
セントーサ島はシンガポールに観光旅行に来たら必ず行きたいところです。観光・遊びともに楽しめるところがたくさんあります。ぜひ、この記事を活用して思う存分セントーサ島での観光を楽しんでください!
Contents
- 1 セントーサ島の5つのエリア
- 2 セントーサ島への渡り方
- 3 お得にアトラクションが楽しめるセントーサファンパス
- 4 1)巨大テーマパーク「リゾートワールドセントーサ」(RWS)
- 5 2)観光スポットが目白押しの「インビアエリア」
- 5.1 今にも動き出しそうな「セントーサマーライオン」(Sentosa Merlion)
- 5.2 高いところからの眺望は心地が良い「タイガースカイタワー」(Tiger Sky Tower)
- 5.3 南国のF1「スカイラインリュージュセントーサ」(Skyline Luge)
- 5.4 フィジカルをいじめる楽しさ「メガアドベンチャー」(Mega Adventure Singapore)
- 5.5 これであなたもセグウェイ乗りになれる「ゴーグリーンセグウェイエコアドベンチャー」(Gogreen Segway)
- 5.6 即席サーファー気分が味わえる「ウェーブハウスセントーサ」(Wave House Sentosa)
- 5.7 自分も有名人の仲間入り気分の「マダムタッソーシンガポール」(Madame Tussauds)
- 5.8 新感覚の立体映像シアター「セントーサ4Dアドベンチャーランド」(Sentosa 4D AdventureLand)
- 5.9 飛ばなくても飛べる「アイフライ」(iFly Singapore)
- 5.10 ワークスキルを磨ける「キッザニアシンガポール」(KidZania Singapore)
- 5.11 一日の締めくくりに見る映像のエンターテインメント「ウィングスオブタイム」(Wings of Time)
- 5.12 気軽に見て学べる歴史博物館「イメージオブシンガポールライブ」(Images of Singapore LIVE)
- 5.13 ありのままのセントーサ島を知る「セントーサネイチャーディスカバリー」(Sentosa Nature Discovery)
- 5.14 シンガポールの記念に幻想的なポートレートを「トリックアイミュージアム」(Trick Eye Museum Singapore)
- 5.15 大戦の傷跡が残る「シロソ砦」(Fort Siloso)
- 5.16 閉鎖した「アンダーウォーターワールド」(Underwater World Singapore)
- 6 3)トラムで行き来できる南岸のビーチ
- 7 4)東部高級住宅街「セントーサコーブ」
- 8 5)セントーサゴルスクラブ
- 9 セントーサ島のリゾートホテル
- 10 セントーサ島内での移動手段
- 11 インフォメーションセンター
- 12 セントーサ島の歴史
セントーサ島の5つのエリア
セントーサ島は東西約4km、南北約1.5kmしかない小さな島です。
長辺の東西でも1時間もあれば歩けてしまうくらいの距離です。
セントーサ島内部はおよそ5つの区画に分かれています。
1)リゾートワールドセントーサ
2)インビア地区
3)南岸ビーチ
4)東部高級住宅街セントーサコーブ
5)セントーサゴルフクラブ
セントーサ島への渡り方
島といっても橋がかかっていて道路続きなので、さまざまな行き方が可能です。
1)セントーサ島へ行くモノレール「セントーサ エクスプレス」(Sentosa Express)
シンガポール政府の肝いりで統合型リゾートとして整備されたセントーサ島。
シンガポール本島から渡る際の最も代表的な交通手段が「セントーサエクスプレス」です。
駅数はたった4駅
セントーサエクスプレスは、セントーサ島へ渡り、島内で移動するためだけのモノレールです。
そのため駅数はたった4駅しかありません。
シンガポール本島のセントーサ島に最も近い海岸にあるハーバーフロントセンター「ヴィヴォシティ」3階から始発して、すぐに海を渡りセントーサ島に入ります。
カラフルなモノレールに乗ってハーバーフロントの海面を眺めながら10分も行くと、あっという間に到着です。
残りはセントーサ島内の3駅となります。
セントーサ島内は無料
セントーサ島に渡り、また戻って来るためのモノレールなので、改札口は始発駅のヴィヴォシティにしかありません。
セントーサ島内では自由に乗り降りすることができます。
またがる形の跨座式モノレール
モノレールにはまたがる形と吊り下がる形がありますが、セントーサエクスプレスは一本レールに車両がまたがる跨座式モノレールです。
日本の羽田空港に行き来する東京モノレールと同じタイプです。
[URL]http://www.sgtrains.com/network-se.html
[マップ]http://www.sgtrains.com/network-se.html
2)ロープウェイ「シンガポール ケーブルカー」(Singapore Cable Car)
シンガポール本島からセントーサ島へ渡された総延長1650メートルのワイヤーに、ゴンドラがぶら下がって行き来するロープウェイです。
日本では、ワイヤーにゴンドラを吊るして輸送する索道を「ロープウェイ」と称していますが、イギリス英語が主流のシンガポールではイギリス風に「ケーブルカー」といっています。
マウントフィーバーから出る「マウントフェーバーライン」
マウントフィーバーから「ケーブルカー マウントフェーバーライン」と呼ばれるロープウェイに乗って行くのが、最も眺めがいいです。
海の上を渡る観光用ロープウェイ
セントーサ島に渡るだけならタクシーやセントーサエクスプレスがアクセスも良く便利です。
このシンガポールケーブルカーは始発駅が「マウントフェーバー」という海抜93メートルの山の上にあり、アクセスもあまりよくありません。
しかし、海上55メートルという空中を渡るためとても見晴らしがよく、アトラクション的要素が強いので、観光しながらセントーサ島に渡れる選択肢として活用されています。
ガラスフロアのキャビンは最高の眺望
海上55メートルもの高所を渡るロープウェイのキャビンは、床がガラス張りの透き通ったフロアなので、海や熱帯雨林、セントーサ島などの風景が360℃クリアに見渡せます。
乗車チケット
29シンガポールドルです。
[URL]http://www.faberpeaksingapore.com/singapore-cable-car/sky-network
[マップ]http://www.faberpeaksingapore.com/singapore-cable-car/sky-network
3)タクシー
市内からタクシーを使って行くのが、いちばんお手軽で速い方法です。
土日祝日は料金が高くなりますが、それでも入島料込みで6シンガポールドルほどです。
シンガポールタクシーに関してはシンガポールのタクシーにて詳しくお伝えしています。
4)「セントーサボードウォーク」
歩道橋「セントーサボードウォーク」を通って歩いて行くのもいい体験です。
海風に吹かれながら熱帯地方の青い青い空を見て歩くと、気分も爽快になってきます。
15分ほどでセントーサ島に着きます。
お得にアトラクションが楽しめるセントーサファンパス
島内の複数のアトラクションチケットがセットになっている「ファンパス」を購入するとお得に遊べます。
20種類を超えるアトラクションの入場料がセットになっています。
一日楽しめる「Day Fun Pass」
一日の間に決められた数のアトラクションを楽しめるパスです。
3つのアトラクション 大人S$44.9、子どもS$39.9
5つのアトラクション 大人S$59.9、子どもS$49.9
全20のアトラクション 大人S$81.9、子どもS$71.9
二日楽しめる「2-Day Fun Pass」
二日パスである「2-DAY FAN PASS」は20種類のアトラクションを二日間楽しめるものと、一日はセントーサファンパス、もう一日はワールドリゾートセントーサやユニバーサルスタジオに入れるものが選べます。
大人S$141.9、子どもS$101.9
14のプレミアムアトラクションから3つを選べる「Premium Fun Pass」
また連続した二日間で3種類のアトラクションが楽しめる「PREMIUM FAN PASS」もあります。
大人S$79.9、子どもS$69.9
選べるアトラクションのリストや予約はウェブサイトから確認できます。
http://www.sentosa.com.sg/state-specials/sentosa-fun-pass
遊べる時間を考えて購入するのがお得
人気のアトラクションの場合は順番待ちの時間もかなりかかり、一日で5種類制覇が限界だったという旅ブログもありますので、楽しみ方をじっくり検討して購入するのが賢い方法でしょう。
1)巨大テーマパーク「リゾートワールドセントーサ」(RWS)
総面積にして49万平方キロメートルという広い敷地があり、その中に
「ユニバーサルスタジオ シンガポール」
「シーアクアリウム」
「アドベンチャーコーブ」
といったアトラクションが目白押しです。
また、テーマパークなどアトラクションだけでなく、
リゾートホテル
コンベンションセンターなどイベント会場
カジノ
といった多彩な要素が詰まった統合型リゾートとなっています。
リゾートワールドセントーサに関しては【最新版】ワールドリゾートセントーサ完全ガイドにて全てをお伝えしています。
2)観光スポットが目白押しの「インビアエリア」
ワールドリゾートセントーサ以外の部分にも、たくさんのアトラクションやホテル、リゾートビーチなど観光スポットが目白押しです。
今にも動き出しそうな「セントーサマーライオン」(Sentosa Merlion)
シンガポールで最も有名な観光地といえばマリーナ地区のマーライオンパークにいるマーライオンですが、もう一つのマーライオンがセントーサ島にいます。
それがセントーサマーライオンです。
別名、マーライオンタワーともいいます。
全長37メートルの巨大なマーライオン
マーライオンパークにある本家マーライオンは全長8メートルのモニュメントですが、セントーサ島にあるセントーサマーライオンはその4倍以上の全長37メートルもの巨大なモニュメントとなっています。
セントーサ島のほぼ中心部にあります。
1995年製でオーストラリア人彫刻家によるデザインです。
さすが中華系文化が広がるシンガポールらしく、中華系で縁起がいい形として知られる八卦がウロコのように体中に貼り付けられています。
シンガポールを展望する
このセントーサマーライオンはモニュメントであると同時に展望台にもなっています。
全長37メートルの高さを生かして、口の部分と頭の部分の展望台まで登ることができるのです。
口の部分がマウス展望デッキ、頭のてっぺんがヘッド展望デッキです。
夕焼けを眺めるならヘッド展望デッキ
マーライオンの頭のてっぺんにあるヘッド展望デッキは、エレベーターで12階に上ったレベルにあります。
ここは360℃見渡せるので、海側もシンガポール本島側もよく展望することができます。
夕暮れ時の真っ赤な夕焼けを眺めるなら、このヘッド展望デッキがお勧めです。
夜景にうっとりするなら
マーライオンの口の中にあるのがマウス展望デッキです。
エレベーターで9階のレベルになります。
ここは見える方向がシンガポール本島方面に限定されますので、町の燈を眺める夜景を楽しむのにうってつけでしょう。
ライトアップされたセントーサマーライオンを見上げる
夜になるとセントーサマーライオンはライトアップされていきます。
そして圧巻なのが、目から照射されるレーザー光線。
ウルトラマンに出てきたシャボテン公園の怪獣のように、そのままムックリと立ち上がって動き出しそうで不気味です。
入場チケット
大人S$12、子どもとシニアS$9となっています。
アクセス
セントーサエクスプレスに乗り、ウォーターフロント駅の次のインビア駅で下車するのが最寄りです。
ケーブルカーでアクセスした場合は、マーライオン駅下車となります。
[施設名]セントーサマーライオン
[住所]30 Beach View, シンガポール 099958
[営業時間]10:00-20:00
[URL]http://www.sentosa.com.sg/explore/attractions/sentosa-merlion
[マップ]https://goo.gl/maps/dqYn1dN58CC2
高いところからの眺望は心地が良い「タイガースカイタワー」(Tiger Sky Tower)
セントーサ島中心部に立っている観光用の展望タワーです。
海抜131メートルの高さ
スカイタワーは海抜から131メートルもあります。
タワー自身の高さは110メートルになります。
背の高いマーライオンタワーも眼下に小さく見えます。
セントーサ島全域はもちろんのこと、シンガポール本島や周辺海域、マレーシアのジョホールバルも眺めることができます。
展望デッキ自体が回転しながら上昇
細いタワーの軸におでんのように串刺しになっている円盤型の部分が展望デッキになります。
この展望デッキが回転しながら上昇下降することで乗客を高いところに上げていけるのです。
展望デッキ自体が回転しますので、どの座席に座っても周囲360℃全方向を見渡すことができます。
展望デッキには72人が乗車できます。
乗車する前か後に、地上からこの展望デッキが上がっていく様子を眺めてみてください。
勇壮なタイガーが見えますよ。
ビールブランドのスポンサー
青い塔に黄色く「Tiger」の文字が鮮やかに浮かび上がっています。
これはシンガポールを代表するタイガービールがスポンサーになっているため、ロゴがデザインされているのです。
以前はデンマークのカールスバーグビールがスポンサーとなっていたので、「カールスバーグスカイタワー」と呼ばれていました。
入場チケット
大人S$18、子どもS$10となっています。
アクセス
セントーサエクスプレスのインビア駅で下車します。
[施設名]タイガースカイタワー
[住所]41 Imbiah Road, Sentosa Island, シンガポール 099707
[営業時間]9:00-21:00
[URL]http://www.skytower.com.sg/
[マップ]https://goo.gl/maps/wWVZznnp4sn
南国のF1「スカイラインリュージュセントーサ」(Skyline Luge)
冬季オリンピックでそのスピードがみなの度肝を抜き「氷上のF1」と人気を博したリュージュ。
その南国版がこのスカイラインリュージュです。
本場のリュージュが氷でできた半円形の下り坂チューブ内をそりに乗って疾走するのに対して、南国版リュージュはコンクリート製の下り坂をカートに乗って駆け抜けます。
ダウンヒル滑走なので漕がなくていい
リュージュカートは動力などないカートですが、ダウンヒルを重力の力を利用して駆け抜けるので漕いだりしなくてもいいのです。
ハンドル操作とブレーキ操作で操ります。
2種類のコースを選ぶ
全長688メートルの「ドラゴントレイル」か、全長628メートルの「ジャングルトレイル」のどちらかを走れます。
ヘアピンカーブや長いストレートなどで構成されたエキサイティングなダウンヒルです。
リフトで戻れる
ダウンヒルを下り終わったら、スカイライドと呼ばれるリフトで出発地点まで戻れます。
スキー場のリフトと同じだと思えばいいでしょう。
何度もトライできる価格設定
下り終えると、今度はもう少し上手に下りたいと思うものです。
何度もトライできる価格設定が嬉しいですね。
特に負けず嫌いの人は何度もチャレンジしたくなるものです。
リュージュ&スカイライド S$18
リュージュ3回&スカイライド S$25
リュージュ5回&スカイライド S$38
リュージュ7回&スカイライド S$41
スカイライドのみ S$11
[施設名]スカイラインリュージュセントーサ
[住所]45 Siloso Beach Walk, Sentosa, シンガポール 099003
[営業時間]10:00-21:30
[URL]http://www.skylineluge.com/
[マップ]https://goo.gl/maps/V7H3Vwnutwu
フィジカルをいじめる楽しさ「メガアドベンチャー」(Mega Adventure Singapore)
セントーサ島東側にあるのが、メガアドベンチャーです。
アウトドアのアクティビティが存分に楽しめるテーマパークです。
電子仕掛けの子ども騙しに飽きてきたときは、こういったローテクなアトラクションでフィジカルをいじめることで気持ちよさを感じるかもしれません。
「メガジップ」
海に面した急坂に張ったロープを滑り降りるアトラクションです。
日本の児童公園によくあるターザンロープと原理は同じですが、規模が違います。
全長がなんと450メートルもあり、滑り降りる時の最高時速60キロといいます。
高さ75メートルのスタート台から飛び出すと、あっという間に急降下して1分半後にはシソロビーチに降り立っています。
海に向かって飛び立つような感覚に襲われるでしょう。
S$39で楽しめます。
90cm未満は利用不可、90~120cmは保護者と一緒であれば可能という身長制限があります。
「クライムマックス」
空中をロープで渡っていくアトラクションです。
S$39で楽しめます。
120cm未満は利用不可という身長制限があります。
「パラジャンプ」
高さ50メートルから飛び降りるアトラクションです。
バンジージャンプに似ていますが、伸縮性ゴムではなくワイヤーで吊るされ、速度が下がります。
S$19で楽しめます。
「ノースフェイス」
コンクリート製の壁に埋め込まれたマーカーに手足をかけて登っていくロッククライミングにチャレンジできます。
壁の高さが16メートルありますので、登るにつれ恐怖感がつのり、筋肉も痛くなって限界を感じるでしょう。
S$19でチャレンジできます。
「メガバウンス」
シソロビーチにある特製トランポリンです。
S$15で楽しめます。
アクセス
ケーブルカーやセントーサバスのインビアルックアウト駅で下りるとすぐです。
メガジップにトライする時は、シソロビーチにある受付からカートで送ってもらうこともできます。
[施設名]メガアドベンチャー
[住所]Imbiah Hill Rd, Sentosa Island, Singapore 098967, シンガポール 098967
[営業時間]11:00-19:00
[URL]http://www.megazip.com.sg/
[マップ]https://goo.gl/maps/qPS7i5qaTcG2
これであなたもセグウェイ乗りになれる「ゴーグリーンセグウェイエコアドベンチャー」(Gogreen Segway)
アメリカで警察官がパトロールにも使っていて話題になった電動立ち乗り二輪車のセグウェイ。
この未来型の乗り物にトライできるのがゴーグリーンセグウェイエコアドベンチャーです。
緑たっぷりの専用コースを走る「ファンライドコース」
初めて乗るなど初心者向けなのが、専用コースとして作られたサーキットを一周するファンライドコースです。
トレーナーがついて乗り方の指導をしてくれます。
ファンライドコースは1周S$17、2周S$21、3周S$25で楽しめます。
白い砂浜のビーチを走り回るセグウェイエコアドベンチャー
セントーサ島の浜辺、シソロビーチやパラワンビーチをセグウェイで走れます。
30分間でS$39.9、60分間でS$79.9です。
セントーサセグウェイツアー
セントーサ島の観光地をガイドがついてセグウェイに乗って巡れるのが、セントーサセグウェイツアーです。
人気の観光スポット、シソロ砦やアジア最南端ポイント、スカイウォークなどを巡ります。
2時間30分間でS$139.9です。
アクセス
セントーサエクスプレスのビーチ駅で下りると目の前です。
[施設名]ゴーグリーンセグウェイエコアドベンチャー
[住所]50 Beach View, シンガポール 098604
[営業時間]10:00-19:30
[URL]http://www.segwaytours.com.sg/
[マップ]https://goo.gl/maps/qm1SSmLPje52
即席サーファー気分が味わえる「ウェーブハウスセントーサ」(Wave House Sentosa)
観光気分でサーフィン体験ができるのがウェーブハウスセントーサです。
人工で波を発生させる波乗りマシンがあるので、思い通りの波でトレーニングできるのです。
初心者にはお勧めな「ダブルフローライダー」
ここにある2種類の波乗りマシンのうち、レベルの低いのがダブルフローライダーです。
時速30キロで噴射されてくる波に乗りバランスを保つフローボーディングができます。
初心者はロープの補助があり、インストラクターが指導もしてくれます。
1時間S$35からです。
プロレベルの「フローバレル」
フローバレルは上級者クラスの波乗りマシンです。
経験の長い人ならチャレンジできるでしょう。
30分S$30からです。
ボディボードもできる
立って乗る立ち乗りボードは怖い、という人向けに、寝そべって波に乗れるボディボードもできます。
アクセス
セントーサエクスプレスのビーチ駅で下車します。
[施設名]ウェーブハウスセントーサ
[住所]36 Siloso Beach Walk, シンガポール 099007
[営業時間]10:30-22:30
[URL]http://www.wavehousesentosa.com/
[マップ]https://goo.gl/maps/kU8g8bTxC6E2
自分も有名人の仲間入り気分の「マダムタッソーシンガポール」(Madame Tussauds)
ご存じ、世界の有名人を精巧なろう人形で再現したろう人形館です。
映画スターやミュージシャン、政治家など有名人が等身大で再現されています。
有名人と撮る記念撮影
このマダムタッソーシンガポールの特徴は、ここに再現されている有名人たちと記念撮影が取れること。
歌手のビヨンセと肩を組んでまるで共演者のような記念撮影が撮れたり、オードリーヘップバーンとテーブルを囲んでティファニーで朝食を食べている記念撮影が撮れたりします。
自分がまるで芸能界の一員であるかのような、歴史のひとこまに連なったかのようないい気分です。
アクセス
セントーサエクスプレスのインビア駅からすぐです。
「イメージオブシンガポールライブ」と同じ建物内にあります。
[施設名]マダムタッソーシンガポール
[住所]40 Imbiah Rd, シンガポール 099700
[営業時間]10:00-19:30
[URL]https://www.madametussauds.com/singapore/en/
[マップ]https://goo.gl/maps/NBht8RExNtq
新感覚の立体映像シアター「セントーサ4Dアドベンチャーランド」(Sentosa 4D AdventureLand)
3D立体映像を駆使した3つのアトラクションで構成されています。
「4D」とタイトルについているのは、立体映像の3Dに加えてシートの振動などプラスアルファがある新しい楽しみ方という意味で「4D」と銘打っています。
「ジャーニー2」
専用眼鏡をかけ、映像に合わせて水が出るなど新しい仕掛けがあります。
90センチ以上という身長制限があります。
「エクストリームログライド」
ヒマラヤの山頂から丸太に乗ってアマゾンへ駆け抜けるというアドベンチャーな映像です。
シートが映像に合わせて動く体験型映画で座ったままジェットコースター気分になれる、という触れ込みです。
90センチ以上という身長制限があります。
「デスペラード」
ゲストがレーザーを撃ちポイントをあげられる参加型エンターテインメントです。
110センチ以上という身長制限があります。
入場チケット
大人S$38.9、子どもS$26.9です。
アクセス
セントーサエクスプレスのインビア駅、あるいはケーブルカーのインビアルックアウト駅下車です。
[施設名]セントーサ4Dアドベンチャーランド
[住所]51B Imbiah Rd, シンガポール 099708
[営業時間]10:00-21:00
[URL]http://4dadventureland.com.sg/
[マップ]https://goo.gl/maps/ezKgfqnoTdT2
飛ばなくても飛べる「アイフライ」(iFly Singapore)
飛行機で空高く飛ばなくてもスカイダイビングが楽しめる施設がアイフライです。
室内で体験できるスカイダイビング
5階建ての建物の中に高さ17メートル、幅5メートルのガラスのトンネルがあり、下から吹き上げる風速150キロもの強風に身を任せることでスカイダイビングを体験できるのです。
まるで1000メートル上空からのダイビングをしているようです。
インストラクターによる教習がつく初心者向けコースから、プロのダイバーコースまでいろんな活用の仕方ができます。
自分のダイビング姿を写真や動画に撮影してもらうこともできます。
[施設名]アイフライ
[住所]43 Siloso Beach Walk, #01-01 Sentosa Island, シンガポール 099010
[営業時間]9:00-21:30
[URL]http://www.iflysingapore.com/
[マップ]https://goo.gl/maps/gsQiANh6Ybx
ワークスキルを磨ける「キッザニアシンガポール」(KidZania Singapore)
子どもが社会でのしごとを体験できるキッザニアがシンガポールにもオープンしました。
シンガポール観光旅行の際に、またシンガポール転勤の際に楽しんでみましょう。
意外にもキッザニアの東南アジア進出は早く、すでにバンコク、ジャカルタ、クアラルンプール、マニラにオープンしており、シンガポールは5番目の開業となります。
80種類以上の職種を体験できる
ここで子どもたちが体験できる職種はパイロット、キャビンアテンダント、医者、消防士、ジャーナリスト、パーソナリティー、モデル、役者、シェフといった80種類以上の職業を体験することができます。
中には役者やラジオパーソナリティーなど大人でも一度はやってみたいと思うものもあり、今の子どもはうらやましい限りです。
超一流企業が出展
シンガポールで有名なドキュメンタリー番組のDiscovery Channel、マンガテレビ番組Nickelodeon、ケンタッキーフライドチキン、ピザハット、マレーシアのMaybank、また日系企業ではCanon、 SUNSTAR、Yakult、TOSHIBAなどが出展しています。
子どもたちの可能性を引き出す
このキッザニアシンガポールは子どもたちが仕事を体験してこんな職業に就きたい、という目標をもつだけでなく、コミュニケーションスキルや決断力、ファイナンシャルリテラシーなど仕事をしていく上で役立つスキルを磨くことができます。
本物のジャンボジェットが建物から顔を出す
キッザニアの建物に近づくと、建物の壁から飛行機がニョキッと顔を出していることに気が付くでしょう。
これは実際に路線を飛んでいたボーイング737機を丸ごと建物の中に埋め込んでいるのです。
英語スキルを磨くチャンス
このキッザニアシンガポールは当然ながら英語で運営されています。
普段から英語を学んではいてもなかなか実践の場がない子どもたちが、仕事体験と共に英語体験をする場にも活用できるでしょう。
独自通貨キッゾは世界共通
ここでは子どもたちが働いた報酬として「キッゾ」という独自通貨をもらえます。
また逆にそのキッゾを使って買い物することもできます。
こうしてお金の出入りをきちんと管理できる人間になるよう訓練されるのです。
このキッゾはキッザニア内の銀行に預金することができますし、世界共通ですので、日本のキッザニアで得たキッゾがあればキッザニアシンガポールでも使えるでしょう。
入場チケット
大人S$35、4歳-17歳の子どもS$58、2歳-3歳の幼児S$25で楽しめます。
アクセス
セントーサエクスプレスのビーチ駅下車です。
[施設名]キッザニアシンガポール
[住所]31 Beach View, #01-01/02, シンガポール 098008
[営業時間]10:00-20:00
[URL]http://kidzania.com.sg
[マップ]https://goo.gl/maps/JdEDj38qh8C2
一日の締めくくりに見る映像のエンターテインメント「ウィングスオブタイム」(Wings of Time)
ビーチで繰り広げられるエンターテインメントショーです。
海辺の屋外ステージで日没後に始まります。
プロジェクションマッピングと音楽、生の歌声、レーザー光線に噴水、そしてフィナーレはドドンと打ち上げられる花火と行き着く間もないエンターテインメントが繰り広げられます。
英語のナレーションも最低限しかなく、映像を見ていればストーリーについていくことができます。
入場チケット
ブレミアムシートがS$23、普通シートがS$18です。
アクセス
セントーサエクスプレスのインビア駅、あるいはケーブルカーのインビアルックアウト駅下車です。
[施設名]ウィングスオブタイム
[住所]Beach View, シンガポール 098604
[営業時間]19:40-、20:40-
[URL]http://www.wingsoftime.com.sg/
[マップ]https://goo.gl/maps/y2d9BNjCEow
気軽に見て学べる歴史博物館「イメージオブシンガポールライブ」(Images of Singapore LIVE)
シンガポールの歴史を学べる博物館です。
イメージで理解できる博物館
「イメージ」つまり映像を見ることで理解できる仕組みが、この博物館の特徴です。
当時の人物たちに扮装したスタッフが歴史的な場面を演じたり、精巧なろう人形が歴史の一シーンを表現しています。
マレーシア統治下時代やイギリス植民地時代、スタンフォードラッフルズ卿時代、そして第二次世界大戦下の日本軍占領時代など、シンガポールのこれまでを理解できます。
入場チケット
入場チケットは大人S$39、子どもS$29、シニアS$30です。
インターネットで購入すると各チケットがS$10割引となります。
アクセス
セントーサエクスプレスのインビア駅からすぐです。
[施設名]イメージオブシンガポールライブ
[住所]40 Imbiah Rd, Imbiah Lookout Sentosa, シンガポール 099700
[営業時間]9:00-19:00
[URL]http://www.imagesofsingaporelive.com/
[マップ]https://goo.gl/maps/MBJnqpdRJ8J2
ありのままのセントーサ島を知る「セントーサネイチャーディスカバリー」(Sentosa Nature Discovery)
セントーサ島の自然を探索できる施設です。
島まるごとリゾート地として開発されてきたセントーサ島ですが、それでもまだまだ熱帯雨林の自然が残っています。
セントーサ島の自然を知ることができる展示や、ボードウォーク散策路、インビア山を巡るトレイルなどが整備されています。
アクセス
セントーサエクスプレスのインビア駅、あるいはケーブルカーのインビアルックアウト駅下車です。
[施設名]セントーサネイチャーディスカバリー
[住所]Imbiah Rd, シンガポール 099700
[営業時間]9:00-17:00
[URL]http://www.sentosa.com.sg/Explore/Nature/Sentosa-Nature-Discovery
[マップ]https://goo.gl/maps/5unV5Kq2xQ32
シンガポールの記念に幻想的なポートレートを「トリックアイミュージアム」(Trick Eye Museum Singapore)
トリックアートの美術館がトリックアイミュージアムです。
このミュージアムは韓国から来たもので、ゲストの不思議な写真が撮れるのです。
ゲストが主人公になって、いわゆる「だまし絵」的なおもしろ写真をとって笑うという趣向です。
6つのテーマ
「World of Masterpieces」
「Safari Kingdom」
「Stars of Circus」
「Dreams of Fairytale」
「Love in Winter」
「Adventure Discovery」
珍しいポートレート
マーライオンボートに乗って荒海を乗り越える姿や、大ウミガメの背中に乗って竜宮城を泳ぐ姿、また巨大なバンブーにしがみつくゲストなど現実には撮れない写真がポートレートとして記念に残ります。
[施設名]トリックアイミュージアム
[住所]26 Sentosa Gateway, Resorts World Sentosa, シンガポール 098138
[営業時間]10:00-21:00
[URL]http://www.trickeye.com/singapore/
[マップ]https://goo.gl/maps/LcNJRMfweiP2
大戦の傷跡が残る「シロソ砦」(Fort Siloso)
セントーサ島最西端の岬に建てられた砦がシロソ砦です。
シロソ砦の歴史
1880年、イギリス植民地時代に駐留していたイギリス軍によって最初に要塞化されたのが始まりです。
シンガポール本島のケッペル湾のすぐ対岸に位置しているため、ケッペル湾にあった石炭を守っていました。
1930年代には大砲で武装強化され、第二次世界大戦の日本軍侵攻時にはここから砲撃が行なわれました。
日本軍占領時代には捕虜収容所となっていました。
精巧なジオラマと等身大の人形たち
第二次世界大戦中のシロソ砦の様子が、等身大の人形によってジオラマ化されています。
地下にある弾薬庫や砲手のシェルター、砦で生活する兵士たちの日常、日本軍占領下の出来事や降伏の様子と、今は平和なシンガポールも過去には悲惨な戦禍を経験していたことが伝わってきます。
大砲の数々
19世紀イギリス軍によって設置されたたくさんの大砲がまだ残っています。
入場チケット
入場は無料です。
アクセス
セントーサバストラムでシロソポイント停留所で下車となります。
[施設名]シロソ砦
[住所]Siloso Rd, シンガポール 099981
[営業時間]10:00-18:00
[URL]http://www.sentosa.com.sg/explore/attractions/fort-siloso
[マップ]https://goo.gl/maps/3Ja12zgRTVt
閉鎖した「アンダーウォーターワールド」(Underwater World Singapore)
セントーサ島水族館「アンダーウォーターワールド」は2016年6月26日をもって閉鎖しています。
ピンクドルフィンで有名だった併設の「ドルフィンラグーン」も同様です。
ガイドブックや情報サイトなどでは記事が掲載されていますが、閉鎖されてしまいました。
[施設名]アンダーウォーターワールド
[住所]80 Siloso Road, Sentosa, シンガポール 098969
[営業時間]Closed
[URL]http://www.underwaterworld.com.sg/
[マップ]https://goo.gl/maps/Zsoc6gY6a4n
3)トラムで行き来できる南岸のビーチ
セントーサ島の南岸には天然の白浜ビーチが広がっています。
シロソビーチやパラワンビーチにはヤシの木が生え、まさに熱帯地方の南の島のビーチリゾートです。
どちらもレストランやフードコートなど整備されていますので、心配なく一日のんびりと優雅な時間を過ごせます。
「タンジョンビーチ」
欧米風のビーチハウスが心地よくて人気があり、快適にすごせるビーチです。
「パラワンビーチ」
子ども向けプールや水遊び場などファミリーに嬉しい家族連れ向きのビーチです。
「シソロビーチ」
ヤシの木がスカイブルーに映えるビーチでレストランなども多く便利に遊べます。
4)東部高級住宅街「セントーサコーブ」
ヨットハーバーがある大人気の高級住宅街でレストラン街もあり、ゆったりと休暇を過ごすことができます。
5)セントーサゴルスクラブ
毎年男子プロのゴルフトーナメントであるシンガポールオープンが開催されている本格的なゴルフ場です。
セントーサ島のリゾートホテル
セントーサ島には観光スポットだけでなく、ゆったりと時間を過ごせるリゾートホテルも建設されています。
セントーサ島のたくさんあるアトラクションを回り尽くすためには、ここを拠点にするとのが効率的でしょう。
また、何にも煩わされずにただゆったりとした時間を過ごして疲れを癒すこともできます。
ブティックホテル「カペラ シンガポール」(Capella Singapore)
シンガポール政府がリゾート地として開発に力を注いでいるセントーサ島に立地している最高級ブティックホテルです。
パラワンビーチのすぐそばにあり、市街地の喧騒とはかけ離れた静かなリゾートを満喫できるロケーションです。
フォーブストラベルガイド2016の5つ星を獲得
フォーブストラベルガイド2016で5つ星にランクインした3軒のシンガポールのホテルの一つです。
すべての面で最高を見たしていることの証です。
サザンパシフィック マーケティング カンパニーのホテルブランド
日本の横浜を本拠地とするサザ ンパシフィック マーケティング カンパニー「SPMC」が運営するホテルブランドの一つが、「カペラ ホテルズ&リゾート」です。
すぐれた建築やデザイン、プライバシー、パーソナルなきめ細かいサービスを特徴とする最高級のブティックホテルです。
その土地その土地の特徴をとらえた建築やデザインを基盤に、一人ひとりの要望を実現させるため宿泊ルームの数を抑えてラグジュアリーな体験を提供しています。
歴史的建造物とモダン建築の融合
ここセントーサ島に1880年代に建てられたイギリス軍の茶会のためのコロニアル建築「タナメラ」をリニューアルし、フォスターアンドパートナーズによるモダンな建物を付け加える形で融合しています。
さまざまな種類のぜいたくな宿泊ルーム
コンステレーションルーム
アウトドアジャグジーがついた77平方メートルのオープンエアの宿泊ルームてす。
セントーサスイート
外洋が思い切り眺められるスイートルームです。
リビングルームとスリーピングルームがセパレートしています。
カペラスイート
外洋と庭園の両方の景色を堪能できる100平方メートルのスイートルームです。
リビングルームとベッドルームがセパレートしています。
ガーデンヴィラとパラワンヴィラ
133平方メートルのヴィラには、専用のプランジプール、屋外シャワーとバスタブが備わっています。
コロニアルマナー
3つのベッドルームが2階建てとなっているコロニアルマナーです。
専用のプランジプール、屋外シャワーとバスタブが備わっています。
ガラスの天窓があるボールルーム
天窓がガラスドームとなっているボールルームは、780平方メートル400人収容です。
アウリガスパ
オリガスパ、 スチームバス、アイスファウンテン、ジャクージなどが完備したアジア風のスパです。
月の満ち欠けに基づく独自のトリートメントを取り入れており、数々の受賞歴を誇ります。
プライベートガーデン付きの9室のトリートメント ルームが心地よく癒してくれます。
レセプションエリア
2300平方メートルのイベントスペースやファンクションスペースを活用できます。
アクセス
シンガポール中心部からタクシーで15分ほどです。
[施設名]カペラ シンガポール
[住所]1 The Knolls, Sentosa Island, シンガポール 098297
[URL]http://www.capellahotels.com/singapore/
[マップ]https://goo.gl/maps/LgurriHLp782
ビーチリゾートホテル「シャングリラ ラサ セントーサ」(Shangri-La’s Rasa Sentosa)
セントーサ島西端のシロソビーチにあるビーチリゾートです。
ビーチへは歩いて数分
すぐ目の前がシロソビーチという恵まれたロケーションです。
アトラクションの多いセントーサ島ですが、あくせく観光スポット巡りをするのがもったいないくらいのんびりした自然豊かなビーチリゾートです。
弧を描くホテルの中心にプール
円弧を描くように建てられたホテルの中心には、プールサイドにパームツリーが林立する広いプールがあります。
青い空と白いホテルを見上げながら悠々と遊泳するのは、時間を忘れる極上のひと時です。
屋外ジャグジーが2個設置されています。
アクセス
シンガポール中心部からタクシーで15分ほどです。
[施設名]シャングリラ ラサ セントーサ
[住所]101 Siloso Road Sentosa, シンガポール 098970
[URL]http://www.shangri-la.com/singapore/rasasentosaresort/(日本語ページあり)
[マップ]https://goo.gl/maps/A4KnPuMMHMC2
セントーサ島内での移動手段
セントーサ島は小さな島とはいえ、交通機関が整っています。
1)セントーサエクスプレス
シンガポール本島ハーバーフロント駅から海を渡ってきたセントーサエクスプレスは、セントーサ島内のウォーターフロント駅、インビア駅、そして終着駅であるビーチ駅に停車します。
セントーサ島内の3つの駅には改札口がなく、無料で自由に乗り降りできます。
1)ビーチトラム(無料)
セントーサ島に入るには入島料が必要ですが、島内では無料バスが運行しています。
車体のサイドがフルオープンの開放的なミニバス「ビーチトラム」が、島の南岸の複数のビーチをつないでいます。
ビーチ駅から西岸のシロソビーチまで行く「シロソビーチトラム」と、南東岸のパワランビーチやタンジョンビーチまで行く「パワランタンジョンビーチトラム」の2系統があります。
3)セントーサバス(無料)
ビーチトラム同様にセントーサ島内は無料で運行しています。
3つの循環ルートを巡るコースとなっており、イエローライン、ブルーライン、レッドラインと名前が付けられています。
各種交通手段が網羅しているエリア
西北部エリア
島の西北部はリゾートワールドセントーサをはじめとする観光スポットがたくさんあり、セントーサエクスプレスやビーチトラム、セントーサバスが走っているので困ることはないでしょう。
東部エリア
一方、ゴルフコースやリゾート地がある島の東部へはセントーサバスが運行しています。
南部エリア
島の南岸は、広がるいくつかのビーチを結ぶビーチトラムが運行しています。
ビーチトラムとセントーサバスは無料で運行していますので、島内を一日好きなだけ遊びまわれます。
またレンタサイクルもあり、ビーチ沿いのサイクルトレイルを思いのまま走り回ることもできます。
インフォメーションセンター
セントーサエクスプレスのビーチ駅で降りると「インフォメーションセンター」があります。
セントーサ島内全体の案内がわかります。
セントーサ島の歴史
セントーサ島はシンガポールの先端にある小さな島です。
シンガポール島そのものがマレー半島の先端にある島なのですが、そのシンガポールのさらに先端にあるのがこのセントーサ島です。
暗い過去を持つ小島
ここは1840年代にマラリアの大流行によって多数の死者がでたためか、「プラウブラカンマティ島」日本語に訳すと「背後の死者の島」と呼ばれていました。
19世紀から20世紀にかけては、イギリス軍基地がある要塞の島でした。
第二次世界大戦中、山下将軍率いる日本軍が攻略したあとはイギリス兵やオーストラリア兵の戦争捕虜収容所となっていました。
そうした過去の名残りがシロソ砦として、今でも観光スポットとなっています。
観光リゾートに向けた開発が進む
その後この島がイギリスからシンガポールに返還されると、政府は観光スポットへの開発を始めます。
手始めに島の名前を「セントーサ島」日本語に訳すと「静けさの島」に変更しました。
1972年にはセントーサ開発公社を設立し、1974年にはケーブルカーが完成。
徐々に観光スポットとしての整備が整っていきました。
1996年にはマーライオンタワー、2007年にはセントーサエクスプレスが完成し、ついに2010年リゾートワールドセントーサが誕生したのです。
それ以来、セントーサ島は滞在型の、ここだけで遊びも宿泊も買い物もできるワンストップリゾートとして人気を集めています。
[URL]http://sentosa.com/
[マップ]https://goo.gl/maps/KRZeD4u8oTs