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タイの教育は日本より選択肢が多く教育水準も高い!教育制度や学校の種類を紹介

 

タイでの子育ての一番の魅力は、子供を大切にする社会だということ。 

ベビーカーの移動を手伝ったり、大人が子供に席を譲ったり、空港では子連れの家族が優先されるなど、日常生活ではごく当たり前にみられる光景です。 

タイ人は子どもにかける教育費の割合も高く、収入・家庭環境によって様々です。

今回は、子供連れでタイに移住しようと考えているママに、知っておきたい教育制度や学校の種類について解説していきます。

 

 タイは学歴社会で教育費の割合も高く教育格差がある

タイでは子どもの教育は、収入や家庭環境によって様々です。 

 例えば

  • 現地の幼稚園や小・中・高校
  • 英語・タイ語のバイリンガル保育園と幼稚園 
  • インターナショナルスクール 
  • 日本人学校 
  • 英語で学ぶ習い事 

 

富裕層によくみられるのが 

私立・国立の有名大学付属幼稚園・小・中・高校⇨欧米の大学へ留学。 

(近年、韓国・中国・日本などアジアへの留学も増加傾向) 

 

というように、「言語」+「教育内容」 に応じて様々な組み合わせでの教育を受けさせることが可能です。 

 

タイの識字率 はアジア上位の国々と肩を並べるようになる 

タイでは、1999年以降義務教育期間が延長されました。 

その結果、タイの識字率は  

  • 2000年92.6% 
  • 2005年93.5% 
  • 2010年96.4% 
  • 2005年で青年層は98.1% 

 

また、小学生の就学率がほぼ100% 

となったため、時間の問題で日本・香港・韓国といったアジア上位の国々と肩を並べる識字率になると予想されています。タイ政府の発表) 

 

日本人との教育環境で大きな違い 

タイでは「日本の行政支援」が及ばないため、地域の公立校に通えば授業料は基本的に100%保護者の自己負担になります。 
 

バンコク日本人学校も、日本の学習指導要領に準じてはいてもタイ国教育省管轄下の学校です。 

つまり、小学部初年度の入学金と3学期分の学費+バス通学費等は自己負担になるワケです。 

 

タイで受けた教育の学力は高い水準であると言われています。

日本帰国後に、有名私立中高の受験をクリアして早慶東大へ行く子も少なくないようです。  

またインターナショナルスクールから、ハーバードやオックスフォードなど世界のトップクラスの大学に合格する子もいるというくらい。 

 

タイの幼稚園の種類 

タイは学歴社会です。 

早期教育も盛んで「幼稚園の年少(3〜4歳)」からタイ文字の読み書を始めます。 

「幼稚園の年中」で算数の基礎を学ぶような園が多いのが実情です。 

 

そんなタイには、大きく分けて3種類の幼稚園があります。 

 

日系幼稚園(日本人教師により日本語での保育が行われる)

 

子供に日本と同じ教育を受けさせたい人向け(駐在員の子どもが多い) 

種類も様々で、日系インターナショナル幼稚園を併設している場合が多くあります。 

  • モンテッソーリ教育 
  • シュタイナー教育 
  • 日英バイリンガル教育 
  • 日本語・英語・タイ語の教育 

など、特色ある園が10校以上あり、日本よりも選択肢が豊富です。 

ただし、これらの学校は全て中心地に限られているので、送迎バスもエリア内のみの対応になります。 

そのため日系幼稚園に通う場合は、バンコク中心地に住む必要があります。 

(中心地:アソーク、プロンポン、トンロー、エカマイ、プラカノンなど) 

 

現地幼稚園タイ人向け幼稚園

 

子供にタイ語や英語で教育を受けさせたい人 向け

学費を安く抑えたい人 向け

 

授業はタイ語となるので、親もある程度のタイ語や英語を理解する必要があります。

現地の幼稚園は、あらゆるエリアにあるので家選びの制限はありません。 

 

インターナショナルスクール駐在員・タイ人富裕層向けの学校

 

子供に英語を身につけさせたいという人向け

一般的にインターナショナルスクールの学費は高額(駐在員・タイ人富裕層向け

 中心地に多い インターナショナルスクールですが、ドムアン空港周辺やスワンナプーム空港近辺にもあるので、住む地域は日系幼稚園ほど限られるわけではありません。 

 

タイの教育制度は「6・3・3・4制」 

義務教育期間は日本同様9年間(2学期制) 

  • 新学期は5月16日に始まり中休みまでが前期 
  • 9月末~10月半ば頃まで中休み 
  • 中休み終了後~翌年3月半ばまでが後期 

 

ここからは、 小・中・高校とに分けて、学校の種類を紹介していきましょう。

 

タイの小学校(6年間) 

5月16日の時点で、満6歳の児童が入学します。 

就学遅れや外国人を含むため就学率は102.7%(2013年タイ教育省) 

 

またタイには、就学前に2歳児が通うトゥリアム・アヌバーンがあり、就学率は74% 

(幼稚園の年少・年中・年長さんにあたる児童が対象) 

 

タイの中学・高校(3年間・3年間) 

就学率は、中学96.8%、高校75.1%。 

中学校卒業時に職業高校へ進む生徒もいます。 

(ただし職業高校の卒業資格では大学の受験が出来ない) 

大学へ進むには、職業大学(2年)へ進み、卒業後に大学3年に編入する道が用意されています。 

 

高校では一年の時に、文系・理系を選択します。 

(ただし文系を選択した生徒は理系大学へ進学できない) 

 

飛び級などで教育課程を終了している場合や病気を除き、理由もなく就学させなかった保護者には1,000バーツの罰金が課せられます。 

ただし、外国人に就学義務はありません。 

タイ人と外国人の国際結婚家庭では、タイの公立学校に通わせるケースもあります。 

また外国人も、教育省の許可を受けてタイの国立学校に入学することは可能で、その場合も授業料は無償となっています。 

 

日本人の子供は一般的に、日本人学校やインターナショナルスクールに通うことが多くなります。 

 

タイの大学(満18歳で入学) 

タイでは飛び級が認められているので、大学進学の年齢は人によって異なります。

  • タイの大学進学率は51.37%(アジアでは日本についで高い) 
  • レベルは日本以上にピンきり
  • 女性の進学率が高いのも特徴 (男性44.62%・女性58.24%)

ちなみに、日本女性の大学進学率58.23%。

女性の社会進出も日本以上に進み、フィリピン同様アジアでも有数の女性管理職の多い国です。 

 

タイの大学の卒業式は人生最大のイベント  

タイの大学の卒業式は卒業した翌年というシステム! 

タイの大学は、学校によって卒業式を行う時期が異なります。 (一般的には卒業の翌年の2月)

なぜ? 

実は、タイの大学の卒業式にはタイ王室の王族が全て出席し、卒業生一人一人に卒業証書を手渡いているからです。 

タイの大学の卒業式では、家族や親しい友人など数十人が集まる事も珍しくはありません。 

就職して働きはじめている場合は、卒業式のために数日間休みを取ることはタイでは常識となっているほど。 

 

また、タイには無試験で入学可能な公開大学が2つあります。 

そのせいか、高校卒業資格を取るため働きながら学校に通う人も多くいます。

  • ラムカムヘン大学(学生数36万人) 
  • タマティラート大学(学生数16万人)  

 

国際バカロレア(IB)認定校となっているインターナショナルスクールも多く、郊外に行かなくても大きなキャンパスや充実した設備環境が用意されています。 

このように、タイでは様々な形で国民が高等教育を受ける機会を設けているので、国民の教育に対しての関心は高まり続けています。

 

 

タイ語の語学学校 

タイではタイ語や英語を話せなくても問題なく生活できますが、現地で暮らすなら「タイ語を学んでみたい」「現地で就職をしたい」という人もいるはず。 

タイにも様々なタイプの語学学校があります。 

 最低限のタイ語の「会話習得」を目標にした学校は数多くありますので、しっかりタイ語を学びたい人向けの学校を紹介します。 

 

外国人向けの語学学校短期集中で学費を安く抑えたい人) 

タイには「外国人向けのタイ語学校」が多数あります。 

 半年ほど受講すれば、日常会話とタイ文字の読み書きは問題なく身につきます。 

授業は英語 か タイ語での直説指導のため生徒は多国籍。 

   

現地の大学で学ぶ(短期集中で学費が高くても確実に実力をつけたい人) 

短期集中かつ、学費が高くても評判の良い学校で勉強したい方向け。 

タイで人気の授業といえば、タイの東大と呼ばれる「チュラロンコン大学」 

外国人向けに「Intensive Thai Program」というコースが開校されています。 

授業の進度が早く厳しいけれども、しっかりとタイ語が身に付くと評判のコースです。 

企業から派遣された駐在員の比率も高い(授業は英語 ) 

  

また、チュラロンコン大学で「約9ヶ月」ほど受講すれば、日常会話の他に新聞を読む事、テレビで放送されるニュースが理解できるレベルに到達します。 

 

タイは子供に優しい教育の選択肢が多い子育てしやすい国

タイは世界で在住邦人が4番目に多い国です。

タイ国内には観光地が多数あり国内旅行を楽しめて、食事も美味しく物価も安いのが魅力。 

 

タイのなかでもバンコクは、多国籍で活気がある大都会。

家庭の経済状態や教育方針も様々なので、近所同士だからと言って同じ学校へ行くこともあまりありませんが、タイは学歴社会なので情報交換も盛んで教育熱心なママさんもたくさんいます。

わが子にできるだけのことをしてあげたい!という親心は世界共通だということでしょう。

タイにはメイドを雇用し「家事・育児を安く外部委託しやすい」といったことも根付いていますので、子育て環境の選択肢のひとつにタイ移住を考えてみるのも良いのでは・・・・・。