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タイの生活水準や生活環境、文化・生活習慣などについて

タイ 生活   6,038 Views

タイは、アジア諸国の中でも生活面において日本に似ている部分が多く、また物価が安く、親日国であることから、多くの日本人がタイに長期滞在・移住しています。

日本と似ているといっても、生活様式や文化などが異なりますし、タイの生活に関して深い知識を持っておくと、タイ人と円滑なコミュケーションが図れたり、より信頼を得ることができますので、タイについて詳しく知っておきましょう。

当記事では、生活環境や生活様式・文化、社会構造、治安、医療事情、食生活、生活費など、タイの生活に関するあらゆる事柄についてご紹介します。

 

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Contents

タイの基本情報

まず、タイの基本情報についてですが、タイの人口はおよそ6,500万人で、85%程度がタイ人(タイ族)、10%程度が華人系、5%程度をマレー系やインド系、カンボジア系を中心に構成され、タイ人のほとんどが仏教を信仰しています。

国・地域名

 

タイ王国(英:Kingdom of Thailand)

国人の特性

人口

約6,500万人

宗教

94%(仏教)、5%(イスラム教:主に南部)

民族構成

85%(タイ族)、10%(華人)、5%(マレー系・インド系・カンボジア系など)

僧侶

約29万人(僧侶)、約35,000堂(寺院)

地理的特性

面積

514,000平方km(日本の約1.4倍)

首都

バンコク

主要都市

バンコク(首都)、ロッブリー(中部)、スパンブリー(西部)、チョンブリー(東部)、チェンマイ(北部)、ナコンラチャシマ(東北部)、ナコンシタマラット(南部)

日本との時差

2時間(GMT+7)

そのほか

通貨

バーツ(Baht)

為替推移

1バーツ/3~3.75円

言語

タイ語

首都はタイの中心に位置するバンコクで、主要都市としてはバンコクのほかに、ロッブリーやスパンブリー、チョンブリー、チェンマイ、ナコンラチャシマ、ナコンシタマラットなどがあり、この中で日本人が長期滞在・移住地として選択しているのが主にバンコクとチェンマイです。

タイでは、タイ語が第一言語となっていますが、近年では教育水準が向上している影響から、英語を話せる人が増えており、また観光産業の高度化によって日本語を話せる人も増えてきています。

月別

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

気温

最高

35

35.5

36

38

39

37.5

37

37

36

35

36

36

最低

17

27

25

25

24

24.5

24.5

24.5

24.5

24

23.5

20

平均温度

26

28

29.5

31

31.5

30

29.5

29

29

28.5

29

27.5

平均湿度

60

75

75

70

70

75

75

80

80

80

70

65

降雨日数

1

2

2

2

12

18

18

25

20

20

7

3

上表は、タイの首都であるバンコクにおける平均的な月別気候です。

タイの気候は熱帯モンスーン気候で、年間の平均気温が29℃、年間の平均湿度が73%と日本の7~8月のような高温多湿が年間を通して続きます。

また、日本では春・夏・秋・冬の4つの季節がありますが、タイには雨期(6月~10月)と乾期(11月~5月)の2つのシーズンしかなく、雨期には月の半数以上で1~2時間(スコールも多い)の雨が降ります。

 

タイの生活環境

高温多湿な気候によって不快に感じる人が多いのが実情ですが、気候を除けばタイは暮らしやすく、生活環境は良好な状態にあります。

世界有数の金融グループであるHSBCが、100カ国以上の駐在員を対象に実施した駐在員快適度調査において、タイは常に10位以内にランクインしています。(2013年度は首位)

このように、タイは外国人にとって非常に住みやすいことから、日本人を含め多くの外国人がタイに長期滞在・移住しているわけです。

しかし、近年タイの経済が大きく成長を遂げていますが、未だ世界銀行によって発展途上国と評価されるなど、経済成長のみならず、生活環境においても世界的にはまだ低水準にあります。

マーサーによる世界生活環境調査

(項目カテゴリー)

  • 政治・社会環境(政情、治安、法秩序等)
  • 経済環境(現地通貨の交換規制、銀行サービス等)
  • 社会文化環境(メディアの利用、検閲、個人の自由の制限等)
  • 健康・衛生(医療サービス、伝染病、下水道設備、廃棄物処理、大気汚染等)
  • 学校および教育(水準、およびインターナショナルスクールの有無等)
  • 公共サービスおよび交通(電気、水道、公共交通機関、交通渋滞等)
  • レクリエーション(レストラン、劇場、映画館、スポーツ・レジャー施設等)
  • 消費財(食料/日常消費財の調達状況、自動車等)
  • 住宅(住宅、家電、家具、住居維持サービス関連等)
  • 自然環境(気候、自然災害の記録)

米コンサルティング大手のマーサーが約230カ国・450都市を対象に、上記の10つの項目をもとに生活環境をランク付けしており、バンコク(タイ)の順位は例年125~135位を推移しています。(東京は43~44位にランクイン)

タイの生活環境は、世界的にみるとまだまだ低水準にありますが、物価の安さや治安の良さを考慮すると、外国人にとっては非常に住みやすい国であると言えるでしょう。

 

タイの衛生事情

タイの衛生環境は、それほど良くはなく、特に狭い道(路地)などにおいては掃除が行き届いていないために、動物の死骸や飲食物が散乱しているところがたくさんあります。

また、食事処においてもテーブルや床の掃除が行き届いていなかったり、食器の洗浄が不十分だったりと衛生状態の悪いところが多い印象があります。

さらに、タイはスコール(一時の豪雨)の多い国として知られていますが、放水路や排水の設備がスコールの規模に対して不十分であることから、毎年のように冠水被害が発生し、雨期においては冠水が発生すると路上における衛生環境が悪化します。

このように日本と比べると衛生環境は良くありませんが、劣悪な衛生環境による疫病が発生しているわけでもなく、またアジア諸国における発展途上国の中では衛生環境は良い方なので、衛生に対して個人個人がしっかりと配慮すればさほど問題はありません。

 

タイの医療事情

タイの医療については、アジア諸国の中でも高い水準にあり、近隣のラオスやカンボジアなどから高水準の治療を求めてタイに訪れるほどです。

特に私立の大規模病院やインターナショナル病院における医療水準が高く、日本の大規模病院と比較しても遜色ないほどに設備が整っており、医師の技術レベルも高い水準にありますので、タイへの渡航をお考えの方は、医療に関して心配する必要はありません。

 

タイの教育事情

タイには大学が数多くあり、中でも国立マヒドン大学や国立チュラロンコン大学、私立カセサート大学、国立チェンマイ大学、私立アサンプション大学などは世界的にみても教育水準の高い教育機関として知られています。

ただし、教育水準が高い大学は一部のみで、大学による教育格差が大きいために、国としての教育水準はそれほど高くありません。

また、タイには奨学金制度がありますが、国民の所得格差が非常に大きく、経済的な理由で進学できない人が多々いますので、大学進学率はおよそ50%程度にとどまっています。

 

タイの交通事情

タイのほとんどの世帯が少なくてもバイクや車を1台所有するほどで、特にバンコクにおいては毎日のように各所で渋滞が発生しています。

バイクや車の台数に見合うような交通設備がまだまだ整っていなく、またマナーが悪い運転手も多いことから、交通事故が後を絶ちません。

世界保健機構(WHO)がまとめた交通事故死者に関するレポートによると、タイは人口10万人あたりの死亡者数が例年、世界で2~3番目に多く、バイクや車の台数増加に伴って、今後もさらに交通事故の発生数ならびに交通事故による死者数が増えると推察されます。

また、タイにおける交通事故はバイクや車同士だけでなく、バイク・自動車と歩行者の事故発生数が多いのが特徴です。

タイの歩行者通路は狭く、地方都市においては歩行者通路そのものがない場所が多かったり、さらには信号がないところが多かったりと、主要都市や地方都市に関係なく、歩行者優先の意識が低い状態にありますので、歩行時はしっかりと周囲を確認し、自らが事故防止に取り組まなければいけません。

 

タイの住宅事情

タイには、衛生面が良く設備が整った賃貸物件が多く、住宅環境において不快に感じることはほとんどありません。

もちろん、賃貸物件によってさまざまで、家賃の安い物件では水道や電気などの公共設備に関するサポートがしっかりしていない場合もありますが、基本的には暮らしやすい住宅環境であると言えます。

その一方で、タイでは地震の発生頻度が非常に少なく、あったとしてもマグニチュード3程度の小規模なものなので、タイの住宅における耐震性は低い状態にあります。

地震がないから耐震性は問題ないという声も聞こえてきそうですが、大規模な地震が起きないとは限りませんので、タイの住宅は耐震性が低いということを念頭に置き、警戒するようにしましょう。

 

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タイの生活様式と文化

タイは、アジアの中心に位置し東西の交易の拠点であったことから、近隣の中国やインドなど、さまざまな国からの影響を受け発展を遂げてきました。

近隣国の中でも特に大きな影響を受けているのがインドで、インドからは仏教や王制をはじめ、陶磁器や絹布などの技術も流入し、タイ独自の生活様式と共存しながら独自の文化を形成していったのです。

このようなタイの生活様式や文化を深く知ることで、タイ人と円滑なコミュニケーションが図れたり、より信頼を得ることができますので、しっかりと知識を蓄えておきましょう。

 

タイ国民による仏教に対する深い信仰心

タイの人口の約94%が仏教を信仰し、約5%がイスラム教を信仰しています。

イスラム教を信仰しているのは、主にタイ南部や最南部に住んでいるマレー系の人々なので、タイ人(タイ族)としてはほぼ100%が仏教徒となります。

仏教といってもさまざま流派があり、日本で主流となっているのは大乗仏教ですが、タイの主流は上座部仏教です。

出家をしなくても修行や生き方によって悟りが開けるという大乗仏教に対して、上座仏教では悟りを開くために出家をして修行を積まなければならないと考えられています。

また、大乗仏教では悟りを開かなくても他の人々を救えるという思想がある一方、上座仏教においては出家をして修行を積んだ者のみが他の人々を救えるという思想が根本にあります。

このことから、タイの庶民は出家をして修行を積んでいる僧侶に対して尊敬の念を抱いているわけです。

また、持つ人が持たぬ人へ施しを行う、間違いを起こした人に対して憎しみを持たないなど、このような日常における行為や心構えも大乗仏教に含まれる教えであり、タイが「微笑みの国」と呼ばれる理由には、この大乗仏教の教えが深く関係しているのです。

 

タイに根強く残る精霊信仰

主に古くから残るタイの家屋の庭先では、土地の神様を祀るための小さな祠を見かけることがあります。

これは「サーン・プラプーム」と呼ばれるもので、その土地に住む精霊(ピー)が人々の生活を守護することもあれば、不敬な行いに対して災いを起こすという精霊信仰(アミニズム)が存在します。

精霊信仰は、今なおタイの人々の間に根強く残っており、寺院やホテルなど、さまざまなところでサーン・プラプームをみることができます。

なお、タイでタブーとされる「他人の頭に触れてはいけない」というマナーは、精霊信仰が今なお根強く残っている1つの証です。

頭には精霊が宿ると考えられているので、大人はもちろん、可愛いからといって子供の頭を撫でるのも絶対にしないようにしてください。

 

タイ国王・タイ王室に対する尊敬の念

タイ族最初の王朝であるスコータイ王朝が13世紀に誕生して以降、タイは数多くの優れた国王のもとで発展を遂げてきました。

また、国王や王室は、タイ国内の情勢が悪化した際に事態の収拾を図ったり、地方への定期的な視察を行うなど、これまでにタイ国の発展のために、またタイ国民のために力を注いできた数々の功績を持ちます。

このことから、タイ国民は国王や王室に対して絶大なる信頼と尊敬の念を抱いており、タイでは国王や王室に対する侮辱罪(不敬罪)まで存在するほどです。

なお、毎日午前8時と午後6時に国歌が流れ、その際には直立不動で静聴するという習慣がありますが、これは国王や王室に対する信頼と尊敬の表れを示す行動の1つとなっています。

 

アジア諸国から流入する生活文化

今日までのタイの発展において、近隣国の文化は欠かせないもので、中国とインドを中心にさまざまな文化が流入し、タイ独自の文化との共存を果たしてきました。

中国からは主に食文化が流入し、中華料理の影響によってタイ料理に麺類や炒め物などが加わり、現在ではヤオワラートなどの中華街が形成されるほどに、中国の食文化の影響を強く受けています。

インドからは主に仏教(宗教)や思想、政治など、タイ文化の根底の多くが流入しました。

また、日本との関係も深く、日本とタイ両国の間には約600年の交流の歴史があり、日本からは絹や陶器など、タイからは鹿の皮や象牙、香花酒などの輸出入が頻繁に行われ、近年では日本から技術提供が行われるなど、アジアの中心に位置するタイは、近隣国との友好関係によって発展を遂げていったのです。

 

タイの挨拶から始まるコミュニケーション

タイでは、合掌(手を合わせる)して挨拶する「ワーイ」という習慣があり、一般的には目下の人が先に合掌の上で挨拶をし、それを受けた目上の人が同様に合掌・挨拶を返します。

このワーイの習慣は、目上の人を尊敬するという仏教の教えに根付くもので、習慣でもあり一礼儀作法でもあります。

ワーイを行うことは、タイで非常に重要な行動の1つなので、目上の人に対しては率先して行うようにしましょう。

 

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タイの社会構造

近年、タイの経済は急速に成長を遂げており、その過程で物価の上昇や経済の一極化、女性の社会進出、モータリゼーション、インターネットの普及などの社会構造の変化がみられます。

また、経済成長の中で、少子高齢化や核家族化、貧困格差の増大といった社会現象が進んでいます。

タイの生活をしっかりと理解するために、習慣や文化だけでなく、社会構造の変化や社会現象においても知っておきましょう。

 

タイの物価上昇

タイでは、インラック政権による最低賃金の引き上げ政策の影響から、物価が上昇し続けています。

都県

最低賃金(B)

2011年1月~

2012年4月~

2013年1月~

2017年1月~

バンコク

215

300

300

310

サムットプラカーン

215

300

300

310

ノンタブリ

215

300

300

310

パトゥムタニ

215

300

300

310

ナコンパトム

215

300

300

310

サムットサコーン

215

300

300

310

プーケット

221

300

300

310

チョンブリー

196

273

300

308

サラブリ

193

269

300

308

チャチュンサオ

193

269

300

308

アユタヤ

190

265

300

308

ラヨーン

189

264

300

308

ナコンラチャシマ

183

255

300

308

プラチンブリー

183

255

300

308

チェンマイ

180

251

300

308

ランプーン

169

236

300

305

パヤオ

159

222

300

305

シンブリ

176

246

300

300

最低賃金の引き上げ政策は、所得格差を狭めるため、また経済のさらなる発展のために実施されたもので、2011年には平均日額195Bだったものの、2012年には平均272Bと1年間で77Bも上昇しました。

また、2013年には最低賃金が全国一律(300B)になり、2017年にはさらに5~10Bの引き上げが行われました。

最低賃金の引き上げに伴って地域格差も狭くなり、2011年では地域格差が最大62Bあったものの、2017年には5Bにとどまっています。

一般的に、賃金が高くなるほど物価も高くなっていきますので、この最低賃金の引き上げ政策の影響を強く受けて、食料品や日用品などの物価が上昇しているわけです。(毎年0.2%~3%ほど)

なお、タイの物価に関しては、「タイの物価水準(日本との比較など)と旅行や滞在の費用について」で詳しく説明していますので、併せてお読みください。

 

タイの少子高齢化

タイ経済社会開発局によると、タイの人口は1960年に2,621万人、1970年に3,435万人、1980年に4,432万人、2007年に6,154万人、2017年に6,820万人と大幅な増加傾向にあります。

その一方で、女性の社会進出や高学歴志向などに伴う晩婚化や少産化によって少子高齢化が進んでおり、同局は2027年に高齢層の人口割合が23%に達すると予想しています。

タイでは、憲法や法律の改正のほか、老齢年金や医療保険など、これから増え続けるであろう高齢者に対するさまざまな支援対策に取り組んでいますが、少子化に対する取り組みに関してはまだ足踏み状態で、大きな動きはみられません。

 

タイの人口増加に伴う核家族化

また、大幅な人口の増加傾向によって、世帯数が大きく増加している反面、1世帯あたりの人数が減少しています。

世帯人数が少なくなる、いわゆる核家族化の理由としては、子供の独立志向が強くなったことや、結婚後に嫁と姑の問題などで親との別居を選択する子供夫婦が増加したことが挙げられます。

しかし、タイでは親を大切にするという習慣が現在でも確固たるものになっていますので、核家族化が進行していても家族の絆は強く、親子を繋ぐ強い関係性は日本を遥かに凌駕していると言っていいでしょう。

また、核家族化に伴って、従来では一戸建ての軒数が多かったものの、アパートやコンドミニアムなどの少数人が暮らす住宅が増えてきています。

これには、時代の流れや経済の発展も関係していますが、核家族化の進行によって需要が増えていることも大きな理由となっています。

 

タイ経済におけるバンコクの一極化

日本では、東京都、神奈川県、大阪府、愛知県、福岡県の5つの都府県を中心に経済発展がみられますが、タイにおいてはバンコクのみです。

バンコクの経済成長を支えているのは主に観光業で、ここ10数年の間に海外から多くの観光客が流れ込んだことで、経済の著しい発展を遂げました。

通常、経済は緩やかに成長していくものですが、タイの経済成長率は著しく、その急速な経済成長は金融やインフラ設備などの政策を旅行者が集まるバンコクのみに集中することによって成し遂げたものです。

バンコクのみに政策を集中させることによってタイの経済は大きく発展したものの、その代償としてバンコクと他県の地域格差が大きくなったわけで、この地域格差をなくすべき講じた策が先述の最低賃金の全国一律化なのです。

バンコクに集まる人々は、富裕層や中間層が多く、最低賃金の全国一律化が行われたとはいえ、地域格差はそうそう埋まるものではありません。

バンコクは、経済はもちろん、教育水準や医療水準など、あらゆる面において他県を大きく凌いでいるため、タイ人が他県からバンコクに移り住むようになるなど、バンコクの一極化ならびに地域格差は深刻化の一途を辿っています。

 

タイの女性の社会進出

タイでは、男性よりも女性の方が働き者で向学心な傾向にあります。

近年の経済成長に伴って、タイの教育水準は年々高くなっており、所得が増えたことから大学への進学率も増加しています。

大学への進学者の男女別の割合は、男性よりも女性の方が多く、タイでは一般的に女性の方が勉強熱心な傾向にあり、女性の方が社会に進出した後も企業から高く評価されています。

また、日本では結婚後に専業主婦につく女性が多く、タイでも一昔前はこの傾向がありましたが、現在では所得増に伴って共働きする女性が増加しています。

 

加速するモータリゼーション

タイの農村部では、地域格差を解消する目的で実施された農作物の買い上げ価格の上昇に伴って農民所得が上昇し、ピックアップトラックの販売が急速に拡大しています。

また、バンコクを中心とした主要都市においても、経済の急速な発展に伴って自動車の販売数が大きく伸びており、タイ全体において自動車社会が加速している現状にあります。

多くの人が自動車を所有することで、郊外居住を可能とし、都市中央部だけでなく都市全体における住宅開発の加速を促し、経済の発展に大きく寄与している一方、交通整備がモータリゼーションに追いついておらず、深刻な交通渋滞を引き起こしています。

世界保健機構(WHO)が2015年11月08日に発表したレポートによると、タイの人口10万人あたりの交通事故死者数が36.2人です。

これは世界で2番目に多く、原因の大部分を占めるのが深刻な交通渋滞と不十分な交通整備で、モータリゼーションはタイにおいて深刻な社会問題となっています。

 

タイはインターネットが急速に普及している

まだまだ日本や韓国といった先進国と比べると、インターネット環境は整っていませんが、公共WIFIのエリア数が増え、また通信速度が年々上がっています。

加えて、2000年頃におけるタイのIT機器の普及率は、携帯電話が約20%、パソコンが約15%であったものの、現在ではそれぞれ約4倍・3倍と大きく上昇しており、それに伴ってFacebookやTwitterなどのソーシャルメディアの使用者数も増えています。

また、インターネットの普及によって、ネット販売需要の増大とともに、市場が益々拡大してきています。

その一方で、詐欺や薬物売買、個人情報の取得などのネット犯罪が増えていますので、注意を払うようにしてください。

 

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タイの治安

タイの治安は、アジアの発展途上国の中では良い方ですが、スリや置き引き、ひったくり、詐欺などの軽犯罪の被害は後を絶ちません。

また、殺人や傷害、強姦などの重犯罪においても発生数が多いので、タイに長期滞在・移住される方はもちろん、短期的に旅行される方も常に周囲を警戒し、被害に遭わないよう注意を払っておかなければいけません。

タイにおける2015年の犯罪統計

殺人事件(未遂含む)

7,517件

傷害事件

15,711件

強姦事件

3,115件

強盗事件

402件

盗難事件

41,450件

銃器不法所持事案

32,492人

薬物犯罪事案

281,038人

上表は、2015年にタイ警察が発表した犯罪統計で、殺人や傷害、強姦などの重犯罪は、タイ警察が把握しているだけでも約25,000件にものぼります。

タイでは、特に薬物犯罪が多く、インターネットを介した売買だけでなく、路上で大衆的に売買されることもあるので、そういった面では治安は良くありません。

また、タイでは現在、デモやテロが多発していることから、デモやテロに対する安全もしっかりと考えておかなければいけません。

近年のタイのデモは、タクシン派と反タクシン派による衝突で、さまざまな地域で爆発事件などが起きました。

テロにおいては、主にマレーシアとの国境付近であるタイ南部・最南部で起きており、テロによって多くの人が亡くなっています。

タイは、長期滞在地・移住地に人気の国で、その大きな理由が物価の安さと治安の良さですが、実際には犯罪の発生率が多く、テロ・デモの危険もありますので、タイへ渡航される方は、ご自身でしっかりと安全対策をとるようにしてください。

なお、タイの治安に関しては、「タイの治安・安全性と日本人被害の多い犯罪・トラブルについて」で詳しく紹介しています。

 

タイの医療事情

アジアの発展途上国の中でも、タイの医療水準はとても高く、私立の大規模病院やインターナショナル病院においては、日本とそれほど大差ありません。

しかし、タイでは日本と同様に医療従事者の人材不足が深刻であり、また経済の急速な発展に伴って増加している生活習慣病などの健康問題が懸念視されています。

生活習慣病に関しては、特に高血圧と糖尿病の罹患者が多く、タイ政府が予防策・治療に予算を割り当てるほどに深刻な問題となっています。

 

タイの経済発展に伴う医療技術の進歩

旧来、タイはA型肝炎やエイズなどの重篤な病気が蔓延し、公衆衛生などの面から日本をはじめとする先進国からさまざまなサポートを受ける脆弱な国でしたが、経済の発展に伴い、医療技術が大きく進歩したことで、現在ではアジア屈指の医療技術を持つ国へと変貌を遂げました。

その証拠に、タイの多くの医療機関でJCI認証を受けており、認証を受けた医療機関の数は日本の2倍以上にのぼります。

JCI(Joint Commission International)とは、医療機能を国際的に評価するアメリカの非営利団体で、患者安全や感染管理、医療の質などに対する審査を行い、優れた医療機関に対して認証を与えています。

JCIの認定基準は非常に厳しく、世界中で1~2%の医療機関しか認証を受けられませんが、タイの多くの医療機関がJCI認定を受け、それは大規模病院だけでなく、中規模病院や小規模なクリニックも含まれます。

また、心筋梗塞や心不全、脳卒中、糖尿病、がん、腰痛などの病気ごとに治療法や疾病管理の要素も取り入れたCCPC(clinical care program certification)の認証を受ける医療機関も増えてきています。

JCI認定を受けるタイの医療機関

Nonthavej Hospital

Bangkhen

Bangkok Hospital Chinatown

Bangkok

Bangkok Hospital Medical Center※

Bangkok

Bangkok International Dental Center

Bangkok

Bangpakok 9 International Hospital

Bangkok

BNH Hospital

Bangkok

Bumrungrad International※

Bangkok

Chaophya Hospital Public Company Limited

Bangkok

Jetanin IVF Clinic

Bangkok

Kamol Cosmetic Hospital

Bangkok

Kluaynamthai Home Care

Bangkok

Kluaynamthai Hospital

Bangkok

Kluaynamthai Polyclinic Branch Asoke

Bangkok

Kluaynamthai2 Geriatric Hospital

Bangkok

Ladprao Eye Center

Bangkok

MALI Interdisciplinary Hospital

Bangkok

Metta International Eye Center

Bangkok

Navamin 9 Hospital

Bangkok

Nopparat Cosmetic Clinic

Bangkok

Phyathai 2 Hospital

Bangkok

Piyavate Hospital

Bangkok

Praram 9 Hospital

Bangkok

Rachvipa MRI Center

Bangkok

Ramkhamhaeng Hospital

Bangkok

Samitivej Srinakarin Hospital

Bangkok

Samitivej Sukhumvit Hospital

Bangkok

Sikarin Hospital

Bangkok

Siriraj Piyamaharajkarun Hospital

Bangkok

Sukumvit Hospital

Bangkok

Synphaet Hospital

Bangkok

Vejthani Hospital

Bangkok

Vibhavadi Hospital

Bangkok

Wuttisak Clinic Siam Square Branch

Bangkok

Yanhee Hospital

Bangkok

Bangkok Hospital Chiang Mai

Chiang Mai

Chiangmai Ram Hospital

Chiangmai

Aikchol Hospital

Chonburi

Bangkok Hospital Pattaya

Chonburi

Chonburi Hospital

Chonburi

SIKARIN HATYAI HOSPITAL

HATYAI SONGKHLA

Queen Sirikit Heart Center of the Northeast

Khon Kaen

Kranuan Crown Prince Hospital

Khonkaen

Sri Phala Clinic

Koh Samui

Krabi Nakharin International Hospital

Krabi

Khonkaen Ram Hospital

Muang Khon Kaen

AEK UDON INTERNATIONAL HOSPITAL

Muang Udonthani

Srisawan Hospital

Nakhon Sawan

Thabo Crown Prince Hospital

Nongkhai

Asia Cosmetic Hospital Co., Ltd.

Nonthaburi

The World Medical Hospital

Pakkred Nonthaburi

Pitsanuvej Hospital

Phitsanulok

Bangkok Hospital Phuket

Phuket

Phuket International Hospital

Phuket

Sea Smile Dental Clinic

Phuket

Bangkok Hospital Hua Hin

Prachuapkhirikhan

Bangkok Hospital Samui

Samui Island

Mahachai Hospital Public Company Limited

Samut sakhon

Chularat 3 Theparak Hospital

Samutprakarn

Samitivej Sriracha Hospital

Sriracha

International Clinic Koh Chang

Trat

JCIの認定を受ける医療機関では、一般的に英語やフランス語、日本などの各言語における通訳者または医療従事者が在籍しています。

 

医療費(診療費)の高騰

近年のタイの1人あたりのGDP(国内総生産)が年平均3%上昇しており、それに伴って医療費もここ10年の間に2倍ほど増加しています。

また、タイの診療費が年平均10%のペースで増加していると言われており、診察費の高騰はタイにおける懸念点の1つとして浮上しています。

タイでは、私立の医療機関であれば自由に医療費を設定することができ、多くの私立医療機関が先進の医療設備への投資、来院者数の増加に伴って高額な医療費を設定しており、高額な医療費から患者を守るための対処として、2015年05月に私立医療機関に対する患者保護に関する保健省省令が発表されました。

<2015年5月保健省省令による患者保護内容>

 

政策内容

医薬品関連請求

1. 医薬品の請求額は 「医薬品価格」と「医薬品準備に関するサービス料」の2 項目の内訳で表示

1.1 医薬品販売価格:製薬会社の設定価格を表示

1.2 医薬品準備に関するサービス料:医薬品準備の各プロセスで生じた間接コストを表示

2. 医療機関で医薬品の請求額が高いと患者が考えた場合、病院から医薬品を購入せずに院外薬 局で購入することが可能

救急対応

1.  15分以内に緊急患者に対応するシステムを備える

2. 救急医療のクリティカル72時間の医療費支払機能を改善する(補助金の増額、支払プロセスの円滑化)

3. 救急医療のクリティカル72時間経過時点で、国家保険制度上で指定されている医療機関への患者転送の促進

4. 交通事故による救急患者の医療費をThe protection for motor vehicle accident victims Act B.E.2535(1992)に基づき請求

5. 患者が民間保険に加入している場合、加入している民間保険および国立救急医療制度のどちらで医療費を請求するか選択する権利を与える

タイでは、社会保険(UCやSSなど)に加入すると無償で医療を受けることができますが、特別な治療や個室などを希望する場合には個人負担となるので、近年ではタイ国内だけでなく、海外からも民間の医療保険会社が参入しており、民間の医療保険必須の時代へと突入しています。

 

医療従事者の人材不足

医療技術の急速な進歩をたどるタイですが、医療従事者の数は近年横ばいで、大きな増加はみられません。

所得額の増加や医大の増加に伴って、医師免許取得者は徐々に増えてきていますが、患者数に対して全く足りていない状態です。

また、医師の約20%がバンコクに集中していますので、地方都市における人材不足・人材の偏在が大きな医療問題となっています。

 

タイで懸念されている健康問題

経済発展による食文化の変化に影響から、高血圧や糖尿病、心臓病、代謝障害などの生活習慣病患者やがん患者が増加の一途を辿っています。

保健省非伝染性疾患局では、数ある疾患の中でも高血圧、糖尿病、虚血性疾患、脳卒中、下気道疾患、がんを健康医療上の優先課題としており、非伝染性疾患以外においてはHIV・エイズをはじめとする性感染症も優先課題として取り上げています。

タイでは、高血圧、糖尿病、HIV・エイズの3つの疾患の治療費が特に高く、タイ政府がこれらの疾患の予防策・治療において予算を割くほどに、今やタイでは深刻な健康問題となっているのです。

タイのセックスワーカーにおけるHIV・エイズの罹患率は、1994年に34%に達したものの、国を挙げて「100%コンドーム使用キャンペーン」を実施したことで、2014年には1.83%にまで下降したものの、まだまだ安泰には至りません。

また、クラミジアやコンジローマ、淋病、B型・C型肝炎をはじめとする性感染症においても罹患者数が多いのが現状です。

 

医療保険制度と保険会社

タイの公的保険制度は、「公務員医療保険制度(CSMBS)」、「被用者社会保険制度(SSS)」、「国民皆保険(UC)」の3つからなり、これら3つの制度でほぼ全国民がカバーされています。

しかし、高額な医療費に対して補償額が不十分だったりと、タイの医療保険制度にはさまざまな課題を残しています。

保険制度

概要

対象者

公務員医療保険制度

(CSMBS)

  • 加入者は公的医療機関を受診することができる。
  • 支払い方式は、外来で出来高払い制度、入院で定額償還方式が適用される。
  • 補償内容が非常に手厚く、外来においては上限なしでの出来高払い制度を適用しているために、年間の1人当たりの支出額がUCやSSSと比較して4~5倍(12,000B)になっている。
  • 重要医薬リストに掲載されていない高額な医薬品が利用できる。
  • 金融庁が運用している。

公務員(退職者含む)、およびその家族(子どもは21歳 以下、3人まで)

被用者社会保障制度

(SSS)

  • 加入者は公的医療機関・民間医療機関のいずれも受診することができる。
  • 支払い方式は、外来入院ともに人頭払い方式が適用される。
  • 政府・雇用者・被雇用者がそれぞれ所得額の1.5%(計4.5%)を負担することで、財源を構築している。
  • 社会保険基金と社会保障事務局が運営している。

民間企業労働者

国民皆保険

(UC)

  • 加入者は、1回の外来・入院で30B支払うことで診療を受けることができる。(30バーツ制度)
  • 支払い方法は、外来で人頭払い方式、入院で定額償還方式が適用される。
  • 補償される疾病や治療法は包括的で、心臓切開手術や化学療法などの高費用の治療も保険適用となる
  • 財源は税金で、National Health Security Office が運営している。

上記でカバーされない全ての人々

補償額が不十分であることや健康における将来の不安から、近年では多くのタイ人が民間の保険に加入しており、民間保険の高需要の影響によって、近年タイに多くの民間保険会社が参入しています。

順位(シェア)

生命保険会社

非生命保険会社

1

American International Assurance Co., Ltd

Bupa Health Insurance (Thailand) PCL

2

Muang Thai Life Assurance PCL

Cigna Insurance PLC

3

Thai Life Insurance PCL

Bangkok Insurance PCL

4

Bangkok Life Assurance Co., Ltd.

Dhipaya Insurance PCL

5

Krungthai Axa Life Insurance PCL

The Siam Commercial Samaggi Insurance

6

SCB Life Assurance PCL

Viriyah Insurance PCL

7

Allianz Ayudhya Assurance PCL

AXA Insurance PCL

8

Prudential Life Assurance Public (Thailand) Co., Ltd.

Safety Insurance Public Co., Ltd.

9

Ocean Life Insurance PCL

Mitsui Sumitomo Insurance Co., Ltd. (Thailand)

10

FWD Life Insurance PCL

Thai Health Insurance PCL

 

タイの主要な医療機関

タイの医療水準は良好で、特に私立の総合病院の水準が高い傾向にあります。

また、私立の総合病院においては、外国人向けの窓口があったり、英語やフランス語、日本語などの専門通訳や、それらの言語を話せる医師・看護師が勤務していることが多いので、緊急時には私立の総合病院へ受診すると良いでしょう。

病院では初診時にパスポートの提示が求められますので、必ず持参するようにしてください。

なお、日本人の利用者が多いバンコクの主要な私立総合病院は、Bangkok Hospital(バンコク病院)、Bumrungrad International Hospital(バムルンラード病院)、Samitivej Hospital(サミティベート病院)、Praram 9 Hospital(プララーム9病院)、BNH Hospital(バンコク・ナーシング・ホーム病院)などがあります。

病院名

診療時間

休日

診療科目

所在地

Bangkok Hospital

24時間体制 日本語可)

なし

全科

2 Soi Soonvijai 7, New Petchaburi Rd.

Bumrungrad International Hospital

24時間体制(日本語可)

なし

全科

33 Soi 3, Sukhumvit Rd.

Samitivej Hospital

24時間体制(日本語可)

なし

全科

133 Soi 49, Sukhumvit Rd.

Praram 9 Hospital

24時間体制(日本語可)

なし

全科

99 Soi Sang-jam, Rama 9 Rd.

BNH(Bangkok Nursing Home) Hospital

24時間体制(日本語可)

なし

全科

9/1 Convent Rd. Silom

 

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タイの食生活

タイには、屋台(路上店)や大衆レストラン、フードコート(デパート内)、高級レストランなど、さまざまな飲食店があり、中華料理店や日本料理店など、海外から参入する飲食店も数多く存在します。

タイ人の食の要となっているのが屋台で、ガパオライスやパッタイなどのタイの定番料理が30Bほどで食べられることから、屋台は今やタイ人の生活にとって欠かせない存在となっています。

タイ人の食生活は一日3~5食を基本とし、早朝に起床する人が多いために、多くの屋台が早朝に開店します。

また、中には深夜~早朝にかけてのみ営業する飲食店も多いので、外食に関しては昼夜を問わず困ることはありません。

タイ料理は、辛味・酸味・甘味・塩味・香りの5つの味覚成分をもとに、これらを上手く配合しているのが大きな特徴で、特に唐辛子などの辛味やパクチーなどの香草類による香りは、タイ料理の魅力と言えるでしょう。

日本人の舌に合う今日のタイ料理の形成過程において、中国やインドの食文化が深く根付いており、タイ料理の定番である麺類や炒め物は中華料理に影響を受け、またカレーなどはインド料理の影響を強く受けながら、もともとあったタイ料理と組み合わさることで、今日のタイ料理が形成されました。

辛味・酸味・甘味・塩味・香りの5つの味覚成分が巧みに絡み合うタイ料理は、世界で最も味のバランスがとれていると言っても過言ではなく、アジアの中核を担う料理として、世界中で愛されています。

ガパオライス

鶏肉や豚肉のミンチと野菜をナンプラーとオイスターソースで炒めたタイの定番料理で、路上店でよく売られており、安いところでは30Bほどで食べることができます。

パッタイ

タイの伝統的な焼きそばで、センレックと呼ばれる米麺に野菜がふんだんに盛り付けられており、ガパオライスと同様に安い露店では30Bほどで食べることができます。

ソムタイ

パパイヤと色々なサラダを甘辛いタレで和えた料理で、ほどよい辛さとシャキシャキした食感が大きな特徴です。

カオマンガイ

鶏の出汁で炊いたご飯に、茹でた鶏をトッピングしたシンプルな料理です。

トムヤムクン

世界三大スープの一つに挙げられる、甘味・辛味・酸味の絶妙なハーモニーが特徴の言わずと知れたエビの煮込みスープです。

プー・パッ・ポン・カリー

蟹を使ったシーフードカレーで、普通のカレーと違うのは卵がかけられている点です。

タイの代表的な料理には、ガパオライス、パッタイ、ソムタイ、カオマンガイ、トムヤムクン、プー・パッ・ポン・カリーなどがあります。

また、北部や西部、東部、南部では、数々の伝統料理が存在し、今も多くの飲食店で食べることができますので、滞在中はさまざまなタイ料理の味を堪能してみてはいかがでしょうか。

 

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タイでの生活費

タイの物価は日本のおよそ1/3程度ですが、日本人がタイで生活するとなると安全性を考慮する必要がありますので、最低限の生活であれば月20,000B(65,000~75,000円)ほど、標準的な生活であれば35,000B(113,750~131,250円)ほどかかってきます。

タイで安全に暮らすために最も重要となるのが住居で、タイの一般的なアパートは月5,000B程度ですが、このクラスの賃貸物件ではセキュリティがしっかりしておらず、衛生面においても良好とは言えません。

タイでは空き巣や強盗事件が多く、日本人はよくターゲットにされますし、全体的に日本の物件と比べると衛生面は良くありませんので、最低でも10,000B程度の物件を借りるようにしてください。

また、風邪やインフルエンザはもちろん、タイではデング熱などの蚊を媒体とした感染症に罹患する危険があるため、海外旅行保険に入っておかなければいけません。

そのほか、光熱費や通信費、食費、移動費、雑費、娯楽費などがかかってきますので、タイでの標準的な生活を検討されている方は、35,000Bほど見積もっておきましょう。

標準的な生活費の一例

家賃

10,000B

光熱費

2,000B

通信費

1,000B

食費

10,000B

医療費

1,500B

移動費

2,000B

雑費

3,000B

娯楽費

5,000B

34,500B

(115,920円)

1週間~1ヶ月ほどの短期滞在の方は、ゲストハウスやホテルに泊まりますので、光熱費はかかりません。

通信費においてはそれほど高くはなく、使用用途にもよりますが、携帯のSIMカードであれば安いものでは月300Bほどで使用可能です。

長期滞在者や移住者で賃貸物件を借りる方は、WIFI環境が必要になってくると思いますので、共有WIFIを使用または専用WIFIを契約する場合には安いもので700Bほどかかります。

なお、タイの生活費に関しては「タイの生活費や物価(1ヶ月・家賃・食費・光熱費・医療費など)」で詳しく説明していますので、併せてお読みください。

 

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生活習慣におけるタイと日本の違い

タイ人の生活習慣は日本と共通しているところが多いものの、異なるところも数多く存在します。

特に顕著なのが仏教に対する信仰心で、多くの日本人が仏教徒でありながらも信仰心が薄いのに対して、タイ人は信仰心が非常に厚く、その厚い信仰心がタイ人の生活に大きく根付いています。

また、急速なモータリゼーションに対して交通設備が追いついておらず、バイク・車の運転者が歩行者優先の意識が低いこともタイと日本の大きな違いの1つです。

そのほかにも、タイと日本でさまざまな違いがありますので、タイという国を理解するために、タイと日本の相違点を知っておきましょう。

 

仏教に対する信仰心

多くの日本人が仏教徒でありながらも、仏教に関して興味がなかったり、そもそも自分(または家系)が仏教徒であることを知らないという人が多いのが実情です。

日本には仏を祀る寺院が数多く存在するように、日本は古来より仏教と非常に関わりが深い国で、仏教の思想は今なお根強く残っていますが、仏教の信仰心は高くありません。

タイも同様に仏教と関わりの深い国ですが、タイ人の多くは仏教に対する信仰心が非常に厚く、仏教に関して深い知識を持っています。

タイ人の生活の中に仏教の思想が深く根付いており、たとえば挨拶の際に手を合わせる行動(ワーイ)や、“微笑みの国”と言われるように他者を慈しむ精神、僧侶を尊敬する心などはタイ人の仏教に対する厚い信仰心の表れです。

 

バイク・車を優先するタイの交通事情

日本では、各地に広く電車路線が敷かれ、またバスが主要な交通手段の1つを担っているため、都市部では車やバイクを使わなくて問題ありません。

一方、タイで市内に路線が敷かれているのはバンコク中心地のみで、バスも運行はしているものの、その数は日本と比べて圧倒的に少ないので、タイにおける現在の主要な交通手段はバイクと車です。

経済の発展に伴って、バイクや車を購入する人が大きく増加し、一方で交通整備が追いついていないことから、交通渋滞が深刻な社会問題となっています。

タイ政府はさまざまな政策を講じて交通渋滞の緩和に取り組んでいますが、優先となるのは車道で、さらに都市中心部の車道を最優先とし、歩行路においては手付かずの状態です。

その結果、タイの歩行路は未だに狭く、また整備状態が悪く、運転者の増加に伴う運動マナー・モラルの低さも相まって、タイでは歩行者優先の意識が低い状態にあります。

一方、日本では交通整備が整い、道路交通法の包括的な制定・改定や警察による定期的な巡間・取締りなどによって、運転マナーが非常に良く、歩行者優先の意識が非常に高い状態にあります。

タイの交通事故による人口あたりの死者数は世界トップクラスであり、バイク・車と歩行者との接触事故が後を絶ちませんので、歩行者優先と思うことなく、歩行時には周囲を警戒して身の安全を守るようにしてください。

 

タイの衛生環境

タイの衛生環境は日本よりも悪く、大腸菌やサルモネラ菌などによる食中毒の発症リスクが高い傾向にあり、食中毒の主な原因となるのが飲食店における衛生管理です。

たとえば日本で食中毒が起こると大きな話題を呼び、多方面からバッシングを受けて場合によっては営業停止になりますが、タイでそのようなことは起こりません。

つまり、食中毒に対する意識が低く、飲食店への批判よりも自己管理が求められる社会になっているわけです。

食中毒に対する意識だけでなく、路上の衛生に関しても意識が低い傾向にあり、路上での飲食物のポイ捨てが目立ちます。

これは人としてのマナーやモラルの問題で、必ずしもタイ人がポイ捨てをしているわけではなく、タイには海外から多くの人が集まっていることから、日本人を含めた外国人が路上汚染の原因になっているとも考えられています。

日本でも渋谷をはじめとした都市部や繁華街での路上汚染が目立ちますが、日本の場合は各都道府県・市町村がゴミの回収を徹底したり、ボランティア団体が率先して掃除をしていることで、良好な衛生環境を保っています。

一方、タイではまだまだ廃棄物処理が不十分で、また大雑把な部分もあって回収後も至るところにゴミが落ちていたりします。

また、不衛生な環境は地域性も関係しており、タイでは6~10月にかけて雨が続く雨期が到来し、排水などのインフラ設備が整っていないために雨に対する排水が追いつかず、水を含んだゴミが放置され続けることで、衛生環境の悪化を招いています。

 

タイにおける店員・スタッフの接客態度

日本の接客応対レベルは世界一とも言われ、それに慣れている日本人が海外に行くと、さまざまなことに対して不満を募らせます。

タイは、微笑みの国と言われていますが、接客応対における教育は行き届いていないので、飲食店の店員やサービス事業の受付・スタッフなどの接客に少々戸惑うかもしれません。

日本では、「いらっしゃいませ」や「ありがとうございます」などの言葉がけをするのが普通になっていますが、タイでは無愛想な接客態度がやや目立ちます。

もちろん、タイ人すべてが無愛想というわけではなく、接客応対レベルの高い人も多くいますが、日本と比べると全体的に接客応対レベルは高くありません。

ただし、近年では日本の影響を受けて、飲食店や小売店などのサービス現場での接客技術の向上を図ろうという動きが広まっていますので、接客において微笑みの国に相応しい姿が至る店鋪でみられるかもしれません。

 

タイの飲食における習慣

タイ料理が日本人に合うことから、一見タイと日本の飲食習慣は近いと思いがちですが、実は大きく異なる点が多々あります。

まず、タイ人は食に関する関心が非常に高く、お店選びは外観や雰囲気よりも味を優先するので、汚くても美味しいお店(屋台でもレストランでも)に人気が集まっています。

対して日本は、見栄を張る人が多いせいか、外観や雰囲気を優先する傾向にあり、最近ではインスタグラムやTwitterに投稿するためだけに、外観や雰囲気を重視した飲食店に行く人が増えているなど、味に執着するという人がそれほど多くありません。

また、日本ではビールをそのままの状態で飲みますが、タイではビールに氷を入れて飲むという習慣が定着しています。

タイは高温多湿であるとともに、ビールの購入先の主軸を担うのが露店で、露店に売られているビールは常温保存されたものなので、こういった背景からビールに氷を入れるという習慣が生まれ定着しました。

なお、一般的に氷を入れるのは常温で売られているビールですが、小売店や飲食店で冷えた状態で販売されているビールに氷を入れる人も多くいます。

ちなみに、コンビニなどの小売店でアルコールを購入できるのは、11~14時、17~24時の時間帯のみで、いつでも購入できるわけではありませんので、お酒をよく飲む方は注意しておきましょう。

 

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タイの生活用品と生活必需品

タイで長期滞在・移住される方は、定期的にタイ現地で生活用品を揃えなければいけませんが、タイでは日本と遜色ないほどに何でも売っていますので、生活する上で困ることはほとんどありません。

タイの代表的なスーパーマーケットには、ビッグシー(Big C)やテスコロータス(Tesco Lotus)、マックスバリュー(Max Valu)などがあり、さらに日本食を専門に扱うスーパーマーケットもあります。

輸入品となると、輸入先となる生産国よりもやや高額になりますが、タイで生産されている製品は、日本の約1/3で購入可能となっています。

必需品

  • パスポート
  • パスポートのコピー(2~3枚)
  • パスポートの顔写真(ビザ延長のため)
  • 航空券
  • 現金(日本円・バーツ)
  • クレジットカード(2枚以上あると良い)
  • 旅行用カバン

あると良い物

電子機器

  • パソコン・携帯(SIMフリー)
  • SIMカード(現地購入可)
  • カメラ
  • 充電器・変圧アダプタ(220V→100V用)

  • 常備薬
  •  処方薬(持病がある場合など)

  • ガイドブック
  • 英語・タイ語の学習本

防犯対策

  • シークレットウエストポーチ
  • 南京錠・ワイヤーロック

上表は、タイでの生活に必ず必要になる物とあると良い物を記載しています。

タイでは、職務質問をされた際に必ずパスポート(またはコピー)を提示する必要があり、その場で提示できないと連行されたり、罰金が課せられる可能性がありますので、パスポートを携帯したくないという方は、コピーを用意し携帯しておきましょう。

また、パスポートの顔写真はビザの更新などで必要になってきますので、渡航前に用意しておくと安心です。

タイのATMは詰まりやすく、詰まった場合に手元に返ってこない可能性も考えられるため、海外での引き出し可能なキャッシュカードやクレジットカードを最低でも2枚は用意しておきましょう。

携帯やパソコンは、タイでも購入することが可能ですが、特にパソコンにおいてはOSが英語だったり、英語キーボードだったりと不便を強いられる可能性があります。

携帯においては、SIMロックを解除しないとタイで使用することができませんので、忘れずにSIMロックを解除しておいてください。

日本製品をタイに持っていく場合、日本とタイでは電圧やコンセントの形状が異なり、そのままの状態で使用することができません。

タイに変圧器を販売している店鋪があるものの、探すのが難しく、製品自体の品質が低い場合もありますので、渡航前に日本で変圧器を購入し、さらに予備の充電器も用意しておきましょう。

なお、タイへの長期滞在をご検討の方は、持参する持ち物だけでなく、ビザや現地のSIMカード・WIFI、賃貸契約などについて詳しく知っておく必要がありますので、「タイでの長期滞在・ロングステイの方法(アパート・ビザ・費用・SIMなど)」をお読みください。

 

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タイで暮らす利点

昔も今も変わらず、多くの日本人がタイを長期滞在・移住先に選んでいます。

長期滞在・移住先として日本人に人気を集める理由にはさまざまなものがありますが、①物価が安く、②比較的に治安が良い、③日本に近い、④親日国である、⑤日本語だけで生活できる、この5つが特に大きな理由と言えるでしょう。

 

タイは物価が安い

タイの物価は日本の1/3程度で、生活費においては1/2程度なので、日本の2倍以上の生活を送ることができます。

近年、タイでは物価の上昇がみられますが、物価が急激に上昇することはなく、年0.2~3%程度の上昇ですし、日本も経済成長の著しい国なので、今後もそれほど変わりなく、低予算で暮らすことができるでしょう。

なお、タイの物価は日本の1/3程度ですが、娯楽においては費用がかさみますので、予算が少ないという方は、遊びはほどほどにした方が良いかもしれません。

 

タイは比較的治安が良い

物価と治安は非常に密接な関係があり、一般的に物価が安い国ほど治安が悪い傾向にありますが、物価が同水準の国と比較すると、タイの治安はかなり良い方です。

タイでは、スリや置き引き、ひったくり、詐欺などの金銭的な軽犯罪、傷害や強姦などの重犯罪の発生数が多く、日本人はターゲットにされやすいものの、常に気をつけていればそうそう事件に巻き込まれることはありません。

深夜に出歩かない、暗い場所や細い道を歩かない、1人行動を避ける(特に深夜帯)、荷物・貴重品の管理を徹底する、多額の現金を持ち歩かない、小奇麗な格好を避ける、初見で日本語が流暢な人を警戒するなど、これらのことに気をつけていれば特に問題ありません。

この物価の安さと治安の良さは、日本人を含めた多くの外国人がタイに集まる大きな理由と言えるでしょう。

 

タイは日本に近い

日本からタイ(バンコク)へは、直行便が数多く運行していますし、時間にしておよそ6~7時間しかかかりません。

海外にいると日本で何かしらの問題が発生した場合に、緊急的に日本に帰る必要がでてきますが、日本⇔タイの便が多く、直行便なら6~7時間しかかかりませんので、これはかなり大きなメリットと言えます。

また、日本は島国のために海外に行くとなると必ず飛行機や船を利用する必要があり、時間もかかってしまいますが、隣接するマレーシアやミャンマー、ラオス、カンボジアにはバスでの入国が可能で、中国やベトナムやシンガポールなどの近隣国へのアクセスも抜群です。

 

タイは親日国である

タイと日本は古くから親密な関係があり、現在では日本料理や漫画・アニメといったサブカルチャーなどの日本のさまざまな文化がタイに流入し、王族同士の強い結びつきや日本ブームなどの影響から、多くのタイ人が日本に対して良いイメージを持っています。

そのため、タイ人は日本人に対して優しい傾向があり、コミュニケーションが図りやすかったり、良好な関係を築きやすかったりと他国の人よりも暮らしやすい傾向にあります。

ただし、たとえばタイ人は何でも「マイペンライ(問題なし)」で済ませてしまうなど、タイと日本とでは生活習慣や文化が違うことから、タイ人と日本人で人間性がやや異なりますので、タイ人の人間性を理解する努力は必要不可欠となります。

 

タイでは日本語だけで生活できる

タイには、日本のさまざまな文化が流行しており、また親日国であることから、多くのタイ人が日本に対して憧れを持っています。

また、日本語科を設ける大学が多く、さらに日本人の観光客が多いために、タイでは日本語を流暢に話す人がたくさんいます。

地方都市となると、日本語はおろか英語も通じないことがよくありますが、バンコクやチェンマイ、パタヤの3都市では、言語に関して苦労することは少なく、日本人の長期滞在・移住者も多いので、日本語だけで生活することも可能です。

もちろん、タイではタイ語が第一言語ですし、日本語を話せる人は一部なので、タイ語や英語の習得は必要ですが、長期滞在・移住される方は、片言の英語でも十分やっていけますので、多言語が不得意という日本人にとってタイは非常に快適な国と言えるのではないでしょうか。

 

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タイでの生活における注意点

このように、多くのメリットから日本人に人気の高いタイですが、軽犯罪・重犯罪の発生数が多く、またテロやデモの危険もありますので、滞在中はご自身でしっかりと安全対策に取り組まなければいけません。

また、タイには遵守すべきマナーがたくさんありますし、海外での生活では日本以上に健康管理が重要になってきます。

以下に述べる注意点をしっかりと念頭に置き、タイでの生活を豊かなものにして頂ければと思います。

 

タイの軽犯罪(スリや詐欺など)

タイでは、スリや置き引き、ひったくり、詐欺などの金銭に関連する軽犯罪の発生数が多く、一般的に日本人はお金を持っていると認識されていますので、ターゲットにされやすい傾向にあります。

スリや置き引き、ひったくりに関しては、日本では比較的に稀な犯罪で、警戒心が薄い日本人が多いことから、日本人は被害に遭いやすい傾向にあります。

路上だけでなく、トイレやトゥクトゥクの乗車中など、気が緩みがちな時に被害に遭うケースもありますので、荷物は常に離さず持っておくようにしてください。

なお、女性の方でハンドバッグを使用するのはあまりおすすめできません。

というのも、ハンドバッグは狙われやすく、特に道路に面した側に持っていると狙われやすく、バイクでのひったくりが相次いでいますので、常に壁側に持っておくか、リュックサックなどに変えるようにしましょう。

詐欺に関しては、タイ人を含め日本語が流暢な人が関わっていることが多く、親近感から騙されやすくなりがちなので、必要以上にコミュニケーションを図ってくる日本語が流暢な人に対しては常に警戒心を持っておいてください。

 

タイの重犯罪(殺人や傷害、強姦など)

殺人や傷害などは、金銭を目当てとした事例が多く、主に深夜帯の細い道や暗い場所で発生しています。

タイでは銃の所有は禁止されていますが、手に入れやすいために、銃を用いた犯罪が多発しています。

不用意に深夜に1人で出歩かない、細い道や暗い場所を避けるなど、一般的なことを守ればそうそう被害に遭うことはありませんが、気を抜かないようにしましょう。

強姦に関しては、深夜帯に1人で細い道や暗い場所を歩いている時や、1人でタクシーやトゥクトゥクなどに乗車した際に被害に遭いやすいので、女性の方は出来るだけ1人行動を避けるようにしてください。

また、交友のある人から被害を受ける事例や、マッサージなどのサービス時に被害を受ける事例も多数報告されていますので、日本にいる時以上に警戒しておくようにしましょう。

 

タイのデモ・テロ

デモにおいては主にバンコク、テロにおいてはバンコクやプーケットなどの主要・観光都市やタイ南部・最南部を中心に発生しています。

標的になりやすい場所は、政府や軍・警察の関連施設、欧米関連施設、公共交通機関、観光リゾート施設、デパートなどです。

タイに滞在している間は、ニュースなどでデモ・テロの情報を集めるとともに、不審・不穏な状況を察知したらすぐにその場から離れるなど、安全確保を十分に行うようにしてください。

 

タイの習慣・マナー

日本にさまざまなマナーがあるように、タイにも遵守すべきマナーがたくさんあり、マナー違反の行動をとるとタイ人との良好な関係を築けないばかりか、場合によっては逮捕される可能性もあります。

タイで遵守すべきマナーには、①チップを払う、②王宮や寺院では適切な服装をする、③王宮や寺院内部では写真撮影をしない、④女性は僧侶に触れないようにする、⑤国王・王族の悪口を言わない、⑥目上の人に対して合掌をする、⑦他人の頭を触らない、などがあります。

日本人にとって馴染みの薄いマナーの多くが仏教に関連するもので、タイ人は仏教に対して厚い信仰心を持っていますので、郷に入っては郷に従えの精神で、必ずこれらのマナーを遵守するようにしてください。

 

タイの健康問題

タイのみならず、海外でよりよい生活を送るためには、しっかりと健康管理を行わなければいけません。

タイで注意すべき疾患は、デング熱をはじめとした蚊を媒体とする感染症と、不衛生な環境や生物による食中毒です。

感染症に対しては、虫除けスプレーや虫除けクリーム、蚊取り線香を活用するとともに、水辺の近くの住居を避けるなどの対策を行いましょう。

食中毒に対しては、特に魚類・貝類に注意し、出来る限り火の通った物を食べるようにしましょう。

なお、感染症や食中毒を含めた多くの疾患は、疲れが出ている時や体調の優れない時に発症しやすくなりますので、体調管理を徹底するようにしてください。

また、タイでは交通事故の発生数が非常に多く、人も道路も歩行者優先の意識が低いので、車通りの多いところは特に周囲を警戒して歩くようにしましょう。

 

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タイの生活に関するまとめ

タイの高温多湿な気候は、不快に感じる人が多いものの、物価や治安の観点から住みやすく、親日国であることから特に日本人にとって非常に暮らしやすい国です。

ただし、日本と比べると衛生環境が悪く、犯罪の発生数が多いので、安全にはしっかりと配慮しなければいけません。

また、タイと日本では生活習慣や文化が異なることから、タイという国、そしてタイ人の人間性の理解に努めるようにしましょう。

当記事がタイへ渡航される方、滞在されている全ての方の参考になれば幸いです。

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