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シンガポールの気候や気温の特徴は?年間通して暑い?

シンガポールの気候や気温は観光旅行や移住生活において知っておきたい情報です。

シンガポールの気候や気温について詳しく調べましたので、シンガポールでの観光旅行や移住生活にお役立てください。

シンガポールは熱帯に属する

シンガポールは赤道直下に位置する国で、年間通して温暖です。

時期に関係なく日中の気温は30℃以上まで上がることもあります。

さらに湿度も高く、80%を超えることがほとんどです。

近年では植林が進み、できるだけ湿度を下げる取り組みがなされているものの、やはり蒸し暑いのが現状です。

オフィスやショッピングセンターなどはクーラーで十分に冷やされており、室内は羽織るものを活用して体を冷やしすぎないようにしています。

また、コンドミニアムなどの室内ではクーラーを使って生活される方もいれば、クーラーをほとんど使わずに生活されている方もおり、様々です。

そして雨季には、午後になると激しい落雷を伴う夕立が降る日が多いです。

ただ、昼間はいつも暑いものの、夜は肌寒さを感じられることがあります。

昼と夜では気温差が大きい日も多いです。

こうした特徴から、シンガポールの気候は「熱帯」に分類されています。

シンガポールの気候はケッペンの気候区分で言うと何か?

学生時代に地理の授業を受けていた方は、「ケッペンの気候区分」という言葉を習われたことと思います。

ケッペンの気候区分とはその土地の降水量や気温により気候を分類するというものです。シンガポールを、このケッペンの気候区分で表してみます。

ケッペンの気候区分では、まず世界各地の気候を大きく5つに分けています。

まず、植物が多く生えている(生きていける)土地の気候について3つの分類があります。

最も寒い月の平均気温を見て、それが18℃を超える場合”A”、-3℃~18℃の間である場合”C”、-3℃を下回る場合”D”と表します。

そして、植物がほとんど(もしくは全く)生えていない環境について2つの分類があります。

砂漠地帯となっている地域の気候を”B”、最も寒い月の平均気温が-3℃を下回っており、夏(最も暑い時期)でなければ植物が成長しない地域の気候を”E”で表しています。

シンガポールはもちろん植物が生えていますし、最も寒い月の平均気温は30℃弱ですから”A”に分類されます。

しかし、ケッペンの気候区分はこれだけでは終わりません。

もっとも雨が少ない月の降水量に注目し、それが60mm以上である場合”Af”(熱帯雨林気候)、60mmを下回る場合”Am”(熱帯モンスーン気候)と表します。

シンガポールは雨季にたくさんの雨が降りますから、Afに分類されることになります。

シンガポール以外でAfに分類されている地域はインドネシア、南アメリカ大陸やアフリカ大陸で赤道直下に位置する国々などです。

これらの地域に共通して言える特徴として、午後の夕立が他の気候帯での夕立と比べても激しくなることが多い、ということが挙げられます。

Afでの夕立は「スコール」と呼ばれており、短時間にまとまった強い雨が降ります。

シンガポールの季節ごとの気温・平均気温は?

シンガポールの気温は、年間通してほとんど変化がありません。

年間の平均気温は多くの場合25℃をやや上回ります。

月ごとに見てみると、シンガポールは例年1月が最も平均気温の低い月となります。

低いとは言っても他の月と比べて1℃程度の差で、25℃前後です。

6月~7月が最も平均気温の高い月となり、27℃前後となります。

シンガポール本土より気温の高いセントーサ島の気候

シンガポールの本土から約1km離れた所にセントーサ島があります。

セントーサ島は大きい方のマーライオンやユニバーサル・スタジオ・シンガポールがあり、島全体がリゾート地となっています。

このセントーサ島ですが、シンガポール本土と比べてより赤道に近づくため、さらに気温が高めのことが多いです。

シンガポールの雨季はいつ?

シンガポールの雨季は10月から3月です。

この間は、日中~夕方に激しい雨(スコール)が降る日が多いのが特徴です。

1〜2時間もすれば雨がやんですっきり晴れる場合がほとんどです。

午後に大雨が降ることで、夜の気温はやや低めとなり、20℃前後になることもしばしばあります。

シンガポールの乾季はいつ?

シンガポールの乾季は4月から9月です。

この間には上で述べたスコールが降る日は大変少なく、夜間にもさほど気温が下がることはありません。

シンガポールの降水量

シンガポールの降水量を月別に見てみます。まず、乾季である4月~9月については、各月150mm前後で安定しています。雨が降ることは降りますが、激しいスコールがあまり見られないためです。

一方、雨季である10月~3月については、各月の降水量が180~300mmとなります。

特に12月は毎年降水量が多く、300mmを超えることもしばしばあります。

シンガポールの月別の気候

シンガポールの1月の気候

シンガポールの1月の気候は、他の月と比べれば、涼しさを感じることがやや多いものとなっています。

昼間も30℃を上回らない日も多く、夜になれば20℃近くまで下がるため、日本の真夏日と比べれば過ごしやすくなっています。

1月はシンガポールで2〜3番目に降水量の多い月です。

スコールが降る日が多く、月間通しての降水量は200mmを超えることもあります。

シンガポールの2月の気候

シンガポールの2月の気候は、1月と比べてさほど変わりません。

ただ、雨季の終わりに近づくにつれて徐々にスコールの降る頻度が減っていくため、夜も蒸し暑さを感じる日が多くなっていきます。それでも日本の真夏日より過ごしやすい気候です。

シンガポールの3月の気候

シンガポールの3月の気候は、2月と比べてやや暑くなるものの、雨季の中では降水量が最も少ない月であるため、年間通して最も過ごしやすい気候と言えます。

ぎりぎり雨季のためスコールが襲う日もありますが、それほど多くないため一日中快適に過ごせる日が多いです。

シンガポールの4月の気候

シンガポールの4月の気候は、3月と比べて気温・降水量どちらもほとんど変わりません。

本格的な乾季の幕開けで、降水日数が年間通して最も少ない場合も多いです。その分、夜間の気温は徐々に上がっていくのが特徴です。

雨が降ったとしてもざんざん降りになることはほとんどありません。

シンガポールの5月の気候

シンガポールの5月の気候は、気温こそ3月・4月とほぼ変わらないものの、蒸し暑さを増していきます。

長時間、外にいる場合は万全な対策が必要となります。

降水量はやはり少なく、傘を持たずに外出できる日が多いのは嬉しいところです。逆に雨が降る日はざっと降る場合もあります。

シンガポールの6月の気候

シンガポールの6月の気候は、年中通して一番蒸し暑さを感じます。

平均気温が最も高い月となることが多く、年によっては6月の平均気温が30℃程度まで上がる場合もあります。

というのも、6月は乾季のど真ん中で、激しいスコールが降る日が大変少なく、夜に気温が下がってくれることがあまりないからです。

シンガポールの7月の気候

シンガポールの7月の気候は、6月とほとんど変わりません。

6月と同様、平均気温が最も高くなることの多い月で、30℃前後の暑さになります。

降水量に関しても6月とほぼ変わらないのが特徴です。スコールが降り注ぐ日があまりなく、30℃近くから下がらない熱帯夜となる日が多いです。

シンガポールの8月の気候

シンガポールの8月の気候は、6月・7月と比べるとやや大きい変化を見せます。

乾季が徐々に終わりを迎えようとしている時期であることが影響しています。

日中の気温はやはり30℃以上となることが多いですが、スコールの降る日(降水量)が増えてくるため、夜の気温は下がりやすくなります。

20℃近くまで達する場合もあることが影響し、8月の平均気温は7月から数度下がります。

シンガポールの9月の気候

シンガポールの9月の気候は、8月とほとんど変わりません。8月と同じく、ちょうど乾季が終わりを迎えようとしている頃であることが影響しています。

スコールの降る日数は8月とほとんど変わらない年が多く、その分夜の気温が低めになる日数も似通っているので平均気温は横ばいです。降水量も8月とさほど変わりません。

シンガポールの10月の気候

シンガポールの10月の気候は、気温に関しては8月・9月とさほど変わりません。

スコールが降り注ぐ日数には大差がないことが理由と考えられます。

しかし、10月は雨季に入ることから、降水量自体は増えます。

1回のスコールにおける雨の量が8月・9月と比べると多くなります。

降る時間が長くなるということですから、十分な注意が必要となります。

シンガポールの11月の気候

シンガポールの11月の気候は、雨季本番の気候と言うことができます。

1回あたりのスコールの量が、10月と比べてさらに増えていきますし、日数も同じく増加するのが特徴です。

具体的には、1ヶ月の中で3日のうち2日はスコールが降り注ぎます。

近年の異常気象も相まって、長時間にわたってざんざん降りになる場合も多いので、10月と比べてより傘が手放せなくなります。

そして、ひんやりとした夜の日も多くなります。

シンガポールの12月の気候

シンガポールの12月の気候は、1年の中で最も特徴的な気候です。

ほぼ毎年、12月が最も降水量の多い月となっています。月間降水量は例年300mmを超えています。

11月と同じく、3日に2回はスコールが降る計算となりますが、一度に降る量は11月と比べてさらに多くなります。視界が全く開けないほどの雨が襲いますから、午後は外出を控えるのが望ましいです。

シンガポールの気候と他国の比較

シンガポールと日本の気候の違い

シンガポールと、私たちが住む日本の気候を比較してみます。シンガポールは熱帯気候であるのに対し、日本は温暖湿潤気候に分類されます。

日本は明確に”四季”というものが存在します。

夏は気温が上がり湿度が高くなりますが、冬が気温が下がり湿度が大変低くなります。

対してシンガポールには四季というものが存在しません。日本のように月ごとの平均気温が大きく(10℃以上も)変化することがありません。

雨の降り方についても明確な違いがあります。

日本には「梅雨」があり、6月前後は一日中雨が降り続ける場合もあります。

そして、日本海側では冬に雪が降り続けることもあります。

しかしシンガポールはそのようなことがなく、午後に数時間だけざっと降る(スコール)のが特徴です。

 シンガポールと隣国・マレーシアの気候の違い

今度はシンガポールとそのお隣であるマレーシアの気候を比較してみます。

マレーシアはシンガポールと同じく熱帯雨林気候(ケッペンの気候区分で表すとAf)で、大変似通っているのが特徴です。1年通して平均気温が28℃前後です。

マレーシアは南北方向に伸びている国で、南部の気候(シンガポールに近い側)はシンガポールとほとんど変わりません。

しかし、首都のクアラルンプールから北(北部)となると、少し違いが現れます。

西海岸はシンガポールと同じような気候ですが、東海岸では雨季が短く乾季が長くなります。

マレーシアに関してもスコールが降り注ぐため、一日中雨が降り続くようなことはありません。

シンガポールとタイの気候の違い

次に、シンガポールとタイの気候を比較してみます。

タイもマレーシアやシンガポールと同様に、熱帯雨林気候(Af)に分類されることとなります。やはり平均気温は年間通して28℃前後となっています。

しかし、シンガポールとタイ内陸部の気候には大きな違いがあります。

雨季と乾季が真逆になっているのです。

シンガポールの雨季が11月~3月なのに対し、タイ内陸部の雨季は4月~10月。タイ内陸部の雨季が4月~10月なのに対し、シンガポールの雨季は11月~3月。また、タイの場合洪水を伴う激しい雨が降ることもあります。

シンガポールとハワイの気候の違い

シンガポールとハワイは、気候がほとんど同じです。

雨季と乾季がどちらも同じで、雨季は4月~10月、乾季は11月~3月となっています。そしてハワイは年間通して平均気温が28℃前後で、気温に関してもシンガポールとの違いは見られません。

シンガポールの気候と現地での生活

シンガポールは年間通して蒸し暑く、午後にスコールが降り注ぐことが多いのが特徴です。

そのため、時期に関係なくTシャツ、短パン、サンダルと日本の夏に見られる恰好をしている人が大勢います。

しかし、シンガポールは第二次産業・第三次産業でかなりの経済成長を遂げている国です。

様々なビジネスにおける中心地としてグローバルな経済交流が行われています。

そのため、ビジネスシーンや階層の高い人が立ち入る場所では正装が必須となっています(ドレスコードがあります)。

外を歩くと暑くて仕方がないかもしれませんが、建物の中ではしっかり冷房が効いています。

また、午後はスコールに備えて外出を控えたり、空が雲に覆われてきたら雨宿りする場所に向かう人も多いです。

シンガポールを旅行する際の服装

年末年始にシンガポール旅行をする際の服装

年越しをするなど、年末年始にシンガポールを旅行する人は多いです。

日本は冬ですが、シンガポールでは平均気温が25℃前後とわりあい過ごしやすい気温になっています。

Tシャツ・ジーパン・スニーカーで快適に過ごすことができます。

ただ、主にショッピングを楽しむ場合、建物によってはかなり冷房が効いていることがあるので、羽織るものも持参しておいた方が良いでしょう。

また、格式高いお店・ホテルに入る場合はドレスコードになるのでサンダルや短パンなどラフな格好はNGとなります。

年末年始のシンガポールは雨季なのでスコールが降ってきたら雨宿りをするか、レインコートなどを準備すると安心です。

夏休みにシンガポール旅行をする際の服装

日本の夏休みはシンガポールでは乾季にあたるため、大変蒸し暑い時期です。

半袖Tシャツ・短パン・サンダルが最も過ごしやすい格好です。

日差しが強いので、サングラスがあると便利です

そして日焼け止め対策は入念に行いましょう。

年末年始と同じく、建物の中に入る際の羽織る服、ホテル・レストランに入る際にはドレスコードがあるので、準備しておくと安心です。

シンガポールの気候に関するまとめ

シンガポールの気候についてお伝えいたしました。

年間通して平均気温が高く、午後にスコールが降り注ぐことが特徴で、日本の気候とは異なります。

服装に関しては日本と違い、衣替えがありません。

シンガポールは移住生活する場合も観光旅行で行く場合もとても快適な国です。

ぜひ、今回の記事を役立てていただければと思います。