
Contents
- 1 Happy Hour(ハッピーアワー)ってなに?
- 2 筆者おすすめのケアンズでハッピーアワーのあるBAR&PUB
- 3 ビールのサイズと注文方法
- 4 ハッピーアワーの注意点
- 5 まとめ
Happy Hour(ハッピーアワー)ってなに?
英語圏のBarやPub、レストランなどでよくみるHappy Hour(ハッピーアワー)の看板ですが、みなさんHappy Hourをご存じでしょうか。
Happy Hourは一般的に午後4時~7時までの時間帯の中で1~2時間ほど、ビールやワイン、カクテルなどが割引価格で提供されるのが一般的です。
7時前までの客入りを促進するためのいわばプロモーションなんですが、ケアンズでは大体どこのBARでも15%~半額程度まで割引されていたり、指定のビールやワインが5ドル均一(日本円で約380円前後/2020年7月現在のレート)で飲めたりと、物価の高いオーストラリアにおいてはかなりお得なサービスなんです。
Happy Hourの開始・終了時間はお店によってバラバラですが、基本的にはダイニングが混みだす6~7時までとしている場所が多いです。
Happy Hourをうまく利用して、BARやPUBを上手くハシゴ酒すれば16時から19時まで格安でいろんなお酒を楽しむことも!
オーストラリアは広大な自然や綺麗な水を生かした多くのワイナリーや、ローカルのビール醸造所から作り出されたクラフトビールが数多くあって、滞在中に出来たら色々と試していただきたいものです。
オーストラリアのビールについて詳しくはオーストラリアのビール!値段・種類・ブランド・お土産・おすすめや選び方まで完全解説!をご確認いただけると、より楽しめると思います。
ちなみに、英語ではお店を移りながら飲み歩くことをBAR HOPPING(バーホッピング)やPUB CRAWL(パブクロウル)といいます^^
筆者おすすめのケアンズでハッピーアワーのあるBAR&PUB
人気観光地のケアンズには海の見えるエスプラネード沿いにたくさんのBARやPUB、レストランが立ち並んでいます。
青い空と芝生、トロピカルな花やヤシの木などの植物を見ながら海風にあたってお酒を楽しめる、そんな理想のロケーションでお酒を楽しみたいと思いませんか?
ここでは、ケアンズ在住の筆者が現地人たちにも人気のおしゃれでお酒のおいしいBARやPUBをご紹介していきます!
Riley (ライリー)Crystalbrook Collection
ケアンズの象徴ともいえるエスプラネードの真ん前に構える、5つ星ホテルのライリー。
円柱型のタワーのような建物が特徴的です。
1階にはオープンプールがあり、プールバー及びレストラン併設のバーPaper Crane(ペーパークレーン)レストラン&バーにてお酒を楽しむことが出来ます。
更にプールを挟んで反対側、タワーの1階にはGreenfields (グリーンフィールズ)。
タワーの最上階にはよりカクテルに精通した屋上BARおよびダイニングのRocco(ロッコ)と3つのBARがホテル内に併設されています。
私のおすすめは断然、Rocco(ロッコ)!
円柱上になったタワーの最上階に位置するこのルーフトップBARは屋外テラスにも席があり、海沿いのタワーからはケアンズの街が一望できてとってもロマンチックなんです!
とくに、Happy Hourでもある夕方は日が落ちてきて電飾がともったケアンズのエスプラネードがより一層きれいに見えるので、ぜひ一度は足を運んでみてください!
〒131-141 Esplanade, Cairns City QLD 4870
Paper Crane restaurant and bar
Happy Hour:日曜日~木曜日の16時~18時
$5でスピリッツ、 ビール、ワインが楽しめます!(メニュー及びブランド指定あり)
海の真ん前でソファー席もあってゆっくりとくつろげます。
Rocco(ロッコ)
Happy Hour:月曜日~木曜日の16時~18時と20時~22時
$15でカクテルが楽しめる
円柱上のタワーの最上階に位置していて、お店の中にはバーチェアやハイテーブル、ソファ席などがある。
外に出てクッションにすわって飲むこともでき、テラスからはケアンズが一望できる!
メディタリアン(地中海料理)スタイルの食事が楽しめるレストランでもある。
カジュアルなドレスコードがあり、男性のノースリーブやビーチサンダルは入店拒否される可能性あり。
Greenfields(グリーンフィールズ)
Happy Hour:金曜日と土曜日の16時30分~18時30分
$5でビールとワインが楽しめる
Paper Crane restaurant and barとはプールを挟んだ、反対側のタワー1階
HEMINGWAY'S BREWERY(ヘミングウェイ・ブリュワリー)
クラフトビールが人気で主流のオーストラリア、HEMINGWAY'S BREWERYはCairns Wharf(ケアンズワーフ)のケアンズの客船ターミナルにあるケアンズ発のビアブルワリーです。
ここではビール醸造所が見える屋内と美しいケアンズの海辺の景色を望む屋外との両方で様々な座席を楽しめます。
筆者のお気に入りのマイクロビアブルワリーです!
最近は酒屋や地域のレストランなどにも商品を卸していて、街中でヘミングウェイの商品を目にすることも増えました。
5種類と10種類とのテイスティングビールやビール醸造所ツアーなども開催しています。
食事もかなりクオリティが高くおいしい!
Happy Hour:月曜日~日曜日まで17時~18時
〒44 Wharf St Port Douglas QLD 4877
The Pier Bar Cairns(ピア・バー)
海風の気持ち良い、海沿いにあるショッピングセンター、The Pier Shopping Centre(ピア・ショッピングセンター)内の1階、海の真ん前に大きく開いたテラス席が特徴のBAR&レストランです。
ロケーションが最高で、食事もおいしいピア・バーはローカルオージーに特に人気で、昼夜を問わずいつも人で溢れ返っています。
店内外に色々なタイプのテーブルやソファ、チェアが配置されています。
Happy Hour:月曜日~日曜日の17時~19時まで(祝日を除く)
$5ビール(スクーナーサイズ)
ワインやカクテルなども対象になっています。
〒The Pier Shopping Centre, 1 Pier Point Rd, Cairns City QLD 4870
THE BACKYARD(バックヤード)
The Pierのマリーナ、リーフフリートターミナルの真ん前に位置するBar&レストランです。
マリーナに停まった船を見ながら飲むビールは最高!
Happy Hourが2回あるのも特徴です。
テーブルからソファ、バレル樽を使った簡単なバーテーブルなど雰囲気に合わせて席もチョイス可能!
昼間は青い海と停泊した船を眺めに、夜はバックヤードの名の通り、裏庭のようなカジュアルな芝生が電飾で飾られておしゃれな雰囲気に早変わりします^^
Happy Hour中は食べ物のディスカウントメニューもあります。
Happy Hour:17時~19時と21時~22時
スピリッツやハウスワイン、$5ビール(スクーナーサイズ)やフードなど
〒Pier Point Rd, Cairns City QLD 4871
THE CHAMBERS(チャンバーズ)
1920年代に建てられ実際にNABの銀行として使われていた建物の中にレストラン、バー、カフェの入ったとてもレトロでかわいいBAR&レストランです。
名前のCHAMBERS(部屋)の名のごとく、各部門に分かれていながらもバーやレストラン間の行き来は自由♪
おしゃれな雰囲気とレアなワインを含めて品ぞろえ豊富なドリンクメニューやおいしい料理が売りです。
THE CHAMBERSでは一般的なHappy Hourに加えて、毎週木曜日に女性専用の割引メニューも設けてあります。
Happy Hour:15時~18時と21時~23時の2回
$5で生ビールやハウスワイン
カクテル2杯を1杯分の料金で提供:エスプレッソマティーニ、マルガリータ、ダイキリ
木曜日のレディースデイ:17時~19時
女性であればスパークリングワインやプラッターの割引あり
〒21 Spence St, Cairns City QLD 4870
SALT HOUSE(ソルトハウス)
ケアンズの海沿い、ヨットハーバーの角にあるこのPUBレストラン、雰囲気でいえばケアンズNO.1レストランといってもいいくらい最高のロケーションでイタリアンやフレンチをベースにしたモダンオーストラリア料理が楽しめます。
店内の雰囲気も抜群によく、少しおしゃれをしてゆっくり食事をしたい時には店内で、友達や恋人とちょっとカジュアルに飲みたい時には入口のBarエリアでドリンクをワイワイ楽しむことが出来ます。
Happy Hour:月曜日~金曜日の16時~18時
$5ビール(スクーナー)/$6ハウスワイン
毎週月曜日の20時からはスピリッツやビールがなんと$5以下に!$11でモヒートも楽しめます。
〒Marina Point, 6/2 Pier Point Rd, Cairns City QLD 4870
BOAT SHED(ボート・シェッド)
ケアンズのマリーナのすぐ横、ダイビングやシュノーケリングが人気のグリーン島などへの船が発着するリーフフリートターミナルの真横に位置するBOAT SHEDでは海風に吹かれながらのアウトサイドテーブルで、少し早めのHappy Hourが楽しめるのが特徴です。
Happy Hourの始まりが15時からなので、ちょうどグリーン島でアクティビティを終え、一杯ビールをひっかけてから一息つきたい!!なんて時にぴったりです。
近くにはSALT HOUSE(ソルトハウス)やTHE BACKYARD(バックヤード)などがあるので、BOAT SHED(ボート・シェッド)でHappy Hourを楽しんでから近くの他のBARやPUBのHappy Hourをはしごしていくなんてコースで飲み歩くのもおすすめです^^♪
Happy Hour:15時~18時
$5ビール(スクーナー)
〒Harbour Lights Shop 7&8, Cairns Harbour Lights, 1 Marlina
Rattle & Hum(ラトル&ハム)
地元のオーストラリア人にこよなく愛されているPUB&レストランです。
店内にはスポーツなどを映し出しているスクリーンやビリヤードなどが楽しめて、ちょっとした大人の隠れ家的PUBという雰囲気。
BARに比べるとよりカジュアルで、地元オージーたちが仕事帰りに建設業などのユニフォームでもパッと入って1杯やれるような場所です!
エスプラネード沿いの大通り、かなり目立つ場所にあるこのPUBにはピザ窯やグリルもあってオージースタイルのハンバーガーやフィッシュアンドチップス、ピザなどビールにぴったりの食事が楽しめます。
キッズメニューもあるので、お子さん連れでも気軽に飲みに入れます。
オーストラリアの鳥、エミューが描かれた看板が特徴です♪
Happy Hour:17時~19時
$5ビール(スクーナー)$10(ジャグ/ピッチャー)/$5ハウスワイン
料理は20%オフになります。
〒67 Esplanade,Cairns, Queensland 4870,Australia
ビールのサイズと注文方法
ほとんどのボトル入りビールが250ml(スローダウン/ツイストトップ)、375ml(スタビー)、750ml(ロングネック)のサイズで販売されています。
ちなみに、オーストラリアブランドのビールは基本的にはツイストといって、蓋部分をねじることで簡単に開けることができます。
栓抜きいらずです!!
オーストラリアビールはグラスのサイズで名前が異なる
JUG(ジャグ):これは通常1140mlの大きなピッチャーに入ったビールをさします。
日本でも見かけますね、友達とシェアするのにおすすめです。
PINT(パイント):一般的に570mlのグラスビールですが、南オーストラリア州では450mlのグラスでサーブされるものをパイントと指し、インペリアルパイントと呼ばれています。
SCOONER(スクーナー):スクーナーをパイントと呼ぶ南オーストラリア州を除いて、一般的には450mlのグラスビールです。基本的にはHappy Hourでサーブされるのはこのスクーナーサイズのビールです。
POT(ポット):は285mlのグラスビールです。各州でHalf Pint、Middy、Handle、Tenなど、さまざまな名前で呼ばれています。
生ビールが飲みたい!
基本的にHappy Hourで提供されるのはビールサーバーから注がれる生ビールですが、ビールの種類によってはボトルでサーブされることも。
ビールはやっぱりグラスで、生をごくごく飲みたい!そんな方も多いのではないでしょうか。
生ビールはオーストラリアでは「TAP BEER(タップ・ビアー)」と呼びます。
大体どこのBARやPUBもビールサーバーがバーカウンターに設置されていて、ブランドも確認できるので指差しでサイズを指定して注文すると簡単かもしれませんね。
ちなみに、日本で我々が飲んでいるビールはラガービールと呼ばれるビールです。
オーストラリアのクラフトビールはエールビールといわれるビールが多く、色々な種類があるので是非飲み比べてみてください。
もし、なんのビールがおいしいのか注文に迷ったら、ラガービールを選ぶと日本人の舌には間違いなく合うと思います。
オーストラリアビールの種類やフレーバー、人気ブランドなどについて詳しく知りたい方はぜひオーストラリアのビール!値段・種類・ブランド・お土産・おすすめや選び方まで完全解説!をチェックしてみてくださいね。
ビールをオーダーする方法
注文で重要なのは「ビールの種類」「サイズ」「支払い方法」の3つです。
基本的にはどこのBARやPUBも(特にHappy Hourは)セルフサービスなので自分でカウンターに行き、注文をして、その場で支払ってドリンクを受け取って戻ってきます。
Happy Hourの時間帯は割引対象のビールやワイン、カクテルが限定されていることが多いので、何がHappy Hourの対象なのかチェックしましょう。もちろん、通常のドリンクも割引対象外ですがオーダーすることが出来ます。
Happy Hourの場合はビールはスクーナー、グラスワインは125mlとサイズがすでに決まっていることがほとんどなので、サイズ指定もほぼなくスムーズにオーダーできるかと思います。
基本的には注文は「Can I have a (サイズ)of(ビール)?」で通じます。
TAPビールの場合、試飲をお願いすると、1口分のビールを注いでくれたりするので、迷ったときにお勧めですよ^^
JUGの場合は何人分のグラスが必要か聞かれますので、数を伝えましょう。
支払いはキャッシュかカードですが、キャッシュレスが基本のオーストラリアではデービッドカードが主流です。
店員さんに「カード(もしくはタップ)ORキャッシュ」と支払方法を聞かれると思います。
キャッシュであればお金を手渡せば終了です。
タップとは、デービッドを機会にかざすと口座から引き落としになるシステムです。
日本のクレジットカードの場合タップの後に暗証番号もしくはサインが必要となる場合や、カードを読み込んでクレジット選択にする必要があります。
ハッピーアワーの注意点
対象ドリンクを確認する
Happy Hourはほとんどのお店で割引対象のドリンクが指定されています。
親切に選択できるメニューがある所もあれば、自分で聞かないと教えてもらえないところも。
もし、どれが対象かはっきりしない場合は
「Which one is for the Happy Hour?」や「What is the Happy Hour Drink?」と聞くと教えてもらえるので確認しましょう。
終了時間の少し前にラストオーダーしに行こう
Happy Hour終了の終盤にはみんな最後の1杯を!と列をなすのでスムーズに買えないことも。
「日本みたいにこの列までで終わりです」といった親切な感じではなく、きっちりと「19時になったよ!はいおわり!」と1分過ぎたらレジのカウントの関係できっちり割引を終えられてしまうので、もし最後の1杯をと考えているのであれば少し早めにオーダーしに行くのが無難です。
オージーたちは最後のラストオーダーで2杯分オーダーして帰ってくることも^^
身分証明書を持ち歩こう
これはHappy Hourに限ったことではありませんが、BARやPUBでは25歳以下に見える場合には年齢確認がされます。
オーストラリアでは18歳からお酒が合法ですが、日本人をはじめとするアジア人はどうも若く見えるらしく、成人から10年以上たつ筆者でもいまだに毎回年齢確認されてしまいます。
BARやPUBなどお酒を扱う場所に出入りするときにはパスポートや免許証などの顔写真つきの身分証明書を忘れないようにしてください。
まとめ
今回ご紹介したBARやPUBはロケーションも最高のおすすめ店ばかり♪
年中常夏のケアンズではどこにいってもビールがとってもおいしいです。
常夏といえど夕方には少し気温も落ち着くので、夕風にあたりながらアウトサイドのテーブルやソファでゆっくりと異国の地を堪能しましょう!
お店によって扱うビールやワインも全然違ってくるので、ぜひHappy Hourの時間帯を上手くつなげて色々なお店をバーホッピングしてみてくださいね♪