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タイの治安・安全性と日本人被害の多い犯罪・トラブルについて

タイへの渡航を考えている方は、タイの治安について気になるところではないでしょうか。

一般的に、タイは治安の良い国と言われていますが、犯罪やトラブルに巻き込まれる日本人も多いので、ご自身でしっかりと安全管理をしなければいけません。

当ページでは、タイの治安状況に加え、起こりうる犯罪やトラブル、滞在中の留意点、病気などについて詳しくご紹介します。

 

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Contents

タイの国別治安ランキング

世界中の多くの機関が独自のデータをもとに、各国の治安をランキング形式で発表していますが、いずれもデータ数が少ないことや明確な基準がないことから、信憑性に欠けます。

しかし、参考にはなりますので、その一例としてイギリス経済紙エコノミストが発表したランキングをご紹介します。

1位

アイスランド

51位

キプロス

101位

アメリカ

2位

デンマーク

52位

セルビア

102位

アンゴラ

3位

オーストリア

53位

韓国

103位

カザフスタン

4位

ニュージーランド

54位

インドネシア

104位

ウズベキスタン

5位

スイス

55位

モンテネグロ

105位

スリランカ

6位

フィンランド

56位

ヨルダン

106位

カンボジア

7位

カナダ

57位

パナマ

107位

ジャマイカ

8位

日本

58位

ニカラグア

108位

中国

9位

ベルギー

59位

オマーン

109位

コンゴ共和国

10位

ノルウェー

59位

タンザニア

110位

ウガンダ

11位

チェコ

61位

ボスニア・ヘルツェゴビナ

111位

バーレーン

11位

スウェーデン

62位

ガーナ

111位

ジョージア

13位

アイルランド

63位

モロッコ

113位

カメルーン

14位

スロベニア

64位

コソボ

114位

アルジェリア

15位

オーストラリア

65位

アルバニア

115位

グアテマラ

16位

ブータン

66位

マダガスカル

116位

エルサルバドル

17位

ドイツ

66位

シエラレオネ

117位

ホンジュラス

18位

ポルトガル

68位

ガボン

118位

ギニア

19位

スロバキア

69位

東ティモール

119位

ペルー

20位

オランダ

70位

ボリビア

120位

モーリタニア

21位

ハンガリー

71位

モルドバ

121位

ニジェール

22位

カタール

72位

セネガル

122位

南アフリカ

23位

ポーランド

73位

パラグアイ

123位

アゼルバイジャン

24位

モーリシャス

74位

ジブチ

124位

エリトリア

25位

シンガポール

75位

キューバ

125位

キルギス

26位

クロアチア

76位

ネパール

126位

タジキスタン

26位

スペイン

77位

マラウイ

126位

タイ

28位

台湾

78位

ブルキナファソ

128位

トルコ

29位

ウルグアイ

79位

チュニジア

129位

ベネズエラ

30位

チリ

80位

サウジアラビア

130位

ブルンジ

31位

エストニア

80位

トーゴ

131位

イラン

32位

ブルガリア

82位

モザンビーク

132位

ケニア

33位

マレーシア

83位

ガイアナ

133位

リビア

34位

イタリア

84位

リベリア

134位

フィリピン

35位

ルーマニア

85位

エクアドル

135位

マリ

36位

ボツワナ

86位

ギリシャ

136位

ミャンマー

37位

クウェート

87位

マケドニア共和国

137位

ルワンダ

38位

ラオス

87位

スワジランド

138位

メキシコ

39位

ラトビア

89位

トリニダード・トバゴ

139位

エチオピア

40位

アラブ首長国連邦

90位

パプアニューギニア

140位

コートジボワール

41位

モンゴル

91位

ブラジル

141位

ウクライナ

42位

コスタリカ

92位

ベラルーシ

142位

チャド

43位

アルゼンチン

93位

赤道ギニア

143位

エジプト

44位

ザンビア

94位

ガンビア

143g位

インド

45位

ベトナム

95位

ドミニカ共和国

145位

ギニアビサウ

46位

リトアニア

96位

トルクメニスタン

146位

レバノン

47位

イギリス

97位

アルメニア

147位

イエメン

48位

フランス

98位

バングラディッシュ

148位

ジンバブエ

49位

ナミビア

99位

ハイチ

149位

イスラエル

50位

レソト

100位

ベナン

150位

コロンビア

経済紙エコノミストによる上表のランキングは、各国がどれほど平和かを相対的に数値化した世界平和度指数をもとに“平和度”を決定づけたもので、必ずしも“治安”と結びつくものではありません。

タイのランキングは126位で、アフリカ大陸や南アメリカ大陸にある一般的に危険度が高いと言われている国々よりも下位にランクインしていますので、参考程度に留めておきましょう。

 

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タイの治安状況について

続いて、タイの治安状況についてご説明しますが、上表で126位にランクインしているほど危険度は高くなく、タイはむしろ治安のよい国であると言えます。

ただし、海外からの旅行者を狙ったスリや置き引きなどの軽犯罪、傷害や殺人などの重犯罪は割と高い頻度で発生しており、日本人が凶悪事案に巻き込まれる事例も報告されていますので、タイへの渡航をお考えの方は、安全管理をしっかりと行う必要があります。

タイにおける2015年の犯罪統計

殺人事件(未遂含む)

7,517件

傷害事件

15,711件

強姦事件

3,115件

強盗事件

402件

盗難事件

41,450件

銃器不法所持事案

32,492人

薬物犯罪事案

281,038人

上表は、タイ警察が発表した2015年の犯罪統計で、殺人や傷害、強姦といった重犯罪はタイ警察が把握しているものだけでも約25,000件にものぼります。

タイで特に頻発している盗難事件は41,450件にものぼり、また薬物においては281,038人もの人が犯罪に関わっています。

また、タイでは現在、デモやテロの心配もありますので、デモやテロの情報をしっかりと把握し、危険をいち早く回避しなければいけません。

 

タイのデモに関する情報

デモというと、日本ではあまり馴染みがありませんが、近年タイではよく起こっていますので、旅行前や滞在している間にはデモに関する情報に目を光らせておいてください。

近年タイで起きたデモは、タクシン派と反タクシン派による大規模なもので、タクシン・チナワットが首相になったことから始まります。

タイでは以前、都市部と農村部の地域格差が非常に大きく、そのためタクシンは地域格差をなくすべく、また農村部の人々によりよい暮らしを提供するべく、さまざまな政策を講じました。

その結果、農村部における人々の暮らしは改善されたのですが、それによって利権を奪われた元々の支配階級層や主に都市部における中間層の間で、タクシンに対する不満が溜まり、主に農村部の貧しい人々が支持するタクシン派と都市部の裕福な人々(反タクシン派)が衝突するようになったのです。

2013年~2016年が特にひどく、さまざまな地域で爆弾事件などデモ絡みの大きな事件がありましたが、2017年には少し落ち着いた印象があります。

しかし、まだまだ予断を許さない状態ですので、デモの動きがみられる場合には、旅行をキャンセルしたり、滞在中においては部屋から出ないようにするなど、身の安全を第一に考えて行動するようにしてください。

 

タイのテロに関する情報

デモ絡みのテロのほか、タイではイスラム過激派組織「IS」系が関与したとみられるテロ事件が多数起きています。

テロの発生地は、プーケット県やクラビ県、パンガー県、トラン県などのタイ南部、パタニー県やナラティワート県、ヤラー県などのタイ最南部が中心で、いわばマレーシアとの国境付近の地域で多発しています。

タイ最南部においては、最南部の地域に住むマレーシア語方言を話すイスラム教徒の一部が、タイからの分離独立を掲げたことが主な原因で、2004年以降、タイ当局との武装抗争によって16,000件を超えるテロ、ならびに6,700人以上の死者が出ています。

バンコクでも起こる可能性がありますが、タイ南部・最南部がテロの主な発生地となっていますので、タイ南部・最南部へ行く際には特に注意を払うようにしましょう。

 

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タイの主要・観光都市における治安

タイは比較的に治安の良い国ですが、都市によって治安の良し悪しが大きく異なります。

日本人が旅行・滞在先として選ぶタイの主な都市は、バンコク、プーケット、チェンマイ、パタヤの4つで、この中ではバンコクが最もトラブルが起きやすい都市となっています。

プーケットは、スリや置き引きなどの軽犯罪はそれほど多くはない反面、上述したようにテロの危険性が他の都市よりも大きいので、そういった意味では治安が少し悪い印象があります。

チェンマイは、この4都市の中で最も治安が良く、それゆえに多くの日本人が長期滞在地として選んでいますが、治安が良いといっても軽犯罪の発生頻度はそれなりにありますので、気を緩めることなくご自身で身の安全を守らなければいけません。

パタヤには、バーやクラブなどの夜遊び場所が非常に多く、金銭的に余裕のある外国人観光客が多いために、金銭的なトラブルが頻発しています。

このように、都市によって治安の良し悪しが異なり、これは地域の特徴が大きく関係していますので、タイの主要・観光都市であるバンコク、プーケット、チェンマイ、パタヤの各地域の特徴を踏まえながら、治安状況についてお話します。

 

バンコクの治安

まず、バンコクは最も経済発展しているタイの首都で、海外からの旅行者・移住者が最も多く集まっています。

東京を連想していただくと明瞭になるかと思いますが、多くの人が集まるということは、それだけで犯罪の発生率が高くなり、実際多くの日本人が軽犯罪に巻き込まれています。

やはり発生頻度が多いのがスリや置き引き、強盗などの路上で突発的に起こる犯罪で、日中や人混みの多い拓けた場所でも頻発しています。

また、突発的に起こる犯罪だけでなく、睡眠薬強盗やいかさま賭博、わいせつ犯罪、詐欺など、タイ人を含め現地の人と仲良くなった後に犯罪に巻き込まれるケースも多々あります。

さらに、傷害や殺人といった重犯罪の発生頻度も高く、タイでは日本よりも銃器の入手が容易であることから銃器を用いた重犯罪が一般的で、夜中の人通りの少ない場所や、帰宅時(玄関前)を狙った事例が多く報告されています。

特に日本人は、金銭的に余裕があると思われており、他の海外旅行者・移住者と比べて犯罪に巻き込まれる可能性が高いので、小奇麗な服装を着ない、ブランド物の装飾品を持たないなど、お金持ちと思われる身なりを避けてください。

在タイ日本国大使館

住所

177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330

執務時間

08:30~12:00、13:30~17:45

電話

02-207-8500 / 02-696-3000

FAX

02-207-8510

閉館日

土・日曜日

 

プーケットの治安

プーケットは、タイの避暑地として人気の高い都市で、ビーチ(海)を目的に多くの海外旅行者が訪れています。

避暑地という地域性から、人や環境が穏やかな印象が強く、そのこともあって軽犯罪の発生率は他の都市よりも低い傾向にあります。

ただし、プーケットではテロの発生が相次いでおり、タイ当局が警戒するほどなので、プーケットに訪れる際には、人混みを避けるなどして身の安全をしっかりと守らなければいけません。

プーケットにおける軽犯罪の発生頻度は低いものの、海外からの旅行者が集まるために、タクシーやトゥクトゥクなどでの金銭的トラブルは多発していますので、乗車時に金額を取り決めておきましょう。

なお、チェンマイには日本領事館がないため、トラブルに巻き込まれた際には、チェンマイ現地の警察、またはバンコクにある在タイ日本国大使館に連絡してください。

 

チェンマイの治安

チェンマイは、北部に位置するタイの古都で、市内にはタイの歴史を感じさせる伝統的な建造物が点在し、郊外には豊かな自然が広がっています。

都会と自然が共存するチェンマイは、他の都市と比べて治安が良く、軽犯罪や重犯罪の発生率が高くありません。

それでもトラブルに巻き込まれる可能性は十分にありますので、服装や貴重品の管理などを徹底し、トラブル回避に努める必要があります。

チェンマイ市内では、都市の規模からみてバイクの数が多く、また信号が少なかったり、歩道が狭かったりと歩行者への配慮がやや少ない町並みなので、バイクとの接触事故には十分に注意してください。

在チェンマイ日本国総領事館

住所

Consulate-General of Japan in Chiang Mai, Airport Business Park, 90 Mahidol Rd., T.Haiya, A.Muang, Chiang Mai 50100, Thailand

執務時間

08:30~12:00、13:00~17:15

電話

052-012-500

FAX

052-012-515

閉館日

土・日曜日

 

パタヤの治安

パタヤは、バンコクの南およそ150kmに位置するリゾート地で、ビーチ(海)を目的に訪れる人だけでなく、バーやクラブが数多く軒を連ねていることから、ナイトライフを目的に多くの旅行者が訪れています。

日本人からの人気が高く、日本語を流暢に話すタイ人が多いのもパタヤの特徴で、日本人が巻き込まれる金銭トラブルが多発しています。

そのため、日本語を流暢に話すタイ人に対しては注意しておくなどの心構えを持っておきましょう。

パタヤでの金銭トラブルは、主に深夜に起きていますので、深夜に遊ぶ際は特に注意しておいてください。

なお、パタヤには日本領事館がありませんので、トラブルに巻き込まれた時にはパタヤ現地の警察、またはバンコクにある在タイ日本国大使館に連絡してください。

 

そのほか地方都市の治安

日本人が訪れるタイの主な都市は、バンコク、プーケット、チェンマイ、パタヤの4つですが、バンコク近くにある遺跡都市のアユタヤや、チェンマイから北およそ180kmに位置するチェンライなど、数多くの地方都市があります。

日本では、東京や大阪などの主要都市よりも地方都市の方が治安が良いものの、タイにおいては軽犯罪の発生率は主要都市と変わらず、傷害や殺人などの重犯罪は地方都市の方が頻発しています。

タイでは主要都市と地方都市で経済的格差が大きく、農村地が広がる地方都市には貧困層が多いことから、主に金銭を狙った犯罪が多い傾向にありますし、日本語はもちろん英語も通じにくいので、地方都市ほど警戒しておいた方が良いでしょう。

また、タイ南部・最南部の地方都市では、テロの危険性がありますので、訪れる予定がある方は、外務省の「海外安全ホームページ」で渡航の可否を確認しておきましょう。

 

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タイで起こりうる犯罪・トラブル

タイは「微笑みの国」と言われ、諸外国と比較して治安が良いイメージがありますが、日本人が軽犯罪に巻き込まれる事例が多数報告されています。

これまでに日本人が被害にあった軽犯罪には、スリ、置き引き、強盗・ひったくり、いかさま賭博、詐欺、わいせつ犯罪、空き巣などがあります。

多くが金銭を目当てとした軽犯罪で、中には巧妙な手口を使ってくるケースもみられますので、滞在時には貴重品の徹底管理とともに、軽犯罪に巻き込まれないよう常に警戒しておかなければいけません。

 

タイのスリ

タイでの日本人の被害例として頻発しているのがスリで、観光名所や繁華街など人の多い場所を中心に発生しています。

グループによるスリが多く、5~6人のチームを組み、被害者を見つける役、実行役、見張り役、逃走を助ける役、受け取り役など、それぞれが役割をもってスリを行う手口が一般的。

実行役は2人以上のケースが多く、たとえば1人が日本に興味があるなどと話しかけてきて注意を引き、もう1人がその隙に小型の刃物などでバッグを切り裂いて貴重品を奪うというケースがみられます。

また、男性が狙われやすいケースとして、女性グループ(女性または女装をしたタイ人)が路上で騒ぎながら抱きついてきて、それに気を取られているうちに別の犯人がポケットやウエストポーチなどから財布を抜き取るという事例もあります。

これは「抱きつきスリ」と言われ、スクムビットやパッポン、ナナプラザ、タニヤなど、主にバンコクの夜間の繁華街で頻発しています。

タイは親日国であることから、日本人の多くがタイ人に対する警戒心が薄れている印象があり、慣れ慣れしく接してきても受け入れてしまう傾向が強いのですが、スリにはさまざまな手口があり、その取っ掛かりとしてほとんどのケースで、話しかける、抱きつくなどのファーストコンタクトがありますので、急に何かしらのファーストコンタクトをかけてきた際には必ず警戒しておきましょう。

 

タイの置き引き

置き引きもタイでよく起こる軽犯罪で、多くの日本人が被害に遭っています。

日本では、席を確保する際にその場所に荷物を置くなど、置き引きに対する警戒心が非常に低く、そのこともあってうっかりと荷物を体から離した状態で置いてしまいがちです。

置き引きの事例としては、置き忘れてその場を離れてしまい戻った時になくなっているケースはもちろん、その場にいながらわずかに目を離した隙に取られるケースもありますので、座っている時でもバッグは常に肌身離さず持っておきましょう。

 

タイの強盗・ひったくり

タイでの強盗・ひったくりは、どの都市でも頻発している軽犯罪で、バイクによるものが多数を占めています。

歩行時に後ろからバイクで近づいてバッグを強引に奪い取る一般的なケースはもちろん、バイタクやトゥクトゥクに乗っている時に狙われるケースもあります。

また、バイクによる強盗だけでなく、主に夜間の人通りの少ない場所において、後ろからいきなり棒などで殴られて強引に金品を奪われる事例、さらに飲食物に睡眠薬を入れられて意識が朦朧としている時に金品を奪われる事例も報告されています。

強盗・ひったくりを避けるためには、小奇麗な格好をしない、ブランド物のバッグを持たない、ハンドバッグであれば壁側の手で持つ(そもそもハンドバッグはお勧めしない)、夜間の外出を避ける、人通りの少ない場所を避ける、タイ人または現地滞在の外国籍の人を常に警戒するなどが重要。

特に身なりが良いとお金を持っていると思われますので、服装や持ち物には十分気をつけておき、大金を持ち歩かないようにしてください。

 

タイのいかさま賭博

いかさま賭博とは、いわゆる負けるよう仕組まれた賭け事のことで、言葉巧みに家やホテルなどに誘われ、そこで賭博をして最終的に負けて金品をとられるケースも報告されています。

一例を挙げると、仲良くなったタイ人に、「家族が日本に興味があり、日本語を勉強しているから少し教えてあげて欲しい」と言われ家に案内され、結局家族はそこにおらず、待っている間に暇つぶしとしてカード遊びに誘われます。

その過程で上手な勝ち方(いかさまの仕方)を教えると言われ、そして後にお金持ちの知り合いが来るから、その人からいかさまでお金を巻き上げようと打診され、結局2人はグルで、最終的に金銭をとられるというケースです。

日本人は断りにくい性分の人が多く、また親日家であるタイ人と仲良くなりたいという気持ちから、警戒心が薄い状態で家に行ってしまい、いかさま賭博に引っかかってしまいます。

いかさま賭博は主に家で行われますので、仲良くなったとしても警戒心は常に持っておき、危ないと思ったらすぐにその場から立ち去るようにしてください。

 

タイの詐欺

タイでは詐欺の被害件数も多く、詐欺の手口としてはタクシーやトゥクトゥクなどのドライバーが勧めるお店での商取引における詐欺や、日本のお札を見せてくれと頼まれて最終的に何枚か抜き取られる見せ金詐欺が多発しています。

前者の商取引における詐欺では、たとえばトゥクトゥクのドライバーから店鋪をお勧めされ、または何か良いお店はないかと尋ねた際にお勧めされ、そのお店に行くと強引に商品を売り込まれたり、自主的であっても定価以上の価格で買わされるケースです。

ドライバーとお店は一種の提携状態にあり、お店での売買が成立すると、ドライバーにマージンが入る仕組みになっていますので、必ず警戒しておきましょう。

後者の見せ金詐欺においては、たとえば親しげに「今度日本に行くから日本のお金を見せて欲しい」などと言われ、財布を渡してお金を見せている間に共犯者が被害者の視界を遮って、その間にお札を抜き取るというケースで、お金のほかにも携帯やパスポートなどを見せて欲しいというケースもあります。

貴重品を他者に渡すのは非常に危険な行為なので、みだりに貴重品を自分の手から離さないようにしてください。

 

タイのわいせつ犯罪

タイでは、歩行時に急に強姦されるという事例はそれほど多くはないものの、たとえば現地で仲良くなった人に睡眠薬を盛られて襲われるケースや、タクシーやトゥクトゥクなどに乗車して乗車時に襲われるケース、または目的地と異なる場所に連れて行かれて襲われるケースが頻発しています。

また、近年ではプーケットなどのビーチリゾートでのマッサージや飲食などのサービス行為を行う際に不必要に体を触られたり、性的関係を強要される事案、電車やバス、長距離鉄道での痴漢なども報告されています。

わいせつ犯罪のほとんどが女性1人を狙ったものですので、昼夜を問わず、女性1人での行動を避けるようにし、現地の人と仲良くなってもカラオケやホテル、家など閉鎖的な場所に行かないよう心がけてください。

また、女性だけでなく男性が被害にある事案も多数報告されており、バンコクやパタヤを中心に発生していますので、男女を問わず、性犯罪に巻き込まれないよう十分に注意してください。

なお、回避の手段として、夜間の外出を避ける、1人行動を避ける、タクシーやトゥクトゥクのドライバーの名前や車のナンバーを控えておく、相手が勘違いするような曖昧な態度をとらない、肌の露出を避けるなどの取り組みが重要となります。

 

タイの空き巣

ゲストハウスやホテル、アパート、コンドミニアムなど、宿泊先ならびに住居における空き巣被害にも注意が必要です。

ゲストハウスやホテルの場合、主に内部での犯行で、鍵をかけ忘れた場合はもちろん、ピッキングで施錠されて所要物を奪われるケースもあります。

アパートやコンドミニアムなどの住居においては、ピッキングや窓を割られて入室される場合などその手口はさまざまで、セキュリティーがしっかりしている物件でも多く発生しています。

いずれにしても入室を回避することは困難ですが、外出時に貴重品を持ち歩く、バッグなどの所有物をチェーンなどで固定する、鍵を二重にする(追加で南京錠をつける)、貴重品をフロントに預ける(ゲストハウス・ホテルの場合)、貴重品入れに保管するなどを徹底することで、被害を最小限に抑えることができます。

 

タイの麻薬・薬物犯罪

タイでは日本以上に麻薬・薬物の犯罪が多く、実際多くの日本人が罰せられ、タイ国内の刑務所で長期間にわたって受刑しています。

自ら進んで麻薬・薬物に手を出す人だけでなく、知らぬ間に運び屋(仲介人)として利用されるケースもあります。

タイの麻薬・薬物犯罪における罰則は、50年以上の懲役刑、終身刑、死刑など、殺人罪よりも厳しく、「麻薬だとは知らなかった」などの弁明は基本的に通じませんので、絶対に麻薬・薬物に手を染めないようにしてください。

また、運び屋として利用される手口では、空港で起こるケースだけでなく、路上で「少しの間、荷物をみていて欲しい」と声をかけられ、後に他者が来て回収し、結果的に仲介人として利用されるケースもありますので、十分に注意してください。

 

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犯罪・トラブル回避のために気をつけるべきこと

このようなスリ、置き引き、強盗・ひったくり、いかさま賭博、詐欺、わいせつ犯罪、空き巣、麻薬・薬物犯罪などの軽・重犯罪に巻き込まれないために、さまざまなことに注意する必要があります。

回避の主な手段として、なるべく深夜に出歩かない、暗い場所や細い道を歩かない、1人行動を避ける、荷物・貴重品の管理を徹底する、多額の現金を持ち歩かない、小奇麗な格好を避ける、日本語が流暢な人を警戒するなどがあり、これらを徹底することで犯罪・トラブルを未然に防げる可能性があります。

 

なるべく深夜に出歩かない

まず、犯罪・トラブルの回避手段として最も大切なのが、深夜に出歩かないことです。

人目に気づかれにくいことから、犯罪の発生率は深夜帯が最も多く、5分先にあるコンビニに行くまでに被害に遭う場合もありますので、なるべく0時以降の外出は控えてください。

また、深夜だけでなく、19時~0時までの夜間帯における繁華街での行動にも注意しておく必要があります。

夜間帯はアルコールを摂取している人が多いために、軽犯罪はもちろん、傷害などのトラブルに巻き込まれやすいので、夜間帯に繁華街で飲食をしたり遊ぶ際には、常に周囲を警戒し、危険を感じたらすぐにその場を立ち去りましょう。

 

暗い場所や細い道を歩かない

軽犯罪は、夜間や深夜だけでなく日中にも起こりうるもので、特に暗い場所や細い道での犯行が多発しています。

これも同様に人目につきにくいことが発生の大きな原因であり、タイには暗く細い道が数多く存在しますので、このような場所を出来るだけ避け、目的地まで遠くても大通りを歩くようにしてください。

 

1人行動を避ける

1人行動も非常に危険で、夜間や深夜に1人で暗く細い道を歩行する際が最も危険性が高く、強盗やわいせつ行為などが多発しています。

加害者側は、多人数をターゲットにするよりも1人をターゲットにする方がリスクが少ないため、多くの事例が1人での行動時に起こっています。

1人行動をしている人はターゲットにされやすく、複数人での行動よりも犯罪・トラブルに巻き込まれる可能性が大きく高まってしまいますので、みだりに1人で行動しないようにしてください。

また、1人行動だけでなく、複数人で行動している時も警戒を怠らないようにしてください。

1人行動時の犯行が多いものの、複数が同時に被害に遭うケースも多数報告されていますので、誰かと一緒に行動しているからといって安心せず、常に警戒しておかなければいけません。

 

荷物・貴重品の管理を徹底する

スリや強盗・ひったくり、空き巣などの対策として、荷物や貴重品を徹底して管理することも非常に重要です。

ハンドバッグを避けてショルダーバッグまたはリュックを使用する(前に抱える)、乗車時を含め常に肌身離さず持っておく、ウエストポーチに貴重品を入れて服の中にしまう、貴重品入れに保管するなど、これらのことを徹底することで金銭に関わる犯罪を防げる可能性が高くなり、また被害にあったとしても被害を最小限に抑えることができます。

 

多額の現金を持ち歩かない

多額の現金を持ち歩いていると、被害にあった場合に損失額が多くなるのはもちろん、たとえば財布から出す時に周囲の人に多額の現金を持っていることが知られると、犯行のターゲットにされやすくなります。

多額の現金を持ち歩くことは避け、多額の現金を持った状態でクラブなどの多数の人が集まる閉鎖的な場所に行かないよう心がけてください。

 

小奇麗な格好を避ける

日本人は、多くの国の人々からお金持ちと思われており、さらに小綺麗な格好をしていると、誰しもがお金持ちと認識しますので、スリや強盗・ひったくりなどのターゲットになってしまう可能性があります。

見た目の第一印象をもとにターゲットを選ぶ傾向が強いため、被害に遭わないためにも小綺麗な格好を避けるようにしてください。

また、肌の露出が多い服装もお勧めできず、タイで仏教を信仰する国であることから、特に年配の方に悪い印象を与えます。

加えて、性犯罪に巻き込まれる可能性が高まりますので、暑い時期でも肌の露出が少ない格好を心がけるようにしてください。

 

日本語が流暢な人を警戒する

特に詐欺において、日本語を話す流暢な人が関与していることが多く、日本語を話せるということによって、日本人が心を開きやすくなり、仲良くなった後に被害に遭うケースがみられます。

単純に日本が好きだから日本語を勉強しているという人も多いのですが、犯罪を目的として勉強している人も少なからずいますので、日本語が流暢な人に対しては特に警戒するようにしてください。

 

このような犯罪にはタイ人だけでなく、タイに滞在しているあらゆる国籍の人が関与しています。

タイで犯罪に巻き込まれないためには、「他人」に対して強い警戒心を持ち、ご自身が積極的に対処法を実施していかなければなりません。

 

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タイで遵守すべき風習・習慣に関するマナー

タイは、比較的に治安の良い国ですが、それでも軽犯罪・重犯罪は頻発していますので、十分に注意しておく必要があります。

また、同じアジア諸国でも日本とタイの風習・習慣が大きく異なり、タイの風習・習慣に従わなければトラブルの原因になりかねません。

特に、タイは仏教を深く信仰している国なので、仏教に関する風習をしっかりと把握し、「郷に入っては郷に従え」の精神をもって当項で述べる事項を厳守するようにしてください。

 

チップを払う

まず、日本ではチップという風習がありませんが、タイでは昔から定着している文化なので、何かサービスを受けた時には必ずチップを払うようにしてください。

チップを払う必要がある場面は、”サービスを受けた時”または”良いサービスを受けたと感じた時”が基本で、たとえばホテルでボーイに荷物を運んでもらった際、マッサージやスパ、高級レストラン・バーなどが該当します。

施設

場面・支払いのタイミング

チップ料

ホテル

荷物を運んでもらった時

ルームサービスを受けた時

20~100B

マッサージ・スパ

会計時

50B/時間

高級レストラン・バー

会計時

(会計にサービス料が含まれている場合は不要)

10~100B

大衆の食堂や屋台、タクシーやトゥクトゥク、バイタクなどの乗車においては、一般的にチップを払う必要はありません。

また、高額なチップを要求してくる、頼んでもいないのに無理矢理サービスを提供してくるなど、悪質と思われるお店も中にはありますので、支払いの可否または支払額はご自身でしっかりと判断するようにしましょう。

 

王宮や寺院では適切な服装をする

タイでは、王宮や寺院を神聖なものとして考えられていますので、観光などで王宮や寺院に訪れる際には、露出の多い服装や色鮮やかな服装、派手な服装を避けてください。

露出の多い服装とは、半袖や短パン、サンダルなどのことで、あまりにも露出が多くない限り入場で断れることはありませんが、マナーとしては良くありません。

また、タイ国王が喪に服したことを受けて、タイでは白と黒を中心とする服を着るようにしていますので、色鮮やかな服装や派手な服装を避け、王宮や寺院では特に細心の注意を払ってください。

 

王宮や寺院内部では写真撮影をしない

神聖な場所として考えられている王宮や寺院の多くは、内部での写真撮影が禁止されています。

入り口付近に撮影禁止のポスターなどが貼られていますが、貼られていない場所もありますので、ポスターの有無に関わらず、王宮や寺院での写真撮影は禁止だと心得ておきましょう。

また、博物館なども禁止しているところが多いので、施設に訪れる際にも事前に確認しておいてください。

 

女性は僧侶に触れないようにする

タイにおいて、僧侶は上部仏教の教養に則して、女性(子どもを含む)に触れたり、触れられてはいけないとされています。

触れることはもちろん、近寄るだけでもマナー違反であり、仏教を重んじるタイの文化を侵害する行為になりますので、女性の方は厳守してください。

 

国王・王族の悪口を言わない

タイ国民の国王や王族に対する尊敬の念は非常に深く、たとえば王族に対する侮辱行為を行った場合、3年以上15年以下の禁固刑が課せされます。

侮辱行為とは、些細な悪口も含まれますので、冗談でも国王や王族のことを悪く言わないようにしてください。

 

目上の人に対して合掌をする

タイでは、目の上の人を尊ぶという習慣が古くから定着しており、至るところで合掌している姿を目にするはずです。

合掌は、礼節において非常に重要な行動の一つで、海外からの旅行者が必ずしなければいけない行動ではありませんが、タイの習慣を重んじるならば積極的にした方が良いでしょう。

合掌を行う場面としては、出会いや別れの挨拶の時、お礼を言う時が基本で、笑顔と同時に行うのがポイントとなります。

なりふり構わず合掌していると、バカにされていると感じる人もいますので、適切な場面でのみ行うようにしてください。

 

他人の頭を触らない

タイでは、体のうち頭部は精霊が宿る場所として考えられていますので、他人の頭部に触れるのは厳禁です。

目上の人や同年代の人はもちろん、子どもに対してもトラブルの原因になりますので、頭部に触れてはいけないということを肝に命じておきましょう。

 

タイでの滞在時における注意点

タイで遵守すべきマナーには、上記の通りさまざまなものがありますが、喫煙やゴミのポイ捨てなど一般社会のマナーにおいてもしっかりと留意しなければいけません。

また、日本とタイの文化が異なることから、契約におけるトラブルが後を絶たず、人間関係においてもさまざまなトラブルが起きています。

さらに、タイでは車やバイクが主な交通手段であり、日本のように歩行する人は多くなく、それに伴って歩行スペースが狭かったり、信号が少なくなったりと、歩行者優先の意識が低い傾向にありますので、事故に遭わないために注意を払っておく必要があります。

 

喫煙

近年、日本では所定の場所以外での喫煙に対して罰金が科されるようになりましたが、タイでも同様で、違反した場合には最高2,000Bの罰金が科されます。

喫煙が全面的に禁止されている場所には、レストランやカラオケ、バーなどのエアコンがついている店鋪で、デパートなどの大型施設においては喫煙所が設けられていますので、そこで喫煙するようにしてください。

現在、路上喫煙に対する規制はないようですが、場所によっては路上喫煙を禁止しているところもあるみたいなので、必ず喫煙スペースが設けられている場所で喫煙するとともに、ポイ捨てしないようにしましょう。

 

職務質問

タイでは現在、不法滞在や不法就労に対する取締りを強化していることもあって、警察や入国管理局職員から職務質問をされた際に、パスポートを携帯していなければ罰金や身柄を拘束される可能性があります。

ホテルなどの滞在先にある、という言い訳は通じず、その場で直ちに提示する必要がありますので、必ずパスポートを携帯して外出するようにしてください。

パスポート本体を外に持ち出したくないという方は、パスポートのコピーを常に携帯するようにしましょう。

 

契約トラブル

賃貸契約において、日本では借り手と貸し手が同位または借り手がやや優位にありますが、退去を命じられると必ず従う必要があったり、契約更新時の一方的な値上げに応じなければいけなかったりと、タイでは完全に貸し手優位な状況にあります。

賃貸契約における優位性は、日本とは大きく異なりますので、賃貸契約をする際には肝に命じておいてください。

また、賃貸に限らず契約全般において、契約前に必要経費を支払い、後に相手と連絡がとれなくなる、いわゆる契約詐欺が頻発しています。

安易に相手を信用せず、支払い前に公的文書を取り寄せるなどして身元を確認し、疑わしい場合には支払わないようにしてください。

 

男女トラブル

タイでは、交際していたタイ人に宝石類をプレゼントした後に連絡が途絶えた、結婚を前提に付き合っていたタイ人に結婚資金を渡したら逃げられたなど、男女間における金銭トラブルも多数報告されています。

日本人とタイ人の国際結婚は比較的に多い傾向にありますが、男女間の金銭トラブルが多く、また結婚詐欺の被害に遭われる方もいますので、十分に注意してください。

 

交通事故

タイでは、歩行路が狭かったり、信号が少なかったりと、歩行者優先の意識が低い傾向にあり、また道路の整備状態が悪く、無免許運転や飲酒運転が横行していることから、交通事故が後を絶ちません。

世界保健機構(WHO)が2015年11月08日に発表したレポートによると、タイにおける人口10万人あたりの交通事故死者数が36.2人にのぼり、これは世界で2番目に高い水準となっています。

信号を無視して突っ込んでくる場合もありますので、信号が青であっても左右の安全を十分に確認するようにしてください。

また、タイで運転される方は、いかなる場面でも常に周囲をしっかりと確認し、事故防止に取り組んでください。

 

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タイでの健康上の留意点

タイでは、蚊から感染するデング熱やジカウイルス感染症、マラリア、不衛生な飲食物・食器類による食中毒、性感染症や狂犬病など、注意を要する病気にはさまざまなものがあります。

不慣れな環境下では、身体的・精神的に疲れやすく、これらの病気に感染しやすくなりますので、無理をせずに十分な休養と睡眠、そして病気の予防対処をしっかりと行うようにしてください。

 

デング熱

デング熱とは、主に昼間に活動するデングウイルスを持ったネッタイシマカやヒトスジシマカを媒介とする感染症で、特に6月~10月の雨季に流行し、バンコクやプーケット、チェンマイなど、タイ全土で感染の可能性があります。

デング熱にかかると、40度以上の高熱や全身の倦怠感、関節・筋肉の痛み、発疹などの症状が現れ、一般的に1週間程度で回復しますが、場合によっては死に至ることもある危険性の高い感染症です。

長袖・長ズボンの着用に加え、虫よけスプレーを塗布し、デング熱の感染予防に努めてください。

なお、体感として、タイの蚊の多くは足元を好んで吸血する印象があり、長ズボンを履いていても足首が少しでも露出している場合には吸血される可能性がありますので、足元の露出を完全になくすか、入念に虫除けスプレーを塗布してください。

 

ジカウイルス感染症

ジカウイルス感染症は、ジカウイルスを持ったネッタイシマカやヒトスジシマカを媒体する感染症で、デング熱よりも発症者数が少ないものの、バンコクを中心にタイ全土で感染の可能性があります。

また、ネッタイシマカやヒトスジシマカからの直接的な感染だけでなく、ジカウイルスに感染した人との性行為によっても感染します。

ジカウイルス感染症を発症すると、軽度の発熱や全身の倦怠感、関節痛・筋肉の痛み、発疹、結膜炎などの症状を呈し、場合によっては無症状(不顕性感染症)のこともあります。

ジカウイルス感染症を防ぐためには、露出を避けること、性交を控える・性交時に避妊具をつけることが何より重要となります。

また、ジカウイルス感染症は、母胎から胎児へ感染し、胎児に小頭症などの先天性障害を来すことがありますので、妊娠中の方はタイへの渡航を可能な限り控える、日中の外出を控えるなど、十分に注意してください。

 

マラリア

マラリアは、マラリア原虫を持ったハマダラカを媒介とする感染症で、デング熱やジカウイルスとは異なり、主に夜間に感染します。

タイの最南端を含む国境周辺や農村、森林が主な流行地域になっていますので、都市部以外にこのような地域に訪れる際には、肌の露出を控えるとともに、蚊帳や蚊取り線香、虫除けスプレーなどを使用し、蚊よけ対策をとるようにしてください。

 

食中毒

タイにおける衛生状態は日本よりも悪く、サルモネラ属菌やプレジオモナス属菌、エロモナス属菌、大腸菌などによる食中毒の発症リスクが高い傾向にあります。

高級レストランなど衛生のしっかりとした店鋪では、比較的に安全性が高いものの、屋台や大衆レストランにおいては安全性が低いため、身体的・精神的に疲れている時は特に、屋台や大衆レストランでの食事を控えるのが良いでしょう。

食事処の選択だけでなく、生物(なまもの)を控えるということも食中毒の予防に大切で、タイの気候は高温多湿で生物が腐りやすいことから、生物も控えるようにしましょう。

また、飲み水に関しても注意を払う必要があり、タイでは多くの飲食店で無料の飲み水を提供していますが、衛生面を考えるとおすすめできません。

コンビニやスーパーマーケットなどでミネラルウォーターを購入し持参するか、飲食店で飲み物を注文するようにしてください。

 

性感染症

梅毒や淋病、尖圭コンジローマ、クラミジア、B型・C型肝炎、HIV(エイズ)などの性感染症にも気をつける必要があります。

タイは、夜遊びができる場所が非常に多く、費用が日本よりも遥かに安いことから、現地のセックスワーカーと性行為をする日本人が多くいらっしゃいます。

国を挙げた「100%コンドーム使用キャンペーン」によって、セックスワーカーの性感染症の罹患者数が大きく減少しましたが、まだまだ多くの人が罹患していますので、性感染症の罹患リスクがあるということをしっかりと理解し、慎重かつ節度をもって行動するようにしましょう。

 

狂犬病

日本では現在、狂犬病の発症例がないために、馴染みの薄い病気となっていますが、タイでは毎年5~15人の罹患者がおり、犬だけでなく猫などの他の動物から発症するケースもあります。

タイでは野良犬や野良猫が多いため、野良犬や野良猫に不用意に近づかないようにし、万が一噛まれた場合には、すぐに病院に行き、狂犬病ワクチンを接種してもらってください。

なお、狂犬病の感染後の致死率は100%ですが、発症までに潜伏期間がありますので、感染前に狂犬病ワクチンを接種することで発症を抑えることができます。

噛まれた後に接種する暴露後接種のほか、暴露前接種もありますので、タイへの渡航前に狂犬病のワクチンを接種するのもおすすめです。

 

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タイの治安に関するまとめ

タイは比較的に治安の良い国ですが、多くの日本人が犯罪被害に遭っているのが実情で、特に金銭に関する犯罪・トラブルが多い傾向にあります。

また、日本とタイでは風習や習慣が違うことから、タイ人との人間関係におけるトラブルも多く、さらにデング熱や食中毒などの病気にかかる心配があります。

犯罪やトラブルを回避できるよう、また病気にかからないよう、当ページでご紹介したことを参考に、ご自身でしっかりと安全管理をして頂ければと思います。

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