
シンガポールが観光旅行先として人気が高い理由の一つが、空港から市内へのアクセスが非常に便利という点です。
公共交通機関で約20分から30分もあれば、市内の中心地へ到着できます。
空路到着した時は疲労を感じていることも多く、早くホテルに着いてひと息つきたいと思うことも多いでしょう。
シンガポールの玄関口であるチャンギ国際空港なら、アクセスが大変良いので快適な旅のスタートを切ることができます。
また、フライト時間ギリギリまで市内観光を満喫できるのもありがたい点です。
Contents
チャンギ国際空港とシンガポール市内のアクセス方法は主に7つあります。
MRT
タクシー
空港シャトルバス
路線バス
チャータータクシー
ホテル送迎リムジン
レンタカー
MRT(Mass Rapid Transit)
MRTと呼ばれる地下鉄がシンガポール市内を巡っています。
チャンギ国際空港からはターミナル2とターミナル3の間にMRT空港線のチャンギ・エアポート駅があり、そこから乗車できます。
タナ・メラ駅で乗り換えをしてシティ・ホール駅で下車するとシンガポール市内中心部に到着します。1.6シンガポール・ドルで乗れ、約30分で到着します。
このMRTや路線バスを市内観光で利用するつもりであれば「EZ-linkカード」というプリペイドカードを入手しておくととても便利です。
Sponsored Link
タクシー
チャンギ国際空港のすべてのターミナル1階にタクシー乗り場(Taxi Stands)があり、すぐにタクシーを利用できます。
市内中心部まで約20分で到着します。
タクシーはメーター制になっており、だいたい20ドル〜30シンガポール・ドルで済みます。
ただし、空港から乗車すると特別料金3シンガポール・ドルが加算され、金曜日から日曜日までの週末の夜間は5シンガポール・ドルが加算されますのでご注意ください。
エアポートシャトル(Airport Shuttle Service)
エアポートシャトルという乗り合いバスが運行しています。
シンガポール市内の主要な場所やほとんどのホテルの前で停まってくれます。
ターミナル到着フロアのカウンターで申し込み、目的地に着いたところでドライバーに料金を払います。
S$9ですが、9人乗りバスを1台S$50で貸し切りすることもできます。
乗り合いの場合は乗車人数が集まってからの出発となりますし、市街地での渋滞も予想されますので、時間的な余裕がある方にはお勧めです。
路線バス
チャンギ国際空港ターミナル1とターミナル2の地下に、SBS路線バスの発着所があります。
№36の路線に乗れば、マリーナ地区やオーチャードロードで降りることができます。
料金は1.4~3シンガポール・ドルと、空港から市内へアクセスする方法の中でもっとも安く乗車できます。
また、地元ローカルの雰囲気を味わうにもいいアクセス方法です。
しかし、スーツケースなど大きな荷物がある時はこの路線バス利用は難しいでしょう。
チャータータクシー(Large Taxis、MaxiCab、Limousine)
7人乗りの大型タクシーをチャーターすることもできます。
もっと贅沢に市内へ行きたい場合は、リムジンタクシーがいいでしょう。
シンガポールのリムジンはいわゆるストレッチリムジンではなく、ベンツやロンドンタクシーなどが使われています。
こうしたチャータータクシーの利用は、予約カウンター(Ground Transport Desk)で申し込んでください。
1台50シンガポール・ドルが相場です。
ホテル送迎シャトルバス
宿泊予約をしているホテル客が利用できるホテル無料送迎シャトルバスを運航しているホテルが多くみられます。
ホテルエントランスに直付けしてもらえるのが嬉しいサービスです。
レンタカー
チャンギ国際空港到着ターミナルにAvisとHertzの営業所があります。
レンタル会社からキャッシュカードを購入して電子通行料計算システム(ERP)にて清算することになります。
シンガポール国内で自動車の運転をするには、国際免許が必要となります。
シンガポールは日本と同じ左側通行です。
詳しくはチャンギ国際空港ターミナルマップをご参照ください。
http://www.changiairport.com/en/maps.html
シンガポールの観光旅行に関しては「シンガポール観光旅行完全ガイド」にてより詳しくお伝えしています。