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ベトナムの生活(費用・水準・情報・環境)など徹底解説!

ベトナム 生活   354 Views

ベトナムでの生活は、日本ではあり得ないことばかりです。しかしそのような違いはまた、ベトナムの魅力のひとつともいえるでしょう。

ベトナムは日本と比べると物価が安く、日本人の給料があればベトナムでの生活に困ることはありません。ー

ベトナムでの生活はびっくりすることも多いですが、あらかじめ知っておくことでそのストレスを和らげベトナムでの生活を楽しめるようになります。

そこで今回は、ベトナムで移住を考えている人に向けてベトナムでの生活について次のような点を解説します。

  • ベトナムと日本の生活の違い
  • ベトナムでかかる日本人の生活費
  • ベトナムでの日本人の生活
  • ベトナム人の給与と生活水準
  • ベトナム人の生活スタイルと文化

この記事を読めば、「ベトナムで生活することができる」と確信できるようになります。

ぜひ最後までお読みください。

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Contents

日本とベトナムの生活習慣の違い

日本とベトナムは生活習慣が似ているところもありますが、実際にベトナムで生活してみるとその違いに驚かされます。

ベトナム人にとってはその生活習慣が当たり前なので、日本人となぜ違うのが不思議でならないようです。

そんな生活習慣の違いをいくつか違いますので、ベトナムに移住する前に頭に入れておきましょう。

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日本とベトナムの生活習慣の違い 活動時間

ベトナムは日本よりも朝が早く活動を始め、夜は早く終えます。

日本では基本的に会社は9時-17時ですが、それに加えて仕事が終わらなければ残業をするのが普通です。

そんな生活スタイルに合わせてか最近は見直されているとはいえ、24時間営業のコンビニやレストランが日本にはたくさんあります。

一方ベトナムは朝が早く基本的に朝8時から始まります。学校などは7時から始まるところもあります。

ベトナム人は夜仕事が残っていたとしても残業をしない人がほとんどで、家族で一緒に夕飯を食べます。

ベトナムの都市部では夜まで営業している店が増えてきていますが、それでも0時前には営業を終えます。ほとんどの店は遅くても21時前に店を閉めてしまいます。

日本とベトナムの生活習慣の違い 交通

日本が車社会であるのに対し、ベトナムはバイクが交通の8割以上を占めています。このようにバイクはベトナムの生活にかなり密着しています。

ベトナムでも車が増えてきているとはいえ、まだまだ庶民のベトナム人からしたら費用が高くとても手が届きません。

逆にバイクの普及率は非常に高く、若い人から老人まで男女問わず自分のバイクを持っています。

なおベトナムのバイク状況については、「ベトナムのバイクについて免許・タクシー・レンタル・乗り方などすべてを徹底解説!」で詳しく解説していますので、あわせてお読みください。

またベトナムの交通は日本と逆で、右側通行となっています。そして信号が赤になっても右折はすることができます。

ベトナムの信号はカウントダウンになっていて、赤になると青になるまでの秒数が表示されるので交通を利用している人にとってとても便利です。

日本とベトナムの生活習慣の違い お風呂

日本はどの家庭でも湯船がありますが、ベトナムはほとんどがシャワーだけです。

もちろん公共の銭湯や温泉で、人前で裸で湯船に浸かるという習慣はありません。

日本とベトナムの生活習慣の違い 生活必需品

日本は洗濯機、冷蔵庫、クーラーは生活必需品に入りますが、ベトナムではそれらを持っているのは中流階級以上の人たちだけです。

多くの貧しい人たち、特に地方人たちは手洗いで洗濯をし、暑い夏でも扇風機だけで過ごし、冷蔵庫はないのでその日のものはその日に食べきります。

日本とベトナムの生活習慣の違い 服装

ベトナム人は日本人のように服装に気を使いません。

明らかに偽物であることがわかるブランドのロゴが入った服を堂々ときますし、夜はパジャマのまま外に出かける人も少なくありません。暑い日は上半身裸の男性もよく見かけます。

またベトナム人は寒さに弱く、ハノイなどの北部では冬が訪れますが、気温が20度を下回るとダウンジャケットを着だし、10度を下回ると学校などが休みになります。

ちなみにベトナムはアオザイのイメージが強いかもしれませんが、日本人がいつも着物を着ていないのと同様に、ベトナム人もアオザイは普段の生活ではほとんど着ていません。

日本とベトナムの生活習慣の違い トイレ

ベトナムは日本と同じで洋式便所が主流ですが、トイレにはたいてい小型のシャワーがついています。

このシャワーは手動のウオシュレットで、ベトナム人は使用後そのシャワーで上手に洗い流します。

都市部ではトイレットペーパーを水に流せるトイレが増えていますが、基本的にはトイレットペーパーは横に備え付けてあるゴミ箱に捨てることになっています。

また日本と違い、トイレとお風呂場(シャワーのみ)をセパレートしているところはほとんどありません。

日本とベトナムの生活習慣の違い 睡眠

睡眠を削って仕事をする日本人と違い、ベトナム人は睡眠時間をとても大切にします。

仕事でも昼寝時間があるのは当たり前で、男女問わず昼食後はどこでも眠りにつきます。

また夜眠りを失うのを最も恐れていて、午後になるとカフェインの入っている緑茶やコーヒーを飲みたがらない人もたくさんいます。

中には午前中から「緑茶やコーヒーは絶対に飲まない」、と言う人もいて「カフェインは8時間もすれば効力がなくなる」といってもなかなか信じてもらえません。

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ベトナムでかかる日本人の生活費

ベトナムの生活費はとても安いというイメージがあるかもしれませんが、実際のところどうなのでしょうか。

これは生活スタイルによって違いが生じてきますので、一概に「月これくらいで生活することができる」と言い切ることはできません。

そこでここでは日本での生活費と比べて、どれくらいの割合でベトナムで生活できるかを解説します。

ベトナムでかかる日本人の生活費 家賃

日本人がベトナムの首都で生活する際の家賃は、東京での家賃の1/3程度で暮らすことができます。

家賃は400ドル〜1,000ドルが相場ですが、この中に家具や家電なども含まれていますので、実質の家賃はさらに安く生活することができます。

ベトナムで家を借りたい人は、まず次のような家のタイプの選択をする必要があります。

  • サービスアパートメント(家具・家電・インターネット代・水代・食器・ルームサービス付)
  • 家具家電付きマンション
  • 家具家電無マンション

これらの家のタイプはを何にするかで、生活費がだいぶ変わってきます。

同じ400ドルを払うにしても、サービスアパートメントならワンルームの小さなマンションしか住むことができませんが、家具家電なしマンションにすれば3LDKの大きなマンションに住むこともできます。

ベトナムに半年から1年くらいしか滞在しない予定なら、サービスアパートメントか、家具家電付きマンションの方がいいですが、2年以上住むなら家具家電を買ってしまい、家具家電なしマンションに住んだ方がコストパフォーマンスがいいといえるでしょう。

ベトナムでかかる日本人の生活費 光熱費

ベトナムでかかる光熱費は、日本の1/3以下です。ベトナムは都市ガスが整備されていませんので、ほとんどがオール電化です。

それで夏場にクーラーを一日中つけっぱなしにしていても、5,000円以下で過ごすことができますが、この料金にガス代は加わりません。

ただベトナムは住む場所によって、電気代が大きく変わります。また大家さんやビルの管理人が料金を上乗せしていることもあります。

電気代は必ず請求書をチェックし、電気料金単価を確認し、その単価通りに請求しているかどうかも確認しておきましょう。

また上下水道も日本と比べると1/3程度の値段になりますが、日本のように水道水を直接飲むことはできませんので、ミネラルウォーターを買うことになります。

もしミネラルウォーターを買うのが面倒なら、逆浸透膜浄水器のような高性能の浄水器を買ってください。

ベトナムでかかる日本人の生活費 食費

ベトナムでかかる食費は、意外ですが日本とあまり変わりません。しかし節約次第で日本の1/3程度まで食費を安くすることができます。

ベトナムではパン、お米、野菜、果物、ビールなどは日本の1/3以下の値段で購入できますが、その他肉、魚、乳製品などは日本とほとんど変わらない値段になっています。

またベトナムの野菜や果物は農薬が強く、禁煙では無農薬の野菜を取り扱った店が増え始めていますが、値段は倍近くします。

さらに味噌や醤油など日本の調味料や食材はベトナムで買うことはできますが、日本の倍以上の値段がします。

外食もベトナム人向けのベトナム料理だけを食べていれば1/3以下ですが、外国人向けのレストランに行けば、日本とあまり変わらない値段になってしまいます。

このようにベトナムではベトナム人の食生活と同じようにしていれば、食費を1/3以下に落とすのはやさしいいことですが、日本料理を中心にするなら日本とあまり変わらない生活費となってしまいます。

ベトナムでかかる日本人の生活費 交通費

ベトナムでかかる交通費は、「バイクを購入するかタクシーを利用するか」でだいぶ変わります。

バイクを一度購入すれば、車のような維持費はかかりませんし、ガソリン代は日本の2/3程度ですので交通費は日本での生活費と比べてかなり安くなるでしょう。

しかし日本人の多くがしているように、交通をタクシー中心にしているなら月々5,000円から10,000円程度かかってしまいます。

なおバイクの免許の取り方や乗り方などは「ベトナムのバイクについて免許・タクシー・レンタル・乗り方などすべてを徹底解説!」で詳しく解説していますので、あわせてお読みください。

またタクシーの費用や上手に利用する方法については、「ベトナムのタクシーは安くて便利!料金相場や安全な会社などを紹介!」で解説しています。

ベトナムでかかる日本人の生活費 医療費・保険

ベトナムでかかる医療費は基本的に保険で全てまかなうことができます。逆に保険がないと恐ろしい額の料金を請求されることがありますので、必ず加入しておきましょう。

日本の医療保険は入院費などをまかなうものが普通ですが、海外旅行保険に加入していれば、通院費や薬代はもちろん、現地までのタクシーにかかる値段も請求することができますので、医療費は実質ゼロになるでしょう。

保険代は会社が払ってくれれば問題ありませんが、なければ自分で海外旅行傷害保険に加入しておく必要があります。

ベトナムでかかる日本人の生活費 ビザ・帰国費用

ベトナムでの生活費の中に、ビザ代や帰国費用を含めることを忘れないようにしてください

なぜならベトナムに長期滞在する人にとって、これらの費用は必ずかかるものだからです。

これらの費用を含めないで「ベトナムの生活費は安い」と思っていると、知らない間にお金がどんどん減ることになるでしょう。

ベトナムに長期滞在しているなら、日本に年に1回や2回は帰ることになるはずですので、これらの費用も生活費として月単位に割って計算しておくべきです。

以下がベトナムから日本への帰国費用の大まかな相場です。LCCにするか普通の航空券にするかでだいぶ変わります。

  • LCC往復ホーチミン↔︎東京:15,000〜20,000円/人
  • 格安航空券往復ホーチミン↔︎東京:45,000〜60,000円/人
  • 航空券(通常)ホーチミン↔︎東京:80,000〜100,000円/人

これらにかかった金額とビザの料金を月々で割れば、月単位の帰国費を算出することができますので生活費に加算しておきましょう。

ベトナムでかかる日本人の生活費 チップ

ベトナムはチップの文化はありませんので、この料金は基本的に生活費に含める必要はないでしょう。

しかし時と場合によってはチップを渡したほうがいいばいがあります。詳しくは、「ベトナムはチップが必要か。スマートに渡す方法も解説!」で詳しく解説していますので、あわせてお読みください。

ベトナムで1ヶ月生活するのにどれくらいかかるか

 ベトナムの1ヶ月の生活費は上手に節約すれば、一人当たり5万円以下で生活することができますが、日本と変わらない生活をしていれば日本と変わらない生活費になるでしょう。

ベトナムは物価が安いので、節約しようと思えばいくらでも節約できます。

しかし外国人であるゆえに余計な生活費の出費がかかることもありますし、外国に暮らすことのストレス発散のために、日本では使わなかったようなお金を使うこともあります。

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ベトナムでの日本人の生活

実際にベトナムでの生活はどのようなものとなるのでしょうか。

これは単身で行くか、家族で行くか、リタイヤ後に行くか、学生としていくかで答えは変わります。

ここではそれぞれの立場のおすすめな生活の仕方を解説します。

ベトナムでの日本人の生活 単身赴任

ベトナムで単身赴任をするなら、サービスアパートメントに住むことをおすすめします。

家具や家電は揃っているのはもちろんですが、週に数回の清掃やベッドシーツの交換もしてくれますので、ホテルのように気軽に生活することができますし、余計な荷物を買わなくても良くなりますので、日本に撤退するときにスムーズに国に帰ることができます。

もし月に2,000ドル〜3,000ドルの家賃を払えば、それらに加えて朝食も付く豪華マンションで生活できますので、忙しいビジネスマンにはぴったりです。

家事は人並みにできるという男性でも、ベトナムでの生活は日本での生活のように思い通りに行きません。

何をするにも最初は時間がかかりますので、お金をかけてもできるだけストレスの少ない生活をするほうが良いでしょう。

また日本人はベトナム料理が好きな人が多いとはいえ、やはりベトナムで生活して毎日ベトナム料理を食べるとすぐに飽きてしまいます。

少し値段はかかりますが、日本料理のレストランや居酒屋などに行って日頃の疲れを癒してみてください。

ベトナムでの日本人の生活 家族

家族を連れてベトナムで生活する予定なら、家賃は惜しまないでおくことをおすすめします。

ベトナムの路上は綺麗とはいえず、都市部は騒音がひどいので外を歩いているだけでストレスが溜まります。できれば家族は高層マンションに住ませてあげましょう。

高層マンションの多くはスーパーがついていますが、このスーパーがどれほどの大きさかも事前に確認しておくことが大事です。

ベトナムでの日本人の生活 リタイア

ベトナムはリタイア組が生活をするのは厳しい環境であるといえます。

まずタイやマレーシアのようなリタイアメントビザの制度はないので、ベトナムで仕事をしておかないと長期滞在のためのビザが非常にとりにくい環境にあります。

リタイア後にベトナムで日本語教師の仕事をしている人も時々いますが、生徒に慕われ、やりがいはあるものの週6日で月々の給料は1,000ドル程度と給料は非常に安く、ほとんどの人は長続きしません。

3ヶ月の観光ビザでベトナムにつなげて生活することもできますが、3ヶ月毎に国外に出る必要があるので毎日の生活も大変です。

もしリタイア後に物価の安い海外のどこかに住みたい、と思っているだけならベトナムよりも、タイやマレーシアをおすすめします。

ベトナムでの日本人の生活 学校

日本の外国語大学の学生が交換留学などで、ベトナムに訪れる人もいらっしゃいます。

学生であれば日本語講師としてバイトをすることもできます。ただ娯楽の少ない国ですので、学業以外の遊びに関して退屈してしまうかもしれません。

また駐在員の家族として、お子さんと一緒に来られる方は学業の面で心配する必要はないでしょう。

ハノイやホーチミンには日系の学校があり、日本と同じカリキュラムを受けることができるからです。

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ベトナム人の給与と生活水準

ベトナム人の生活水準は年々上がってきていますが、日本人と比べるとまだまだ貧しい生活をしている人がたくさんいます。

一方で日本人がびっくりするような、贅沢な生活をしているベトナム人もいます。

それぞれのタイプのベトナム人の生活水準や生活スタイルについて解説していきます。

ベトナム人の給与と生活水準 庶民

ハノイやホーチミンで暮らすベトナム人庶民の月給は、およそ20,000円〜50,000円です。

彼らは車こそ持つことはできませんが、最新のスマホやバイクを乗り回すことができています。

しかし住んでいる家は古くて綺麗とはいえず、海外旅行はもちろん国内旅行などもほとんど行くことができません。

多くの庶民のベトナム人は教育にお金を惜しまず、子供達が立派な仕事についたり日本に行ってお金を稼いでくれたりしてくれることを目指しています。

ベトナム人は早くから結婚し、すぐに子供を産むことを求められますが、子供が生まれても両親は毎日仕事に出かけるため、子供は祖母が世話をするのが普通です。

ベトナム人の給与と生活水準 貧困層

一方で月収が20,000円以下の貧しいベトナム人たちもたくさんいます。彼らの生活は仕事だけと行っても過言ではありません。

仕事は路上で野菜や果物を売ったり、食堂を経営したり、警備員やスーパーで働いていたりします。

彼らはテトの期間中以外は休日は基本的になく、朝早く仕事を始め夜は帰って寝るだけという生活パターンを繰り返しています。

地方では農業や漁業などを営んでいる人もいますが、生活は苦しく水道は通っていなく、電気も夜はほとんどつかないという家庭も珍しくありません。

彼らは成人した子供たちの仕送りに頼っています。親族からお金を借り集めて台湾や韓国、または日本などに出稼ぎに行かせている人もいます。

そんな彼らもバイクやスマホなどは持っていることは多いのですが、月収20,000円程度でなぜ10万以上するスマホや携帯を持てるのか不思議なところです。

ベトナム人の給与と生活水準 中間層・富裕層

月収80,000円〜100,000円以上もらっているベトナムの中間層や月収200,000円〜400,000円以上もらっているの富裕層も都市部でかなり増えてきました。

これらの人たちは日本などの外国帰りのベトナム人も多いですが、ベトナムででの生活だけで起業に成功している人も少なくありません。

このような中間層・富裕層が増え続けていますので、経済的なチャンスはいたるところにあり、多少の経営知識があるベトナム人がベトナムで企業を始めれば成功する確率はかなり高いと言えるでしょう。

彼らは不動産投資などもしますが、ベトナムの土地の値段はどんどん上がっていますし、マンションを建てればすぐに借り手、買い手が現れますので、不動産を購入すればほぼ間違いなくお金が増え続けます。

彼らは子供達に英才教育を施し、車を買い、日本人でもためらうような買い物や食事をしている人もいます。

ベトナム人の給与と生活水準 超富裕層

英不動産サービスのナイト・フランクが毎年発表している「ウェルス・レポート」によると、純資産が3000万ドル(およそ34億円)以上の超富裕層のベトナム人は現在150人以上いて、毎年10%以上増え続けています。

この超富裕層の増加率は世界トップレベルで、今後も増え続けていくことが予想されています。

そんな彼らの生活は非常に豪華で高級車を乗り回し、不動産を何件も所有しています。

日本料理も非常に人気で、1食1万円以上する高級日本料理のお客のほとんどはベトナム人であるところを見ると、ベトナム人の富裕層が増えていることを実感します。

ベトナム人の給与と生活水準 日本人の生活との比較

 このようにベトナム人の生活水準と日本人の生活水準を比較すると、経済格差の違いを感じます。

ベトナムでの貧しい人たちは、日本では考えられないような貧しい生活をしている一方、日本人でもできないような豪華な暮らしをしているベトナム人はたくさんいます。

ベトナム社会主義共和国という国名にある通り、ベトナムでは表向きには資本主義経済をとっていません。

かつてマルクスが、「資本主義は貧富の格差を広げるだけ」と言ったものの他の国がそうであるようにやはりベトナムでも貧富の差は広がっています。これは1986年のドイモイ政策後に顕著に現れました。

しかしこのように貧富の差が広がっているのは事実ですが、庶民の人たちの生活レベルが上がっているのも事実です。

今後ますます日本の生活レベルとベトナムの生活レベルの差は縮まっていくことでしょう。

ベトナムで生活をするということは、そのような発展を間近で観察することができるということです。

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ベトナム人の生活スタイルと文化

最後にベトナム人の生活をベトナムの文化の観点から解説していきたいと思います。

ベトナム人の生活スタイルは、日本人ではあり得ないようなことが当たり前になっていることが多々あります。

そんなベトナム人が「普通」としている生活スタイルを、いくつかご紹介しましょう。

ベトナム人の生活スタイルと文化 家族が大事

ベトナム人はとにかく、家族を大事にします。そしてこの場合の家族とは親戚までもが含まれます。

それでベトナム人は家族と夕飯を一緒に食べるために、仕事が残っていても残業はしませんし、家族(親族)の紹介で仕事や結婚が決まるということも少なくありません。

子供は子供で親をとても大切にしていて、日本人からしたらマザコンと思ってしまうレベルで母親を大切にします。

一方で子育てに関してはベトナム人は愛情は時間よりもお金と考えている人が多く、小さな子供を両親に預けて都市部や外国に働きに出かける人も多くいます。

日本人だと少し親を恨んでいる人もいそうな環境ですが、ベトナムの子供達は親をとても尊敬していて、成人したら親たちに仕送りをし、定期的に故郷に帰って家族(親族)団欒を楽しみます。

ベトナム人の生活スタイルと文化 結婚と出産が大事

ベトナム人は結婚と出産は何よりも大切にしています。

会話の中心も結婚に関することがとても多く、初対面でも「付き合っている人はいるか」「結婚している人はいるか」「子供はいるか、いないなら何人か」などといった質問をしてきます。

社会人になって結婚をしていないと、親や親族が非常に圧力をかけてくるようで、結婚したらしたですぐに子供を生むように強制され、子供が1人産まれたとしても、「2人目はいつか」と聞かれるようです。

結婚して子供がすぐに生まれないと、「病院に行け」と急かされるようで、結婚をしてもとにかく出産の圧力をかけられます。

現在ではベトナムはふたりっ子政策が実施されていますが、それまでは10人近くの子供を産んでいる家庭も少なくありませんでした。

離婚してでも結婚?

ベトナムでは離婚率の高さが深刻な問題となっていますが、親族はそれでも結婚を望んでいます。

結婚があまりにも圧力になるため、ベトナムでは不思議なビジネスが成功しています。

それは「代理結婚式」で、結婚をしたくない、あるいはできない若者が代理結婚式の会社にお願いすると、代理の花嫁を用意して結婚式をしてくれるというシステムです。

親族はとりあえず結婚すれば満足するので、その後離婚したことにすれば、それはそれでいいようです。

またベトナムでは結婚してすぐに離婚する人が非常に増えているので、婚約したカップルが婚姻届の前に結婚式を開いて親族を招待することも少なくありません。

結婚式を挙げて1年経って結婚が生活を続けられそうなら、正式に結婚届けを出しますが、合わないならそのまま婚姻届を出すことなく別れます。

たとえ別れることになったとしても、親族には結婚式に招待できましたので、結婚をしろという圧力からは逃れられるようです。

ベトナム人の生活スタイルと文化 年長者が大事

ベトナム人は日々の生活の中で年長者を非常に大切にします。

バスでは若者が年配者にすぐに席を譲りますし、年長の方を敬う言葉を使います。

おじさんが小言を言っても若いベトナム人たちは、敬意を払って耳を傾けます。

またベトナム人は先生にとても敬意を払い、先生の言うことをきちんと聞き、道端で会ったら挨拶をします。

このような日本では忘れられてしまったような大事な文化が、いまだにベトナムの生活では大切にされているというのはベトナムの魅力の一つです。

ベトナム人の生活スタイルと文化 宗教

 ベトナム人の宗教に関する見方は日本人と少し似ています。

国教は日本と同じ仏教で多くの人が仏教徒と言いますが、熱心な信者はわずかで日々の生活にはほとんど影響しません。

しかし葬式の時となると仏教の行事が盛んに行われるようになります。

特にベトナム人は祖先を大切にしていますので、各家庭には祖先を祭った神棚のようなものがあります。

またお店には商売繁盛のために祀られている神棚が必ずあります。お金に対する関心は非常に高いので、より多くのお金をもらえるために偽のお金を焼く儀式もあります。

このように葬式や商売繁盛交通安全などの儀式はあるものの、実際の生活に関係するような信仰心がある人はあまりいないと言うのは日本人ととてもよく似ています。

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【まとめ】ベトナムに移住するならベトナムの生活について知っておこう

今回はベトナムの生活について解説しました。

  • ベトナムは時間の感覚や生活習慣が日本と全然違います。
  • ベトナムは節約しようとすればいくらでも節約できますが、日本と同じ生活スタイルなら、生活費も同じようにかかります。
  • ベトナムでストレスが溜まらないように家賃や生活費を節約しすぎないようにしましょう。
  • ベトナム人は月収2万円以下で生活している人が多い一方、何十億という資産を持って生活している人も増え続けています。
  • ベトナム人は家族、結婚、出産を大事にします。

ベトナムの生活は魅力がいっぱいですが、それはベトナム人の生活を知っておくとより興味深いものとなります。

せっかくベトナムに生活するなら、その状況を楽しめるようにしておきましょう。

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