアで一番美しい島といわれています。

州都のクアラトレンガヌはイスラム教徒が多い街で、街にはクリスタルモスクなどの美しいモスクが数多くある有名な観光スポットになっています。

レダン島などのリゾートの島々に渡る観光客が集まるのどかな田舎街ですが、夜間の一人歩きをしないことや、人が集まる所としての最低限の注意は必要です。

ヌグリ・スンビラン州の州都セレンバンの治安状況

ヌグリ・スンビラン州はマレー半島西海岸の中南部に位置し、首都クアラルンプールやスランゴール州の南側にあります。

また、クアラルンプール市民の隠れ家的なリゾート地に、ポート ディクソンがあります。

州都のセレンバンは、クアラルンプールから車で1時間圏内のマラッカへ向かう途中にある昔のミナンカバウ建築が立ち並ぶ街です。

女性の買い物客が多いだけに、治安はマレーシア国内でも良い方だといえます。

公共の交通機関が発達していない小さな街なので、観光客を狙った犯罪は少ないですが、夜間の外出には注意が必要です。

パハン州の州都クアンタンの治安状況

パハン州はマレー半島の中央部に位置し、街の中にブルーのモスクがあります。

州都のクアンタンは、周辺に多くのビーチがあり、マレーシアのなかでは比較的治安が良い方です。

それでも、スリ・置き引き・ひったくり・強盗などが多く発生しています。

貴重品はしっかりと身につけ荷物は体から離さない、人目の少ないところや夜間の外出はしないなどの注意が必要です。

プルリス州の州都カンガーの治安状況

マレーシアのマレー半島西海岸北端部に位置し、北側はタイとの国境になっています。

マレーシア有数の米作地帯や沿岸部では漁業が盛んな地域で、交通の便が悪く州の中の移動は不便です。

州都のカンガーはマレーシアの州都の中で最も小さい州都で、古い店と新しい店とが混在している街です。

田園地帯で観光スポットもないため、観光客もほどんどないため普通に気を付けていれば問題ないのどかな街といえるでしょう。

ペラ州の州都イポーの治安状況

ペラ州はマレーシアのマレー半島西海岸北部に位置し、人口の7割近くが中華系住民で占められています。

州都イポーは、キンタ渓谷で錫の鉱脈で発展し「億万長者の街」と呼ばれてきましたが、現在は「美食の街」として人気のエリアです。

最近では、映画「セカンドバージン」のロケ地として話題になりました。

イポーの治安は、あまり良い方ではないため、ひったくりなどの軽犯罪には注意が必要です。

人通りの少ない場所での一人歩きや、夜間の外出は十分注意してください。

マレーシアの治安:地域の特色・治安・注意点-ボルネオ島2州-

サバ州の治安そのものは良好なのですが、懸念されているのは外国人武装集団による襲撃です。

外務省による渡航中止勧告は、外国人観光客を含めた死者が発生する事態が生じたためです。

根本的な原因の領土問題が未解決なので、いつまた同様の事件が発生するかわからない状態であるといえます。

サバ州の州都コタキナバルの治安状況

サバ州はマレーシアで2番目に大きな州で、自然豊かな観光スポットが多い地域です。

ボルネオ観光の出発地でもあるため、世界各地から多くの観光客が集まります。

ただし、他の州との行き来にパスポートが必要で、外国人だけでなくマレーシア人も“入サバ・出サバ”審査があります。

州都のコタキナバルは、東マレーシア最大の都市で渡航禁止の区域から離れているため、自然が豊富でのんびりとした気分を味わえます。

比較的治安は良いといえますが、人が集まる所としての注意は必要です。

サバ州の中でも東側の島や周辺海域と一部のサバ州東海岸は、武装勢力による活動が活発な地域ですので、決して近づかないようにしましょう。

このあたりはフィリピン国境が近く、領有権問題でフィリピンの武装集団による占拠事件等が定期的に発生している地域です。

コタキナバルの最新情報や防犯上の心構えが、日本の在コタキナバル領事事務所から出ていますので、安全情報をチェックすることをオススメします。

サラワク州の州都クチンの治安状況

サラワク州はボルネオ島北西部に位置し、総面積の半数以上が原生林で国立公園が多く存在するマレーシア最大の面積を誇ります。

州都のクチンは東マレーシアの空の玄関口といわれ、マレーシアでは猫の街として有名です。

小さな街で観光客はそれほど多くないため、観光客を狙った犯罪は少なく比較的穏やかで治安がいい地域なので、最低限の注意は心がけましょう。

マレーシアの治安:地域の特色・治安・注意点-マレーシア連邦直轄領-


連邦直轄領 は、マレーシア連邦政府が直接統治をしている地域で、首都KL・租税回避地ラブアン・行政都市プトラジャヤの3つで構成されています。

マレーシアの首都・クアラルンプールの治安状況

クアラルンプール(KL)は、マレーシア・マレー半島西海岸にある都市で、マレーシアの首都であり連邦直轄領です。

クアラルンプールは人が多く集まる分、危険に出会う確率も高くなります。

クアラルンプール内で、とりわけ治安が悪い地域といわれている地域としては

●ブキッ・ビンタン地区

●ブキッ・ナナス地区

●KLセントラル駅周辺地区

●チャイナタウン付近

大きな犯罪は起きませんが、すり・ひったくり・外国人狙いの賭博詐欺などが多く発生しますが、基本的な注意さえしておけば防げるレベルの軽犯罪です。

特に観光者は狙われやすく、路地裏や夜の外出には注意が必要です。

2016年:マレーシア国内で初めてISILによる事件が首都・クアラルンプールのショッピングモールで発生しています。

クアラルンプールで邦人が巻き込まれる犯罪やデモ・感染症等が発生すると、現地大使館より注意勧告がでますので、常に最新の治安情報確認を怠らないようにしましょう。

行政上の中心都市・プトラジャヤの治安状況

プトラジャヤは、マレー半島西海岸にある行政新首都の連邦直轄領で、クアラルンプールと空港の中間に位置し、自然や文化が保護されていてマレーシアで一番美しい場所といわれています。

プトラジャヤはマレーシアの行政上の首都としての機能を果たしています。

行政都市プトラジャヤには多くの政府機関があり、最先端のインフラ整備が整えられている地域です。

住民の多くは、これらの国の重要機関や施設で働く職員や家族なので治安がとても良い地区です。

治安がいいこともあり外国人にも住みやすい環境で、欧米を始め世界各地から観光客も多く訪れています。

ボルネオ島北海岸にある島の租税回避地・ラブアンの治安状況

ラブアンはサバ州南シナ海の沖合に浮かぶ小さな島で、マレーシアの租税回避地でもある連邦直轄領です。

ラブアン島は、マレーシア政府が1997年の香港返還時期を狙って、香港の機能をラブアンへ移行させるために意図的に作り上げた地区といわれています。


ラブアン島は、 クアラルンプール・シンガポール・ジャカルタ・マニラなど周辺の主要都市からもほぼ等距離に位置しています。

ラブアンで法人を登記すると、アジアでは最低税率で節税対策が可能となるため、今や世界中から脚光を浴び始めている島となっています。

そんなラブアン島の治安は、クアラルンプールの街中を歩くよりも気楽に歩けて平和で安全そのものです。

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マレーシアの治安で滞在目的別の注意点

マレーシアに滞在する理由は人によって様々です。

滞在の目的によって、治安について注意するポイントは異なります。

目的に合わせた注意ポイントを解説していきましょう。

マレーシアの治安:観光旅行者は街頭犯罪の一番のターゲット

観光客は土地勘がないだけに、真っ先に街頭犯罪のターゲットになります。

ホテルのチェックアウト時や・レストランなどで、貴重品が入っているバックなどが一瞬の隙に置き引きされる事件が続出しているので注意が必要です。

決して隙を見せないこと、バックや携帯電話は肌身離さず、人の多い場所ではいつも以上に注意することが大切です。

マレーシアの治安:女の一人旅はひったくりの可能性が高い

特に女性の一人旅は危険が多いので、自分の知識や情報を過信せず治安が心配な場所には近づかないようにしましょう。

また、海外ではその土地に馴染む様な服装を心がけ、常に誰かに助けを求められる環境に身を置くようにしましょう。

東南アジアでアッパーカジュアル以上の服装をする場合は、必ずドアtoドアでタクシーや車を使うのが必須です。

またタクシーは、「配車アプリ」で探す方が主流となっています。

配車アプリは、料金が事前にわかり登録されている運転手なので、流しのタクシーより安全です。

・世界各地で使える配車アプリ『UBER』

・マレーシアのタクシー手配アプリ『MyTeksi』


マレーシアの治安:駐留はテロや街頭犯罪に気を付けて

仕事で駐在する場合は、会社側が住居や生活に必要な情報を提供することが多いので、日常的に困った出来事は起こりにくいといえます。

ただし、街頭犯罪やテロなどの危険は多く存在していますので、休日などで一人の自由行動をとる際は気を抜かないようにしましょう。

マレーシアの治安:留学生は怪しい誘いに乗ってはダメ

留学で現地に親しい友人ができても、怪しい誘いには決して乗らないようにしましょう。

マレーシアでは麻薬などの違法薬物に対する規制が非常に厳しく、最高刑は死刑となっています。

中身のわからないものを預かったり渡すことを引き受けて、違法行為に巻き込まれることがないよう慎重に行動しましょう。

マレーシアの治安:移住者は一軒家よりコンドミニアムに住むべき

マレーシアでの安全な暮らしには、住宅選びも重要です。

最低限の安全は、お金で買えます!

セキュリティが整備されているコンドミニアムは入り口に守衛がいますので、24時間体制の警備でより安全に日常生活ができます。

特に女性単身でのマレーシア生活や家族が一緒なら、多少家賃が高くなってもセキュリティ重視で選びましょう。

マレーシアの治安:子供は大人以上に危険

子どもは、大人以上に危険が及ぶ可能性が高いです。

特に、街灯の少ない暗い道ではトラブルに巻き込まれるリスクが高くなります。

慣れない土地での外出は、子どもから常に目を離さないようにしましょう。

マレーシアの治安で犯罪に巻き込まれないための心構え

マレーシアの犯罪は、基本的には日本と同じです。

海外で危険を防ぐためには、自身で警戒するのが一番の予防法です。

犯行メンバーは、外国人観光客をターゲットとしています。

マレーシアで、犯罪に巻き込まれないための心構えを意識して行動をしましょう。

●日中は人通りのない場所や暗い場所には行かない・夜の外出は特に注意する

●高価な物が見えないようにして常に荷物から目を離さない

●バッグは車道側に持たない・人混みではパックを前に抱えて歩く

●ズボンの後ろポケットに財布や携帯電話を入れない

●ATMでお金をおろす時は周りをよく見て番号入力は手で隠す

通常、旅行者がテロに巻き込まれる可能性は低いといわれていますが、常に正しい情報をチェックして「いつテロが発生してもおかしくない」危機意識を持ちながら行動することが大切です。

海外旅行には海外旅行保険の加入は必須

海外旅行では、海外旅行保険には必ず入っておきましょう。

アジア地域全体で見ると、日本人旅行者が遭うトラブルの大半が医療事故で占めています。

アジア圏で利用された海外旅行保険

●『治療・救援費用』・・・73.2%

●「携行品損害」・・・16.5%

●「旅行事故緊急費用」・・・8.8%

(ジェイアイ傷害火災保険の調査より)

マレーシアでの外国人旅行者は、基本的に私立病院を利用することになります。

マレーシアの医療水準は高くアメリカよりも安いのですが、医師による軽い診察だけで数万円かかります。

集中治療による入院では、一泊10万円の費用が必要だといわれています。

海外旅行保険では、医療事故のための『治療補償』、盗難被害のための『携行品損害』は必ず付加しておくようにしましょう。

犯罪に巻き込まれたときの緊急連絡先

安全なマレーシア滞在のためにも、緊急連絡先を確認しておきましょう。

トラブルに巻き込まれないために、日頃から「危機管理意識」と「適度な緊張感」を忘れずに!

【救急車・警察への連絡先】

●クアラルンプール:警察・救急車⇒999

●ペナン:警察・救急車⇒(04)99

●コタキナバル:警察ホットライン⇒(088)221-191

●コタキナバル:救急車⇒(088)250-555

●ジョホールバル:警察・救急車⇒(07)999

【在マレーシア日本大使館】

クアラルンプール:(03)2177-2600

ペナン:(04)226−3030

コタキナバル:(60)88−254-169

まとめ:マレーシアの安全は最新の正しい情報収集が最強の防犯対策!

マレーシアは、フィリピンとの領土問題を除けば、治安面では他の東南アジアに比べると良い方ですので、旅行者として最低限の警戒さえしておけば安全な国といえます。

それでも都市部では、昼夜問わず旅行者を狙ったスリやひったくり、置き引きなどの軽犯罪が多発しています。

金品の管理には十分に注意を払い、人通りの少ない道を歩かないように気を付けましょう。

リゾート地は、クアラルンプールなどの都市部より治安が良く、旅行者が最低限気を付けるべきことさえ守って行動すれば大丈夫です。

ただし、日本人旅行者を狙った軽犯罪は、少なからず発生しているので注意が必要です。

個人旅行であれ、ツアー旅行であれ海外での身の安全は自己責任です。

マレーシアの滞在は、常に最新の安全情報を確認しながら、危険度がレベル2以上のエリアには近づかないことが重要です。

海外では、日本の常識はほとんど通用しません。

人それぞれに、安全と危険の捉え方も違います。

それゆえに、最新の情報こそが自分の身を守る最大の防犯対策になります。

いくら注意をしていても、アクシデントやトラブルに遭う可能性はありえますので、危機感と緊張感を忘れない!それが海外旅行の鉄則です。

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