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ビジネスの場としてのシンガポール

シンガポールに拠点を移す企業は、年を追って増加しています。

なぜシンガポールはビジネスの場として選ばれるのでしょうか?

ビジネスの場としてのシンガポールの特徴について、見ていきましょう。

 

シンガポールは世界で最も起業しやすい国

シンガポールは世界で最も起業しやすい国のひとつと言われ、GoogleFacebookなど、多くのグローバル企業が支社を置いている国でもあります。

この数年でも、スタートアップに関連する国際的なイベントも数多く開催されています。

 

世界の企業が東南アジア地域の本拠地として選ぶ国のランキング

出典: KPMG「The case for a Hong Kong RHQ tax incentive」2017年10月

(Ranking of top Asian locations for regional headquarters of top 100 technology MNCs in Forbes 2017 Global 2000)

 

アジアのイノベーションランキング

出典: コーネル大学、INSEAD、世界知的所有権機関「Global Innovation Index(2019年)」(「アジア経済ランキング」)

 

必然的に、シンガポールには多くの日本企業が進出していて、日本人も多く滞在しています。

 

シンガポールには日系企業も多く日本人の移住者も多い

シンガポールは東京23区と同じ広さの約716平方キロメートルの中に、

531万人が暮らしています。

人口密度で言うならば、東京23区の約半分でしかありません。

 

そしてこの531万人の中に日本人は3万人弱、

つまり200人に1人は日本人なのです。

また、日系の企業は2013年の時点で1,100社以上

非常に多くを占めています。

 
日本人が多く日系企業も多いので、

シンガポールで事業を始める際に、

先例が少なくて分からないといった状況はほとんどあり得ません。

 

通信環境の良さ

また、インターネットなどが発達した現在において、

シンガポールも通信産業が非常に発達しており、

日本との連絡などで不便を感じることはないでしょう。

 

時差も1時間ですので、

営業時間がほとんど日本と変わらないのも大きな特徴です。

英語が通じること

シンガポールの国語はマレー語ですが、

公用語は英語と中国語とマレー語の三つがあり、

ほとんどの人が学校で英語を習い、

ビジネスの分野でも流暢に使いこなしています。

英語が使えるならば、シンガポールにおいても即戦力があるのです。

 ハブ化国家

羽田空港や関西空港など、

その空港を拠点として他の都市に移動する「ハブ化空港」が増えています。

 

ですが、シンガポールは空港だけでなく、

国全体をハブ化する戦略をとっているのです。

 

シンガポールをビジネスの拠点として、東南アジアの都市に移動したり、

中国やインドなどにも足を延ばすことが定着してきました。

市場の拡大をインドにまで見据えた企業なら、シンガポールを抜きにして事業促進は不可能とも言えるのです。

シンガポールはアジア全域に関連するビジネスにとっても、世界各地域から「ハブ」的な立ち位置を獲得していると言えます。

GDPの多さ

2012年度のシンガポールの国民一人当たりのGDPは

52,051アメリカドルと、日本を抜いて世界第9位につけています。

 

英語が使え、国家全体がハブ化したシンガポールには、

多くの企業が進出し、

シンガポールのビジネスそして経済を発展させているのです。

 

シンガポールにある約7,000の多国籍企業のうち実に6割が、

シンガポールを本社に据えているのも

このメリットを最大限に活用するためなのです。

 

香港は中国の玄関口と評されますが、

シンガポールは中国、東南アジア、インド全ての玄関口になっています。

 

立地、言語、通信など全てがバランスよく揃ったシンガポールでは、今!アジアのシリコンバレーを目指してスタートアップに力を入れています。

シンガポールを中心にしたスタートアップが熱い!

シンガポールは建国後わずか30年ほどで、1人当たりのGDPが世界10位となるほど急速に経済を発展させました。

そのため、「スタートアップ国家」と言われる国でもあります。

その背景には、2つの特徴的な政策がありました。

  1. 優秀な人材や企業を海外から誘致して起業家やスタートアップの支援・投資を行った
  2. NUSなどの国内主要大学が起業活動を促進・啓蒙した

 

2020年:スタートアップエコシステムランキング・・・・・世界17位:シンガポール

 

シンガポールでは、

  • 政府が、起業家への助成金や特許の商業化サポートなど、スタートアップ支援
  • NUSなどの国内主要大学が、インキュベーション施設を積極的に運営

コワーキングスペースも多数あり、スタートアップ・フリーランス・大手企業のチームなどが利用しています。

 

さらに、スタートアップ向けに

  • 「起業家支援」
  • 「新規技術の商業化支援」
  • 「スタートアップへの融資」
  • 「起業スペースの支援」

など、スタートアップを支援する広い範囲のサポートサービスが提供されているのが特徴です。

 

シンガポールのスタートアップ環境が見れる動画!

 

”すべての国民に保障された基本的生活水準を!”をもとに、起業家精神を擁護していくというシンガポールの考え方はとても魅力的。

実はシンガポールが、スタートアップエコシステムに着手し始めて、まだ10年程しかたっていない。

シリコンバレーが世界一の地位を築くまでに何十年もかかったことを思えば、世界17位にランクインするのはスゴイことです。

シンガポールには、夢を追うための大きな環境があるといっていいでしょう。