
オーストラリアのチョコレート消費量は世界的に見ても高く、4週間で68.4%のオーストラリア人がチョコレートを口にしています。
イースターはキリスト教のお祝い事で、チョコレートが主役の1つです。
スーパーマーケットで売っているチョコレート菓子のほとんどがオーストラリアの2大チョコレート会社Arnott’s(アーノッツ)とCadbury(キャドバリ―)から製造販売されている商品です。
チョコバーは風味や口に含んだ際の感触など、バリエーションあふれた持ち運びもできる手軽なチョコレートです。
オーストラリアの雄大な自然からとれる原材料をもとに、各州の特産品を組み合わせたオリジナリティあふれる商品を製造・販売しているチョコレートファクトリーがオーストラリアには点在しています。
以下、オーストラリアのチョコレートについて、人気のチョコレートバーとその特徴や、プレゼントやお土産におすすめなチョコレートボックス、オーストラリア各州のチョコレートファクトリーと取扱商品、ツアー情報などを詳しくご紹介していきます。
Contents
- 1 68.4%のオーストラリア人が4週間に1回はチョコレートを口にする
- 2 オーストラリアのイースターとチョコレート
- 3 オーストラリアの二大チョコレート会社
- 4 スーパーマーケットで買えるチョコレートバーを人気順にご紹介
- 4.1 Cadbury 50g bar(キャドバリー)
- 4.2 Kit Kat(キットカット)
- 4.3 Cherry Ripe(チェリーライプ)
- 4.4 Mars Bar(マーズ バー)
- 4.5 Snickers(スニッカーズ)
- 4.6 Freddo Frog (フレッドーフロッグ)
- 4.7 Crunchie(クランチー)
- 4.8 Turkish Delight(ターキッシュディライト)
- 4.9 Boost (ブースト)
- 4.10 Caramello Koala(カラメロコアラ)
- 4.11 Flake(フレーク)
- 4.12 Picnic (ピクニック)
- 4.13 Bounty(バウンティ)
- 4.14 Twirl (トワール)
- 5 スーパーマーケットで買える人気のチョコレートボックス
- 6 オーストラリア各地のおすすめブランドチョコレート
- 6.1 Pana Chocolate(VIC)
- 6.2 Yarra Valley Chocolaterie & Ice Creamery(Yarra Glen, VIC)
- 6.3 Bright Chocolate( VIC)
- 6.4 Haigh's Chocolates( Adelaide, SA)
- 6.5 Zokoko(Emu Heights NSW)
- 6.6 Bahen & Co(Margaret River, WA)
- 6.7 Margaret River Chocolate Company( WA)
- 6.8 Charley's Chocolate Factory(Mission Beach, QLD)
- 6.9 388, El Arish Mission Beach Rd, QLD 4852
- 6.10 Daintree estate(QLD)
- 7 オーストラリアから日本にチョコレートをもって帰る方法
- 8 まとめ
68.4%のオーストラリア人が4週間に1回はチョコレートを口にする
2017年のRoy Morganのリサーチにて、14歳以上のオーストラリア人1350万人が4週間のうちに何らかのチョコレートを口にしているという結果が出ました。
これはオーストラリアの総人口の68.4%にあたります。
オーストラリアのチョコレート市場は2019年現在で年間約30億ドル、2023年までに43億ドル以上に成長すると予測されています。
オーストラリアのイースターとチョコレート
キリストの復活を祝うイースターは復活祭ともよばれ、キリスト教徒にとってはクリスマスよりも大事な日です。
イギリスの植民地であったオーストラリアは現在もイギリスを宗主国としていて、移民国家であることも相まってイースターや感謝祭などのキリスト教のお祝いが文化に強く根付いています。
毎年イースターの時期が近づくとスーパーマーケットにはキリスト教において生命の誕生を示す「卵」や、繁栄の象徴でもある「うさぎ」を模したチョコレートが小さなものから、30cmほどの大きなものまで色とりどり棚に並びます。
オーストラリアの二大チョコレート会社
Dairy milkで有名なCadbury(キャドバリ―)

青紫のパッケージに可愛いイラストが特徴的なDairy milkチョコレートを販売するCadbaryは、イギリス初の老舗チョコレート会社です。
オーストラリアは、今や世界中で愛されているCadbaryの世界進出第1か国目です。
Cadbaryオーストラリアは1881年に安価な水力電気や、高品質で新鮮な牛乳が豊富に得られるタスマニアの工場から始まりました。
Cadbaryは主力商品のDairy milkチョコレートに加え、チェリーパイプやピクニック、ブースト、クランチなどの豊富なフレーバーと多彩な触感を売りにするチョコレートバーが人気を博くし、Arnott’sの商品と人気を2分するオーストラリアを代表するチョコレート会社となりました。
Cadbaryのチョコレートはパッケージの可愛さはもちろんのこと、その高品質なチョコレート、バリュエーション豊富なチョコレートバーがなどがお土産としておすすめのポイントです。
スーパーマーケットではよくセール対象商品に挙がっているので、ぜひチェックしてみてください。
オーストラリアのスーパーマーケットとセール情報については、詳しくはオーストラリアのスーパーマーケットでお買い物!お土産選びにもおすすめ!買い物の仕方やクレジットカードの使い方まで完全解説らをご確認ください。
TIMTUMで有名なArnott’s(アーノッツ)
文字通り、Cadbary製品とオーストラリアのチョコレートマーケット市場を二分しているのがArnott’s(アーノッツ)です。
主力製品のTIMTUM(ティムタム)は国民食とも言えるほどオーストラリアの家庭に浸透していて、 オリジナル、ダークチョコレート、ホワイトチョコレート、キャラメル、ダブルコートなどの定番5種に加えて、新商品や期間限定商品が常にリリースされていて、常時10種類以上の異なるフレーバーが売られています。
Arnott’sではチョコレートだけでなく、ビスケットやクッキーといった商品も幅広く、豊富に取り扱っています。
TIMTUNの種類、オーストラリアの限定商品、セール情報などについて詳しくはオーストラリアのティムタムの値段・カロリー食べ方など完全解説!お土産にもおすすめ!をご確認ください。
スーパーマーケットで買えるチョコレートバーを人気順にご紹介
片手で食べられ、仕事中や移動中、カバンに入れて気軽に持ち運べるチョコレートバーは需要が大きく、スーパーマーケットでは棚一面大きく売り出されている商品です。
日本には馴染みのない触感やフレーバーの商品が気軽に試せるので、試食用としてはもちろん、バラマキ土産としても大変おすすめなオーストラリアのチョコレートバー!
以下、人気順に詳しくご紹介します。
Cadbury 50g bar(キャドバリー)
間違いなしの王道チョコレートバーです。
板チョコと同様ミルクチョコレートをはじめ、オレオ入り、キャラメル入り、ドライフルーツ入りと多種多様、価格も1つ1ドル前後と安価です。
スーパーでは棚をはじめ、レジ横や入り口など手に取りやすい場所にも置かれています。
バーといっても、一口大のブロック状が連なっている状態なので、手や口で食べやすいサイズに割ることが可能で食べやすいチョコバーです。
Kit Kat(キットカット)
日本でもおなじみのキットカット、オーストラリアではキャドバリー社から出ていて、日本と同じく平たく細いタイプのキットカットが4本連なったものや、少し厚みがあってごついタイプのバータイプなどもあります。
チョコレートバーではありませんが、一枚にキットカットが全部連なった、珍しい板チョコタイプも売られています。
クランチが混ざったものや、オレオが混ざったものも日本では見かけることのない珍しい商品なので、ぜひお試しください。
Cherry Ripe(チェリーライプ)

Cherry Ripeはオーストラリアで最も古いチョコレートバーで、最も売れているチョコレートフレーバーの1つです。
チェリーフレーバーとココナッツを混ぜたものに、チョコレートコーティングがしてあって、オーストラリア人には人気のフレーバーですが、すこしもそもそとするココナッツ特有の触感もあり、日本人にはあまり馴染みのないフレーバーかもしれません。
とはいえ、チェリーとチョコレートのコンビネーションに外れナシ!ぜひお試しください。
Mars Bar(マーズ バー)

ねっとりとしたギュウイーな触感が特徴のキャラメルにチョコレートがコーティングされたチョコレートです。
キャラメルといってもソフトではなく、かなり粘度高めで、糖度も高いこのチョコレートバー、オーストラリア人には常に人気の商品です。
Snickers(スニッカーズ)

ピーナッツ、キャラメル、ヌガーがぎっしり詰まった、ミルクチョコレートでコーティングされたチョコレートバーです。
もともとはアメリカで誕生したスニッカーズですが、オーストラリア人はスニッカーズに目がなく、もはやオーストラリアのチョコレートとしての市場地位を獲得しつつあります。
Freddo Frog (フレッドーフロッグ)
カエルの形を模した姿が特徴的な一口大のキャラクターチョコレートです。
もともとはオーストラリアの製菓会社であるMacRobertson'sによって製造されていましたが、現在はCadburyによって製造されています。
Dairy milkの高品質なチョコレートを可愛くカエルのフォルムで仕立ててあって、キャラメルやペッパーミント、クランチなどの多種フレーバーバージョンもあります。
一口大で食べきれるので、チョコレートバーよりさらに手ごろに食べやすく、個別包装されて、纏め売りもしてあるのでバラマキ土産にもしやすい商品です。
Crunchie(クランチー)

日本でクランチチョコレートというと、クッキーやナッツ、コーンフレークなどでさくさくとした触感を与えるのが主流ですが、このクランチーにはハニーコームが使われていて、触感はさくさくというよりカリっと割れて、噛むごとにハニーコームの粘度が増してすこしニチャニチャとするような触感です。
日本人の思うクランチの触感とは異なるので、食べてみると少しイメージと異なる触感に驚かれるかもしれません。
Turkish Delight(ターキッシュディライト)

日本人にはあまり馴染みのないターキッシュディライトですが、主に刻んだナツメヤシ、ピスタチオ、ヘーゼルナッツまたはクルミをデンプンと砂糖を練って固めたものに、ローズウォーターやベルガモットオレンジ、レモンなどで風味付けしたトルコを起源とする人気のお菓子です。
キャドバリーの商品は、ローズ風味のターキッシュディライトをミルクチョコでコーティングしたものです。
Boost (ブースト)

クランチビスケットを含んだ、滑らかな触感のミルクチョコレートを中心として、その周りをカリカリのキャラメル、さらにもう一層外側をチョコレートでコーティングしてあるチョコレートバーです。
使用しているミルクチョコレートはいずれもカドバリ―のミルクチョコレートです。
Caramello Koala(カラメロコアラ)

カドバリーの最高品質ミルクチョコレート、Dairy milkチョコレートの中にたっぷりキャラメルが入った、オーストラリアらしいコアラの形をしたチョコレートです。
カラメロコアラは15gサイズと35gのジャイアントサイズ、2種のサイズで個別包装で売られていて、バラマキ土産におすすめです。
Flake(フレーク)

砕けやすい独特の繊細なカドベリーデイリーミルクチョコレートが何層にも重なったチョコレートです。
パッケージにある通り、クランチーでフレーキー、口に含むと簡単に砕くことができるソフトでありながらクランチでもある触感と、実際に口に含むとカドバリ―のリッチなミルクチョコレートが一気に口に広がる贅沢なチョコレートバーです。
お勧めの食べ方として、バニラアイスクリームと一緒に食べる方法が紹介されています。
Picnic (ピクニック)

ピクニックはミルクチョコレートとピーナッツで構成されたチョコレートバーの、歯ごたえのあるヌガー、キャラメル、ビスケット、パフライスでチョコバーをコーティングしているので、全体的にゴツゴツとした形をしています。
オーストラリア人の好きなものをすべて詰め込んだ、一口で色々な触感とフレーバーを楽しめるチョコレートバーはオーストラリア国民に愛され続けています。
インドとイングランドで売られているものには、レーズンも含まれています。
Bounty(バウンティ)

ココナッツフィリングをチョコレートでコーティングしたこのチョコバー、赤い包装紙がダークチョコレート、青い包装紙がミルクチョコレートコーティングになっていて、通常1つのパッケージに2本入りのバーとして販売されています。
ココナッツと海の背景がオーストラリアらしい商品です。
Twirl (トワール)

フレーク状の軽い触感のチョコレートをカドバリ―のDairy milkチョコレートでコーティングしたチョコレートバーです。
フレーク状のチョコとチョコのあいだには空気の断層があって、軽くサクッとした歯ごたえと、あとに続くリッチなチョコレートの風味が人気のチョコレートです。
チョコレートの表面はくるくると波打っているような曲線が描かれています。
スーパーマーケットで買える人気のチョコレートボックス
Cadbury favourites(キャドバリーフェイボリッツ)
Cherry Ripe/Crunchie/ Flake/ Turkish Delight/ Picnic/ Dairy Milk original/ caramello:Dairy milkチョコレート/Dream (white)/ Moro/Boost/Marvellous Creations など、キャドバリー製品のチョコレートバーが合計11個全部楽しめる贅沢なパーティーボックスです。
計320g/12個入りと、計540g/23個入り、スーパーbigサイズの850gがあるので、パーティーの規模や人数に合わせてサイズが選べます。
価格は取り扱い店舗によって多少前後あり、320gがAUD12ドル前後、540gはAUD20ドル前後が平均です。
スーパーマーケットではsaleの割引対象になっていることが多々あるので、ぜひチェックしてみてください。
ピクニックやBBQに持って行ったり、パーティーでお茶請けとしてふるまわれたり、 色々なチョコレートをすこしずつ試したい方に人気のこのチョコレート、個別包装なのでバラマキ土産におすすめです。
Lindt Lindor Balls(リンツ リンドール ボールズ)

リンダ―ボールズの特徴は、ボール状にチョコレートコーティングした殻の中に、とろけるスムースなチョコレートがぎっしりと詰まっていることです。
キャンディーのような包装紙を解いて、一口でたべると口いっぱいにリッチで豊かなチョコレートが広がります。
ミルクチョコレートやソルトチョコレートなど、各種フレーバーをまとめたセットもありますが、私のおすすめはLindt Lindor Chocolate Balls Assorted 150g boxです。
ミルクチョコレート、ダークチョコレート、ヘーゼルナッツ、ホワイトチョコレートの4種が楽しめます。
6個入りでAUD12ドル前後ですが、よくスーパーマーケットの半額セールの対象になっていますのでチェックしてみてください。
337g入りの大きなサイズも20ドル前後で販売されています。
少し高級感のある大人なチョコレートです。
Ferrero Rocher(フェレロ ロシェ)
中心部にはクランチーな触感のヘーゼルナッツとクリーミーなヘーゼルナッツチョコレートが、その周りをカリカリのウエハースとチョコレートで包んで、ローストしたこのチョコレート、重たすぎず、一口でたべるとナッツの香りとクリスピーな触感が癖になる、ワインやシャンパンなどのお供に楽しめる贅沢なチョコレートです。
イタリアのチョコレートブランドFerreroから1974年にオーストラリアで展開されるようになりました。
オーストラリアでは家族や友人、同僚などになにか軽いお祝いごとなどの際にプレゼントするようなチョコレートです。
小さいものだと5個いりから、15個、24個、30個入りと色々なサイズが選べます。
Ferrero Collection Chocolates Rocher Rondnoir Raffaelloなどは、ベーシックなヘーゼルナッツに加え、アーモンド風味、ダークチョコレートと3種がミックスされているので、よりプレゼントに喜ばれることでしょう!
Cadbury Roses(キャドバリー ロージス)

150g、225g、450g,1kgのサイズ展開あり。
キャドバリーのDairy milkチョコレートの中に色々なフレーバーのフィリングが詰まった、贅沢で可愛い一口サイズのチョコレートです。
フレーバーは箱の裏に書いてある包装紙の色で確認できるようになっています。
以下、フレーバーと包装紙カラー

クラシックミルク/パープルとシルバー
ペパーミントクリームクラン/シルバーとグリーン
ヘーゼルナッツスワール/シルバーとピンク
クラシックキャラメル/シルバーとライトブルー
キャラメルデラックス/オレンジとブラウン
ヘーゼルナッツクリームクリスプ/シルバーとオレンジ
バニラヌガー/クリームブラウン
ホワイトラズベリー/シルバーとピンク
ターキッシュデライト/黄色と赤
ダークモカヌガー/シルバーとブラウン
このチョコレートボックスの特徴はなんといっても可愛いパッケージと各チョコレートの個包装!そして、多彩なフレーバーです。
お祝い事や誕生日、パーティーの手土産、イースターなど色々な場面で活躍するこのチョコレートボックス、おひるのコーヒーブレークが楽しみになるバラエティに富んだ筆者一押しのチョコレートボックスです。
オーストラリア各地のおすすめブランドチョコレート
オーストラリアには各州にオリジナリィーあふれるチョコレートファクトリーが点在しています。
オーストラリア観光の際に、ぜひ立ち寄りたい、各州の有名なブランドチョコレートブランドをピックアップしてみました。
Pana Chocolate(VIC)
パナチョコレートはオーストラリアの代名詞ともいえるオーガニック製品です。
ボリビアから手摘みのカカオポッド、 フィリピンのココナッツ、 ペルーのコールドプレスカカオバター、インドネシアのココナッツネクター、メキシコのダークアガヴェ、スペイン産のイナゴマメ、スリランカ産の有機シナモンなどを原料とする、抗酸化物質、アミノ酸、ビタミン、ミネラルがたっぷり入ったチョコレートです。
グルテンフリー、乳製品フリー、大豆フリー、洗練された砂糖フリーの防腐剤なしのオーガニックなヴィーガンチョコレートです。
ヴィクトリア州にある店舗はもちろんのこと、インターネット販売や、colesなどスーパーマーケットでの取り扱いもされています。
店舗: 491 Church St, Richmond, VIC, 3121, Australia
Yarra Valley Chocolaterie & Ice Creamery(Yarra Glen, VIC)
ワインで有名なメルボルン近郊のyarra vallyにあるこのショコラトリーには、ヨーロッパスタイルの手作りのチョコレートが並んでいて、その質と量は文句のつけようがなし!
何千ものチョコレートで満たされた壮大なショールーム、作りたてのペストリー、デザート、職人のアイスクリーム、キッチンガーデンの食材を使用した終日営業のカフェがここでは楽しめます。
毎日開催されるテイスティングセッション、あらゆる年齢のチョコレート作りクラスなどのイベントの1つに参加したり、巨大な観覧窓から仕事中のショコラティエを見たりと、チョコレートを楽しむだけでなくその作業工程を見学することもでき、観光のおすすめスポットでもあります。
店舗: 35 Old Healesville Rd, Yarra Glen VIC 3775
Bright Chocolate( VIC)
特に原料のカカオ豆に強いこだわりを持って作られているbright Chocolateのチョコレートはエクアドル、ドミニカ共和国、トリニダード、マダガスカルなどから厳選したオーガニックカカオビーンから作られています。
チョコレートに浸した乾燥マンゴー、カカオティー、カカオバター、チョコレートバーなどが販売されていて、例えばマダガスカル・チョコレートバーは72%シングルオリジンチョコレートで、マダガスカルのサンビラノバレーにある有名なソミアプランテーションの認定オーガニックカカオ豆から作られていて、強い花の香りと豆から直接得られる柑橘類の後味が楽しめます。
店舗:8/3 Riverside Ave, Bright VIC 3741
Haigh's Chocolates( Adelaide, SA)
Haigh's Chocolatesには南オーストラリアに6つの店舗があり、3つはランドルモールにあるBeehive Corner店、アデレードセントラルマーケットなど、アデレード市内中心部にあります。
メルボルンには、ブロックアーケード、CBDに5つのHaighの店舗があり、最新の店舗はエリザベスストリートにあり、ホーソーンとトゥーラックに郊外の店舗もあります。
シドニーには、クイーンビクトリアビル、ザストランドアーケード、チャッツウッドチェイスシドニーに3つのストアがあります。
オーストラリア発、家族経営の操業100年以上、オーストラリアで最も愛されているチョコレートブランドの1つであるHaighは、1世紀にわたってチョコレート愛好家を楽しませてきました。
店舗にはカフェも併設されていて、チョコレートだけでなくケーキなどのスイーツも楽しめます。
Zokoko(Emu Heights NSW)
シドニーに観光する機会があれば、ぜひシドニー西部のブルーマウンテンズの麓にあるチョコレートメーカー、ミシェルモーガンのチョコレート工場を訪れてみてください。
彼女の工場では、彼女からチョコレートの知識を聞く機会もあって、どのようにチョコレートが作られているのか聞き、そして実際に見ることができます。
zokokoでは70%のダークチョコレートと45%のミルクチョコレートを製造していますが、特におすすめのチョコレートバーはzokokoのアルトベネボリビア68%ダークチョコレートで、オーガニックココアから作られています。
美しい柑橘類と蜂蜜の香りがあり、シドニーロイヤルショーの金賞に輝いたチョコレートバーです。
また、もう一つお勧めしたいのがトランキリダード72%、ドライフルーツとダークチョコレートの完璧なほろ苦いバランスが本当に絶妙な、ボリビアのチョコレートです。
このチョコレートは米国のインターナショナルチョコレートサロンで最高のダークチョコレートバー賞の受賞経験もあるチョコレートバーです。
店舗:3 90/84 Old Bathurst Rd, Emu Heights NSW 2750
Bahen & Co(Margaret River, WA)
多くの素晴らしいワインで有名なマーガレットリバーにて、もともとワイン農家であるJosh Bahenはチョコレート作りをはじめました。
Josh Bahenの工場では、1930年代のロースターと1910年もののチョコレートマシンを使用して、厳選したカカオ豆からチョコレートバーを作っています。
開封するのがもったいないほど可愛いそのパッケージも人気の一端に間違いありません。
カカオの風味が存分に感じられるBahen & Coのチョコレートは、工場見学にも、お土産にもおすすめです。
店舗: 2012 Margaret River WA 6285
Margaret River Chocolate Company( WA)
マーガレットリバーは西オーストラリアの高級食品とワインの産地です。
マーガレットリバーチョコレートカンパニーは、1999年以来、手作りのプレミアムチョコレート製品を製造しており、ここではチョコレートだけでなく、カカオパウダーや本、チョコレートのボディケア用品など 200種類以上のチョコレート製品を選ぶことができます。
Margaret Riverの他にPerth CBDやPerth’s Swan Valleyにも店舗があります。
Charley's Chocolate Factory(Mission Beach, QLD)
チャーリーのプレミアムシングルオリジンチョコレートは、トロピカルノースクイーンズランド州ミッションビーチにあるカカオの木から採取された豆を使っていて、伝統的な花崗岩の石のコンシュのみを使用し、ゆっくりと集中的にバッチ処理されたチョコレートは数多くの賞を受賞してます。
木、金、日曜日の10:30から2時間、カカオ農場やチョコレート製法の見学、チョコレートのテイスティングが楽しめるツアーが開催されています。
店舗:388, El Arish Mission Beach Rd, QLD 4852
388, El Arish Mission Beach Rd, QLD 4852
Coffee WorksのオーナーであるAnnieとRob Webberは25年以上のコーヒー豆の焙煎経験を持ち、43種類以上のリッチでおいしいコーヒー、4種類の甘美なリキュール、そして手製の幅広いチョコレートを作りました。
ケアンズ市内になる市場、ラスティ―マーケットから始まったCoffee Works は市場をどんどん拡大し、地元民および観光客に愛されています。
Mareebaにあるチョコレート工場ではチョコレートを作っている様子が観察できるほか、店内にカフェエリアもあります。
数多くの陶器やインテリアも扱っていて、店内を見て回るだけでも楽しめます。
CairnsとPort Douglas、Atherton,townsville,Mareebaにも店舗があります。
Daintree estate(QLD)
Daintree Estatesは、地元で作られた独自のカカオ豆を栽培、地元の乳製品と砂糖を製品に使用しています。
栽培農家の1つであるSweet Farm Toursを訪れて、サトウキビとココアプランテーションのガイド付きツアーを楽しむこともできます。
70%のダークチョコレートは、クィーンズランド州北部の熱帯雨林地域で栽培される果実、甘草、シナモン、さらにはバナナのフレーバーが感じられ、 グッドマンエステートのオーガニック70%ダークチョコレートには、花のクローブと柑橘類の香りがあり、太平洋諸島の豆(サモア、PNG、フィジー)を使用しています。
店舗:333 Miallo Bamboo Creek Road,
Miallo, Queensland 4873, Australia
オーストラリアから日本にチョコレートをもって帰る方法
基本的にはチョコレートは機内持ち込みが可能です。
チョコレートは体温に近い温度までは溶けださないので、預け荷物としてトランクに入れても大丈夫です。
チョコレートを購入すると、保冷剤と保冷バッグに包んでくれる所もあります。
保冷材は100ml以下の水分量であれば持ち込み可能です。
コーヒーやチョコレートリキュールなどの液状のものは、100ml以上であれば機内への持ち込みができませんので、預け荷物に入れましょう。
まとめ
オーストラリア人はチョコレート愛好者が多く、スーパーマーケットにおけるチョコレート売り場の面積が非常に大きく取られていて、頻繁にセールもなされています。
TIMTUMをはじめ、CadbaryやARNOTのチョコレートバーは特に20%から半額近くまで値下げされることが多々あります。
スーパーマーケットによって割引率は異なります。
イギリスやアメリカ、ヨーロッパを背景にもつチョコレート商品も、オリジナルのものとは違うオーストラリア独自の改良がされています。
オーストラリアの雄大な土地や自然、ミルク、カカオ豆を利用し、各々の土地の特産に特化した多くのチョコレートファクトリーが各州に存在します。
多くのチョコレートファクトリーでは、チョコレートの製造過程やカカオ豆などの知識を見学し、テイスティングができるツアーが開催されています。
オーストラリアの代名詞ともいえるオーガニック商品が多く、ヴィーガン対応チョコレートなども見つけることができます。
オーストラリアではお祝い事や手土産としてチョコレートを贈る習慣があります。
触感やフレーバーが多彩で、日本では珍しいフルーツやフレーバーをもつオーストラリアのチョコレートはオーストラリアのお土産にお勧めです。