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シンガポールの英語に関する情報を全てお伝えいたします!

シンガポールと英語は切っても切り離せない関係にあります。

というのも、シンガポールでは英語が公用語のひとつとして広く使われていて、シンガポール政府の政策やシンガポール人のアイデンティティにも、英語の存在が強く影響を与えているからです。

ここではシンガポールの英語にまつわる情報を全てご紹介します。

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シンガポールの英語表記は?

シンガポールの英語表記は「Republic of Singapore」です。

Republic(リパブリック)は「共和制」や「共和国」という意味で、日本語でのシンガポールの正式名称は「シンガポール共和国」となります。(外務省HP参照)

多民族国家のシンガポールでは英語の他にも中国語、マレー語、タミル語と全部で4つの言語が公用語として定められているので、シンガポールという国名の正式な表記も言語ごとに異なっています。

英語表記:Republic of Singapore

中国語表記:新加坡共和国(「シンジャーポー」というような発音になります)

マレー語表記:Republik Singapura (「シンガプラ」というような発音になります)

タミル語表記:சிங்கப்பூர் குடியரச(「シンガップール」というような発音になります)

シンガポールという国名はサンスクリット語で「ライオン」を意味する「シンハ」に由来していて、マレー語の「Singapura」を直訳すると「ライオンの町」という意味になります。

Singaporeという英語表記はこのマレー語のSingapuraが英語的に変形したものと考えられています。

ちなみにシンガポールの中国語での正式な表記は「新加坡」ですが、シンガポールの国名を漢字一文字で表す時には「星」という文字が使われます。

これは「星」の中国語読みが「シン」ということに由来していて、他にも「星洲」や「星港」といった略称が使われることもあります。

シンガポールの英語事情

それでは実際にシンガポールでは英語がどのように使われているのでしょうか。

ここではシンガポールの英語事情について詳しくご紹介します。

シンガポールでは英語が通じる?

シンガポールは国民の70%以上が中華系民族で、残りがマレー系とインド系の民族です。

そのような民族構成で、実際にどの程度英語が通じるのか、シンガポールへ旅行や出張をするにあたり不安に感じている方もいるかもしれません、

しかし、英語についてはあまり心配しなくても大丈夫です。

というのも、民族構成に関わらずシンガポールで一番使われている言語は英語だからです。

シンガポール人は基本的に英語と自分の民族の言葉(中華系民族であれば、英語と中国語)のバイリンガルなので、外国人や他の民族の人と話す時には英語を使います。

シンガポールの街中にある標識や案内なども、必ずまずは英語で書かれていて、場所によっては中国語やマレー語などが併記されるという形になっています。

というわけで、シンガポールでは英語が通じると考えていただいて問題ありません。

シンガポールではイギリス英語が主流

英語には大きく分けてアメリカ英語とイギリス英語があります。

シンガポールは19世紀前半から1965年に独立するまで約150年間イギリスの植民地となっていました。

そのため、シンガポールで使われている英語は、イギリス英語をベースにしたものとなっています。

シンガポール政府が基準として定めている「スタンダード・シンガポール・イングリッシュ(略称:SSE)」はイギリス英語の文法とスペルに基づいた英語になっていて、基本的に全てのメディアや印刷物などがこれを基準につくられています。

シンガポールの街中でよく見かけるイギリス英語(アメリカ英語とは違うもの)についていくつかご紹介します。

<使う単語が違うもの>

・エレベーター:Lift(アメリカ英語ではElevator)

・駐車場:Car park(アメリカ英語ではParking lotなど)

・ガソリンスタンド:Petrol station(アメリカ英語ではGas station)

・市街地:City centre(アメリカ英語ではDowntown)

・食堂:Canteen(アメリカ英語ではCafeteria)

・薬局:Pharmacy(アメリカ英語ではDrug store)

 

<スペルが違うもの>

・中央:Centre (アメリカ英語ではCenter)

・映画館・劇場:Theatre(アメリカ英語ではTheater)

・チョコレート味:Chocolate flavour (アメリカ英語ではFlavor)

日本人が学校などで教わる英語はアメリカ英語が主流なので、少し違和感を感じるものもあるかもしれませんが、シンガポールではイギリス英語を基準にした綴りや単語が使われていると覚えておいてください。

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シンガポール英語、シングリッシュとは?

イギリス英語とはまた別に、シンガポールでは通称「シングリッシュ」と呼ばれる独特の英語が使われています。

シングリッシュとは、イギリス英語に中国語、マレー語といったシンガポール住民の母語が混じりあったシンガポールならではの英語です。

シングリッシュの特徴や例については、シングリッシュとは?特徴・歴史・発音・一覧全てをお伝えいたします!で詳しくご紹介しています。ぜひ、御覧ください!

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シンガポールの英語教育と政策

シンガポールでは1965年の建国以来、国の重要課題として英語教育に取り組んできました。

この章では英語にまつわるシンガポールの教育や政策、そして現在のシンガポール人の英語力などについてご紹介します。

シンガポールの英語教育の歴史

元々人口150程度の寂れた漁村だったシンガポールに、イギリス人のスタンフォード・ラッフルズ氏が1819年に上陸し、イギリスの植民地となったところから、シンガポールと英語との関わりが始まりました。

シンガポールはイギリスの支配下で国際貿易港として発展を遂げたため、各国から多くの人が移住してきました。

統治側であるイギリス人と、中華系やマレー系など多民族が混在するシンガポール住民がコミュニケーションを取る手段として、シンガポールで英語が使われるようになっていったのです。

1947年にイギリス政府がシンガポールに自治を与える計画の準備を始めた際にも、英語を多民族の共通語とする国民統合政策を採用し、各民族の学校で小学校3年生から英語を必修とすることにしました。

そして約150年間の植民地時代を経て、1965年にシンガポールはイギリスからの独立(正確にはマレーシア連邦からの分離独立)を果たします。

その際、シンガポール政府は各民族の母語である中国語、マレー語、タミル語に、英語を加えた4つの言語をシンガポールの公用語として定め、植民地時代と同様、英語を多民族国家であるシンガポールの共通言語として機能させていくことにしたのです。

シンガポールの英語と母語の二言語政策

現在、ほぼ全てのシンガポール人はバイリンガルで、最低でも英語とそれぞれの民族の母語という二つの言語を使うことができます。

これは、シンガポール政府が独立以来、英語と母国語の二言語政策を続けてきた賜物といえます。

独立後から1970年代までは、英語学校と、各民族語の学校がそれぞれ存在し、シンガポール人の親は子どもをどちらの学校に入学させるか選ぶことができました。

英語学校とは、英語が教育言語(英語で算数や理科など各科目の授業が行われる)であり、第一言語として英語、第二言語として各民族の言語が教えられる学校になります。

英語学校にはマレー系、中国系、インド系すべての主要民族の子どもたちが通っていました。

一方マレー語学校、中国語学校、タミル語学校では、各民族の言語で授業が行われ、第二言語として英語が教えられていました。

どちらの学校でも、小学1年生~3年生の間は語学の習得が重視され、第一言語だけでなく、第二言語の授業も小学1年生から行われていました。

シンガポール政府は、二つの言語を子ども達が等しく習得できるよう、第二言語で授業が行われる科目を増やしていき、英語学校では公民(道徳)を各民族の言語で教えることにしたり、非英語学校では理科と算数を英語で教えるようにするなど、1975年には全授業科目の約4割が第二言語で教えられることになりました。

しかし、シンガポール政府の二言語教育の強化政策に反し、シンガポール人は英語中心の教育へのシフトを進めていきました。

シンガポールの小学1年生のうち英語学校に入学する者の割合は、1965年時点では約60%でしたが、1979年には90%近くにまで増加しています。

英語学校への進学率が急増した理由は、シンガポールでは大学などの高等教育が主に英語で行われていたことから、初等教育の段階から子どもを英語学校に通わせたいと考える親が多かったためです。

英語学校へのシフトが特に早かったのはインド系民族で、タミル語小学校は1981年に消滅し、その後マレー系民族、中華系民族でも同様に英語学校への流入が進んだため、シンガポール政府は1980年に教育制度の見直しを行い、1987 年からはシンガポールのすべての小学校が英語学校となりました。

これ以降、シンガポールではすべての子どもたちが小学校から英語で授業を受け、小・中学校では、中国語、マレー語、タミル語のいずれかを第二言語として学ぶようになりました。

このような言語政策の結果、多くのシンガポール人が英語を第一言語として使うようになり、さらに各民族の言語も使うことができるバイリンガルという現在のような状況が確立されていったのです。

シンガポール人の英語力とシングリッシュ

シンガポール人が普段話すのは、シングリッシュというシンガポール独特の英語です。

シングリッシュの特徴として、発音が中国語の影響を受けていたり、主語や疑問詞などを大幅に省略したりするので、シンガポール人が「間違った英語」を使っているように聞こえます。

そのため、シンガポール人の英語力は低いのではないか?と思われがちなのですが、必ずしもそうではありません。

小学校から英語で教育を受けているシンガポール人は、ハリウッド映画を字幕なしで普通に見ることができますし、英語で意見を述べたりディスカッションしたりすることも苦にならない英語力を持っています。

また、シングリッシュで使われている英語の表現が文法的には間違っていることも、シンガポール人は理解しています。

しかし、シンガポール人の多くはシングリッシュという自分たちの言葉に愛着を持っているので、この独特の英語を使い続けているのです。

最近では、親しい友人との日常会話はシングリッシュで、ビジネスなどの改まった場や外国人との会話はきちんとした英語で、というように、シングリッシュと英語を使い分けることのできるシンガポール人も多くなっています。

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シンガポールへの英語留学について

最近シンガポールへ英語留学を検討する人が増えています。

東南アジアで英語留学といえば、英語が共通語として使われているフィリピンが有名ですが、先進国シンガポールでの英語留学には、フィリピンには無いメリットもあります。

ここではシンガポールへの英語留学についてご紹介していきます。

シンガポールへの英語留学は正解?

シンガポールへの英語留学の大きなメリットは、生活面での不安が少ないということです。

シンガポールは世界的に見ても治安が良く、慣れない日本人が一人で行動していても危険な目に遭うことはほとんどありません。

また、公共交通機関が東京と同じ位便利に発達しているので、地下鉄やバスなどを使ってどこへでも自分で行くことができます。

その他にも、シンガポールは中華系、マレー系、インド系などの人々が入り混じる多民族国家で、アメリカやヨーロッパなどから来ている外国人も多いので、日本人だからと特別扱いされることもなく気負わずに生活をすることが可能です。

フィリピンのセブ島やインドネシアのバリ、タイのプーケットなどのリゾート地で英語留学をするプランも人気がありますが、リゾートの雰囲気では勉強に身が入らないという人もいるかもしれません。

その点シンガポールの場合には、アジアの貿易や金融ビジネスの中心都市という活気あふれる環境下で刺激を受けながら英語を学ぶことができるというメリットもあります。

一方で、シンガポールに英語留学をする際のデメリットとしては、シンガポール独自の英語、シングリッシュの存在があります。

当然ながら語学学校ではシングリッシュではなく正しい英語を学ぶことができますが、シンガポールで生活する中で、より多く耳にするのはシングリッシュです。

シングリッシュの独特のなまりや文法に影響を受けすぎてしまうと、正しい英語の習得の障害となってしまう危険性があります。

また、他の東南アジアの国と比べて物価が高い(特に宿泊費は日本と比べても割高感があります)ことも、長期間の留学生活を検討する上ではデメリットになると言えるでしょう。

シンガポールへの英語留学事情については、『シンガポールへの語学留学について』にて詳しくご紹介しています。ぜひ、ご覧ください。

シンガポールの英語学校事情

シンガポールの英語学校には、レベルや目的別にさまざまなコースが用意されています。

一般的な英会話を学ぶコースから、ビジネス英語コース、アカデミックな専門分野に特化したコースなど自分の目的に合ったコースを選ぶことができます。

また、シンガポール国民の70%以上が中華系民族のため、英語だけでなく中国語のコースも開設している語学学校が多いのも、シンガポールの特徴です。

シンガポールの個別の英語学校についての情報は『シンガポールの語学学校についての最新情報!』にて詳しくご紹介しています。ぜひ、こちらをご覧ください。

 

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シンガポールの英語について まとめ

シンガポールでは、国の政策や教育制度と英語の存在が密接に結びついています。

シンガポールと英語の関係性は、世界でもかなり珍しい事例ではないでしょうか。

多民族国家のシンガポールでは、英語が民族間の共通言語としての役割を果たしており、シンガポール人は小さい頃から英語で教育を受けることになります。

その一方で、外国人の移住も多いシンガポールでは、外国人向けの英語学校も数多く存在しており、英語留学を検討している日本人にとっても、有力な候補地となります。

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