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12月15日更新 世界の新型コロナウイルスの対応状況と今後の見通しについて徹底解説!

新型コロナウイルスの特徴を簡単に解説!

2020年は、世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るいました。

テレビのニュースやYouTubeの動画では、新型コロナウイルスの話題で持ち切りの状態ですね。

2019年の末に確認されてからというもの、感染者数や死者数は増加の一途をたどっています。

「新型コロナウイルスはヤバいウイルス」とイメージしている方はいますが、実は風邪の原因でもある身近なウイルスです。

感染者を死に至らしめる可能性のあるコロナウイルスは、今までに3回に渡って出現しました。

  • 2003年のSARS(重症急性呼吸器症候群)
  • 2012年のMERS(中東呼吸器症候群)
  • 今回の新型コロナウイルス

ウイルスが世代交代を繰り返しているうちに、突然変異して重篤な症状を引き起こすようになったと考えて良いでしょう。

インフルエンザとは違う新型コロナウイルスの恐ろしさは次の3つです。

コロナウィルスの恐ろしさ
  • 年齢や性別に関わらず誰もが感染する可能性があり、20%程度の方は重症化する
  • MERS(中東呼吸器症候群)と同じで60歳以上で致死率が急上昇する
  • 急激な感染者数の増加で病院機能が麻痺し、医療崩壊に繋がりやすい

参考:新型コロナウイルスとは

https://www.covid19-yamanaka.com/cont1/main.html

新型コロナウイルスは致死率も感染性も季節性インフルエンザや2009年の新型インフルエンザよりも高いため、2020年にパンデミックを引き起こしました。

中には感染しても無症状の人もいますので、見えにくい感染症なのも新型コロナウイルスの厄介なところです。

【2020年12月最新版】新型コロナウイルスの感染者数の推移!

新型コロナウイルスの感染者数は、日本だけではなく世界でも増えています。

例えば、2020年の3月11日の時点で日本の新型コロナウイルスの感染者数は619名、死亡者数は15名程度でした。

しかし、2020年の12月15日の時点で感染者数は18.1万人、死亡者数は2,481人と大幅に増えていることがわかります。

世界中でも右肩上がりに推移していますので、私たちの生活と切り離せない存在になりました。

そこで、以下ではジョンズ・ホプキンス大学が集計している新型コロナウイルスの世界感染者数のデータを挙げていきます。

国名・地域名 感染者数 死者数 回復者数
アメリカ 16,253,219名 299,168名 6,298,082名
インド 9,884,100名 143,355名 9,388,159名
ブラジル 6,901,952名 181,402名 6,138,349名
ロシア 2,629,699名 46,404名 2,086,887名
フランス 2,374,152名 57,554名 153,659名
イギリス 1,849,403名 64,170名 データなし
イタリア 1,843,712名 64,520名 1,093,161名
トルコ 1,836,728名 16,417名 1,603,780名
スペイン 1,730,575名 47,624名 150,376名
アルゼンチン 1,498,160名 40,766名 1,335,317名
コロンビア 1,425,774名 39,053名 1,314,836名
ドイツ 1,350,810名 22,106名 990,707名
メキシコ 1,250,044名 113,953名 918,681名
ポーランド 1,135,676名 22,864名 858,895名
イラン 1,108,269名 52,196名 812,270名

参考:世界の新型コロナウイルスの感染者数・死者数

https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/world-data/

アメリカに至っては、新型コロナウイルスの感染者数が1,600万人を軽く超えています。

飛まつと接触で簡単に人から人に感染する怖いウイルスですので、今年は感染者数が留まることを知りませんでした。

【2020年12月最新版】世界の新型コロナウイルスの対応状況について徹底解説!

新型コロナウイルスが最初に発見されたのは中国の武漢で、2019年の12月頃に原因不明の肺炎が人々を襲いました。

この肺炎の原因がコロナウイルスだと判明し、中国からゆっくりと世界中に広がっていったわけです。

世界中の人が感染したのは、中国の人が旅行に行ったり仕事に出掛けたりしたのが理由ではないかと考えられていますね。

しかし、どの国も新型コロナウイルスの感染者数が増えていく状況を黙って見ているわけではありません。

少しでも感染を食い止めるために、少しでも国民がより良い生活を送れるように徹底的な対策をしています。

このページでは、世界の新型コロナウイルスの対応状況について詳しく解説していますので、「世界ではどうなっているの?」と疑問を抱えている方は参考にしてみてください。

日本の新型コロナウイルスの対応状況

新型コロナウイルスに対応するために、私たちが住んでいる日本では様々な対策を行っています。

2020年に実施された新型コロナウイルスへの対応の中でも、4月7日から開始された緊急事態宣言によって生活様式は大きく変わりました。

緊急事態宣言が発令されたのは、3月末から急激に新型コロナウイルスの感染者数が増加したのが一番の理由です。

しかし、国民の外出自粛を促した要因は感染者数の増加の公表といった情報の効果が大きく、緊急事態宣言など政府の介入の効果は低かったとの意見も出ています。

参考:効果小さい緊急事態宣言 情報提供が大切(日本経済新聞)

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66050580Q0A111C2000000

Twitterを見てみても、「緊急事態宣言は意味がなかった」「全く効果がなかったのでは?」との口コミがありました。

比較的批判が多いのですが、人権のあり方や政府の強制力には各国違いがあります。

日本では政府が強制力を持った方針を打ち出すことが難しい点も考慮する必要があります。

それでも、新型コロナウイルスを少しでも食い止めるために何かしらの努力を行うのは大事ですよね。

2020年の12月現在では、新型コロナウイルスに対して行政は次の対策を行っています。

日本政府の対応
  • 14日以内に湖北省または浙江省における滞在歴がある外国人や中国旅券を所持する外国人は、特段の事情がない限り症状の有無に関わらず入国を拒否している。
  • 病原体が外国からの航空機や船舶を介して国内に侵入するのを防止するために、「質問・診察の実施」「患者等の隔離・停留」の措置を取っている。
  • 「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づき、感染の拡大を防ぐための施策や罹患者の受け入れ体制の強化を行っている。
  • 感染症の対策に当たり、国立感染症研究所や地方衛生研究所がサーベイランス(監視)を実施している。
  • 全国の主要な空港や港に検疫所を110ヵ所設置し、約1,000人の職員で検疫などを行っている。
  • 保健所などの関係機関と連携し、新型コロナウイルス感染症に関する情報収集や宿泊者への情報提供や宿泊者名簿への正確な記載の励行をお願いしている。

参考:新型コロナウイルスに関するQ&A(厚生労働省)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00009.html

もちろん、私たち国民も新型コロナウイルスの脅威について今一度見直し、自分ができる対策を行わないといけません。

次の5つの場面では、新型コロナウイルスの感染リスクが高まります。

新型コロナウイルスの感染リスクが高まる5つの場面

飲酒を伴う懇親会 「飲酒の影響で気分が高揚して注意力が低下する」「狭い空間に長時間に渡って大人数が滞在しやすい」
大人数や長時間におよぶ飲食 「短時間の食事に比べて感染リスクが高い」「5人以上の飲食では大声になって飛沫が飛びやすい」
マスクなしでの会話 「近距離での会話で飛沫感染やマイクロ飛沫感染に繋がる」「車やバスで移動する際の車中でも注意」
狭い空間での共同生活 「長時間に渡って閉鎖空間が共有されやすい」「部屋やトイレなどの共用部分で感染が疑われる」
居場所の切り替わり 「気の緩みや環境の変化で感染リスクが高まる」「喫煙所や更衣室での感染が疑われる」

参考:感染リスクが高まる「5つの場面」(内閣官房) https://corona.go.jp/proposal/

感染リスクを少しでも下げながら会食を楽しむ工夫は、新型コロナウイルス感染症対策分科会により提言としてまとめられました。

冬場に突入して寒くなり、東京都を中心に新型コロナウイルスの感染拡大が続いていますので、一人ひとりが今後も重要になります。

アメリカの新型コロナウイルスの対応状況

上記で記載したデータを見ればわかる通り、アメリカでは新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。

最近では1日に7万人を超える新規感染者数が報告されていて、アリゾナ州で日々確認される人数が欧州連合(EU)加盟国全体の人数に匹敵する時期もありました。

なぜこれほどまでに新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないのか、考えられる理由をいくつか見ていきましょう。

  • テキサスやカリフォルニアなど多くの州での再開が早過ぎた(規制緩和を急ぎすぎてしまった)
  • 「あらゆるビジネスの営業禁止」「必要不可欠な場合を除き自宅待機」などロックダウンで国民が疲れてしまった
  • 思想の対立に加えて地域によってコロナ対策がチグハグしていた(アメリカ全体で足並みが揃わない)

人口密度の高さでクラスターが発生しやすいのも、未だにアメリカの感染者数や死者数が増え続けている理由ですね。

そんな中、アメリカで14日から米ファイザー・独ビオンテック製の新型コロナウイルスワクチンの接種が始まる見通しになりました。

アメリカのホワイトハウスで新型コロナウイルスのワクチン配布を統括するモンセフ・スラウイ氏は、承認から24時間以内、長くても36時間~48時間以内に医療従事者への接種が始まる可能性ありとの見解を発表しています。

参考:アメリカ、14日からワクチン接種開始へ 新型コロナウイルス(BBC NEWS) https://www.bbc.com/japanese/55291065

スティーヴン・ハーンFDA長官は、「ワクチンの安全性や製造品質についてFDAの厳しく科学的な基準に見合う」と述べていますので、人類全体の希望と言っても過言ではありません。

ただし、新型コロナウイルスのワクチンは国際的にも飛行機での輸送力の確保が大きな課題です。

もし仮に世界人口の78億人に1回分のワクチンを提供すると仮定した場合、ボーイング747型の貨物機8,000機の積載量に相当します。

とは言え、ワクチンが十分に供給されて誰もが接種できるようになる日は遠くありません。

アメリカの新型コロナウイルスの対応状況に関しては、こまめに情報を入手したいものです。

インドの新型コロナウイルスの対応状況

2020年が終わりに向かう中、世界で最も早いペースで新型コロナウイルスの感染者数が増えているのはインドです。

2020年の12月14日現在でアメリカのコロナ累計感染者数が16,253,219名なのに対して、インドは9,884,100名と世界2位にランクインしています。

インド国立疾病対策センターの調査によると、デリーの住民の4人に1人の割合で新型コロナウイルスに感染しているようです。

もちろん、インド政府は新型コロナウイルスの拡大防止のために様々な対策や対応を行ってきました。

ここでは、インドが2020年に実施した新型コロナウイルスへの対応を簡単に解説していきます。

インドの新型コロナウイルスへの対応
2020年3月25日 世界最大のロックダウンの全土封鎖を実施し、生活必需品の買い物を除き外出を禁止
2020年6月下旬 感染に歯止めがかからない状況下でありながらも経済活動や公共交通機関を次々と再開
2020年9月 屋外や公共の場でマスク着用を義務付けながら徐々に日常生活が戻りつつある

世界最大とも言えるインドのロックダウンが失敗に終わったのは、政策を実行する前の準備不足や計画性のない場当たり的対応が大きな原因です。

封鎖措置は人々の日常生活や経済活動に大きな制約を課すことになったのにも関わらず、テレビ演説での発表から全土封鎖の開始まで僅か4時間しかありませんでした。

この影響で国民の多くが窮状に追い込まれ、仕事も食べる物も失った日雇い労働者は部分的に規制が緩和されてから遠く離れた故郷に移動しています。

帰郷した出稼ぎ労働者により、インド全国の隅々まで感染症が持ち込まれることになったわけです。

参考:世界最大のロックダウンはなぜ失敗したのか(IDE-JETRO) https://www.ide.go.jp/Japanese/IDEsquare/Analysis/2020/ISQ202010_004.html

また、インドでは例年10月頃から1月下旬頃にかけて大気汚染が顕著になる傾向があり、新型コロナウイルスと合わさって症状が重症化する恐れがあるとされています。

インドにおける近年の大気汚染状況は極めて深刻な状況ですので、次の対策を国民に投げかけていますね。

  • 不要不急の外出や屋外での長時間活動を控える
  • 外出時にはN95マスクを隙間なく着用する
  • 汚染が酷くなる傾向にある朝夕に窓を開放しない
  • 屋内では常時空気清浄機を使用してフィルターをこまめに清掃する

参考:インドにおける大気汚染に関する注意喚起 https://www.in.emb-japan.go.jp/PDF/20201111-pollu_j.pdf

12月から翌年の1月にかけては大気汚染が酷い状態が続きますので、インドの今後の動向を注視していきたいものです。

ブラジルの新型コロナウイルスの対応状況

ブラジルの新型コロナウイルスの感染者数は世界第3位で、2020年の12月14日の時点で690万人を超えています。

他の国がロックダウンを中心に様々な新型コロナウイルスへの対応を行う中、ブラジル政府は「経済活動を止させないことが至上命題」という方針に変更しました。

大統領のジャイール・ボルソナーロ氏は、新型コロナウイルス拡散の責任を問う質問に対して「人間はいつかは死ぬ」「だから私に何をしろというのか」と回答して議論を起こしていますね。

この経済最優先の政策に関して、「ボルソナーロ大統領の方針は人道に反するのでは?」との意見が出回っていました。

自らも新型コロナウイルスに感染して回復したボルソナーロ大統領は、経済の再開を加速する構えを崩していません。

医療態勢の充実を図るなどで死者数の増加を抑え、新型コロナウイルスの危機を乗り切る考えです。

参考:ブラジル 新型コロナ感染者300万人超 大統領は経済再開加速 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200809/k10012559211000.html

経済活動を優先させる判断に関しては、「リスクを過小評価している」と非難されていますが、ボルソナーロ大統領の支持率は上昇しています。

それは約6,000万人の非公式の労働者に政府が手厚い給付金を支給したのが理由です。

2020年の12月にコロナ対応緊急支援金の給付延長はしない方針を示しましたが、ブラジルの今後の動向も気になるところではないでしょうか。

ロシアの新型コロナウイルスの対応状況

ロシアでは2020年の11月19日に新型コロナウイルスの1日の感染者数と死者数が最も多く確認され、12月14日の時点で累計感染者数は260万人を超えました。

新型コロナウイルスの感染が今年の春を上回る勢いで拡大したこともあり、感染拡大を防ぐ規制措置の導入を再び検討しています。

ロシアが新型コロナウイルスに対して行った大きな対策は、4月から実施されたロックダウンです。

2ヵ月間あまりに渡って行った首都モスクワでのロックダウンは、2020年の6月9日に解除されました。

にも関わらず、この時期から日本よりも新型コロナウイルスの感染者数が爆発的に増えているのは次の3つが大きな理由です。

  • 国家権力が強制力のある方針を決めても国民や企業は真剣に受け止めていない
  • 公衆トイレが汚いなど、公共空間が不衛生であるところが多い
  • 従来からマスク装着の習慣がなく、コロナ流行後も全面的に普及したとは言いがたい

慢性的な医師不足など医療体制が脆弱なのも、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない原因なのではないでしょうか。

今現在でも増え続けているため、市民に不評だった外出制限など厳しい規制措置の導入を検討しているわけです。

参考:ロシア 新型コロナ感染 春を上回る勢いで再拡大 規制を検討 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201014/k10012662271000.html

そんな中、ロシアは2020年の夏にいち早くワクチンを承認および緊急的に接種を開始しています。

1万人を超える健常者を対象とした最終段階の臨床試験やフェーズ3をスキップし、ワクチンの承認に踏み切りました。

既にロシア国内では、医師や軍人らへの新型コロナウイルスのワクチン投与が始まっています。

世界は新型コロナウイルス感染症のワクチンの話題で持ちきりですので、ロシアの対応にも着目したいところです。

フランスの新型コロナウイルスの対応状況

ヨーロッパの中でも、フランスは新型コロナウイルスの感染者数の多い国の一つです。

2020年の12月14日の時点で、フランスの新型コロナウイルスの累計感染者数は237万人を超えています。

以下では、2020年におけるフランスの感染拡大状況と対応について簡単にまとめてみました。

フランスの新型コロナウイルスの感染拡大状況と対応
1月24日 フランス国内で初めて3人の感染が確認される
3月8日 コロナウイルスの感染者数が1,000人を突破する
3月12日 マクロン大統領が学校閉鎖や一時帰休制度拡充を発表する
3月17日 正午から外出制限、いわゆるロックダウン開始
4月13日 5月11日から外出制限を段階的に解除する方針を発表する
6月2日 外出制限の解除が第2段階に移行し、国内の移動や自由が認められる
7月10日 公衆衛生緊急事態宣言が期間終了を迎え解除される
7月21日 行政機関や公共施設など公共の屋内空間でのマスク着用が義務化される
10月5日 パリ警視庁長官およびイル・ド・フランス地域圏知事の会見
10月16日 やむを得ず外出する場合に外出証明書の携帯が義務付けられる
11月5日 配達や持ち帰り販売をしている飲食店を午後10時から午前6時まで閉鎖する
11月28日 外出証明の外出可能な理由が変更される

参考:フランスのコロナ対策、国と自治体の取り組み https://www.clairparis.org/ja/clair-paris-blog-jp/blog-2020-jp/1418-2020-07-23-08-11-58

今年春先のロックダウンに加えて、フランスでは10月6日から19日までの2週間に渡って新たなウイルス対策が実施されました。

それはパリと隣接する3県で、「感染者数」「増殖率」「クラスター数」の全てが警戒レベルを超えたからです。

フランスのエマニュエル・マクロン仏大統領は、「新型コロナウイルス対策は少なくとも来年半ばまで続く」と述べています。

感染者数を抑え込む対策は欠かせませんが、行動が制限されるフランス国民への打撃が気になるところですね。

イギリスの新型コロナウイルスの対応状況

イギリスはロシアやフランスと比べて新型コロナウイルスの感染者数は少ないものの、死者数は6万人を超えています。

新型コロナウイルスの感染が急速に拡大していることを受けて、2020年の11月から市民の外出を制限したり飲食店の営業を禁止したりと厳しい措置が始まりました。

約1ヵ月間に渡るイギリスのロックダウンは12月2日に終了しましたが、ジョンソン首相は次の目的の冬の計画(COVID-19 Winter Plan)を発表しています。

  • 新型コロナウイルスの感染拡大を抑制すること
  • ウイルスを管理する効果的な方法を見つけて生活をより正常な状態に戻すこと
  • 経済と社会、雇用と生活へのダメージを最小限に抑えること
  • 「保育園」「学校」「専門学校」「大学」などの教育を守ること

参考:【新型コロナウイルス】COVID-19に関するイギリス政府の対応について(ロンドン留学センター) https://www.london-ryugaku.com/covid-19-update-uk/

イギリス政府が出している新型コロナウイルス対策は、「手を定期的に洗う」「人が集まる場所ではマスクを着用する」「他人との距離を保つ」など日本と同じですね。

日本と違う部分に関しては、地域ごとのリスクレベルを「中程度(Medium, Tier1)」「高度(High, Tier2)」「非常に高い(Very High, Tier3)」に分類している点!

自分がお住まいの地域がどのリスクレベルに該当するのかは、下記のページで確認できます。

参考:Find out the coronavirus restrictions in your local area https://www.gov.uk/find-coronavirus-local-restrictions

しかし、イギリスでは新型コロナウイルスの変異体が確認されました。

ワクチンの効果の見通しが不透明ということもあり、イギリスでは更なる感染拡大に繋がるかもしれません。

イタリアの新型コロナウイルスの対応状況

新型コロナウイルスがヨーロッパで広がり始めた頃、イタリアはその中心地でした。

「何があっても避けるべき土地」とも言われていたイタリアでは、完璧ではないにしても新型コロナウイルスを封じ込めた模範生のような存在になっています。

イタリア政府の考えは経済よりも命の最優先で、コンテ首相は「イタリア国民の健康が第一で今後もそれは変わらない」と述べていました。

スタートで躓いてしまいましたが、国全体の厳しいロックダウンの効果を確実にしたり非常事態宣言を延長したりと新型コロナウイルスへの様々な対策を練っていますね。

しかし、そんなイタリアでも2020年の10月18日に新規感染者数が11,705人確認されて、1日当たりの感染者数は2日連続で最多を更新してしまいました。

その影響を受けて新たなロックダウンを避けるために、次の必要な措置を実施するとのことです。

  • 高学年の学校は始業時間が遅くなり、これまで以上に遠隔授業が奨励される
  • バーやレストランは深夜0時に閉店で、午後6時以降はテーブル席に限定される
  • 地域の会合や祭事は見合わされる
  • プレーヤー同士が接触するアマチュアのコンタクト・スポーツは禁止
  • スポーツジムと水泳プールは7日以内に新たな規制に従う必要あり

参考:イタリア、新型ウイルス規制を一層強化 欧州各国も新対策(BBC NEWS) https://www.bbc.com/japanese/54595365

ロックダウンのリスクを考えると、基本的な予防対策が新型コロナウイルスへの効果的な対応なのは間違いありません。

イタリアだけではなく、欧州の他の国でも下記のように新型コロナウイルスへの対策を強化しています。

その他欧州の対策
  • ベルギー:全てのバーとレストランが10月から4週間閉鎖されて、夜8時以降の酒類の販売が禁止になる。
  • スイス:10月19日から屋内の公共の場所において、マスクを中心に顔を覆う物の着用が義務付けられる。
  • チェコ:全面的なロックダウンの必要性を2週間にかけて判断すると発表した。
  • アイルランド:生活に不可欠ではない全ての事業所の閉鎖を内閣として検討する。
  • ドイツ:首相は国民に対して可能な限り家から出ずに移動しないようにと呼びかけた。

感染拡大の状況が深刻化している国も多いので、クリスマス前の外出制限がどうなるのか今後の動向が気になるところです。

新型コロナウイルスに対する今後の見通しについて!

新型コロナウイルス感染症は、2020年の12月の段階で終息の目途がついていません。

「今よりも更に感染者数が増えるのでは?」「これから世界はどうなってしまうのか?」と今後の見通しが気になる方は多いのではないでしょうか。

一般的に風邪の原因になるコロナウイルスは冬場に流行のピークが見られ、夏場には少ないことが判明しています。

しかし、夏季に流行を抑えられても次の冬季に再流行する可能性もありますので注意しないといけません。

新型コロナウイルスの今後を正確に予測することは誰もできませんが、一人ひとりが基本的な対策を実践するのは最重要ポイント!

新型コロナウイルスに感染しないようにするために、何をすれば良いのか見ていきましょう。

安全対策
  • 密閉空間(換気の悪い密閉空間)、密集場所(多くの人が密集)、密接場面(互いに手を伸ばしたら届く距離での会話など)の3つの密を回避する。
  • 外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前はこまめに石鹸で手を洗ってアルコール消毒を行う。
  • 感染症を他者に感染させないために、咳やくしゃみをする際はマスクやハンカチで顔を押さえる。
  • 感染が流行している地域からの移動、感染が流行している地域への移動を控える。
  • テレワークやローテーション勤務など新しいスタイルの働き方を目指す。

新型コロナウイルスの感染予防に加えて、感染症が疑われた時の対応についても一人ひとりがきちんと把握しておく必要があります。

感染で引き起こされる症状には個人差がありますが、良く見られる症状は下記の通りです。

新型コロナウイルスの症状
最もよくある症状 「発熱」「空咳」「倦怠感」
時折みられる症状 「喉の痛み」「下痢」「結膜炎」「頭痛」「味覚または嗅覚の消失」「皮膚の発疹」
重篤な症状 「息切れ」「胸の痛み」「胸の圧迫感」「運動機能の喪失」

発熱を中心に風邪の症状がある方は仕事や学校を休み、外出を避けましょう。

身体を休めるのは本人のためだけではなく、新型コロナウイルスの感染拡大の防止に繋がる大切な行動ですよ。

インターネットでは新型コロナウイルスに関する情報が随時更新されていますので、こまめに目を通して正しい知識を得てください。

新型コロナウイルスで変化する生活

新型コロナウイルスで各国が対応している中で人々の生活にも大きな変化が表れています。

  • 遠隔医療・診療の規模拡大
  • リモートワークの拡大
  • zoomなどの遠隔会議または学習
  • 挨拶のハグやキスが無くなる
  • キャッシュレス決済の増加

シンガポールのデジタル化

シンガポールは新型コロナウイルスに対して検査体制・治療体制・マスクの徹底などで被害の非常に少ない国の一つです。

新型コロナで人々の生活に様々な変化が生まれていますが、その中でもシンガポールのデジタル化をピックアップします。

元々シンガポールは2014年にシェンロン首相がスマート国家イニシアティブを発表しており、国家主導でデジタル化に取り組んできました。

その後2016年にGovTech「政府(Government)と技術(technology)を掛け合わせた造語」が設立され、2018年には「Digital Government Blueprint」を発表しています。

その中で飲食店などのデジタル化にも触れられており、2023年にはキャッシュレス支払いの100%を普及を目指すと目標を掲げていました。

廉価な飲食店の屋台や店舗を集めた屋外複合施設であるホーカーセンターでの普及は店主が高齢化している点からも長期化する見通しでしたが、新型コロナウイルスによる政府の対応からデジタル支払いシステムが数週間で全土に広がりました。

その結果、現在では「タッチ型クレジットカード決済」「QRコード型決済」において国別の使用率ではシンガポールが1位となっています。

まとめ

世界の新型コロナウイルスの対応状況や今後の見通しについておわかり頂けましたか?

来年もまだまだ私たちは新型コロナウイルスと付き合っていかないといけません。

終息の見通しが立っていないのが現状ですが、「コロナワクチン接種が続々スタート」など状況は日々変化しています。

安全性などの懸念点は存在しますが着実にコロナ克服への一歩は踏み出しています。

暗いニュースばかりではありませんので、新型コロナウイルスに負けずに希望を持って生活していきましょう。