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シンガポールで「自己株式」を取得する

日本においてと同様、

シンガポールでも自己株式の取得は原則的に禁止されています。

ですが、一定の条件下で可能になる場合もあります。

どのような場合なのか見ていきましょう。

 

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シンガポールの自己株式取得禁止の原則

シンガポール会社法により設立された会社は、

会社の株式を自ら取得することは原則的に禁じています。

 

その理由として、自己取得が株主への資本の払い戻しを意味し

債権者に害をなす危険があることと、

特定株主から自己株式を取得することで、議決権の変更が生じ、

株主に対しても大きな弊害をもたらす危険があることがあげられます。

また、会社の資金を利用して、株式市場での公正な取り引きを阻む

危険性があることも、自己取得を禁じる理由です。

 

例外的に自己株式取得が認可される場合

償還条項が付随した優先株式において、

全ての取締役がその償還が債務超過とならない事を認めた意見書を作成し、

その意見書をシンガポール会計企業規制庁に提出する場合は、

自己株式取得が例外定期に認められます。

 

また、シンガポールでは少数株主のスクイーズアウトや、

不公正を正すための裁判所命令による買い戻しの場合も、

自己株式取得が例外的に認められます。

 

シンガポールでは上場会社・非上場会社にかかわらず、

株主総会の普通決議において

事前に承認された株主に公平な機会を与えて実施された場合

株式市場外で自己株式の買い付けが可能になります。

 

シンガポールでは上場会社・非上場会社にかかわらず、

株主総会の特別決議において

事前に承認された合意書に則って株式市場外で特定の者から

自己株式として買い付けすることも可能です。

 

それ以外にも、シンガポールでは上場会社・非上場会社にかかわらず、

株主総会の特別決議による事前承認を得た条件付きの売買契約書

に基づいて、自己株式の取得が可能です。

この場合が適用されるのは、コールオプションやプットオプション

の場合がほとんどです。

 

シンガポールでは上場会社において、

自己株式の取得が株主総会の普通決議で承認されている場合に、

シンガポール市場により自己株式として取得することも可能です。

 

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例外的自己株式の取得の原則

原則的には、自己株式は定時株主総会と次の定時株主総会の期間中に

発行済みである株式の総数の20%を超えることはできません。

 

償還条件付きの種類株式の場合は、

このように株式の割合についての規定はありません

会社から資本金を利用して自己株式を取得する場合には、

債務超過にならない程度で資金提供を行う必要があります。

債務超過になることが分かっている場合に取得すると罰せられます。

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