
女性が結婚・出産で仕事を辞め、専業主婦というスタイルは過去の話。
女性は男性よりライフステージの変化がたくさん起こることを承知のうえで、仕事を続けることを選ぶ人が増えてきました。
今では、出産後も育児をしながら仕事をするのが普通になっています。
そんな女性たちの働き方の一つとして、フリーランスを選ぶ人が増えてきているのです。
女性がフリーランスを選ぶ理由やメリット、また女性が仕事する実情を知るために、
- フリーランスが増える背景と女性のキャリア・仕事の考え方
- フリーランスを選んだ女性の仕事の不満や悩み
- フリーランスは女性のライフステージに合わせやすい働き方
- フリーランスは女性のライフステージでの悩みの解決策に繋がる働き方
- フリーランスは子育て中のママ・介護・転勤・海外駐在妻にはぴったりな働き方
- フリーランスの女性におすすめの職種
- フリーランスとして女性が仕事で活躍するためのスキル・仕事の探し方
- フリーランスで女性が幸せな人生を送っている人たちの考え方や大事なポイント
など
女性のフリーランスというひとつの働き方を通して、仕事の悩みの解決策や生き方を紹介していきます。
Contents
- 1 フリーランスの働き方を選ぶ女性が増えてきている実情
- 2 フリーランスVS会社員 ――女性の人生満足度――
- 3 フリーランスを選んだ女性の仕事の悩み
- 4 フリーランスが増える背景にある女性のキャリア・仕事の考え方
- 5 フリーランスは女性のライフステージに合わせやすい働き方
- 6 フリーランスは女性のライフステージの悩みを解決する方法のひとつ
- 7 フリーランスになる女性におすすめの職種
- 8 女性がフリーランスになる時の心得・仕事の探し方
- 9 フリーランスとして女性が仕事で活躍するためのスキルや要素
- 10 女性がフリーランスになるメリット・デメリット
- 11 フリーランス女性が幸せな人生を送るうえで大事な考え方
- 12 まとめ:フリーランスになった女性の満足度は人生満足の高さと比例する
フリーランスの働き方を選ぶ女性が増えてきている実情
この数年でIT技術やネットワーク技術の向上により、在宅でも充分なPC環境が手に入るようになりました。
テレワークなど在宅勤務できる制度も整ってきたこともあり、育児をしながら在宅で働く女性が増えてきています。
2018年度のフリーランス人口は、1,119万人(ランサーズ調べより)
それ以降も増加傾向にあるのですが、ここ数年で女性のフリーランスが増えてきています。
今回は、女性にとってのフリーランスの働き方に、スポットをあててみることにしましょう。
まずは、フリーランスの女性比率を見てみましょう。
■フリーランスの女性比率(フリーランス協会の発表したデータより)
2017年度:34.8%⇒2018年度: 47.9%
■エンジニアの分野での女性比率(JISA発表「情報サービス産業基本統計調査」結果より)
2014年15.40%⇒2018年19.30%
現在では、男性主体だったエンジニア分野でさえ、5人に1人は女性だというのが実情です。
女性にとって理想のライフバランスは人それぞれですが、ライフスタイルが変わっても仕事と私生活を、上手く両立できる働き方のひとつになっているのです。
フリーランスは、これまでのキャリアを活かしながら、スキル次第で性別・年齢に関係なく働ける業界です。
仕事と私生活のバランスを上手く調整できるのがフリーランスですが、果たしてこの働き方を選んだことが「女性の人生の幸せ」に繋がっているのでしょうか?
フリーランスVS会社員 ――女性の人生満足度――
Warisの「活躍フリーランスの幸せ度実態調査」の結果を紹介します。
この調査では同時に「人生満足尺度」という指標を用いて、「フリーランスと幸せ」の関係を調査しています。
■フリーランス女性の人生満足度の平均・・・・・25.9点(35点満点)
■日本人平均値の人生満足度・・・・・18.9点
この調査では、フリーランス女性の方が「満足度」が高いということが分りました。
収入や働く時間の多寡は個人の幸福度との間に明確な相関は見られず、むしろ幸せに働くうえで影響力が大きかったのは、「今の自分がなりたかった自分かどうか」(「Waris」 2017年5月30日公表より)
※Warisは、フリーランスの総合職女性と企業のマッチングサービスを手掛ける会社。
そもそも、どれくらいの収入を得たいのか、どれくらい働きたいのかは個人によって異なるものです。
人生満足尺度を上げるためには、個人の希望に合った働き方+報酬を得られる働き方をすることが大事だということです。
ただ、この調査結果は、全ての女性に当てはまるものではありません。
なぜなら、調査協力したプリーランスが、パートナーの収入でフリーランスの不安定さをカバーできる状況にある女性が多かったからです。
だとすれば、夫婦がフルタイムで働きながら育児をする生活に限界がきている家庭であれば、どちらかがフリーランスという働き方を選択することで、両親も子供にとっても幸せになることに繋がる可能性が高いということがいえるでしょう。
▶この調査の詳しい内容を知りたい人はこちらから⇒Warisの「活躍フリーランスの幸せ度実態調査」
では、今の女性は「働くこと」や「キャリア」に関して、どう考えているのでしょうか?
フリーランスが増える背景と働く女性の3つのタイプ
近年、人生100年時代と言われるようになったことで、「働く」ことについて定義し直すことが必要になってきています。
たとえ会社員でも、
●終身雇用が崩壊すると⇒会社は最後まで守ってくれない
●定年が70歳~75歳になると⇒シニアになっても働くことが求められる
そうなると・・・・・、
これからはキャリアを財産に、キャリアを活用・運用していかなければならない時代になっていくはずです。
つまり、働くことで自己実現することが必要になってくるのです。
でも、働きたくない女性もいるはずです。
一般的に、働く女性を大きく分けると3つのタイプに分かれます。
あなたはどのタイプ・・・・・家庭中心型?順応型?仕事中心型?
3つのタイプ「家庭中心型」「順応型」「仕事中心型」の特徴をまとめてみました。
◆【家庭中心型】・・・・・女性の約20%
- 人生を通して家族の生活と子供が最優先の女性
- 仕事を「しない」ことを好む
- 文化的な資格を所持しているがキャリアに繋がる資格ではない
◆【順応型】・・・・・ 女性の 60%
- 仕事と家族の両立を望む多様な女性がいる
- キャリアが定まらず計画的でない
- 仕事はしたいが仕事に専念するわけではない
- 仕事をするための資格を所持している
◆【仕事中心型】・・・・・女性の約20%
- 子持ちでない女性が集中している
- 人生の最優先は仕事(または政治活動・スポーツ・アートなどの社会活動)
- 仕事や同等の活動に専念している
- 仕事やその他の活動に対する資格や訓練への投資に積極的
様々なタイプの女性がいるなか、働く女性を取り巻く環境は変化してきています。
政府も女性の活躍促進を政策に取り入れ、企業も女性管理職の増加・短時間勤務制度・育児休暇の促進など、女性のキャリアや仕事・家庭を「両立」する環境も整ってきています。
――8割以上の女性は働きたいのに・・・・・多くの女性は仕事を辞めている
なぜ? 本当に、結婚や出産・子育てが理由なのでしょうか?
実は、女性が仕事を辞めるのは――「仕事への不満」や「キャリアの行き詰まり」が原因だということが、調査で明らかになっているのです。
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フリーランスを選んだ女性の仕事の悩み
女性は男性より、結婚・出産・年齢を重ねると親の介護など、様々なライフステージがあり、自分の事情だけで人生が回らなくなることが多くなります。
育児の負担はどうしても母親側にかかってくるため、当然、仕事にも様々なことが影響してきます。
そこで、女性がどんな仕事の悩みを持っているのかを見てみることにしましょう。
女性向け求人情報サイト『エンウィメンズワーク』の「仕事の悩み」をテーマにしたアンケート結果を紹介します。
『エンウィメンズワーク』の調査結果より ※回答者の約 8 割が子どもを持つワーキングマザー
アンケート結果を見れば分るように、
実際には、会社の長時間労働の制度に基づいた評価がベースであるために、育児期や短時間勤務の女性が能力を発揮するには壁が多いというのが実情です。
仕事を続けていきたい女性からすれば、
- 思うように力を発揮できない不満
- 将来のキャリア形成への不安
など、が、本当の意味での女性が仕事を辞める理由になっているのです。
あなたも、フルタイムで働き続けることは、難しいと思っているのでは・・・・・。
女性が仕事を辞めることを考え始めるのが27歳・35歳
女性にとって27歳・35歳の時期は、どんなライフステージなのでしょうか?
働く女性にとって“子供の産み時”は、大きな悩みのひとつです。
今の働く女性は、新婚生活をある程度楽しんで、出産・子育てのことを考えた結果・・・・・
■女性の27歳・・・結婚を考え始める時期
子供を産んで早めに仕事復帰して、ワークライフバランスを上手く設計していけそうな年齢にあたります。
そして、適齢期が「30歳」だと考える人が多いようです。
■女性の35歳・・・物事に余裕が生まれ仕事やプライベートが充実してくる時期
周りの友達は結婚や出産を終え、そこでの生活を充実させている時期でもあり、独身であれば結婚に対して焦りを感じている年齢にあたります。
36歳を超えるとアラサーからアラフォーに変わることから、仕事・家事・子育てを考えると色々難しくなってくると考えています。
そして、ちょうどこの頃「子供を持つことを望む女性は管理職になりにくい」といった現実が見えてきます。
そうなると「この組織では結婚・出産を経てキャリアUPするのは難しい」と判断して退職へと繋がっているようです。
では、女性はキャリアや仕事について、どういう考え方を持っているのでしょうか?
それを知ることで、フリーランスが増える理由が見えてくるはずです。
フリーランスが増える背景にある女性のキャリア・仕事の考え方
女性の生き方そのものも多様化し、結婚・出産で退職するのが普通だったのはもう昔のこと。
働く女性たちは「長く働きたい」「成長したい」と考えています。
日本では約 6割の女性が、第一子出産前後に仕事を辞めています。
でも、出産・育児を機に退職してしまうと、再就職することは並大抵のことではありません。
厚生労働省「出生前後の就業変化に関する統計」によると、
出産前に就業していた女性が再就職しているのは、わずか18%程度。
その再就職でも、パートなどで復帰している率が高く、正社員として復帰するのが難しいという状況があるのです。
働く環境さえ整っていれば、2/3に近い女性は育児をしながら働く意欲を持っています。
では、そんな女性たちが仕事に対して、どんな意識を持っているのかを覗いてみることにしましょう。
女性のライフステージや子供のあるなしで仕事に関する意識の違い
新卒当時は、男性同様に活躍したいというキャリアウーマンが理想の女性は、女性が男性同様に働くことは、会社の仕組み・慣習や体力的にも難しいことを体験していきます。
そして、ある程度仕事を任されてくる30歳前後から、ライフステージに応じた働き方や出産後も働き続けるかどうかの意識も変化していきます。
ライフステージ別の女性の仕事に対する考え方や意識
女性のライフステージで変化して行く意識を、ポイントでまとめてみました。
■20代前半の若年独身女性・・・・・社会への関心やキャリア志向が低く「仕事より結婚」「育児に専念したい」
■アラサー独身女性・・・・・「結婚を意識している」「出産ギリギリ」「出産後も働き続けたい」
■アラサー既婚女性・・・・・「生活水準を維持したい」「社会との繫がりを重視したい」「出産後・育児中も働きたい」
■子供がいないアラサー既婚女性・・・・・「育児・親の介護などによってはどうなるかわからない」
■アラフォー独身女性・・・・・「定年後も働き続けたい」「老後が不安」「社会とつながっていたい」
女性全体として見ると「出産後、仕事はどうしますか?」という問いには、3割の女性が「定年まで・定年後も働き続けたい」と答えています。
その一方で、「結婚」「育児」パートナーの「転勤」、歳を重ねることで「介護」など、この先変わるライフステージによっては、どうなるかわからないという不安を感じています。
■女性はどう働きたいと思っているか?
「 家事・育児とやりがいのある仕事を両立したい」
「 時間と場所に制約がない環境で働きたい」
■女性はどんな仕事をしたいと思っているか?
「自分の専門性を活かしたい」
「自分が楽しめる仕事をしていきたい」
「 いつかは自分で事業をすることに挑戦したい」
■女性が描く家族や友人との関係とは?
「 配偶者の転勤へ同行して家族をサポートしながら経験を活かした仕事をしたい」
「育児や介護の時間が確保できて家族との良好な関係も維持しながら働きたい」
「 仕事を通じてプライベートな人間関係も豊かになりたい」
特に女性の場合、育児や介護が必要な環境であれば、自分で時間をコントロールできる働き方が必要になってきます。
近年フリーランスが増えているのは、そんな女性のライフステージに合わせやすい働き方であるということや、テレワーク・在宅勤務ができる環境が整ってきたことが理由だといえるのでしょう。
では、ここからは女性にとってのフリーランスの働き方を、もう少し詳しく解説していきましょう。
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フリーランスは女性のライフステージに合わせやすい働き方
今の女性のニーズに合った働き方は「バランス良く働ける」ということ。
将来的に結婚・出産を考え、どこに行っても自分しかできない仕事ができるのもフリーランスの魅力の一つです。
実際、フリーランス女性の 8 割がリモートワークや在宅勤務で、能力を活かしながら活躍しています。
◎参考までに「Waris」のアンケートでは、
- 月平均 80 時間~100 時間程度の稼働量で働いている女性・・・・・過半数を占めている
- 「オフィスに常駐」している女性の割合・・・・・ 20%
スキル・経験を積んできたうえで、結婚・出産などのライフステージを迎える 30 代~40 代女性には、バランスが調整できるフリーランスは満足度の高い働き方のようです。
また、ハイスキルでキャリア志向の女性たちにとっても、豊富な知識と経験を活かしながらプロフェッショナルとして柔軟に働け、キャリアの継続やキャリアUPのチャンスが広がる働き方のようです。
それでも「フリーランス」は働き方の一つの選択肢であって、すべての女性に最適な働き方と言えるわけではありません。
ただ、組織に属した正社員では、結婚・出産・介護・パートナーの転勤などの多様なライフイベントや、それに伴う環境の変化に応じて「自分らしく」キャリア継続するには難しいことは確かです。
雇用機会均等法が施行されて 30 年ですが――日本では、まだまだ男女差(ジェンダーギャップ)が大きいのが現実です。
変化していく社会やライフステージに対応しながら、働き続けていくにはどうしたらよいのかというなかで、新たな選択肢としてフリーランスが注目されているわけなのです。
フリーランスは女性のライフステージの悩みを解決する方法のひとつ
女性が働く人生なかでは年齢を重ねるにつれ、様々なライフステージが待ち受けています。
そのなかでも「主産・子育て」「親の介護」「パートナーの転勤」「パートナーの海外駐在」は、働く女性にとって仕事や人生にも大きな影響を及ぼすステージでもあります。
これらのステージに立つ女性の実情に対して、フリーランスの働き方が各ステージの女性の悩みを解決できる方法になっていることも知っておいてください。
まずは、働く女性が子供を望むのであれは、必ず経験する「ワーキングマザー」の実情からお伝えしていきましょう。
フリーランスは子供をもつママにはピッタリの働き方
18歳未満の子どもを育てながら働く就業構造基本調査によると、
18歳未満の子供を持つ女性の就業率は70.8%
「正規社員」は約20%
働くママが増えていても「正規」雇用が難しいのは変わらないようです。
最も多い雇用形態は、「パート・アルバイト」の次に「派遣社員」
子供をもつ女性が働いていない理由は、「自分に合う仕事が見つからないから・・・・・」
小さな子供がいるだけで、雇ってくれないところだってある・・・・・
働けたとしても、子供の急な発熱の度に退社することに・・・・・
そんなママさんにピッタリなのが、フリーランスの働き方です。
自分のペースに合わせて、働き方や仕事量を調節しながら調整することができます。
特に小さい子供をもつママさんなら、その時の環境に応じてワークバランスを調整できるのが魅力。
子供が小さい頃は仕事をセーブし、少し手が離れてきたら徐々に増やしていけばいいのです。
子供が一番かわいい時期は、ほんの一瞬!その時期を一緒に過ごせるというのも、フリーランスの良いところなのでは・・・・・。
女性誌「オズモール」のアンケート調査「今後の働き方についてどう考えている?」より
【子供を持つワーキングマザーの実情】
子供を持つママの働く目的は「家計」「社会とのつながり」「働きがい」
家計を支えるために働く女性が多い一方で、ワーキングマザーの4割以上は「働きがい」を感じるために仕事をしています。
「将来の貯蓄のため」は、全て女性に共通した目的ではありますが、ワーキングマザーは「働きがいのため」と思っていることが、どのライフステージの女性よりも強いという特徴があります。
子育てしながらの限られた自分の時間だからこそ望んでいるのが
- 自分にとって本当に大切だと思える仕事
- 人間関係でストレスを感じない仕事
子供が小さいママほど、24時間体制で育児をしなければならない気持ちや環境になってしまいます。
日本国内における育児のストレス状況に関するデータを紹介します。
- 育児ストレスを感じている女性は約80%超
- 育児ストレスを感じている男性は約60%
- 些細なことで子どもに怒鳴ってしまった女性は半数以上(57.4%)
(オウチーノ総研の調査より:20歳〜45歳の子育男女が対象)
育児にストレスを感じ子育てに疲れると「育児うつ」「育児ノイローゼ」になる可能性が高まります。
子供がある程度大きくなっても「家事と育児」「仕事と育児」の両立で悩む場合など、心理的負担から「うつの症状」が出るケースもあります。
ママが一人になって、好きなことができる時間を確保しましょう。
特に働いていたママさんなら、社会や人との繋がりはリフレッシュにもなります。
リフレッシュすることは心のゆとりに繋がるため、子育てでも大切なことです。
自分のペースを大事に無理をしない!
ママや子供にとっても優しい働き方として、フリーランスが選ばれる理由がここにあるようです。
また「育児のストレス解消には夫や周りの協力が必要」だということも知っておいてください。
フリーランスは介護での時間コントロールがしやすい働き方
総務省の平成29年度・就業構造基本調査によると、
- 介護をしている人・・・627万6000人(内、介護しながら働いている人・・・346万3000人)
- 過去1年間に介護や看護のために前職を離職した人・・・・・約9万9000人
近年、介護のために離職する「介護離職」が問題になっています。
「退職か介護か」だけの選択ではなく、「働きながら介護をする」ということを選択肢に加えることも必要です。
介護が必要な環境であれば、自分で時間や仕事量をコントロールできる働き方が必要になってきます。
子育てママ同様に、親の介護が必要な環境の女性にとっても、フリーランスの働き方はピッタリだといえるでしょう。
【介護をしながら働く女性の実態】
親の介護は、いつ体調が悪くなるか予測が不可能なうえに、介護が続く期間は先が見えません。
日本社会では、会社勤めをしながら、在宅での介護を受け入れやすい制度や環境が十分に整っていません。
仕事と介護の両立は大変なのですが、離職すると貯金を取り崩す日々が続き、再就職も簡単ではありません。
それでも「仕事と介護」の両立に疲れて、「介護離職」をした結果「後悔をする人」が多いのが実情です。
退職して介護一色の生活になってしまうと、ストレスがたまり精神面で息詰まってしまいます。
介護以外の自分の世界があることで、親との関係が保たれるというのも事実です。
介護する人が幸せでなければ、介護される人も幸せではないはずです。
自分自身のために仕事と介護を両立できる働き方として、フリーランスが選ばれる理由がここにあるようです。
転勤族の夫に同行する女性にとってフリーランスは場所を選ばない働き方
女性は結婚・出産以外でも、仕事を辞めなくてはいけないことがあります。
それが夫の「転勤」・・・・・そのうえ、転勤は一度きりではありません。
最近では「転勤族の妻」のことを「転妻」と言うようですが、ひと昔前までの転妻は、夫の転勤に伴って仕事を辞めることがスタンダードでした。
夫の転勤に帯同した妻の仕事をどうするかは、ほとんどの女性が直面する問題です。
フリーランスの場所を選ばない働き方は、転勤族の夫を持つ女性のキャリア継続の方法のひとつになっています。
スキルとネットワークを駆使し環境をポジティブに捉えることで、仕事の少ない地方でもフリーランスとしてキャリアを継続できるのです。
フリーランスという働き方は、転妻にとって大きな可能性を秘めています。
【転勤族の夫を持つ女性のキャリア継続の障壁や実情】
女性よりも男性の方が転勤経験者は多いのですが、転勤は本人だけでなく女性(家族)の働き方にも大きな影響を与えています。
リクルートワークス研究所による「全国就業実態パネル調査」の転勤族の実態を参考にした結果を紹介します。
■2018年1年間に転勤を経験した割合(20歳~59歳までの正社員を対象)
家族帯同の転勤⇒1.0%(約31万人)
単身赴任の転勤⇒1.6%(約47万人)
■5年以内に離職した女性の離職理由
「配偶者の転勤」を理由に離職している女性⇒2.4%(約33万人)⇐内29.8%が大学・大学院卒業者
※学歴の高い夫が転勤を伴う仕事をしており、その妻の学歴も高くなっている傾向。
■5年以内に「配偶者の転勤」を理由に離職した女性の就業状況⇒非就業41.1%
地方では都心と比べて求人数が少ないうえに、自分の経験を活かせる仕事を探しても仕事そのものに地域性があります。
たとえ準備をしていても、想像以上に難しい仕事探しになるのは確かです。
転勤族の妻が、能力を発揮できる機会が限られていると言われる理由がここにあるのです。
でも、リモートワークでの働き方が認知されてきた今では、様々な可能性が生まれています。
オフィスに出勤しない働き方・場所にとらわれない働き方は、特別なことではなくなりつつあります。
また、地方へ「転居せざるを得ない」女性がいる一方で、自ら都会を離れることを選択し、Uターン・Iターンで地方を拠点にして働く人も珍しくなくなってきています。
海外駐在の夫に同行する女性の働き方にフリーランスという選択肢
現在、日本人海外駐在員の配偶者(駐妻・駐夫)は、世界に約 10 万人いると言われています。
海外に駐在する配偶者に帯同する人の98%が女性です。
その内、約6割の女性が仕事を辞めて、キャリアを断絶している現状があります。
海外駐在員の妻も、日本国内転勤族の妻と同様に、場所にとらわれない働き方であるフリーランスが注目されているようです。
【海外駐在員の夫を持つ女性のキャリア継続の障壁や実情】
キャリア非継続者のうち、約8割の女性が仕事をしたくてもできていない状況にいます。
■キャリアを中断した理由は?
- 1位:自分が働いていた企業・組織が海外での就業継続の仕組みがなかった
- 2位:ビザや法律上の手続きが困難
- 3位:配偶者の企業・組織が帯同者の就業者を推奨しなかった
■キャリア継続している女性はどのように継続してきたのか?
- 転職して現地の企業・組織で働いている・・・・・31%
- フリーランスとして働いている・・・・・29%
■キャリア継続している女性が働く意義
- 社会との繋がり・貢献を感じられる・・・・・60%
- 自己実現・精神的にプラスの影響が生じている・・・・・57%、
- 帰国後もキャリアを継続することに繋がる・・・・・51%
- 経済的な報酬が得られる・・・・・46%
海外でもキャリア継続している女性は、金銭面以外での部分で働く意義を持っています。
どうやら・・・・・海外でも、キャリア継続するカギは「フリーランス」という働き方になるようです。
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フリーランスになる女性におすすめの職種
フリーランスの働き方は、女性でも実力さえあれば性別・年齢・時間も関係なく、リモートワークであれば場所も選ばず高い収入を期待することができるのが魅力です。
ここから紹介するのフリーランスの職種は、どれも在宅・リモートワークで働けて、少しずつ実績と実力を身に付けていける女性にピッタリの職種です。
フリーランスで女性におすすめの職種:Webライター
Webライターは、記事を制作する職種です。
未経験でも挑戦できる職種として人気がありますが、単価が低くなります。
今ではライターの仕事も、多種多様のジャンルで必要とされています。
- テープ起こし・インタビュー記事ライティング
- ブログやサイトのコンテンツライティング
- SEO対策特化ライティング
- Twitter原稿ライティング
- YouTube原稿ライティング
- 電子書籍ライティング・代筆
- LP特化ライティング(セールス記事)
- ステップメール特化ライティング
- コピーライティング
など、今後もどんどん新たなジャンルで、ライターの仕事が必要とされてくるでしょう。
高単価の報酬を目指すには必要なスキルを持って、各ジャンルの案件を上手く組み合わせる必要があります。
年収は約10~500万円。
専門性の高い記事を書ける人ほど、多くの収入を得られます。
初心者や未経験の場合は、まずはクラウドソーシングを利用して案件を受注し、実績や実力を身に付けるのがおすすめです。
ある程度業界の知識や経験、ルールを身に付けたら、直接営業やエージェントなどを利用して単価を上げて行かなければ、報酬UPは望めません。
最高峯のコピーライティングは、人間心理学まで関わってくる技術です。
書く力があれば、どんな分野に行っても武器になるので、高いレベルのスキルを目指しましょう。
フリーランスで女性におすすめの職種:Webデザイナー
Webデザイナーは日本のフリーランスで一番人気!
WebサイトやアプリなどのUI/UXを含めたデザインをする職種です。
年収は約100~500万円。
デザインだけでなくコーディングもできると、簡単なWebサイト製作を個人で受注できるようになります。
デザイナーとしての経験や知識にIT技術やスキルの幅を広げることで、Webディレクターやエンジニア、などの高収入の仕事をすることも可能です。
デザイナーとしてのスキルを磨き、複合的にスキルを身に付けることができれば、職種や分野に縛られることなく自由に仕事を選べるようになるのが魅力です。
フリーランスで女性におすすめの職種:Webディレクター
WebディレクターはWebに関連する職種や人材のマネジメント・管理する職種です。
Webサイトを運営する案件を取り扱う中で、細かな調整を行えるWebディレクターは重宝されます。
年収は約370~550万円以上。
直接的なIT技術やスキルを持っていなくても、マネジメント経験やディレクション経験があればWebディレクターになれる可能性があります。
特に最近は、リモートでのミーティングやテキストベースでのコミュニケーションに特化した人材が貴重とされているようです。
コミュニケーションスキルに自信のある人、対面での営業や交渉・調整や管理などを行っていた人にはおすすめの職種です。
Webディレクターのスキルがあれば、個人で副業も自由に展開していくこともできるのが魅力です。
まずは、幅広い知識とフリーランスとしての経験と実積を付けておきましょう。
フリーランスで女性におすすめの職種:イラストレーター
イラストレーターもイラストだけでなく、デザインや簡単なコーディングもできるようになれば、幅広い範囲の案件を受注できるでしょう。
年収は約200~380万円。
。
また、アプリ制作との相性も良くプロジェクトにも参加しやすいので、視野を広げながらマルチスキルを目指して、様々な分野に挑戦していくのがおすすめです。
まずは、SNSやブログなどを利用して、自らの作品を発信していくことです。
投稿をしていくだけでも営業活動になるので、様々な方向から良いクライアントとの出会いのチャンスを広げて行きましょう。
まずはクライアントが求めるものを形にするこ能力と、クライアントが求めていることを汲み取ることを学びながら、実力や実績を積み上げて行くことが大事です。
フリーランスで女性におすすめの職種:Webエンジニア(プログラマー)
Java・PHP・JavaScript・Ruby・Python・Swift・Kotlinなど、プログラミング言語を習得する必要があります。
未経験からでは難しい職種なので、まずはある程度の基礎的スキルを身に付けて実績を作りましょう。
独学では難しい分野なので、プログラミングスクールやオンライン学習などで学ぶのがベストな方法です。
フリーランスのなかでも人材不足でもある分野なので、スキルさえあれば参入しやすく高収入を目指せる職種です。
年収は約300~1,000万円以上。
実力や実績の積み上げていけば、人脈形成をすることで長期的に働けることができるのも大きな魅力です。
プログラミングは、身近なところにたくさん使われているので、多くのジャンルがありますが、初心者の女性ならWebプログラミングから始めるのがおすすめです。
プログラマーやアプリケーションエンジニアなどは、今後も需要が増えることが期待されるジャンルです。
フリーランスで女性におすすめの職種:アフィリエイター
「副収入を得たい」「お小遣いを稼ぐ方法」として、よく耳にするアフィリエイト。
子育てをしながらの副業アフィリエイターも多く存在しています。
自分のブログを立ち上げて、記事を日々更新しながら商品を紹介していくことで、売れた商品の紹介手数料が報酬としてもらえるビジネスです。
年収は約370万円~480万円以上。
スキルや実力、実績や知識、経験がなくても、正しい方向で学ぶ姿勢と継続することさえできれば、段階的に収入が増えていきます。
高い収入を目指すのであれば、ライティング・集客・マーケティングなど様々なスキルが必要ですが、アフィリエイトができればビジネスの本質が学べ「稼ぐ力」が付くでしょう。
パソコンとネット環境さえあれば開業資金もいらないので、子育てや介護のスキマ時間でも始めやすい職種だと言えます。
ただし、すぐに稼げるビジネスモデルではありませんので、時間をかけて実力を付けていきましょう。
正しく学んでスキルUPして行けば、資産も作れる無限の可能性があるビジネスでもあります。
フリーランスで女性におすすめの好きや特技を活かした仕事
IT・クリエイティブ系職種だけでなく、広報・マーケティング系職種・営業。
文系の総合職としてキャリアを積んできた女性でも、人事・経理・法務等の管理系の職種で「フリーランス」という働き方を選ぶ女性たちが登場しています。
翻訳家・通訳、同じ通訳でも全国通訳案内士(国家資格)として訪日した外国人観光客の案内する仕事で活躍している女性もいます。
また、ハンドメイドのアクセサリーやスウィーツ、ファッション小物・雑貨などを販売しているフリーランスの女性も多くいます。
その他にも、
- 調理師
- 美容師
- ネイルサロン
- ヨガインストラクター
- セラピスト
- その他etc・・・・・
ビジネスにできるアイデアと発想があれば、今では何でもフリーランスとして活動できる時代になってきました。
人が困っていることや悩みを解決することも、十分ビジネスへと繋げることができます。
フリーランスは、自宅でできるうえにリスクがなく、挑戦しやすいのもおすすめする理由のひとつです。
たとえ専門スキルを持っていなくても、視点を変えて行動すれば道は開けていきます。
人生で経験してきたこと・学んできたことも含め、一度自分自身を見つめ直してみることで新たな発見や気づきがあるはずです。
女性がフリーランスになる時の心得・仕事の探し方
女性がフリーランスになる時の心得や、仕事の探し方をお伝えしましょう。
セルフブランディングを確立していこう!
フリーランスで働くには、自分ができることを相手にシッカリと示していく必要があります。
フリーランスの働き方は、個人の性格や生活リズムがベースになっていくので、人間力や自己管理・時間管理能力も仕事に反映していきます。
その土台の上に、高い知識やスキルの習得、様々な経験・実績が積み重なることで、セルフブランディングが確立していきます。
自分次第で質の高い仕事・高い報酬や、信頼を手にすることができ、それが自分自身の価値へと繋がっています。
スキルがあれば、日本人が海外で活躍できる場がたくさん広がっています。
人生で数あるステージを乗り越えて、自分らしいスタイルでの働き方を見つけてください。
クライアントと築く信頼関係は将来へと繋がる
フリーランスになると、自分自身が看板になります。
そのため、人間性・社会人としての最低限の基本スキルや、信頼性が重要になってくることは言うまでもありません。
仕事が途切れない人の共通点は、クライアントとの信頼関係・人間関係が良好であるということ。
信頼関係を築くには、高い技術+相手が望む以上の結果を出すことです。
仕事を紹介してもらえるようになると、経験やスキルも高まり人脈も増え、将来にも繋がることになります。
仕事の探し方は前職とのパイプを持っておくのが一番強い!
まずは、自分にあったフリーランスの働き方を見つけるために、仕事のスタイルやモデルを模索することから始めてみましょう。
在宅で作業できる仕事を積極的に探して、実績を積み上げることが最初のステップです。
何よりも、スタート時に在宅の仕事の経験と前職での人脈を持っているのが、フリーランスの一番賢いなり方です。
仕事の探し方は初心者ならまずはクラウドソーシングで実績作りを!
初心者の人は、在宅ワークを斡旋するクラウドソーシングのサイトで探すのが一番!
手数料は引かれますが、営業しなくても豊富な案件の中から好きな案件を選べて、自宅でリスクなく仕事ができるサービスです。
実積を積めば、エイジェントや個人で直接営業で案件を獲得して、単価UPしていく方向で進めて行きましょう。
▶仕事の探し方については「フリーランスのなりかたは?会社員から目指すWeb系職種に必要なスキルと準備・手続きの基本」で具体的に詳しく解説していますので、こちらを参考にしてください!
フリーランスとして女性が仕事で活躍するためのスキルや要素
フリーランスは個人事業主です。
何事においても、自己責任で全てにおいて自分が対処する必要があります。
仕事を獲得するには自ら自分を売り込み、価値を提供していかなければなりません。
そのためには、専門スキルだけでなく、ビジネスにおいての基礎知識やスキルも必要になってきます。
ここからは、女性がフリーランスとして活躍するために、身に付けておきたいスキルや技術をお伝えしておきましょう。
まずは、ビジネスをするうえでの基本能力と、自分が目挿す職種の専門スキルを身に付けましょう。
不安定なフリーランスの収入面を補うためにも、スモールビジネスを作りましょう。
スモールビジネスをするには、ネットビジネスの知識とスキルが必要です。
フリーランスは自分を発信していくことが大事ですので、自分のメディアを持っておくことをお勧めします。
ここから先は、人生にもビジネスにも一生使えるスキルを紹介します。
- 自己管理・時間管理能力
- 案件を着実に完遂する忍耐力
- コミュニケーション能力・良好な人間関係構築
- 成果に結びつく専門スキル・経験・実績
- ITリテラシー(情報収集・情報発信)
- 需要がなくても売れるマーケティング
- コピーライティング(人を動かす文章力)
- パブリックスピーキング(講演やセミナーをする力)
- ロジカルシンキング(経験をつなげてアイデアを生み出す力)
- 自己ブランディング・自分を売る力
- 人を巻き込む力
- 英語力
▶必要なスキルについて詳しくは、「フリーランスに必要なスキル・ビジネスの基礎能力や世界で活躍するための武器も紹介」でお伝えしていますので、こちらを参考にしてください!
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女性がフリーランスになるメリット・デメリット
フリーランスのメリット・デメリットを知ったうえで、利点を活かしながら様々な対策を考えておきましょう。
■フリーランスのメリット(フリーランスになってよかったこと)
自分の好きな仕事ができるので自己実現が達成しやすく、仕事を選べるのがフリーランスの大きなメリットです。
収入の面では、男女差が唯一少ない業界です。(生涯賃金で見ると会社員の男女では約1.5倍の差がある)
その他にも
- 働く時間と場所が自由である
- 学びながら働けるためスキルUPと実績の積み上げが同時にできる
- ワークとライフのバランスがとりやすい
- 人間関係に振り回されない
■フリーランスのデメリット(フリーランスになって大変なこと)
会社員のように守られていないので、自分で自分の人生を守って行く必要があります。
安定収入の確保と資産作りを考えながら、将来を見据えた人生プランが大切です。
その他にも
- 社会保障が会社員に比べて脆弱
- 仕事を自ら取ってこなくてはいけない
- 定年もないけど退職金もない
- 保育園に子どもを預けにくい
こうしたフリーランスの様々な不安要素を少しでも緩和するために、今ではフリーランスに特化した様々な制度やサービスが誕生しています。
参考までに、いくつか紹介しておきましょう。
【フリーランスの不安要素を緩和する制度やサービスやお役立ち情報】
■フリーランス協会:フリーランスが活躍できるように、様々な支援を行う団体
- 賠償責任補償・・・業務遂行中のトラブル補償(対物・対人の事故・情報漏洩・著作権など)
- 所得補償制度・・・ケガや病気に対する所得補償
- 福利厚生の提供(ベネフィットプラン)・・・子育て関連の福利厚生や医療関連サービス
- スキルアップ・キャリアアップ支援・・・幅広い分野の学習が会員優待価格
- 事業支援サービス・・・クラウド会計サービス・法務や税務の専門家への相談
- その他
会員になることで得られる様々なメリットがあります(月額1万円~)
■フリーランスの老後やライフイベントへの備え
どんなことにも不安は付きものです。
不安を抱えているだけでなく、何が不安であるかを明確にすることで、その対処や解消の方法は見えてくるものです。
どんなことにも目を背けず、1つずつ向き合って解決をしていけば理想の働き方が手に入るはずです。
フリーランスになりたいと思ったら・・・・・
まずは副業から始めてみることです。
これでいけそう!という感触を掴めたら、バランスを取りながら本業から少しずつシフトするのがベストな方法です。
こまめなゴールを作ってクリアすることで、少しずつ着実にスキルアップすることができます。
ご褒美を欠かさないことも、楽しく仕事を続けるコツです。
やってみたいことがあったら、言葉にして思いを伝えていくことで道が開けていきます。
言葉の力は強い!
いろんな人に思いを話したり、ブログやFacebookで発信することで追い風が吹いてくるはずです。
チャンスを掴むために、アナタの思いを周りに伝えて行きましょう。
フリーランス女性が幸せな人生を送るうえで大事な考え方
女性がライフステージに合わせて仕事を続けるには、家族の協力を含めた環境づくりが一番のポイントです。
フリーランスとして幸せな人生を送っている女性たちは、自ら働きやすい環境を作り出しています。
そのうえで、実際にフリーランスで活躍している女性の考え方のポイントを紹介していきます。
■ビジョンや目指すゴールを持って過ごしている
具体的なビジョンやゴールを持って日々を過ごしていることが、なりたい自分に近づくための最短コースです。
たとえスキルや知識、実績や経験がないとしても、学ぶ姿勢さえあれば段階的に実力と収入が増えていきます。
■自己を成長させる努力や学びを行っている
ビジョンや人生観に「意義のあることをしたい」という気持ちを強く持って努力することが自分を成長させます。
高いステージを目指している人は、自己投資を惜しみなく続けています。
■自分を信じ未来に対してポジティブ思考
過去の失敗にとらわれず、それを乗り越えていくことが重要です。
家事や育児と仕事の両立についても、自分らしい生き方、働き方さえ定まれば決して難しいことではありません。
ポジティブに前向き思考で、自分のペースで進んで行くことをおすすめします。
■まわりの人との良好な関係構築が大切
自分の事だけでなく周囲の人を大切にすることを意識し、人との絆を大切ににすることが何よりも大事な事です。
フリーランスで働くには、周りから大切にされ・周りから必要とされる人間になりましょう。
まとめ:フリーランスになった女性の満足度は人生満足の高さと比例する
女性がフリーランスとして働く上で、実質的には性別や年齢は関係ありません。
むしろ、実力さえあれば時間も自由になり、何よりも高い収入を得ることができます。
もし、スキルや知識・実績や経験がなくても学ぶ姿勢さえあれば、実力が付いていけば得られる収入も増えていきます。
家事や育児と仕事の両立についても、自分らしい生き方・働き方と自分のペースやリズムさえ定まれば、自分の理想の働き方も見つけることができるのでは・・・・。
フリーランスの働き方は、女性の悩みの解決方法でもあるとも言えます。
特に「子育て中」「介護が必要な環境」「転勤妻」「海外駐在妻」にはピッタリな働き方です。
- フリーランスは子供をもつママには子供の成長に合わせたワークバランスが取れる働き方
- フリーランスは自分自身のために仕事と介護の両立をコントロールしやすい働き方
- フリーランスは 転勤族の夫に同行する女性にとって場所を選ばない働き方
- フリーランスは海外駐在の夫に同行する女性のキャリアを継続することに繋がる働き方
「幸せなフリーランスの生き方」とは、どういうものなのかを最後にまとめてみました。
ビジョンや人生観というものは、仕事に対してだけものではありません。
ビジョンや人生観の中に自分のことだけではなく、大切な人や大事に育てていきたい人との関係も含めた考えを持っこと。
キャリアを持つ多くの女性は「社会に向けて意義のあることをしたい」と言います。
でもそれには、大きな意味での「還元する心」が必要です。
フリーランスで幸せに働くには「自分がどうありたいのか」が重要な鍵になります。
フリーランスは、多くの女性の幸せに繋がる可能性がある働き方です。
これをキッカケに「幸せなの生き方」をする女性が1人でも増えれば幸いです。