
タイは雑貨天国とも言われ、雑貨を扱うマーケットやお店が数多く存在します。
取り扱い商品はバラエティに富み、象や仏像などのタイらしいデザインはもちろん、万人受けする可愛いもの、さらには奇抜なものまで多種多様です。
ここでは、タイ雑貨のおすすめ品、タイ雑貨を探すのにおすすめのスポット・エリア、人気のブランドなどについて詳しくご紹介します。
Contents
お土産にも最適!タイのおすすめ雑貨
ひとえに雑貨といっても実に様々なものがありますが、タイの雑貨において特におすすめなのが「民芸品」「陶磁器」「置物」「シルク雑貨」「アロマグッズ」「シルバー製品」です。
中でも民芸品と陶磁器はタイらしさが強く、お土産品として人気を集めています。
シルク雑貨やアロマグッズにおいては特に女性からの人気が高く、シルバー製品は同品質のものが日本よりも遥かに安く買えるので、大量買いする人が多いのが実情です。
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おすすめのタイ雑貨① 民芸品(山岳民族)
タイには古くから独自の文化の中で生活を営んできた山岳民族がいます。
主な山岳民族は、カレン族、モン族、アカ族、ラフ族、リス族、ミェン族、ティン族、ルワ族、カム族、マラブリ族など。
彼らの中には衣類やアクセサリーなどを製作して生計を立てていて、彼らが作った製品が民芸品としてタイの雑貨店やマーケットなどで販売されています。
また、山岳民族の村を訪ねた際に現地で民芸品を購入することもできます。
民芸品は財布、ポーチ、バッグといった刺繍品が多く、鮮やかな色合いによる存在感から、外国人に非常に人気の高いアイテムとなっています。
タイならではの雑貨をお求めなら、山岳民族が手作りした民芸品は外せないでしょう。
おすすめのタイ雑貨② 陶磁器
陶磁器もタイ雑貨としておすすめで、自分用としてだけでなくお土産にも人気です。
タイの陶磁器には「ベンジャロン焼き」や「セラドン焼き」などがありますが、全般的に日本では手に入りにくいので、陶磁器が好きな方はチェックしておきましょう。
タイ王室専用に製造された歴史を持つ「ベンジャロン焼き」
ベンジャロン焼きは、アユタヤ王朝時代の16世紀末~17世紀前半頃に作られ始め、当時タイ王室御用達だった歴史を持つ陶磁器です。
ベンジャロンとはサンスクリット語で5色(赤・青・黄・緑・白)を意味し、その名の通り多彩な色合い、そして煌びやかな金の縁取りを大きな特徴とします。
真っ白な磁器に手描きで施された細やかな文様は熟練した職人しかなせない技で、それゆえタイの陶磁器の中では高価な部類に入りますが、その巧みの技が光る美しい文様に心奪われること間違いないでしょう。
販売店舗の中で特に人気なのが、日本人オーナーの専門店「Thai Isekyu(タイ・イセキュウ)」です。
また、ベンジャロンの産地であるアンパワーに構える工房「ピンスワン」では、ベンジャロン焼きの工房見学ができるほか、オーダーメイドも受け付けています。
ベンジャロン焼きに興味のある方は、「Thai Isekyu」や「ピンスワン」などに足を運んでみてはいかがでしょうか。
<Thai Isekyu>
住所 |
1/16 Soi 10 Sukhumvit Rd |
営業時間 |
9時00分~17時00分(営業日:月~土) |
<ピンスワン>
住所 |
12/1 Moo 7 tambon Bangchang Ampawa |
営業時間 |
8時00分~17時00分(営業日:月~土) |
約700年続くタイ北部の伝統焼物「セラドン焼き」
セラドン焼きは15世紀の後半頃に始まったとされるタイ北部の伝統ある青磁器です。
淡いグリーンの色合いが特徴で、シンプルであるがゆえに食器においては料理を引き立て、茶器などは実用品としてだけでなくインテリアとしても利用できます。
セラドン焼きは総じて比較的リーズナブルな値段で販売されているので、とりあえず一つ何かタイの焼き物が欲しいという方に最適。
様々なところで売られていますが、品質のよいものをお求めならタニヤプラザ3Fにある「The Legend(ザ・レジェンド)」が特におすすめです。
また、セラドン焼きはチェンマイが産地なので、チェンマイで探してみるのもよいでしょう。
<The Legend>
住所 |
Thaniya Plaza 3rd Floor, 62, Silom Rd, Suriyawong, Bang Rak, Bangkok |
営業時間 |
11時00分~20時00分(営業日:毎日) |
おすすめのタイ雑貨③ 置物
タイ人は仏教を信仰していて、また仏教と象には深い関わりがあることから、タイでは仏陀や寺院、象を模った製品がたくさん売られています。
置物として人気が高いのも、やはり仏陀、寺院、象の3つで、お土産品としては中でも象に人気が集まっている印象です。
インテリアとしての置物だけでなく、ワインスタンドなどの実用的な置物も多くあります。
おすすめのタイ雑貨④ シルク雑貨
シルクはタイの伝統工芸品の一つで、タイ東北部を中心に発展してきました。
世界各国でシルク製品が製造されていますが、タイシルクは美しい光沢を大きな特徴とし、また滑らかな質感も相まって世界中から高い評価を受けています。
中でもタイシルク専門店「Jim Thompson(ジムトンプソン)」のシルク製品は品質が高いことで有名。
シャツやブラウス、ストール、スカートなどのアパレル品だけでなく、バッグやポーチ、ランチョンマットといったシ製品も売られています。
店舗によってはスーツやネクタイ、トランクスなどの男性向けの商品も充実しています。
おすすめのタイ雑貨⑤ アロマグッズ
美容大国とも言われるタイでは、スパやマッサージなどで用いるボディケア製品とともに、心も癒してくれるアロマグッズも人気を集めています。
高品質なものとなると日本では非常に高価ですが、タイでは高品質なものでも価格が安く、香りの種類も豊富に揃っています。
また、アロマポットやキャンドルなどの雑貨も可愛いものが多いので、インテリアとしても活躍することでしょう。
タイのアロマブランドでは「HARNN(ハーン)」「THANN(ターン)」「PANPURI(パンピューリ)」などが有名です。
こういった有名ブランドのアロマグッズは、お土産として非常に高い人気を集めています。
おすすめのタイ雑貨⑥ シルバー製品
あまり広く知られていませんが、実はタイのシルバー製品は非常にお買い得で、世界中から多くのバイヤーがシルバー製品を求めて来泰しています。
広く流通しているのは、主に日本でも馴染みが深いシルバー92.5(銀92.5%含有)。
高品質なものでも低価格ですし、またオーダーメイドを請け負うお店も多いので、旅行の思い出品としてはもちろんのこと、親しい人へのお土産としてもおすすめです。
バンコクで手軽にシルバー製品を探したい場合にはパラディアムワールド、より高品質なシルバー製品をお求めなら「Sistema(システマ)」などのブランドショップを訪ねてみましょう。
なお、タイのアクセサリー全般においては「タイのアクセサリー!お土産に適したショップ・ブランド完全ガイド!」で詳しくご紹介しています。
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タイで雑貨を探すのに最適なショッピングスポット
こういった雑貨は様々なところで販売されていますが、場所によっては品数が少なかったり、そもそも取り扱っていなかったりもします。
そのため、雑貨を探す際には以下に挙げる雑貨に特化したショッピングスポットに出向くのがおすすめです。
タイでのショッピングについて深く知りたい方は「タイの市場(マーケット)は食材・服・雑貨探しに最適!」、「タイのショッピングモール!ブランド服や安い雑貨探しにおすすめの施設をご紹介!」の記事も併せてお読みください。
チャトチャックマーケット(バンコク)
1.13 km²の広大な敷地内に15,000以上の店舗が出店する、バンコク最大級のマーケットです。
ここでは様々な品が販売され、雑貨においても品揃え豊富で価格もお手頃です。
変わった品が多く取り揃えられているので、見て回るだけでも楽しめるでしょう。
なお、チャトチャックマーケットは毎日開催されているわけではなく、土日限定となります。
住所 |
587/10 Kamphaeng Phet 2 Rd, Khwaeng Chatuchak, Khet Chatuchak, Krung Thep Maha Nakhon 10900 |
営業時間 |
8時00分~19時00分(営業日:土日) |
最寄り駅 |
BTSサパーンクワーイ駅、モーチット駅 |
ロットファイ・ラチャダー(バンコク)
2015年にオープンした新しいナイトマーケットで、約1,000ものお店が出店しています。
マーケット内は、主に「飲食エリア」「バーエリア」「ファッションエリア」、そして「雑貨エリア」に分かれ、多くのお店が雑貨を取り扱っています。
とはいえ、メインとなるのが飲食関係のお店なので、雑貨を探すために行くというよりも、飲食のついでに買い物するという感じの方が楽しめるでしょう。
住所 |
587/10 Kamphaeng Phet 2 Rd, Khwaeng Chatuchak, Khet Chatuchak, Krung Thep Maha Nakhon 10900 |
営業時間 |
17時00分~01時00分(営業日:毎日) |
最寄り駅 |
MRTタイ文化センター駅 |
サンペーン市場(バンコク)
バンコクのチャイナタウンに位置するマーケットです。
タイ各地や世界各国からバイヤーが集まる問屋街として有名で、大量買いしたい方、とにかく安く買いたいという方におすすめです。
他のマーケットと比べて一般の外国人観光客が少ないので、ローカルな雰囲気の中買い物を楽しむことができます。
住所 |
96 ถนน จักรวรรดิ Khwaeng Chakkrawat, Khet Samphanthawong, Krung Thep Maha Nakhon 10100 |
営業時間 |
09時00分~18時00分(営業日:毎日)※夜間営業あり |
最寄り駅 |
MRTサムヨート駅、MRTワットマンコン駅 |
プラトゥーナム市場(バンコク)
サンペーン市場と同様、問屋街として有名なマーケットです。
洋服や靴、アクセサリー、雑貨など様々な品物が卸値で販売されています。
単品買いでは小売価格になってしまいますが、それでも他と比べて非常に安価です。
住所 |
Phetchaburi Rd, Thanon Phaya Thai, Ratchathewi, Bangkok 10400 |
営業時間 |
10時00分~21時00分(営業日:毎日) |
最寄り駅 |
BTSチットロム駅、BTSラチャテウィー駅 |
パラディアムワールド(バンコク)
プラトゥーナム市場の近くにある老舗ショッピングモールで、ここも世界中から多くのバイヤーが買い付けにくる有名仕入れスポットです。
特にシルバー製品の品揃えが非常に豊富であることから、多くの人がシルバー製品を求めてパラディアムワールドに集まります。
シルバー製品を取り扱うお店は主に地下1階。
シルバーの純度は92.5%(刻印あり)が一般的ですが、中には純度の低いものもあるので、購入の際はしっかりと確認しておくようにしましょう。
住所 |
555, Ratchaprarop Road | Makkasan, Ratchathewi, Bangkok 10400 |
営業時間 |
10時00分~21時00分(営業日:毎日) |
最寄り駅 |
BTSチットロム駅、BTSラチャテウィー駅 |
ワロロット市場(チェンマイ)
長年、チェンマイに暮らす人の生活を支え続けている、屋内型の巨大市場です。
地元の人から「カード・ルアン(最大の市場)」と呼ばれ親しまれ、地下1階~地上3階までのフロアに約500ものお店が軒を並べています。
展開商品は生鮮食料品や衣類が中心ですが、雑貨を取り扱うお店も多く、地下1階にはモン族などの山岳民族が製作した民芸品も販売されています。
住所 |
Chang Moi Rd., Tambon Chang Moi, Amphur Muang, Chiang Mai |
営業時間 |
06時00分〜17時00分(営業日:毎日) |
ウィークエンド マーケット(プーケット)
プーケットタウン西側、ナカ寺(ワット・ナカ:Wat Nakha)の向かいにある土日限定のマーケットです。
敷地面積が広く、洋服や靴などのアパレル品、雑貨、お土産品を取り扱うお店のほか、屋台系の飲食店も出店しています。
価格は総じてお手頃で、買い物しながら食事を楽しめるという点、そして多くの人で賑わい雰囲気が良いという点で、非常におすすめのマーケットです。
ちなみに、プーケットで開催されているマーケットにはほかにも、ラードヤイ・マーケットやシルヴァ・マーケットなどがあります。
ウィークエンド マーケットは土日限定なので、平日の場合にはこれらのマーケットを訪れてみるのもよいでしょう。
住所 |
7 ถนน ดีบุก Tambon Wichit, Amphoe Mueang Phuket, Chang Wat Phuket |
営業時間 |
16時00分~22時00分頃(営業日:土日) |
火曜・金曜市場(パタヤ)
パタヤのブッカオ通り(ソイブッカオ)にある火曜・金曜日限定のマーケットです。
パタヤにあるマーケットの中でも特に規模が大きく、朝早くから多くの人で賑わっています。
販売されている商品は、主に衣類、バック、靴といったアパレル品、アクセサリー、雑貨など。
パタヤには買い物スポットがそれほど多くはないので、お土産を探す際に重宝します。
火曜、金曜以外であればショッピングモールやナイトマーケットで探すのもよいでしょう。
住所 |
316/66 Soi Buakhao, Muang Pattaya, Amphoe Bang Lamung, Chang Wat Chon Buri |
営業時間 |
4時00分〜18時00分(営業日:火金) |
タイ雑貨を大量仕入れ・買い付けなら価格交渉を
タイでは雑貨をはじめ様々な品物を格安で手に入れることができ、特にマーケットは他の買い物スポットよりも価格が安いので、仕入れ先として重宝します。
中でも大量仕入れに便利なのが、上で挙げた場所の中ではサンペーン市場、プラトゥーナム市場、パラディアムワールドの3か所です。
これらの場所ではダースやキロ単位で販売されている品物が多く、そのため大量に仕入れたい時に非常に便利です。
しかし、一般的にこういったところでは販売価格が定められておらず、売り手の言い値がその品の値段となります。
1点だけなら言い値で購入してもさほど痛手にはなりませんが、大量仕入れとなると話は別。
そのため特に大量仕入れの際には積極的に値段交渉をすることが大切です。
価格交渉の際に役立つタイ語
世界中からバイヤーが集まるマーケットなどではある程度英語が通じますが、英語で交渉するよりもタイ語の方が親近感から価格交渉に応じてくれやすくなります。
いくらですか? |
タオライ カップ(カー)? |
100にできますか? |
100 ダイマイ カップ(カー)? |
この2つの熟語を覚えておくだけで、スムーズに価格交渉をすることができるでしょう。
なお、タイ語では男性と女性で語尾が異なる場合が多く、男性の場合は「カップ」、女性の場合は「カー」を使用します。覚えておきましょう。
タイで個人雑貨店巡りをするのに便利なエリア
ここまでマーケットを中心にご紹介してきましたが、続いては個人雑貨店についてです。
タイには個人雑貨店も多く、総じてマーケットで販売されている商品よりもオシャレで品質も高いので、そういった雑貨をお探しなら個人店に出向くのがよいでしょう。
至るところに個人雑貨店がありますが、バンコクでは「プロンポン駅周辺」、チェンマイなら「ニマンヘミン通り」、プーケットなら「タランロード」に多く集まっています。
プロンポン駅周辺(バンコク)
BTSプロンポン駅周辺は、バンコクで最も日本人居住者が多いエリアとなります。
治安が良く、またオシャレなお店が多いことでも有名で、徒歩圏内に「Lofty Bamboo (ロフティバンブー)」「Koon(クーン)」「Near Equal(ニア イコール)」「PARDEN(パーデン)」「Peace Store(ピース ストア)」などの個人雑貨店がお店を構えています。
こういったお店では主にバッグや小物、アクセサリー、食器を取り扱っていて、Lofty Bambooにおいては山岳民族の手工芸品が揃っています。
また、Near EqualやPeace Storeなどではセラドン焼きも販売されています。
Lofty Bamboo |
20/6 ถนน สุขุมวิท 39 Khlong Tan Nuea, Watthana |
Koon |
2/12 sukhumvit 41 soi pirom klongton-nua wattana |
Near Equal |
22/2 Sukhumvit Soi 47, Sukhumvit Rd., |
PARDEN |
Wattana The Manor 2nd., Soi Sukhumvit39, Sukhumvit Road, Klongton-Nua |
Peace Store |
7, 3 Soi Sukhumvit 31, Khlong Toei Nuea, Watthana |
ニマンヘミン通り(チェンマイ)
ニマンヘミン通りは、チェンマイ市街の中心にある旧市街から西へ約1.5kmの場所に位置する大通りで、全長約1.6kmの通りの両サイドに小道(soi)が枝分かれしています。
オシャレなカフェや雑貨店、洋服店が多く出店し、チェンマイに住む若者たち、そして外国人観光客から人気の高い街歩きエリアとなります。
日本(東京)で言うところの代官山のような感じで、店舗数が多いものの雑多感はなく、落ち着いた雰囲気の中飲食を楽しむことができます。
この一帯を歩けば多くの個人雑貨店を目にするはずですので、気に入ったお店にどんどん入ってみましょう。
一例ですが、ニマンヘミン通りの個人雑貨店には「Rethub(レットハブ)」「Silver Birch(シルバーバーチ)」「Fairy tales(フェアリーテイル)」「Camellia & Co」などがあります。
Rethub |
Suthep, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai |
Silver Birch |
8 ซอย 1, นิมมานเหมินทร์ Tambon Su Thep, Mueang Chiang Mai |
Fairy tales |
9 ต.สุเทพ อ.เมือง Nimmana Haeminda Rd Lane 13, Mueang Chiang Mai |
Camellia & Co |
4/2 นิมมานเหมินทร์ Soi 5, Mueang Chiang Mai |
また、開放的なショッピングモール「One Nimman」内にも雑貨店がお店を構えています。
タランロード(プーケット)
タランロードは、プーケット市街のオールドタウンのメインストリートで、ここにはオシャレなカフェや雑貨店が集まっています。
雑貨店で特におすすめなのが、個性的かつ可愛い雑貨を取り扱う「TWINHA PHUKET」。
そのほか「NONGLANG T-SHIRT」や「Ranida(ラニダ)」などもおすすめです。
TWINHA PHUKET |
112-114 Thalang Rd, Tambon Talat Yai, Mueang Phuket |
NONGLANG T-SHIRT |
26 Thalang Rd, Talat Yai, Mueang Phuket |
Ranida |
119 Thalang Rd, Talat Yai, Mueang Phuket |
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特に人気の高いタイの雑貨ブランド
タイには雑貨店が至るところにありますが、中には一ブランドとして成功を収めている非常に人気の高いお店もあります。
その代表的なのが、「ginger(ジンジャー)」「NaRaYa(ナラヤ)」「Chico(チコ)」「LOYFAR(ロイファー)」などです。
いずれも日本人からの人気が高く、日本人の好みに合った雑貨を取り扱っているので、自分用としてはもちろんのこと、友人などへのお土産にも最適です。
カフェレストランを併設するタイ雑貨店「ginger」
gingerはデンマーク人デザイナーが手掛けるチェンマイ発の雑貨店です。
カフェレストランがメインで雑貨店が併設されている感じになりますが、販売されている雑貨がポップで可愛いらしく、雑貨目当てに訪れる人も少なくありません。
カフェレストランも運営していることもあって、商品はお皿やコップなどの食器が中心。
そのほか洋服やバッグ、ポーチ、アクセサリーなども販売されています。
チェンマイ発祥のブランドですが、その高い人気によって現在ではバンコクにも展開しているほか、世界各国のセレクトショップでも取り扱われるようになったようです。
ポップで可愛らしい雑貨をお探しなら、ぜひgingerに立ち寄ってみてください。
カフェレストランで提供されている料理も大変美味しいので、雑貨探しのついでに食事を楽しむことをおすすめします。
住所 |
199 Mun Mueang Rd, Tambon Si Phum, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai(チェンマイ本店) |
営業時間 |
レストラン:10時00分~23時00分(営業日:毎日) 雑貨店:10時30分〜22時30分(営業日:毎日) |
HP |
可愛いリボンバッグで人気のタイ雑貨店「NaRaYa(ナラヤ)」
NaRaYAは1989年に設立されたバンコク発祥ブランドです。
愛らしいリボンバッグをメインアイテムとし、これまでに魅力的な製品を次々と世に送り出してきました。
その功績から2000/2002/2003の総理大臣輸出賞(タイ政府商業省)を筆頭に実に多くの賞を受賞し、また海外進出も果たすなど、国内外から非常に高い人気を集めています。
現在NaRaYaはバンコクやチェンマイ、プーケット、パタヤなどに計23店舗あります。
ショッピングモールや空港といった買い物に便利な場所にも店舗を構えているので、特にバッグが好きな方は一度NaRaYaに足を運んでみるとよいでしょう。
HP |
可愛いデザインが魅力のタイ雑貨店「Chico(チコ)」
Chicoは日本人の幸子さんがオーナーを務めるお店です。
カゴバッグやアクセサリー、食器、自然派ソープ、アロマなど品揃えが充実。
オーナーが猫好きということから、猫をモチーフにした雑貨も多く販売されています。
販売される商品はどれも日本人の感性に合ったデザインで、かつ使い勝手がよく、体への優しさが追及された高品質なものばかり。
バンコクのBTSトンロー駅から徒歩15分ほどの閑静な住宅街の路地裏にこじんまりと佇むお店ですが、日本人からの人気が大変高く、ある意味一ブランドとして成功を収めています。
住所 |
Sukhumvit 53 Alley, Khlong Tan Nuea, Watthana, Bangkok |
営業時間 |
9時30分~18時00分 |
HP |
ピューター製品で人気No.1のタイ雑貨店「LOYFAR(ロイファー)」
LOYFARはチェンマイに工房を構え、高品質なピューター(錫)製品を展開するブランドです。
1996年に設立されて以来、ピューター素材を用いたインテリアや食器、テーブルウェアなど様々な製品を製作し、丹精込めて作られた製品は芸術品のような美しさがあります。
使用されているピューターは錫が90%、そのほか銀、銅、アンチモンで構成され、体に悪影響を及ぼすとされる鉛は含まれていません。
そのため体に優しく、またお手入れもしやすく末永く使用していけます。
チェンマイのニマンヘミン通りにお店があるほか、バンコクのサイアムパラゴンやJJモール、プーケットのセントラル・パトンにも出店しています。
住所 |
Suthep, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai (ニマンヘミン通りソイ1店) |
HP |
タイ雑貨に関するまとめ
タイ雑貨を現地で買い付けする日本人バイヤーも多いので、日本の様々なお店でタイ雑貨を手に入れることができますが、現地でしか手に入らないものも多く、値段も格安です。
また、タイでは多種多様な雑貨が販売されていることから、雑貨が好きな人は雑貨巡りをするだけでも存分に楽しめることでしょう。
雑貨巡りをする場合にはマーケットや、各都市に個人雑貨店が集結するエリアに赴き、買いたい雑貨が決まっている場合には事前に目的のお店を定めておくのが効率的です。
マーケットで値札がない商品は言い値がその品物の値段になるので、安く手に入れるために必ず値段交渉を行うようにしましょう。