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シンガポールの会社での取締役の責任について

シンガポールの会社で、取締役に就任した場合には、

どのような義務や責任を課せられることになるでしょうか。

 

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シンガポールの会社法による取締役の義務

会社法157条1項で、取締役は職務を遂行するにあたって、

誠実に、そして注意深く行動することが求められています。

会社法157条2項では、取締役を含む役員や代理人は、

その地位を生かして取得した情報について

不正に利用することも禁じられています。

 

シンガポールの会社法ではなく、一般的な法律でも

取締役が会社にたいして信任義務を負うことは明文化されています。

個人ではなく会社の利益に対して誠実に行動することが、

取締役の最も大きな義務と言うことができるでしょう。

 

取締役が負う義務の種類

具体的にシンガポールの取締役が負う義務を大別すると、

「信任義務」「注意義務」「開示義務」があります。

それぞれの義務が独立して果たされるのではなく、

密接に関連しながら行われていくのです。

 

取締役の「信任義務」

取締役は、会社の利益、会社の従業員の利益、会社の株主の利益のために

誠実に行動する必要があります。

取締役個人や、シンガポールの会社と関係のない第三者の利益のための行動は、

原則的には認められていません。

また、特定の株主や特定のグループの利益のための行動も

原則的には認められていません。

 

シンガポールの会社の利益のための行動を遂行できるために、

会社の利益と相反する立場に自らを置くことは禁じられています

つまり、取締役個人がシンガポールの会社から借入金を受けたり、

会社から何らかの補償を受けることは

原則的に禁じられているのです。

 

取締役は、会社の利益のための行動であったとしても、

自身の立場を利用して得た会社の情報を、

不適切な形で利用する行動を行うことは禁じられています

 

取締役の「注意義務」

取締役がどの程度、注意を持って行動するかは、

常勤での業務遂行か非常勤での業務遂行かなどの時間の取り決め

また取締役の会社での地位によっても異なります

自身の地位で、また自身が現場にいる時間内の行動は、

最大限の注意深さを持って行う義務があります。

 

取締役の「開示義務」

取締役が、取り引きの締結により利益を受ける場合は、

シンガポールでの取締役会で状況を開示する義務があります。

この開示義務は取締役だけでなく、

最高経営責任者にも要求されるものです。

 

義務に違反する場合

信任義務において取締役が違反を行った場合は、

会社と取締役の取り引きを取り消すことが可能です。

 

シンガポール会社法上の義務違反の場合は、

民事上・刑事上の責任が取締役に課せられます

一般法上の違反の場合は、民事上の責任のみです。

 

 

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