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オーストラリア移住の条件・費用・仕事・ビザ・方法のすべてをお伝えします!

オーストラリアは南半球にある大陸の国です。日本から見るとちょうど真南にあり、直行便で10時間ほどで行くことができます。

その広大な陸地はコアラやカンガルーなどのユニークな有袋動物が住むところとしても知られています。

オーストラリアは移住先としても建国以来、世界中の国から多くの移民を受け入れてきました。

では移住地としてのオーストラリアはどんな特徴を持っているのでしょうか。そのメリットとデメリットを詳しくご紹介いたします。

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Contents

オーストラリア移住のメリット

「世界で最も住みやすい都市」は、多くの人におなじみの世界の都市評価ですが、厳密にいうと「世界で最も住みやすい都市」の評価には3種類あります。

このうち特に良く知られているのがイギリスの経済雑誌「エコノミスト」が行った140の都市を調査したものと、こちらもイギリスで、ライフスタイル雑誌「モノクル」が実施した世界の25都市を調査したものです。

エコノミストによる調査ではメルボルンが7年連続1位に、そしてモノクルの調査では東京が3年連続で1位になっています。

ちなみに3つ目の調査はアメリカの「メーサー」が行ったものです。この調査ではオーストリアのウィーンが1位になっています。

この中で、エコノミストによるものは、長期滞在、もしくは定住する場合を対象とし、東京が1位に選ばれたモノクルの調査は、旅行者やビジネス関係者などによる短期滞在を対象にしたものです。

エコノミストによる調査では、上位10位に、1位のメルボルンの他にオーストラリアの2都市アデレード(5位)とパース(7位)が選ばれており、シドニーも11位と健闘しています。

 

では、なぜオーストラリアの都市が「住みやすい都市」として評価されたのでしょうか。エコノミストによる調査で使った評価基準を見てみましょう。

 

  • 安定性 

犯罪、暴力事件、テロ、軍事活動、市民による騒動

  • 医療

民間医療機関の量と質、公共医療機関の量と質、薬局で買える薬、医療に関する一般的な基準(世界銀行の調査データ)

  • 文化・環境

湿気・気温、旅行者にとっての気候、汚職のレベル、社会及び宗教面での規制、検閲レベル、スポーツの存在度、文化の存在度、食文化、消費文化

  • 教育

私立学校の量と質、公立学校の量と質

  • インフラ

道路ネットワークの質、公共交通ネットワークの質、国際関係、住宅の質。エネルギー供給の質、水の質、テレコムの質

 

この中で1位になったメルボルンは、①安定性と③文化・環境で95点、そして②医療、④教育、⑤のインフラで100点満点を獲得しています。

では、もう少し具体的に移住地としてのオーストラリアのメリットを見ていきましょう。

 

オーストラリアは広い国土があり人口密度が低い

 

オーストラリアは大陸でありながら一国を成しているので、国土が広いのですが、中心部は雨がほとんど降らない乾燥地帯になっています。

そのため、人間が住める所は海岸線に沿った地域に集中しています。それでも日本と比べると人口が少ないので、人口密度が低いのが特徴です。

例えば東京23区の人口密度を調べると、15,093人/㎢ですが、オーストラリアで一番人口の多いシドニーでも400人/㎢、2番目のメルボルンは453人/㎢と東京23区とはかなりの違いがあるのがわかります。

そのため、全体的にスペースに余裕があり、道路も広く公園も多いのが特徴です。

 

 

オーストラリアは温暖な気候

 

オーストラリアの気候は地域により大きな違いがあり、シドニー以北では亜熱帯、もしくは熱帯になりますが、シドニー以南は四季のある温帯気候となっています。

海や夏が好きな人はシドニー以北のブリスベンやケアンズを好み、温和な気候が良い人はシドニー以南のメルボルン、アデレード、パースに住む場合が多くなっています。

オーストラリアの温帯の気候は、夏がカラッとしているので結構暑い日でも過ごしやすく、冬は雨が多く湿気が多いので、日本のように喉を傷めることが少なく、風邪をひきにくい特徴があります。

 

 

オーストラリアは軍事活動が少ない

 

オーストラリアは、海外との衝突の少ない国です。

一つには 地理的に他国から離れていること、そしてもう一つは他国と友好的な政策を取っていることが理由としてあげられます。

ただ、アメリカ、イギリスと連合を組んでいるため、昔のベトナム戦争や近年のイラク戦争にも出兵しました。

そのためテロの影響も少なからず受けていますが、今の所テロが発生しているのはシドニーだけで、そのために「世界で最も住みやすい都市」調査では、シドニーのランク付けが昨年よりも下がってしまったのは残念です。

 

オーストラリアは犯罪が少ない

 

オーストラリアでは銃の保持が禁じられているため、アメリカで起こっているような銃による強盗殺人などの凶悪な犯罪はほとんどありませんが、最近は薬物の常用者が増えいるのが社会問題になっています。特に薬物を買うための資金作りに車上荒らしや空き巣などの軽犯罪が結構頻繁に発生しています。

 

 

オーストラリアは災害が少ない

 

地震がめったに起こらないオーストラリアは世界的に見ても災害が少ない国だと言えます。

オーストラリアの中でもっとも災害に見舞われるのはクイーンズランドで、ここには春から夏にかけて、サイクロンに頻繁に見舞われるようになり、洪水が発生します。

シドニー以南にあるメルボルン、アデレード、タスマニア、パースはサイクロンの影響も受けず、あえて言うなら夏場の山火事が主な災害です。

ただし、メルボルンやアデレードは一日の内で気温が一気に20度くらい変わりやすいので、体調を整えるのに注意が必要です。

 

 

オーストラリアは多文化主義

 

オーストラリアは移民の国で、多文化主義を取っています。わかっているだけでも50以上の民族が住んでいます。2016年の国勢調査によると、自分の祖先が何人だったのかという質問に対しては、上位10位までを多い順に並べると次のようになっています。

 

イギリス人36.1%、オーストラリア人33.5%、アイルランド人11.0%、スコットランド人9.3%、中国人5.6%、イタリア人4.6%、ドイツ人4.5%、インド人2.8%、ギリシャ人1.2%、オランダ人1.6%

 

このように、多くの民族が住んでいるため、一つの国にいながら、様々な文化が楽しめます。

 

オーストラリアはレジャー大国

オーストラリアは海に囲まれた国で海岸線が美しくどこの都市も海岸に近い所に街が形成されているため、サーフィン、ダイビング、ジェットスキー、ヨット、釣りなどの海のスポーツが盛んです。

また国土が広いのでゴルフ場やテニスコートが多くしかも手ごろな値段で一般の庶民でも楽しむことができます。

その他、スタジアムや劇場、博物館、美術館が多く、年中いろいろなイベントが開かれています。

 

オーストラリアは高度な民主主義によって人権が守られている

オーストラリアでは高度な民主主義が発達し、すべての人が公平で人権がしっかり守られています。ですから、オーストラリアでは騙されて多額のお金を巻き上げられるというようなことはほとんど発生しません。万一発生してもしっかりした法律があり、法廷で解決することができます。

また、政治家の汚職が少ないことでも知られています。その他安全衛生面でも、厳しい法律があり、国民の安全衛生に細かい気配りがされています。

 

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オーストラリア移住におけるデメリット

ではオーストラリアに移住する場合のデメリットはなんでしょうか。

 オーストラリアは物価が高い

オーストラリアに移住するデメリットで一番先に上げられるのが物価が高いことです。これは、オーストラリアが今、移住先として人気を博しているためにより多くの人が集まるようになり物価をあげているためです。

値段が高いものを上げると、家賃、食事代、タクシー代などです。詳しいことは費用の所で触れたいと思いますが、家賃の場合、シドニーやメルボルンの大都市の中心街のワンルームのアパートを例にとると、月AU$2400(約21万円)です。

日本の家賃と比べると2倍くらいになりますが、物件はどれも日本のアパートやマンションよりも広くなっています。郊外の場合は、中心街から離れるにしたがって安くなっていきます。外食代はピンからキリまでありますが、平均を取ると夕食なら一人当たりAU$30(約2500円)です。タクシー代は30分乗ると約AU$50(約4500円)チャージされます。

ただし、住んでいると、労働の時間給も平均して日本よりも1.5~2倍くらい高いので、物価の高さはそれほど気にならないかもしれません。

 

親切だが人情が薄い

オーストラリア人と一口に言っても、50以上の民族が一つの政治形態の下で生活しているため、態度も考え方もまちまちですが、一般的に、オーストラリア人は親切だと言えます。

例を挙げると、道を聞けば丁寧に教えてくれるし、電車やバスで高齢者や体の不自由な人が乗ってくればすぐに席を譲ってくれます。けれども、オーストラリア人には日本人ほど人情がありません。

例えば、職場に新人がやって来たとします。日本だったら手取り足取り面倒を見てくれると思いますが、オーストラリアでは、付いていてくれるのは最初の日くらいで、翌日からは放っておかれます。

一見とても冷たく見える扱いなのですが、実はその新人の自主性を尊重しているためなのです。ただ、このような扱いに慣れていない日本人にとっては、未知の国で生活する際の不安要素の一つになってしまうケースも多々あります。

 

オーストラリアのサービスは日本ほど良くない

サービスの良さは、世界中でも日本より良い所はないと思います。オーストラリアのサービスも世界的に見たら平均以上のレベルですが、日本と比べるとまだまだギャップがあります。

例えば、小売店の店員が愛想がない、注文したものが予定通り届かない、コールセンターに電話しても長いこと待たされる等々、日本から来たばかりの日本人にとってはショックの連続です。

ただ、これも慣れの問題で、裏返せばのんびりしているということになります。ロハスな生活を好む人にはぴったりですが、きちんとしたサービスを望む人には苦痛かもしれません。

 

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オーストラリア主要都市の概要

キャンベラ

キャンベラはオーストラリアの首都です。首都は最初メルボルンにあったのですが、シドニーとメルボルンの両都市が発展するに従い、その中間に首都を置いたほうがよいということになり、1927年に作られた都市です。

気候:海洋性気候

面積:814km²

人口:約40万人

人口密度:428人/km²

州:オーストラリア連邦首都特別区

 

シドニー

シドニーはニューサウスウェールズ州の州都で、オーストラリアで最初にイギリス人が入植したところです。現在ではオーストラリアで最も人口の多い都市で日本人の数も最も多くなっています。

人口が多いだけに経済的に活気があり、仕事もオーストラリアの都市の中では一番見つけやすい所です。

気候:温暖湿潤気候 

面積:12,367km²

人口:約500万人

人口密度:400人/km²

州:ニューサウスウェールズ州

 

メルボルン

メルボルンは、ビクトリア州の州都でオーストラリアの第2の都市です。1901年にオーストラリアがイギリスから自治権を獲得した時には、キャンベラが首都になるまでの26年間、メルボルンはオーストラリアの首都であり、国会がありました。今は、シドニーのライバル都市として良きにつけ悪しきにつけシドニーと競い、最近では、人口でシドニーに追いつきつつあります。

気候:海洋性気候

面積:2,664km²

人口:約467万人

人口密度:453人/km²

州:ビクトリア州

 

ブリスベン

ブリスベンはクィーンズランド州の州都です。オーストラリアでは第3の都市になっています。美しい海岸が多く、常に観光客で賑わっています。

気候:温暖湿潤気候 

面積:15,842km²

人口:約236万人

人口密度:148人/km²

州:クィーンズランド州

 

パース

パースは西オーストラリア州の州都です。オーストラリアでは、4番目に人口の多い都市になっています。オーストラリアの西海岸の一番南側にあるパースはどの都市からも遠く離れています。

気候:地中海性気候

面積:6,417km²

人口:約194万人

人口密度:302人/km²

州:西オーストラリア

 

アデレード

アデレードは南オーストラリア州の州都です。オーストラリアでは5番目に大きな都市になっています。

気候:地中海性気候

面積:3,257km²

人口:約132万人

人口密度:407人/km²

州:南オーストラリア州

 

ホバート

ホバートはメルボルンのすぐ南側にある島州であるタスマニア州の州都です。ホバートはオーストラリアの都市の中では、シドニーに次いで長い歴史を持っています。植民地時代に流刑地だったポート・アーサーは世界遺産にも指定されています。

気候:海洋性気候

面積:1,695km²

人口:約22万人

人口密度:124人/km²

州:タスマニア州

 

ケアンズ

ケアンズはクィーンズランド州の第5番目に大きな都市です。世界遺産に指定されているグレイト・バリア・リーフがあり、その他にもマリンアクティビティーができる海があり、一年中観光客で賑わっています。

気候:熱帯モンスーン気候 

面積:254.3km²

人口:約14万人

人口密度:581人/km²

州:クィーンズランド州

 

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オーストラリアの日本人在留者の数

外務省領事局政策課が2016年に実施した「海外在留邦人数調査統計」によると、オーストラリアに在留する日本人は、92,637人で前年比で3.9%増えています。

これはオーストラリアの日本領事館の日本人登録に基づいた調査です。そのため、登録していない場合は、調査の数値に反映されていません。

 

総数 領事館登録別 人数 在留のタイプ別 人数 年齢別 男性 女性 総数
92,637 シドニー 33,398 永住 52,978 20歳未満 12,115 11,479 23,594
男性 メルボルン* 23,094 長期滞在 39,659 20代 7,199 12,173 19,372
33,872 ブリスベン 22,439 長期滞在の目的別 人数 30代 6,453 16,586 23,039
女性 パース 8,511 民間企業関係者 6,183 40代 4,104 11,169 15,273
58,765 ケアンズ 3,915 報道関係者 32 50代 2,064 4,550 6,614
  大使館 1,280 自由業関係者 1,826 60歳以上 1,937 2,808 4,745
      留学生・教育関係者 17,920        
    政府関係者 437        
    その他 13,261        

*メルボルン領事館は南オーストラリア州とタスマニア州も管轄しています。

この結果では、オーストラリアに在留する日本人が一番多いのがシドニー近辺で、長期滞在の目的別では留学・教育関係が一番多くなっています。また、年代別では20歳未満と30代が多くなっているのが特徴です。

 

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オーストラリア移住に必要なビザ

オーストラリアに長期に渡って住むためには、市民権、永住権、長期滞在ビザのうちのどれかを取得する必要があります。

市民権と永住権では基本的な権利は同じですが、永住権では元の国籍を維持できる一方で、選挙での立候補や投票など参政権が認められていません。

市民権はその反対で、参政権はありますが、オーストラリアに帰化するため、日本国籍を破棄しなければいけません。これは日本では2重国籍が認められていないためです。

なお市民権は永住権を取ってから4年以上在住した上で、テストに合格しないと取得できないため、実際に長期滞在を考える場合は、まず長期滞在ビザか永住ビザのどちらかに申請することになります。

長期滞在ビザと永住ビザには種類が多く、目的と滞在予定期間を明確にし最も適したビザを選んで申請する必要があります。

オーストラリア移住ビザに申請する場合は、ビザの種類により申請料金も異なってきます。

また、観光、商用、公用などで3か月未満の短期滞在を必要とする場合は、ETAという電子渡航許可ビザの取得が必要になります。

オーストラリアビザの長期滞在ビザ及び永住ビザの概要に関しては、「オーストラリアビザの申請・種類・料金・etas完全ガイド!」で詳しくお伝えしています。

 

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オーストラリア移住のための費用

オーストラリアに移住するための費用としては、大きく分けて「準備費用」「渡航費用」「生活費用」そして「移住に必要な年収」の4つに分けられます。

オーストラリア移住の準備費用

オーストラリアに移住するための準備費用にはパスポートの作成料金とオーストラリアビザ申請料金が含まれますが、申請するビザが複雑で準備する書類が多い場合にはビザの代行サービスを利用するのが無難でしょう。

その際には代行料金も考慮する必要があります。

 

パスポートの作成料金

パスポートの作成には都道府県収入証紙と収入印紙の2種類の料金が発生します。

都道府県収入証紙は、年齢や都道府県に関係なく一律で2,000円ですが、都道府県によっては以上の金額の支払いが現金で求められる場合もあります。

収入印紙はパスポートの有効期限また年齢により以下の表の通り異なります。

年齢

5年有効

10年有効

12歳未満

4,000円

12歳以上 19歳以下

9,000円

20歳以上

9,000円

14,000円

パスポートの作成には、このほか戸籍謄本または抄本、住民票、証明写真が必要になります。料金は地方自治体や写真サービス業者によって異なりますが。3,000円くらいを見ておいた方がよいでしょう。

 

オーストラリアビザの各申請料金

オーストラリアに入国したり滞在したい場合のビザには主に以下のようなビザがあり、それぞれ料金が決められています。

 

ビザの種類

サブクラス

最長期間

最低料金(AU$)

ETA(電子渡航許可ビザ)

601

3か月以内

20 (均一)

一時就労ビザ

 

457

2~4年

1,080

一時就労(短期滞在専門家)ビザ

 

400

3~6か月

280

一時卒業ビザ

 

485

18か月~4年

1,500

技術地方(暫定的)ビザ

 

489

4年

3,670

一時就労(国際関係)ビザ

 

403

4か月~4年

280

認定技術卒業者ビザ

 

476

18か月

365

一時活動ビザ

 

408

2年

280

ワーキングホリデービザ

 

417

12か月

440

学生ビザ

500

5年

 

560

学生保護者ビザ

 

590

5年

560

研修ビザ

 

407

2年

280

投資退職者ビザ

 

405

4年

330

技術独立ビザ

 

189

永住

3,670

技術推薦ビザ

 

190

永住

3,670

雇用者推薦制度

186

永住

3,670

地方推薦移住制度ビザ

187

永住

3,670

パートナービザ(国内)

801

永住

7,000

パートナービザ(国外)

100

永住

7,000

親ビザ(審査期間長い)

 

103

永住

6,010

親ビザ(審査期間短い)

 

143

永住

19,750

投資ビザ

 

891

永住

2,225

ビジネス革新及び投資ビザ

 

888

永住

2,350

ビジネスオーナービザ

 

132

永住

7,130

 

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オーストラリアへの渡航費用

渡航費用には航空券や日本国内やオーストラリアに到着してから必要となる移動費用が含まれます。

オーストラリアへの渡航は、成田から出発する場合シドニー、メルボルン、ブリスベン、ケアンズには直行便が出ているので便利です。

直行便を乗り入れている航空会社は日本航空、カンタス航空、ジェットスターです。その他、シンガポール航空、キャセイパシフィック、タイ航空なども乗り入れており、それぞれシンガポール経由、香港経由、バンコック経由でオーストラリアの主要都市に渡航できます。

航空券は座席クラス、渡航時期、そして予約のタイミングにより大きく変わります。

座席クラスではもちろんエコノミークラスが最安ですが、その他一般の乗客が利用するものとしては、プレミアムエコノミーとビジネスクラスがあります。

料金は、プレミアムエコノミーの場合エコノミークラスの約1.7倍、ビジネスクラスは約3倍です。

渡航時期で高くなるのは、年末年始とイースターの時期ですが、オーストラリアでは季節が日本と反対になるので、日本の秋から冬にかけてが観光シーズンとなり混みあいます。

また予約のタイミングでは早く予約すればするほど航空券は安くなります。

ただし、航空会社により前もって予約できる期限が決まっているので注意が必要です。

航空券の料金は、概算として、エコノミークラスでオーストラリアの各都市へ渡航する場合、往復料金として10万円~15万円を考えておいた方がよいでしょう。

 

オーストラリア移住の生活費

オーストラリアで生活する場合、生活費として考慮しなくてはいけないのが、住居費、食費、光熱費などの基本費用と社交費やレジャー費などの臨時費用があります。

 

オーストラリアの住居費

基本費用の中で最も大きな割合を占めるのが住居費です。住居は永住の場合を除いてほとんどの場合、アパート、タウンハウス、ホームステーなどの賃貸住居になると思います。

現在オーストラリアの都市部では家の価格の上昇に伴い、家賃も上がっており、特に、シドニー、メルボルン、ブリスベンで高くなっています。

オーストラリアの主要不動産サイト「Domain」とシェアハウスのサイト「Flatmate Finders」でアパートとシェアハウスの家賃を調べてみました。

以下は各都市の中心街(最も高いところ)の週当りの家賃です。大体の目安にしてください。

都市

アパート(1LDK)

シェアハウス(2LDK)*

AU$

円**

AU$

円**

シドニー

465 ~ 800

40850 ~ 70280

325 ~ 420

28551 ~ 36897

メルボルン

290 ~ 500

25477 ~ 43925

250 ~ 400

21963 ~ 35140

ブリスベン

400 ~ 650

35140 ~ 57103

175 ~ 340

15374 ~ 29869

アデレード

180 ~ 560

15813 ~ 49196

105 ~ 200

9224 ~ 17570

*シェアハウスは2人でシェアした場合の一人当たりの家賃です。

** AU$1= 87.85円に基づいています。

なお、現在のオーストラリアドルの最新レートは、ヤフーファイナンスにてご確認ください。

 

もう一つのオプションであるホームスティは、上記の居住タイプと比べると安くなっていますが、通常ホームスティ紹介所や語学学校を通して見つけるため、斡旋料や出迎え料金が発生します。

ホームスティの費用は平均でAU$250(21963円)です。ほとんどの場合一人部屋で、食事(週日は朝夜、週末は朝昼夜)や光熱費などが含まれています。

 

その他の生活費(食費、光熱費、衣料費、レジャー費など)

オーストラリアに移住して生活する場合にかかる生活費には、食費、光熱費、衣料費、レジャー費、携帯電話代、ネット代などが含まれます。

食費は外食の場合、平均的な大衆向けのレストランでは一品AU$15~20ですが、高級レストランになるとAU$50くらいかかるところもあります。平均すると$30になります。

自炊する場合は、週で一人あたりAU$50~70くらいで考えるとよいと思います。

ただ、何を食べるかにより個人差があり、実際2週間で$40でやっていた人もいれば、週にAU$100掛けている人もいます。

 

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オーストラリア移住に必要な年収

オーストラリアに移住する際に必要な年収についてお伝えいたします。

退職投資ビザの場合

移住に必要な年収は、例えば「退職投資ビザ」で移住する場合に必要とされるものです。

退職投資ビザを取得するには、年収がAUD65,000以上であることが要求されます。(地方に在住する場合はAU$50,000以上であることが要求されます。)

更に移住に必要な年収とは別に、オーストラリアにAU750,000の投資をしていることも要求されます。(地方に在住する場合はAU$500,000の投資が要求されます。)

 

ワーキングホリデービザの場合

ワーキングホリデービザの場合は年収とは違いますが、オーストラリアに渡航する際に最低AU$5000を所持していることが要求されます。

 

オーストラリア移住後の仕事

オーストラリアへの移住を考える場合に、移住後にオーストラリア国内で仕事に就く必要がある人も多いと思います。

英語ができればローカルと同じように好きな仕事に応募して採用されることも可能ですが、英語力が限られていると、そのレベルによっては、採用の対象から外れる場合もあります。

オーストラリアで仕事に就けるのは、就労ビザやワーキングホリデービザでオーストラリアに移住した場合です。

この場合最も重要視されるのが就職のためのスキルと英語力です。

移住後にオーストラリアで就職できる仕事に関しては「オーストラリアビザの申請・種類・料金・etas完全ガイド!」の中で詳しくお伝えしています。

ただ、この中で挙げている職業は、英語のレベルが基準を満たしている場合に就職可能な仕事なので、実際にオーストラリアにワーキングホリデーや学生ビザで渡航した場合にできる仕事とは異なります。

以下に挙げたのは英語力が基準に達していなくても就職可能な仕事の一覧です。

・日本人向け機関紙やメディアの仕事(編集、デザイナー、印刷管理など)

・日本人観光客を対象にしたツアガイド

・お土産店や日本食店の仕事(店員)

・日本人経営のヘアーサロンの仕事(美容師、アシスタントなど)

・日本料理の飲食店の仕事(ウエイター、ウエイトレス、キッチンハンド)

・農場の仕事(フルーツピックなど)

・リゾートやホテルの仕事(ハウスキーピング、ベルボーイなど)

・マッサージ師

 

実際にオーストラリアに移住するということについて

 

さて、これまではオーストラリアの移住について、手続きなど主に事務的な情報や準備についてお伝えしてきました。

実際にオーストラリアに移住となると、生活面や精神面など心の準備が必要になると思います。

この章では、自分の経験になりますが自身の移住当時の頃のことを綴ってみたいと思います。

状況が現在とは違う部分もあると思いますが、移住者としての気持ちは同じだと思います。

これから移住を考えているみなさんの参考になればうれしいです。

 

オーストラリア移住の理由と渡航準備

私がオーストラリアに渡ったのは1977年、40年前のことです。

オーストラリアに移住したのは、当時結婚の約束をしていた今の夫がオーストラリアのアデレード大学に留学することになったためでした。

夫はベトナム人で日本に留学し、在日7年になっていました。

大学の頃の交流会で出会ったのですが、1975年にベトナム戦争が終結し南ベトナム政府がなくなってしまったため、夫のパスポートも自動的に無効になってしまいました。

ちょうど彼が日本で修士課程まで終わった時点のことで、これから先どうしようかということになり、オーストラリア出身の知人の勧めで、オーストラリアに行くことを計画したのです。

夫はオーストラリアでは勉強を続けたかったので、いくつかの大学に入学の申請を出したところ、2つの大学の大学院から申し出があり、アデレード大学を選びました。

ただ、パスポートが無効になってしまったのでどうしたものかと悩んでいましたが、当時のオーストラリア大使館の担当者に相談し大学で受け入れられた話をすると、特別許可を出してくれました。

振返ると、当時はベトナム戦争終了をきっかけに数多くの難民が排出され、オーストラリアはそうした難民の受け入れ国でもあったため、夫の申し入れも受け入れてくれたようでした。

さていよいよ渡航といことになりましたが、私の準備が間に合わなかったため、彼は一足先に渡航し、私は婚約者ビザを取得してから渡航しました。

婚約者ビザは今で言うパートナービザですが、当時、このビザの取得には6か月かかりました。

 

移民のための語学学校、そして結婚

アデレードに着くと、すぐに移民のための無料の8週間の語学学校に入学しました。

クラスにはいろいろな国の移民が参加していて、それぞれ民族性が豊かだったのでにぎやかで楽しいクラスでした。

習った英語は日常会話で、日本の中学程度の英語でした。

そのため読んだり書いたりはそれほど問題なかったのですが、先生や他の生徒が言っていることが聞き取れないことが多く少し苦労しました。

ただそこはお互い移民同士ですから気心が知れ、全体としては楽しい英語学校でした。

8週間の英語のコースが終わるとすぐに結婚しました。

これは婚約者ビザが3か月以内に結婚しなければいけない条件になっていたためです。

ちなみに永住権が取れたのは、オーストラリアに到着してから2年後のことです。

結婚式は結婚登録所で簡単に済ませ、披露パーティーには家族や親せきは呼ばず、知り合ったばかりの友人たちに出席してもらいました。

家族や親せきを呼ばなかったのは、当時渡航費が驚くほど高かったからです。

実際には渡航費は今と変わらないのですが物価が上がった分、現在の渡航費はずと安くなっているのです。

 

教員養成所で現実とぶつかる

とここまでは結構スムーズに行ったのですが、その次の年から通い始めた大卒者向けの幼児教員養成所で現実とぶつかることになったのです。

この学校は公立の教員養成所で、授業料は無料、しかも政府は学生のための生活援助金まで支給してくれました。

当時のオーストラリアは社会主義に近い政治をしていたので、公共施設はほとんどのものが無料で驚くばかりでした。

学校の話にもどりますが、この学校はオーストラリア人を対象とした学校で、外国人は私一人でした。

というのも留学生はまだ数えるほどしかいない時代だったからです。

留学生を対象としたサポートもなかったので、担当の教官と相談し言葉のハンディキャップを考慮して1年で終わるコースを2年かけてやることにしました。

当時、オーストラリアで学校へ入学するには、成績表を見せて面接で問題がなければ受け入れられることが多かったので、入学自体は日本よりも簡単でしたが、その代りに卒業するのは並大抵ではありませんでした。

何が大変だったかと言えば、まず、教師の話す英語がよく聞き取れずなかなか授業について行けなかったことです。

理解できなかった分は、図書館に行き、紹介してもらった書物や参考書を読んで補いました。

更に大変だったのは、日本の大学のように講義に出席して学期末に試験を受ければよいというものではなく、科目ごとにしかも学期末ことに論文やエッセイを書かなければいけないことでした。

また教員養成所ですから教育実習も受けなければいけないのですが、その期間が11週間ありました。

四苦八苦しながらも何とか卒業できたのですがその間に子供が生まれ休学したこともあり、2年間で終わる予定だったコースが4年間かかり、ひいては育児で忙しくなったので、就職することはまだまだ先のことになってしまいました。

と同時に、自分には幼児教育が向いていないのではと思い始めたのもこの頃で、育児をしながら別の方向を模索し始めていました。

 

オーストラリアの移住でカギとなるものは?

その後2番目の子供が生まれたので5年間は家庭に入り育児に専念しましたが、テレビをよく見たり、近所の人と話したりと機会をとらえ英語をブラッシュアップすることに努めました。

そうこうしているうちに夫の仕事の関係でメルボルンに引っ越しすことになりました。

メルボルンは大都市で仕事のチャンスも多かったので、最終的に通訳として日系の企業に就職しました。

今思えば教職には就かなかったものの、教員養成所の盛りだくさんのカリキュラムのおかげで、オーストラリアで生きていくのに必要な精神力と英語力が養われたという気がしています。

以上が移住当時の生活の様子ですが、すでに書いたように一番苦労したことは英語が聞き取れないことでした。

そして英語が聞き取れないと話の中に入って行けないわけですから孤立します。

この孤立感が一番つらかったです。

ただこれも、40年前の日本にはインターネットもなかったし英語が今ほど普及しておらず大学の授業で習う文法中心の英語力しかないまま移住したことが、聞き取りを難しくした一番の要因だったと思います。

最近では、テレビでもインターネットでも英語がふんだんに使われ、みなさんの耳も英語の発音に慣れてきていると思います。

更には、海外子女のように子供のころから外国語の世界で生活した人も多いと思います。

ですから、これから移住しても私が経験したような大変さを経験することはないでしょう。

ただ、オーストラリアに限らず、海外に移住する場合は、自分の望むような仕事や生活をしたいと思うなら、鍵となるのはやはりその国の言葉をある程度使いこなせることだと思います。

と同時に、異文化に慣れることも必要で、慣れるまでには苦労することも避けられないかもしれません。

自分の移住当時のことを振返ると、異文化に慣れるまでにほんとうにたくさんの人に助けてもらったと思います。

悩みを分かち合えた日本人仲間、いつも励まし支えてくれた指導教官、学校のエッセイを書くにあたってアドバイスしてくれたオーストラリア人の友人、生活面で親切にしてくれた近所の人たち、そしてもちろん夫や日本にいる家族など、どれほど多くの人に励まされ支えられたか測り知れません。

こうした人々の支えがなかったら、そしてこのオーストラリアというフェアで外国人に寛大な国に移住しなかったら、とっくの昔に日本に戻っていたかもしれません。

どこの国にもメリットもデメリットもあります。オーストラリアも例外ではなく悪い面もありますが、これまでの移住経験を通して言えることはオーストラリアは住みやすい国だということです。

そして言葉の壁と文化の違いを乗り越えれば、生活面でも仕事面でもいろいろなチャンスに近づくことができると思っています。

 

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オーストラリア移住のまとめ

オーストラリアへの移住について、移住のメリット、デメリット、現在在留中の日本人数、主要都市の概要、またビザや移住の種類などについて詳細をご説明しました。

文化も習慣も異なる外国への移住にはいろいろ不安も付きまといますが、準備を周到に行えば渡航後の生活にもスムーズに移行できると思います。

 

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