
日本人に人気のマレーシアは、6時間圏内 で行けることもあり「子連れ旅行でも行きやすい近場のリゾート地」としても人気があります。
大型ホテルに格安で泊まれてリゾートを楽しめるうえに、物価が安いので子供連れの家族旅行にピッタリなんです。
そのうえ様々な文化が共存するマレーシアは、子供たちにとって異文化を学ぶ上でも絶好の場所。
手つかずの大自然や日本にはないスケールのテーマパークで思いっきり楽しんだり、特別な思い出ができるような子供が楽しめるスポットを集めて紹介します。
Contents
- 1 マレーシアが家族旅行に人気の理由
- 2 マレーシアで子供が喜ぶおすすめスポット:公園
- 3 マレーシアで子供が喜ぶおすすめスポット:教育・学習施設
- 4 マレーシアで子供が喜ぶおすすめスポット:動物植物系の施設
- 5 マレーシアで子供が喜ぶおすすめスポット:スポーツ系施設
- 6 マレーシアで子供が喜ぶおすすめスポット:遊園地・プール
- 7 マレーシアで子供が喜ぶおすすめスポット:ワークショップ
- 8 マレーシアで子供が喜ぶおすすめスポット:テーマパーク
- 9 マレーシアで初めてのリゾートならペナン島
- 10 マレーシアの高原リゾートは子供も大人も楽しめる場所
- 11 マレーシアで大自然と触れ合える ボルネオ島
- 12 マレーシア子連れ旅行で便利なのが配車アプリ「Grab」!
- 13 マレーシアに子連れ旅行の事前準備・知識と注意点
- 14 まとめ: マレーシアは子供にとって異文化を学べる絶好の場所
マレーシアが家族旅行に人気の理由
- 熱帯のマレーシアは1年中気温が高い近場のリゾート地
- 日本に比べて物価が安い国なので滞在費が抑えられる
- 定番リゾート地でないので夏休みでも航空券が格安で欧米旅行の半額くらい
- 美しい海や手つかずの密林といった大自然や世界遺産が満喫できる
- オランウータンや昆虫など日本では見られない珍しい動植物の宝庫
- 子供に優しい国なのでどこへ行っても歓迎してくれる
- レストランや子様向けプールも充実した大型リゾートでの滞在もできる
では早速、子供が楽しめるスポットを目的別に紹介していきましょう。
マレーシアで子供が喜ぶおすすめスポット:公園
マレーシアには子どもが安心して遊べる広大な公園がいくつもあり、休日には家族連れでにぎわいます。
①KLCC公園(ティティワンサ公園)
KLCC公園公式HPより
観光といえば首都クアラルンプールは欠かせないエリアです。
その中で人気の公園といえば、中心部の「KLCC公園」
通称:ティティワンサ公園は、東京ドーム約4個分の広大な敷地に遊びきれないほどの遊具が設置されています。
公園内には湖もあり、スワンボートやウォーターボールなど人気のアクティビティがいっぱいです。
楽しみ方は何通りもある公園で、1日を通して多くの人に幅広く利用されているのが特徴です。
②レイクガーデン
レイクガーデン公式HPより
レイクガーデンは、国立モスクに近い場所にある公園。
クアラルンプール市内とは思えない自然豊かな敷地は東京ディスニーランドの1.8倍、大きな遊具があり散歩する人たちも多く見かけます。
また、南国特有の樹木や植物が植えられて、ヨーロッパ人専用の社交場は今も利用されています。
マレーシアで子供が喜ぶおすすめスポット:教育・学習施設
マレーシアには、様々な子供教育の施設がたくさんあります。
③美しいブルーの建物「国立プラネタリウム」
レイクガーデンの丘の上あるモスクのような青いドームと幾何学模様の長い階段の建物が、マレーシアの国立プラネタリウム。
日本のプラネタリウムのようにシートに座って星や空の流れを見るというより、博物館や科学館に近い施設。
巨大なドームスクリーンで観る大迫力の天体ショーや、宇宙ステーション体験ができるのが魅力です。
そのほかに隕石や化石の展示や無重力すべり台などがあり、見て触って楽しめる体験型施設です。
④体験型博物館「ペトロサインス」
ペトロサイエンス公式HPより
クアラルンプールのツインタワー内にある「ペトロサイエンス」は体験型博物館で、ペトロナスという国営石油会社がつくった教育施設。
スリアKLCCショッピングセンターの中にあり、テーマパーク的な子どものための科学館として子連れに人気の施設です。
おすすめは、石油掘削現場の再現エリアとF1コーナー。
実際にショベルカーやレーシングカーに乗れるので、未就学児でも楽しめます。
人気の秘密は、英語がわからなくても見て理解できて楽しめること!
⑤メロンのようなレインボーカラーの「マレーシア国立科学館」
「マレーシア国立科学館」は、レインボーカラーのメロンのような形の建物。
科学をテーマとした遊具やアトラクションがたくさんあり、力学や静電気やテコの原理などが学べます。
小さな子供でも楽しめるような工夫がたくさんされていて、6歳以下限定のプレイルームや工作室があったり、外には池も併設されています。
一日中いても飽きないほど広いので、外で子供を遊ばせるには暑すぎるという場合にピッタリ。
周辺にもレストランがないので、食事は済ませるか持って行くことをオススメします。
クアラルンプールの中心地から車で約20分
⑥科学の不思議を体験できる「ナショナル・サイエンスセンター」
水・電気・音を肌で感じ体験できる教育施設。
踏むと音が鳴る巨大ピアノ鍵盤など、未就学児も楽しめる工夫がいっぱい。
外のプレイエリアにはアスレチックあり、水遊び場もあり1日中楽しめるテーマパークです。
クアラルンプール市内から車で約30分
マレーシアで子供が喜ぶおすすめスポット:動物植物系の施設
マレーシアは市内から30分前後で、子供が楽しめる施設もたくさんあります。
⑦ショッピングの合間に立ち寄れる「KLCC水族館」
マレーシアの現地の子供にも人気の「KLCC水族館」では、淡水魚、海水魚、爬虫類、虫など約5,000匹が飼育されています。
実際にヒトデやナマコを触れるコーナーがあったり、大水槽で行われる餌付けを見ることができます。
「KLCC水族館」の見所は全長90メートルある水中トンネル。
クアラルンプールの中心地のコンベンションセンター地下にあるので、スリアKLCCやパビリオン近くでショッピングの合間に気軽に立ち寄れるのが魅力!
また、KLCCショッピングセンターからも直結しているので、悪天候の日などには子連れでの移動にとっても便利!
⑧ふれ合い型の動植物園「ファーム イン ザ シティ」
マレーシアの昔ながらの農村をコンセプトとした、100種類以上の動物と触れ合えるふれあい型のミニ動物園で、自由に触ったり餌やりができます。
有料で魚釣りやポニーの乗馬体験などのアクティビティもあって、一日中遊べるのが魅力!
クアラルンプールの中心地から車で約40分
⑨パンダもいてる「国立動物園」
5000頭以上の動物が飼育されているマレーシア随一の動物園。
パーク奥にはパンダ館があり、昼寝や食事中のパンダを見学できます。
クアラルンプール市内から車で約20分。
⑩鳥を集めたテーマパーク「バード・パーク」
約5000もの鳥をあつめたレイクガーデン内にあるテーマパーク。
東京ドーム2.5個分もある園内では、大小様々な鳥たちが自由に飛びまわっています。
たくさんの繁殖に成功していることから、研究者も多く訪れるそうです。
鳥たちと写真を撮ったりエサをあげたり、1日2回のバードショーも人気のひとつです。
マレーシアで子供が喜ぶおすすめスポット:スポーツ系施設
スポーツ系のアトラクションも、市内から1時間全後で行けます。
⑪アトラクションが楽しめる「ディストリクト21」
行政都市プトラジャヤのIOI City Mallにある施設です。
ロッククライミングや、自転車のように漕いで進むゴーカートなど様々なアトラクションが楽しめます。
アトラクションごとにスタッフがついていて、サポートしてくれるので安心。
ピンクモスクからも近いので、モスク見学のあと家族で遊びに行ってみるのもいいかも。
クアラルンプール市内から車で約40分。
⑫屋内プレイグラウンド「キッズーナ(ミッドバレーメガモール店)」
ミッドバレーメガモールのイオン(AEON)にある「キッズーナ(Kidzoona)」
日本のイオン(AEON)グループが運営しており、安心・安全・清潔に遊べるプレイグラウンドとして人気です。
広い敷地の中には大きなボールプールや、知育アプリが入っているタブレットで遊べるブース、サイバーホイールなどたくさんの遊具が並んでいます。
また、スタッフと一緒に工作したりダンスをするイベントもあり何時間いても楽しめます。
一日中出入り自由なので、いつでも買い物やご飯を食べに行けるのが嬉しいですね。
マレーシアのプレイグラウンドは通常「靴下の着用」が必須なので持参するのをお忘れなく!
クアラルンプールの中心地から約10分 。
マレーシアで子供が喜ぶおすすめスポット:遊園地・プール
南国マレーシアでは、様々な施設でプールが併設されているので1年中プールが楽しめます。
⑬マレーシア最大の屋内遊園地「 タイムズ スクエア テーマパーク」
「ベルジャヤ タイムズ スクエア テーマパーク」は、ショッピングモール“ベルジャヤ タイムズ スクエア”の5階~8階に位置する屋内遊園地。
アトラクション型テーマパークで、3フロアぶち抜きの室内型ジェットコースターが有名です。
7階はファミリーゾーンになっており、子どもの年齢を問わず楽しめるアトラクションがたくさんあります。
1度チケットを買ってバンドを受け取ったら、基本的にアトラクションは乗り放題!
当日中であれば2回まで出入りが無料なので、モールで食事や買い物を済ませることもできるのが魅力です。
クアラルンプールの中心ブキッビンタンから徒歩約10分
KLモノレール「インビ駅」直結
⑭美しいライトアップ「アイシティ」&「ウォーターワールド」
マレーシアの「アイ・シティ(I-CITY)」は、夜のベスト観光スポットとして美しい夜のライトアップが有名。
また同じ敷地内に多数のテーマパークやアミューズメント施設が集結していて、子供でも楽しめる遊園地です。
夜遅くまでマレーシアの家族連れも遊んでいます。
ウォーターワールドには、こども専用水遊び場があったり、流れるプールもあって安心して遊べます。
クアラルンプール市内から車で約45分
⑮総合施設型プール「サンウェイ・ラグーン」
特にサンウェイラグーンは、ホテルとショッピングセンターも併設されており、ファミリー旅行にオススメ。
ウォータースライダーや流れるプールはもちろん、砂あそびもできます。
プール隣のエクストリームパークでは、ゴーカートや汽車のアトラクションが楽しめます。
施設内はレストランも含め、ぜんぶ水着で楽しめるのも嬉しいポイント。
ホテルに泊まれば、数日楽しめるお得なスポットです。
クアラルンプール市内から車で約40分。
マレーシアで子供が喜ぶおすすめスポット:ワークショップ
マレーシアならではのワークショップを紹介します。
⑯MAMEE Jonker House でモンスターヌードル作り体験
マレーシア政府観光局オフィシャルブログより
マラッカに多くの工場を持つMAMEEの店舗「MAMEE Jonker House」で、「モンスター・ヌードル作り」が体験できます。
モンスター・ヌードルは、青いモンスターが目印のマレーシアの国民的スナック。
実は今までマラッカでしかMAMEEのヌードル作り体験が出来なかったのですが、最近クアラルンプールのMont KiaraのMAMEEの店舗でも体験できるようになりました。
平日は1時間半、6歳以上で5人以上から参加可能(料金:RM52)
週末は10時半、12時・3時・4時半(事前予約不可)
マレーシアで子供が喜ぶおすすめスポット:テーマパーク
テーマパークでも日本とは違って規模が大きく、種類も豊富なので子供の興味に合わせて選べるところが嬉しい!
⑰恐竜テーマパーク「ジュラシカ」
ツインタワーの真正面にある「アベニューK」の中にある恐竜のミニテーマパークです。
入口でマップ・懐中電灯・専用のベストを借りたら、探検に出発!
ジャングルには、たくさんの恐竜が待っています。
🔶 ジュラシカ(アベニューK内のスポット)
⑱英語で職業体験ができる「キッザニア・クアラルンプール」
キッザニアのスタッフは約9割がマレー系の人なので、説明はマレー語か英語で行われます。
英語が分からなくても出来るお仕事もあるし、スタッフが優しく教えてくれるので簡単な指示がわかれば、小さい子供でも楽しめます。
クアラルンプール市内から車で約20分。
⑲アジア初のレゴのテーマパーク「レゴランド・マレーシア・リゾート」
マレーシア政府観光局オフィシャルブログより
アジア初のレゴのテーマパーク「レゴランド・マレーシア・リゾート」は、シンガポールとの国境近くに位置しています。
日本のレゴランドの3倍程の敷地に、テーマパークとウォーターパークが一体になった超大型施設。
アトラクションからレゴで作られた観光名所の数々まで、ユニークな仕掛けがいっぱい!
1階ロビーのフロント前には巨大なレゴのお城があり、その周りではレゴブロックでいつでも遊ぶことができます。
大きめのソフトタイプもあるので、小さな子どもでも楽しめます。
レゴランドを訪れたならレゴランドホテルに泊まろう!
レゴランドホテルは、外観から客室内全てがレゴづくしで子供が喜ぶアイテムで一杯!
子供部屋は、二段ベットからバスグッズや洗面台まで、レゴ一色で作られた子供のための客室になっています。
おすすめは、WEBサイトから予約できる2泊3日+2デイパスのパッケージ。
番外編:乗り物系
マレーシアに行ったら、せひ乗っておきたい乗り物を紹介します。
市内観光なら「ホップオンホップオフ・バス」も楽しい!
「ホップオンホップオフ・バス」は、クアラルンプール市内を観光スポットを中心に周遊するバス。
2階建てのオープンデッキバスは、眺めがバツグン!
チケットは主要ホテルほかバス内で購入も可能で、発券後24時間有効で乗り降り自由。
マラッカを訪れるなら是非乗ってほしい「トライショー」
マラッカを訪れた時に乗って欲しい乗り物がトライショー。
自転車の横に人が乗れるもので、観光名所「オランダ広場」には、何台ものトライショーがとまっています。
子供でも楽しめる観光客に人気の名物的な乗り物です。
時間がある人は、昼と夜両方の時間帯に乗ってみるのも楽しみ方のひとつです。
ジョンカーストリートで週末のナイトマーケットが行われている際には、夜でも沢山の流しのトライショーが走っています。
ナイトマーケットでは、マレーシアの様々なストリートフードが揃っているので家族で楽しめるはず!
マレーシアで初めてのリゾートならペナン島
マレーシアが初めてなら、リゾート地のペナンもおススメです。
ペナン島は街と海が両方楽しめ、観光・グルメ・歴史を一度に楽しめるリゾート地。
大型ショッピングモールもあり、マレーシアのおいしいところがぎゅっとつまった島です。
世界遺産ジョージタウンにはウォールアートがたくさんあって、週末になると涼を求めて多くの観光客が訪れます。
多くの観光客が訪れるだけに、ビーチが目的であれば若干残念な所ではありますが、ペナンは世界遺産の街なので観光も楽しめます。
ペナンには、子供向けの施設が充実している多くのリゾートホテルがあるので、子供も十分楽しめるはず。
ビーチが目的であれば、ペナンを拠点にボートで周辺の島へ行くのがいいでしょう。
⑳ペナン島を一望できるスポット「ペナン・ヒル」
「ペナン・ヒル」は標高約830メートルの場所に位置していて、イギリス植民地時代より避暑地として利用されてきた世界最古の自然が楽しめるスポットです。
ペナン島が一望できる場所ということもあり、週末になると涼を求めて多くの観光客が訪れます。
ケーブルカーでアクセスしていますが、足に自信のある人はトレッキングコースの利用がおすすめ!
㉑珍しい動植物と出会える「モンキーカップ・ガーデン」
ペナン・ヒルにある「モンキーカップ・ガーデン」は、様々な種類のモンキーカップを見ることができます。
“モンキーカップ”といえば、日本ではウツボカズラの名で知られる食虫植物。
また、植物だけでなくカエルやサソリなどが飼育されている水槽もあり、珍しい動植物と出会えます。
🔶モンキーカップ・ガーデン
㉒ランカウイ島の「アクティビティ」と「スカイブリッジ」
ランカウイ島は手つかずのリゾートの島で、あるのは自然とリゾートホテルだけ。
その分、自然を満喫するアクティビティが充実しています。
ランカウイでおすすめの絶景スポットといえば、美しいパノラマの景色を一望することができるマチンチャン山。
(頂上まで6人乗りの大きなケーブルカーでアクセス)
全長125メートルにも及ぶ「スカイブリッジ」では、空中散歩が楽しめます。
宿泊は代表的な高級ホテルに始まり、多くのリゾートホテルが勢ぞろいしています。
- セントレジス
- リッツカールトン
- フォーシーズンズ
- ダタイ
- アンダマン
- ウェスティン
etc
子連れであれば、キッズルームも整備されているウェスティンかアンダマンがおススメ。
ランカウイ空港から車で約20分
㉓ゆっくりするならペナン島からボートで行ける「アマン島」へ
「アマン島」へは、ペナン島からスピードボートで行ける島。
「ブキッ・タンブン」エリアの自然と田舎が、凝縮されたような小さな島。
マレーシア語で、プラウは島、アマンは平和を意味します。
この島へ渡るには、スピードボートでの移動
浜辺では多くの貝や魚などを見ることができ、ペナン島では見れなくなったマングローブも生息しています。
ペナン島よりさらにゆっくりとした時間が流れ、現地人の生活に触れながら過ごすには最高の場所。
🔶アマン島
ペナン市内“ペナン・ブリッジ”から車で約10分
“ブキッ・タンブン”よりスピードボートで約5分
マレーシアの高原リゾートは子供も大人も楽しめる場所
マレーシア政府観光局オフィシャルブログより
雲よりも高い場所にあるエンターテイメントシティと言える「ゲンティンハイランド」
山ひとつ丸ごとテーマパークなので、とっても涼しい!
㉔雨の日でも楽しめる「ゲンティンハイランド」
ゲンティンハイランドでは、ジェットコースターやフリーフォールのある遊園地を中心にホテルやスパが楽しめます。
雨が降っても屋内施設で楽しめるのが魅力!
また、20世紀FOXが作った映画のアトラクションや、アウトレットモールもあります。
実は、マレーシア唯一の公認カジノ(天空のカジノで有名)がある場所で、マレーシアのラスベガスとも言われている高原リゾートなんです。
ドレスコードに関しては、ゲンティンハイランドは「スマートカジュアル」な服装。
クアラルンプールから車で約1時間
マレーシアで大自然と触れ合える ボルネオ島
マレーシアのボルネオ島は、世界で三番目に広い赤道直下の島”ネイチャーアイランド”と呼ばれています。
ボルネオ島は、豊富なビーチアクティビティやマレーシアならではの珍しい動植物との出会いなど、乳幼児から小・中学生連れまで幅広い世代の家族旅行におすすめできる場所。
そんなボルネオ島の「コタキナバル」は、手つかずの大自然に多様な文化を持ち合わせた魅力的な都市です。
コタキナバルは7月~9月がベストシーズンで、夏休みの旅行先にも人気!
コタキナバルは、広大なプライベートビーチをそなえたホテルに、街中まで出れば大型モールがありショッピングも一緒に楽しむことができます。
㉕オランウータンや大自然と触れ合える「ロッカウィワイルドパーク」
「ロッカウィワールドパーク」は、サバ州が運営する広大な敷地にボルネオの希少動物や植物を保護している動物園です。
オランウータンが見られるのは、ボルネオ島ではこの動物園だけです。
その他にもテングザル・サイチョウ・テナガザル・ウンピョウ・ボルネオ象・マレーグマ・マレータイガーなど、マレーシアならではの珍しい動物にたくさん出会えます。
観客参加型のショータイムもあり、象の餌やりや動物との触れ合いを楽しむことができることが人気の秘密。
センターポイントから車で約30分。
㉖近隣の島を訪れる「アイランドホッピング」
ボルネオでの楽しみ方の一つは、近隣の島々を訪れるアイランドホッピング。
それぞれ異なる魅力がある島がたくさんありますが、一番のおすすめが「サピ島」。
ライフガードが常駐していて設備が整っているので、子連れでも安心して楽しむことができます。
- パラセーリング
- バナナボート
- シュノーケリング
- シーウォーキング
- ジップライン
など、どれも現地で申し込み可能なたくさんのアクティビティが体験できます。
サピ島の最大の特徴は、コモドドラゴンが生息していること。
運が良ければ、体長2メートルほどのコモドドラゴンに出会えるかもしれません。
コタキナバル市内からサピ島へは、スピードボートでおよそ15分。
ホテルのなかには、専用の船着き場を持ち合わせているところあるので事前に確認してみましょう。
㉗世界遺産「キナバル山」でキャノピーウォーク&温泉
東南アジア最高峰のキナバル山周辺を始め、グヌンムル国立公園やダナンバレーなどのジャングル地帯には 、貴重な野生動植物が数多く生息しています。
世界遺産でもあるキナバル山にある植物園は、子供の自由研究にもピッタリ。
キナバル山の植物園には、世界一大きな花ラフレシアやウツボカズラなど珍しい植物がたくさんあります。
1年に1度しか咲かない希少な花を見れるかも・・・。
また、山中に掛かるつり橋「キャノピーウォーク」は、いくつものつり橋が連なるスリル満点のスポット。
汗をかいた後は、麓にある「ポーリン温泉」でキナバル山の自然をバックに入浴できます。
実はこの温泉、旧日本軍の手によって掘り当てられた場所なんです。
足湯も人気ですが、家族サイズの浴槽があるので水着を持参してゆっくり楽しむのもひとつ。
他にも、キナバル山麓にあるキナバル公園などがあります。
㉘クチンに4000匹の猫がいる「猫博物館」
クチンは、ボルネオ島北西部の東マレーシアに位置する街。
日本映画『劇場版トリック』のロケ地として使われ、話題になりました。
“猫の街”と呼ばれるクチンには、総面積が1,035平方メートルもある「猫博物館」があります。
ここには、世界各国から集められた猫に関するグッズや写真などが、4,000点以上も展示されています。
日本の“なめ猫”やキティちゃんなど、人気キャラクターものまで展示されているので、大人も子供も楽しめます。
㉙子供でもヒジャブ体験ができる「シティモスク」
「シティモスク」は、水に浮かぶ美しい建物。
フローティングモスクの愛称で親しまれ、写真家にも人気のスポットです。
マジックアワーや夕焼け時が、絶好のシャッターチャンス!
子供連れにおすすめする理由は、子供でもヒジャブ体験ができること。
モスクの入り口で、有料でヒジャブの貸し出しを行っています。
2歳児からの子供用があるので、可愛いヒジャブ姿が楽しめます。
🔶シティモスク
㉚本物のジャングルクルーズに子どもは大興奮!
ボルネオ島なら、マングローブの川沿いをボートで進む「リバーサファリ」は、ぜひ参加したいアクティビティ。
マングローブに生息する野生のテングザルをはじめ、固有の動物は200種を超えます。
鳥の声を聞きながら野生の動物を観察する「リバーサファリ」は、約1時間20分のジャングルクルーズを楽しめます。
動物園とは違う「ジャングルクルーズ」の体験は、心に残る思い出になるはず。
船着場に戻って夕食でお腹を満たした後は、ホタルを眺める夜のクルーズへと出発します。
蛍は、天気がよければ一年中見ることができます。
リバーサファリができる川は4カ所。
コタキナバル市街からは車で2時間~2時間半の距離。(送迎車と日本語ガイド付きのツアーが一般的)
番外編:観光列車「北ボルネオ鉄道」
時間に余裕があれば、のどかな車窓の風景と本格的な食事を楽しめる観光列車「北ボルネオ鉄道」もおススメ。
リゾートステイに日帰りアクティビティを加えれば、子供も大人も楽しめる充実の旅に!
マレーシア子連れ旅行で便利なのが配車アプリ「Grab」!
タクシーよりも割安に済む「Grab」。
スマホにアプリを無料ダウンロードしておけば、子連れ旅行の移動に役立つこと間違いなし!
アプリ上でのクレジットカード決済も可能なので現金いらずでとっても楽チン。
目的地もアプリ内の地図で指定できるので、運転手さんとの難しいやり取りが必要ありません。
安全重視派の人には「Grab Car Premium(グラブカープレミアム)」がおすすめ!
小さい子どもがいても安心の安全設計で、日本製の車も多く見かけます。
▲注意!Grabはスマホアプリ経由での利用なので、 通信環境が無いと使えません。
SIMの差し替えに抵抗があるなら、海外WiFi をおすすめします。
英語が苦手だったり、SIMフリーの携帯を持っていないなら海外Wi-FiレンタルのWiFiを事前に日本から手配するのが便利!
マレーシアに子連れ旅行の事前準備・知識と注意点
- マレーシアは東と西では季節が逆になる(乾季のやってくる時期は場所によって全く違う)
- 座席は事前予約でプレミアムシートが親子ともに楽。
- webチェックインは事前に行っておくとスミーズ(14日前から可能)
- ベビーカーは受託荷物に含まれないため追加荷物を購入する必要がない
- 何をするのにも並ぶので小さい子供がグズらないような対策をしておく
- 搭乗出口からタクシー・バス乗り場まではかなりの距離がある
マレーシアはアジアの中でも比較的安全な国と言われていますが、クアラルンプールほどの大都市でも軽犯罪の被害が不増えてきています。
特に観光客を狙ったひったくりや置き引きの被害が多いので、繁華街では注意が必要です。
特に旅行中は子供に目が行きがちです。
「荷物を道路側に持たない」
「財布は鞄の奥にしまう」など、人が多いところでは荷物にも細心の注意を払いましょう。
また、マレーシアは日本と違って年中暑いため常に蚊が発生しています。
蚊によるデング熱などにかかることもあるので、赤ちゃん連れや子連れの家族は特に注意が必要です。
マレーシアの旅費が最も安い時期
気候も良い時期の1月が狙い目!(2月からは春休みに入った学生の旅行も増えてくる)
- 個人旅行(航空券)の場合・・・6月が安い傾向で年間の平均に比べ2割ほど安くなる
(LCCの経由便を使えば、日本⇒クアラルンプール3万円台前半~と格安)
その他の時期でも、LCCのセールを活用するとお得に行ける場合があるので、航空券の情報はまめにチェックしましょう。
格安航空券を探すなら「エクスペディア」
まとめ: マレーシアは子供にとって異文化を学べる絶好の場所
同じアジアでありながら、様々な文化が共存するマレーシア。
手つかずの自然や風景を肌で感じ、スケールの大きいテーマパークで思いっきり楽しめて、家族の特別な思い出作りができる国です。
マレーシアへの子連れ旅行が人気の秘密は、国際航空券は高いと感じても滞在費が安いので、結果的に 下手に繁忙期の国内旅行に行くよりも安く済むからだと言えるでしょう。