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ハノイのお土産は通称「シルク村」バンフック村でシルク製品を買おう!

あまり知られていませんがハノイは手作りのシルク商品が有名です。

昔からベトナムの北部ではシルクは高級品として有名で、中国などに輸入していました。今ではベトナム国産のシルク製品は世界が注目し、高い評価を得ています。

今回はハノイ郊外にあるバンフックという村(別名シルク村)に注目し、次のような点を紹介します。

  • シルク村の魅力
  • シルク村で売っているシルクの種類
  • シルク村のアクセス方法
  • シルク村おすすめの店
  • 旧市街にあるシルク製品

この記事では本物のシルクの見分け方も解説していますので、質の高いシルク製品を日本では決して買えない値段で購入することが出来ます。

なおハノイの旧市街観光を中心とした基本コースは、「ハノイ中心部で観光を楽しみたい!ハノイ観光おすすめプラン基本コース」で紹介しています。

ベトナムの歴史や文化を中心とした観光プランを楽しみたい方は「ベトナムの文化や歴史にふれる!ハノイ観光おすすめプランカルチャーコース」をお読みください。

シルク村は半日コースとなりますが、同じく半日コースとしてベトナムの伝統的な陶器が購入できるバッチャン村もあります。詳しくは「ハノイのお土産は通称「シルク村」バンフック村でシルク製品を買おう!」をお読みください。

ベトナムシルク村「バンフック村」について

ベトナムにシルクのイメージはあまりないかもしれませんが、実はベトナムのシルク産業は今から1,200年以上前に遡ります。バンフック村はその1,200年以上の古い歴史を持つ伝統的な村ですが、それだけではありません。

バンフック村は「ベトナムで一番」なだけではなく、フランス植民地時代には「インドシア(ベトナム・ラオス・カンボジア)の中で一番」とされてきました。

現在でも昔からの伝統的な製法は継続され、バンフック村の住民の9割はシルクに関係した仕事に携わっていることから「シルク村」として有名です。この点はバッチャン村ととてもよく似ています。

シルク商品の質が良く種類が多くしかも安い

シルク村は村の9割がシルクに関係している仕事をしていますので、廻り尽せないほど多くのシルクの店があり、種類も豊富です。

ハノイではホアンキエム湖の近くのハンガイ通りが「シルク通り」として有名ですが、ハンガイ通りと比べて種類が圧倒的に多く、また値段は半額以上安い値段で買えるものもあります。

それでシルク村は、観光としてもお土産を買う店としても十分に満足の行く場所となっています。

手作業で作られたシルクの布地はシワができにくく、着心地もとても良くなっています

シルクの生産工程を見学できる

シルク村のもう一つの魅力は、販売している裏側に小さなシルク工場があり自由に見学できることです。本格的に工場を見学されたい方は、町の至るところにある大きめの工場に入ってみてください。

どの工場に入っても嫌な顔されないで、写真なども自由に取ることが出来ます。

そしてこの販売所の裏に工場があり、生産工程を見学できるという事実はシルク村のシルクが本物であるということの証拠のひとつでもあります。

偽物のシルク商品が社会問題になっている

ベトナム旅行へ2016年以前に行っている人なら、お土産に「カイシルク」という商品を買っている人もいらっしゃるかもしれません。

カイシルクとはベトナムの高級シルクブランドで、全商品が100%国産、生地から生産工程もすべてベトナムと謳っていました。ベトナムの5つ星ホテルはもちろんのこと世界中から愛用されているベトナムトップブランドでした。

ところがこのカイシルクの製品は、成分を検査したところシルク0%の完全な偽物であることがわかりました。シルクの入っていた製品はベトナム産と偽り、中国産の安物シルクを使っていたようです。

このことをきっかけに改めて、「シルク100%」の「ベトナム産」と表示されているものが改めて本物であるかどうかを見直さなければならなくなりました。

バンフック村のシルク製品は現地の人は全て100%本物ので中国製品はないと断言しています。現地で工場もたくさんありますので完全な偽物は少ないものの、それでも残念ながら70%が合成繊維であると現地で報じられています。

ベトナム人にとってこの「偽装」というのはそれほど珍しいものではなく、わかっていてそれでも安いので買っている人も多いようで、本物のシルクはやはりそれなりの値段がします。本物のシルク製品の見分け方については、後ほど解説します。

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シルク商品の種類と値段

シルク村には定番のシルク商品から、「こんなものまでシルクで作るの?」というものまで様々です。シルク村でかえるシルク商品と大体の値段を紹介します。

シルク商品の種類 値段
小物類 20,000ドン(約100円)〜
ワインカバー 30,000ドン(約150円)〜
ストール(無地) 40,000ドン(約200円)〜
ストール(柄付き) 80,000ドン(約400円)〜
スカーフ 40,000ドン(約200円)〜
ネクタイ

100,000ドン(約500円)〜

アオザイ

200,000ドン(約1,000円)〜

ワンピース

200,000ドン(約1,000円)〜

パジャマ

200,000ドン(約1,000円)〜

バック

600,000ドン(約3,000円)〜

この他にも色々な商品がありますので、ぜひご自分の目で確かめてください。料金は大まかの値段ですが、まとめて買えばもっと安くなることもあります。

ただし海外旅行に慣れていない人は多少値段をふっかけられるのは覚悟しておいた方が気持ちよく買い物ができます。

シルク村へのアクセス方法

旧市街方面からシルク村へのアクセス方法は、次のようなものがあります。値段、快適、難易度は次のとおりです。

交通手段 値段(往復) 移動時間 快適度 難易度
タクシー

1台400,000〜500,000ドン程度(約2,000〜2,500円)

30分前後

☆☆☆☆ 低い
バイクタクシー

1人150,000ドン程度(約750円)

30分前後

☆☆ 高い
路線バス

1人28,000ドン(約70円)

1時間弱

☆☆☆ 高い
ツアー

食事なし2,000〜3,000円程度
食事込み4,500〜5,000円程度

半日コース

☆☆☆☆☆ 非常に低い

それぞれの方法について具体的に解説していきますね。

タクシーで行く

ハノイでは基本的な交通手段がタクシーです。旧市街周辺はもちろん至るところに走っていますので、気軽に乗ることが出来ます。

タクシーの運転手にシルク村中心地である次の住所を言うか、通じなければ直接下の文字を見せてください。

  • 「69  Vạn Phúc(サウ チン ヴァン フック)」

ハノイでタクシーを使うと時々法外な料金を請求してくることがあります。「信用できるタクシーの選び方とぼったくり回避する方法」については「ハノイ観光半日プランならバッチャン村のバッチャン焼きがおすすめ!」で解説していますのでここでは割愛します。                       

バイクタクシーで行く

もし1人旅行をしているならバイクタクシーもおすすめです。ハノイ中心地の旧市街から郊外のバンフック村までをバイクで駆け抜けるのはスリル満点ですが、とてもいい思い出になるでしょう。

道を歩いていると声をかけてくることもありますが気軽に、そして安全に利用するためには乗車アプリ「Grab(グラブ)」をダウンロードして利用しましょう。

www.grab.com       

バイクタクシーやGrab についても「ハノイ観光半日プランならバッチャン村のバッチャン焼きがおすすめ!」で詳しく解説しています。                       

路線バスで行く

路線バスは1回の利用で7,000ドン(約35円)です。今回はTrang Tien Plaza前からバンフック村まで1回乗り換えするルートを紹介します。

  1. Trang Tien Plaza前(23 Hai Bà Trưng)に行って2番バスが来たら乗る
  2. 車掌が近づいてきますので、7,000ドンを払う。(ここではぼったくりにあうことはありません)
  3. 74. Nguyễn Trãiで降りる
  4.  19番バスが来たら乗って、同じく7,000ドンを払う。
  5. 233 Vạn Phúcで降りる。

上記のルートでなくてもハノイでGoogle マップに「シルク村」と打ち込めば、あなたのいる場所からシルク村までの最適ルートとバスの番号を教えてくれます。

車掌さんに目的地を言っておくと教えてくれることもありますが人によりますので、スマホでGoogleマップを確認しながら乗っておくことをお勧めします。

ツアーで行く

シルク村への半日プラン観光ツアーもあります。バッチャン村と違ってあまりメジャーではありませんが旅行会社や各種サイトで扱っています。

ツアーの中でバンフック村の歴史を教えてくれたり有名どころの店をまわってくれたりと、無駄がありません。

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シルク村おすすめの店

シルク村はバッチャン村ほど観光地化されていなく、「この店は行っておいた方がいい」というのがありません。

しかしいくつかの通りには観光客向けにシルク製品のお店がたくさんある場所がありますので、そのいくつかを紹介していきましょう。

まずはここから「Lang Lua Van Phuc (バンフックシルク村)」

こちらは特定の店ではありませんが観光地化されているシルク村の中心地で、シルク村に行ったらまず最初に行く場所です。

タクシーに乗ったらまずここを目指してください。シルク製品のお店が多数並んでいます。

入り口にある施設ではシルク作りで実際に使っている道具や、シルク村の歴史を見ることが出来ます。

名称:Lang Lua Van Phuc (バンフックシルク村)

住所:69 Vạn Phúc, Vạn Phúc, Hà Đông, Hà Nội

営業時間:8:00~17:00(店舗による)

クレジットカード:ほとんどの店では使用不可

休業日: 無休

無料で本格的に見学できる「Mao Silk(マオシルク)」

こちらは工場から販売までしている比較的大きな店で、絹糸作りから、機織りまで一連の工程を見学できるのが魅力です。

基本的には機械で作業していますが、リクエストすれば手作業でもしてくれます。見学料金は無料ですし、見学したので何か買わなければならないという雰囲気もありません。

お店で売っているシルク製品もセンスよく配列されています。観光客向けに少し高めの値段設定ですが、それでも旧市街と比べるとかなり安いです。

名称:Mao Silk(マオシルク)

住所:10 Phúc, Vạn Phúc, Hà Đông, Hà Nội

営業時間:8:00~17:00(店舗による)

クレジットカード:使用不可

休業日: 無休

シルク村の新しいショッピングロード「Thi Sy(ティーシー)通り」

Cau Am(アム橋)を渡って川沿いに右に向かって伸びているティーシー通りはシルクの店が立ち並んでいますので、色々な種類のシルク製品を買うことが出来ます。。

観光客のために整備されていますがまだ知名度はそれほど高くありませんので、値段も安く掘り出し物も多いのでお勧めです。

シルクの布地からバックまでシルク製品が何でも揃います。

名称:Thi Sy(ティーシー)通り

住所:Ngô Thì Sỹ, Vạn Phúc, Hà Đông, Hà Nội

営業時間:8:00~20:00(店舗による)

クレジットカード:使用不可

休業日: 無休

旧市街でシルク製品を買える場所

旧市街でホテルをとっている方は、わざわざシルク村に行くのも大変と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

シルク村に行く前にハンガイ通りでシルク製品や値段をチェックしてからシルク村に行くと色々な違いも確認できて面白いです。

ここでは旧市街にあるシルク製品を買える通りや店を紹介します。

Hang Gai(ハンガイ)通り

ハンガイ通りは別名「シルク通り」とも呼ばれていて、シルクの専門店がずらりと並びます。色鮮やかなシルク商品やおしゃれで可愛い小物が立ち並ぶ通りで女性なら一度は行っておいた方がいいでしょう。

ホアンキエム湖からもすぐ近くなので、アクセスがいいのも魅力です。

値段はシルク村の倍以上しますが、それでも日本と比べるとかなり安く、センスがいいものばかりです。

名称:Hang Gai(ハンガイ)通り

住所Hàng Gài, Hoàn Kiếm, Hà Nội

営業時間:8:00~20:00(店舗による)

クレジットカード:ほとんどの店で使用可

休業日: 無休

Indochina Silk(インドシナシルク)

ハンガイ通りから徒歩圏内に、シルク製品を扱っているお店があります。もともとはハンザ市場の2階にある小さな店でしたが、今はリーコックスー通りに大きな店舗を構え、視点もいくつか出すようになっています。

女性社長のデザインやセンスで仕入れてきたシルク商品はどれもおしゃれなものばかり。ベトナムシルク100%なので上品な光沢と滑らかな肌触りです。

200種類以上あるシルク生地もメートル単位で注文でき、オーダーメードでアオザイや他の製品を作ることもできます。

名称:Indochina Silk(インドシナシルク)

住所:4 Lý Quốc Sư, Hàng Trống, Hoàn Kiếm, Hà Nội

営業時間:9:00~21:00

クレジットカード:使用可

休業日: 無休

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本物のシルク製品の見分け方

素人では本物と偽物の見分け方はかなり難しいですが、それでも明らかな粗悪品を買うことがないよう以下の点を試してください。

  • 光沢
  • 肌触り
  • 燃やす

最後の燃やす以外全ての特徴を買う前に確かめてください。

光沢

シルクは美しい光沢が魅力ですので、まず普通の布地と比べて光沢に注目しましょう。偽物シルクには本物とほとんど変わらない光沢のものもたくさんありますが、まず光沢のない商品は除外できます

シルクの生地同士をこすり合わせると「キュッキュ」という音がします。ナイロン生地など偽物は光沢はごまかせてもこの音が出ませんので、この音は大きなチェックポイントになります。

肌触り

シルク特有の滑らかな肌触りも偽物は真似しきれません。衣服の場合、肌に触れ合う内側は本物のシルクを使い、外側は合成のシルクを使うこともありますので、外側内側両方を触って違いを試してみてください。

燃やす

本物のシルク生地は髪の毛と同様タンパク質でできていますので全く同じ燃え方で、同じ匂いがします。シルク生地と髪の毛を一緒に燃やせば素人でもすぐに見分けることが出来ます。

本物のシルクと髪の毛はを燃やすと火を当てた部分だけが少しずつ燃え炎から離すとすぐに火が消えます。また匂いは髪の毛と全く同じタンパク質が燃えた匂い画します。一方偽物は繊維が溶けるように燃え、独特の匂いがします。

こちらは最もわかりやすい見分け方ですが、当然のことながら実際に商品を買わないと確かめることはできません。

安い値段で本物と見分けがつかないならそれはそれで価値があります。「燃やす」以外全て試してみてそれでも偽物の特徴がわからないなら、現地の人のようにあえて偽物かもしれないとわかって買うという方法もあるかもしれません。

シルク村でランチやディナーはできる?

バンフック村は観光地ですが外国人向けのレストランはあまりなく、どこにでもあるようなベトナム人向けの食堂ばかりです。バンフックからタクシーで10分ほどでイオンモールハドン店がありますので、そこでクーラーの効いた部屋で食事をとることをおすすめします。

ハノイ中心部に戻って食事をとるならこれだけは行っておきたい!ハノイ旧市街周辺のおすすめランチ・ディナー」を参考にしてみてください。

タイ湖やチュックバック湖周辺のレストラン情報については穴場あり!タイ湖周辺にあるおすすめのレストランをエリアごとに紹介で紹介しています。

ハノイ郊外のシルク村「バンフック村」 まとめ

今回はバンフック村のシルク製品を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

ハノイ郊外にあるバンフック村はバッチャン焼き村と比べて少し知名度が落ちるかもしれませんが、魅力的な場所です。

女性はシルクのストールや小物入れなどが人気ですし、男性にはシルクのネクタイが人気でどちらも楽しむことが出来ます。

ハノイ郊外にあり、ちょっとした遠出の観光地として楽しめるのも魅力です。

ハノイには魅力的な観光地が他にもありまっす。