1. TOP
  2. シンガポール言語
  3. シンガポールの言葉はマレー語・中国語・英語・タミル語
Sponsored Link

シンガポールの言葉はマレー語・中国語・英語・タミル語

シンガポール言語   1,444 Views

シンガポールの言葉(公用語)はマレー語・中国語・タミル語・英語です。

東京23区ほどの面積しかない小さな国家シンガポールですが、言葉に関しては、とても複雑でユニークな環境にあります。

この記事ではシンガポールの言葉に関する情報(会話で使う言葉・歴史・シングリッシュなど)をすべてお伝えいたします。

Contents

シンガポールの言葉で一番多く使われるのは英語

シンガポールで一番多く使われている言葉は英語です。

さらに、シンガポールでは英語に加えていくつもの言葉が並行して使われています。

何語がどのように使われているのか、詳しくご紹介します。

Sponsored Link

シンガポールで使われる4つの言葉

シンガポールは多民族国家で、シンガポール人のうち中華系住民が74%、マレー(マレーシア)系住民が13%、インド系住民が9%の割合となっています。(外務省公表データ、2016年6月現在)

この民族に対応するように、シンガポールでは中国語、マレー語、タミル語(インドで使われている方言のひとつ)、そして全ての民族の共通の言葉として英語、という計4つの言葉が国の公用語として定められています。

シンガポールで使われている4つの言葉については、『シンガポールの言語事情、4つの公用語とシングリッシュ』にて詳しくご紹介しています。ぜひ、ご覧ください。

シンガポール人は2つ以上の言葉を話せるバイリンガル

現在、ほぼ全てのシンガポール人はバイリンガルで、英語と自分の民族の言葉という少なくとも2つの言葉を話すことができます。

中華系シンガポール人であれば英語と中国語、マレー(マレーシア)系シンガポール人であれば英語とマレー語というようなかたちです。

シンガポール人が話す様子を見ていると、家族とは自分の民族の言葉で、他の民族や外国人がいる時には英語で、とシチュエーションに応じて器用に使う言葉を使い分けていることに驚かされます。

シンガポール人の大部分がバイリンガルになったのは、小学校から学校教育で2か国語を使えるようにするというシンガポール政府の教育方針の賜物なのです。

シンガポール旅行での言葉は英語で問題なし

冒頭で述べたように、シンガポールは国民の70%以上が中華系民族で、残りがマレー系とインド系の民族です。

このような民族構成を見ると、シンガポールでは何語を使えば良いのか?言葉の壁があるのでは?と不安になるかもしれませんが、シンガポールへ旅行する際には、英語だけで問題ありません。

先に述べたように、多くのシンガポール人はバイリンガルなので、外国人や他の民族の人と話す時には基本的に英語を使います。

さらに、シンガポール人は色々な訛りの英語を聞いたり、英語を簡略化して会話したりすることに慣れているので、こちらが英単語を並べただけのつたない言葉で話しても理解してくれることが多いです。

例外的に、現地に住んでいる人しか来ないようなホーカー(シンガポール版フードコート)などでは、店員が中国語しか話さないこともありますが、その場合でもある程度の英語は聞き取ってもらえます。

ホーカーでどうしても言葉が通じない場合でも、メニューを指差したり、持ち帰るのかその場で食べるのかをジェスチャーで伝えたりすれば、意思疎通に大きな問題は生じないかと思います。

シンガポールの街中にある文字標識や案内なども、必ずまずは英語で書かれていて、場所によっては中国語やマレー語などが併記されるという形になっています。

シンガポールの英語に関する詳しい情報は「シンガポールの英語に関する情報を全てお伝えいたします!」にてお伝えしています。

シンガポール独自の言葉シングリッシュ

シングリッシュとはSinglishと書き、その名の通りシンガポールSingaporeと英語Englishを合わせた造語です。

「シンガポールで話されている英語」を意味するシングリッシュは、イギリス英語に中国語の方言(福建語や広東語など)やマレー語、タミル語など複数の言葉が混じって出来上がったシンガポール独自の言葉で、シンガポール人の日常生活で広く使われています。

シンガポール人の中では、ビジネスや改まった場ではきちんとした英語を使い、親しい友人とはシングリッシュで砕けた雰囲気を出す、というように英語とシングリッシュもしっかり使い分けられています。

一般的にシングリッシュは「なまりがひどく聞き取れない」「英語の文法が崩壊している言葉だ」などと揶揄されることも多いのですが、多民族・多文化国家であるシンガポールの特徴が凝縮された言葉なのです。

シングリッシュの特徴や具体例などについては『シングリッシュとは?特徴・歴史・発音・一覧全てをお伝えいたします!』にて詳しくご紹介しています。ぜひ、ご覧ください。

 

Sponsored Link

 

シンガポールの言葉にまつわる歴史

シンガポールで話されている言葉が現在のようなユニークな状態になったのは、これまでにシンガポールがたどってきた歴史の影響が大きくなっています。

ここでは言葉に焦点を当てながら、シンガポールの歴史をご紹介していきます。

マレーシアからの分離独立とシンガポールの言葉

まずはイギリス植民地時代からシンガポール独立までの言葉にまつわる流れについて、ご説明します。

イギリス植民地時代のシンガポール

シンガポールは19世紀前半から第2次世界大戦後までの約150年間、イギリスの植民地となっていました。

イギリスの支配下でシンガポールは国際貿易港として発展を遂げたため、各国から多くの人が移住し、多民族が共存する地域となっていきました。

このような流れの中で、統治側であるイギリス人や、中華系やマレー系など多民族が混在するシンガポール住民同士がコミュニケーションを取るための言葉として、シンガポールで英語が使われるようになっていったのです。

1947年にイギリス政府がシンガポールに自治を与える計画の準備を始めた際にも、英語を多民族の共通語とする国民統合政策が採用され、各民族の学校で小学校3年生から英語が必修とされることになりました。

マレーシア連邦時代のシンガポール

そして1963年、シンガポールは現在のマレーシアと一緒に「マレーシア連邦」としてイギリスからの独立を果たします。

しかし、マレー人優遇政策を進めるマレーシアは言葉の面でもマレー語を中心としていたため、中華系民族が大部分を占めるシンガポールとの間には徐々に溝が生まれ、民族間の衝突も表面化するようになっていきました。

シンガポールの独立とマレー語

結局1965年8月に、シンガポールは実質的にマレーシアから追い出される形でマレーシア連邦を脱退し、あらためてシンガポール共和国として独立します。

その際、シンガポール政府は各民族の母語である中国語、マレー語、タミル語に、英語を加えた4つの言葉をシンガポールの公用語として定め、植民地時代と同様、英語を多民族国家であるシンガポールの共通の言葉として機能させていくことにしました。

しかし、マレーシアや同じくマレー系国家であるインドネシアへの政治的配慮から、シンガポール政府は4つの言葉の中で唯一マレー語を国の言葉(国語)として定め、別格の地位を与えています。

国の言葉とはいえ、マレー系民族以外のシンガポール国民は、ほとんどマレー語を話すことができません。

しかし、独立から50年以上経った現在でもシンガポールの国語はマレー語のままとなっていて、国歌や軍隊の号令などではマレー語が使われているのです。

シンガポール政府が重視した言葉の政策

前述の通り、現在ほぼ全てのシンガポール人はバイリンガルで、最低でも英語とそれぞれの民族の母語という2つの言葉を使うことができます。

これは、シンガポール政府が独立以来、英語と母国語の二言語政策を続けてきた賜物といえます。

シンガポールの英語学校と民族語学校

独立後から1970年代までのシンガポールには、英語学校と各民族語の学校がそれぞれ存在し、親は子どもをどちらの学校に入学させるか選ぶことができました。

英語学校とは、英語が教育言語(英語で算数や理科など各科目の授業が行われる)であり、第一言語として英語、第二言語として各民族の言語が教えられる学校になります。

英語学校にはマレー系、中国系、インド系のすべての主要民族の子どもたちが通っていました。

一方、マレー語学校、中国語学校、タミル語学校では、各民族の言語で授業が行われ、第二言語として英語が教えられていました。

どちらの学校でも、小学1年生~3年生の間は語学の習得が重視され、第一言語だけでなく、第二言語の授業も小学1年生から行われていました。

シンガポール政府は、2つの言語を子ども達が等しく習得できるよう、第二言語で授業が行われる科目を増やしていき、英語学校では公民(道徳)を各民族の言語で教えることにしたり、非英語学校では理科と算数を英語で教えるようにするなど、1975年には全授業科目の約4割が第二言語で教えられることになりました。

 

Sponsored Link

 

シンガポールの英語中心教育へのシフト

しかし、シンガポール政府の二言語教育の強化政策に反し、シンガポール人は英語中心の教育へのシフトを進めていきました。

シンガポールの小学1年生のうち英語学校に入学する者の割合は、1965年時点では約60%でしたが、1979年には90%近くにまで増加しています。

英語学校への進学率が急増した理由は、シンガポールでは大学などの高等教育が主に英語で行われていたことから、初等教育の段階から子どもを英語学校に通わせたいと考える親が多かったためです。

英語学校へのシフトが特に早かったのはインド系民族で、タミル語小学校は1981年に消滅し、その後マレー系民族、中華系民族でも同様に英語学校への流入が進んだため、シンガポール政府は1980年に教育制度の見直しを行い、1987 年からはシンガポールのすべての小学校が英語学校となりました。

これ以降、シンガポールではすべての子どもたちが小学校から英語で授業を受け、小・中学校では、中国語、マレー語、タミル語のいずれかを第二言語として学ぶようになりました。

このような言語政策の結果、多くのシンガポール人が英語を第一言語として使うようになり、さらに各民族の言語も使うことができるバイリンガルという現在のような状況が確立されていったのです。

現在のシンガポールが抱える言葉の課題

このように、独立当時から英語を主軸とした二言語教育を続けてきたシンガポールですが、言葉に関する課題もいくつか抱えています。

現在のシンガポールが抱える言葉に関する課題について、3つの観点からご紹介します。

2つの言葉の習得レベルの低さと能力別教育の導入

シンガポールの二言語政策の過程で明らかになってきたのが、子どもたちの言語習得レベルが低いという問題です。

シンガポール政府がもっとも強く二言語政策を推し進めた1970年代には、小学校において第二言語で教育を受ける時間が4割に達し、小学校卒業試験(PSLE)では第一言語と第二言語の比重が同等にまで引き上げられていました。

しかし、中等学校終了時の普通教育資格証明試験(Oレベル)において、子どもたちの60%が言語科目に不合格で、二言語での合格率はわずか19%だったのです。

3.3.1.1 シンガポールでの能力別教育の導入

この結果を受けて教育方針の見直しがなされ、1980 年代からは、まず1つの言葉(多くの場合は英語)に習熟させることを第一の目標にし、学習能力の高い子どもには第二、第三の言葉を学習させることになりました。

1992年からは、英語と各民族の言語能力を評価基準として、子どもたちを3つの能力別コースに分けて教育する仕組みが開始され、現在のシンガポールの能力別言語教育の基礎が出来上がりました。

シンガポールの小学校では、小学4年生終了時に、それぞれの英語、第二言語、算数の成績によって、EM1、EM2、EM3という3つのコースに振り分けられ、小学5年生6年生の2年間はそれぞれのレベルに合わせた言語教育を受けることになります。(なお、2004年からEM1とEM2は統合されています)

能力別言語教育による新たな課題

シンガポールでは、小学校卒業試験(PSLE)の結果により、中等学校への進学の可否や、中等学校でどの能力コースに所属するかが決定され、中等学校でも引き続き能力別に異なる言語教育を受けることになります。

このような教育政策の結果、現在では多くのシンガポール人が英語と各民族の言語のバイリンガルという状態ができあがりました。

しかし、能力別言語教育を早い時期から導入することにより、中華系住民でも中国語が満足に書けないままの社会人が発生するなど、新たな言葉の格差も生まれてきており、今後も二言語政策をめぐるシンガポール政府の試行錯誤は続きそうです。

標準中国語への統一と中国方言話者の孤立

現在シンガポールの人口の7割以上を中華系住民が占め、標準中国語(マンダリン)が中華系シンガポール人の公用語として定められています。

公用語にも関わらず存在感の無かった標準中国語

しかし、元々標準中国語(マンダリン)を母語として使っていた中華系住民はシンガポール総人口の0.1%程度しかおらず、多くの人が福建語、潮州語、広東語、客家語、海南語などの中国語の方言を母語としていました。

シンガポール独立後、学校教育での第一言語は英語が主流となっていったため、中華系シンガポール人は元々家庭で使っていた中国語方言と、学校で使う英語という2つの言葉を話すことができれば生活に支障がありませんでした。

そのため、複数の中国語方言がシンガポール内に根強く残る一方で、公用語であるマンダリンを十分に話すことのできない中華系シンガポール人が多数存在するという状態が続いていました。

シンガポール政府による中国語方言の使用禁止政策

このようなマンダリン軽視の状況に対し、シンガポール政府は1979年に「Speak Mandarin Campaign(スピーク・マンダリン・キャンペーン)」を開始しました。

これは中華系シンガポール人同士が話す時には、英語や中国語方言ではなくマンダリンを使おうという運動で、5年以内に若い中華系シンガポール人がマンダリンで話せるようにすること、そして 10 年以内にはローカルな喫茶店や露店でもマンダリンが使われるようにすること、という目標が掲げられました。

当初マンダリンの使用はあくまでも推奨という名目でしたが、シンガポール政府は 1981年 11月に広東語のテレビドラマの放送を打ち切り、1982年からはすべての中国語番組をマンダリンに切り替え、中国語の方言によるテレビ放送や映画の上映などを原則として禁止するなど、徹底的なマンダリン推進策を取りました。

これにはマンダリンという共通の言葉を使うことで、中華系シンガポール人としての共通のアイデンティティを持たせようというシンガポール政府の意図があったと考えられます。

こうした徹底した推進策の結果、1989年には10歳~15歳の中華系シンガポール人の8割以上が日常生活においてマンダリンを使いこなすことができるようになるなど、特に若い世代に対して着実な成果を上げました。

中国語方言話者の孤立という新たな問題

しかし、スピーク・マンダリン・キャンペーンの開始時に既に学校教育を終えていた世代には、なかなかマンダリンが定着しませんでした。

マンダリンを話す若い世代が社会の中心層になるにつれて、中国語の方言しか話すことのできない高齢の中華系シンガポール人が、社会や地域のコミュニティから疎外されてしまうという新たな問題が生じるようになりました。

若い世代の中華系シンガポール人は、マンダリンを使うことができる代わりに中国語方言がわからないことも多く、中国語の方言しか話すことのできない高齢者は、孫とコミュニケーションを取ることも、公的機関の担当者や福祉施設のヘルパーなどと意思疎通を図ることも満足にできなくなってしまったのです。

シンガポールが見せ始めた中国語方言容認の姿勢

このような事情を反映して、近年ではシンガポール政府も部分的に中国語方言の使用を容認する動きを見せ始めています。

たとえば2012 年~13 年に実施されたシンガポール政府の意見調査”Our Singapore

Conversation”では、英語、マレー語、標準中国語、タミル語という4つの公用語に加え、福建語、潮州語、広東語という3つの中国語方言でもシンガポール国民への意見聴取が実施されました。

また、シンガポール政府が高齢者の生活支援対策として実施している医療費補助制度”Pioneer Generation Package”では、4つの公用語に加え6つの中国語方言(福建語、潮州語、広東語、客家語、海南語、福州語)でもビデオ教材が作成され、制度の周知が行われています。

これは、2014年の制度開始時に、公用語だけでは40%近くの高齢者が制度の内容を理解できなかったことから取られた処置です。

シンガポール政府はこれまでマンダリン以外の中国語を認めず、徹底して中国語方言の使用を抑制する言語政策を取ってきました。

しかし、シンガポールでも高齢化にまつわる社会課題が多くなる中で、中国語方言しか話すことのできない中華系シンガポール人に対し、彼らの母語である各方言の使用を解禁して行政支援を行うようになったことは、シンガポールの言葉に関する政策史上でも注目すべき転換点と言えるでしょう。

Sponsored Link

 

シンガポール政府によるシングリッシュ抑制運動

シンガポールではシングリッシュと呼ばれる独特の英語が広く使われています。

しかし、シンガポール政府は長らくこのシングリッシュを好ましくない言葉として扱い、排除に取り組んできました。

特に2000年からは、シンガポール政府によるシングリッシュ矯正活動、その名も「スピーク・グッド・イングリッシュ運動」(Speak Good English Movement)が始まり、文法的に正しい完全な文章で話し、シングリッシュの特徴である語尾の「ラlah」や「マma」などを無くすことが強く推奨されました。

テレビやラジオなどの公共放送機関では、中国語方言と同様にシングリッシュの使用も禁止され、小中学校での英語の授業内容にもシングリッシュを使わないよう大幅なテコ入れが行われました。

スピーク・グッド・イングリッシュ運動は、毎年異なるテーマと、特にターゲットとする国民のカテゴリ(接客業従事者、組織のマネジメント層、親、若年層など)が設定され、現在まで続いています。

しかし、今でも多くのシンガポール人が日常生活でシングリッシュを使っており、シングリッシュという言葉をめぐるシンガポール政府と国民のいたちごっこは今後も続きそうです。

Sponsored Link

シンガポールへの旅行や転勤で役立つ言葉リスト

最後に、シンガポール旅行で観光する際や、転勤などでシンガポール生活をする際に、現地で役立つ言葉をシチュエーション別にご紹介します。

基本的には英語になりますが、中国語やマレー語の影響を受けたシンガポール独特の言葉についても、使用頻度が高いものはリストに入れています。

シンガポールでの挨拶で使える言葉

まず、シンガポールで挨拶をする際に使う言葉です。

「こんにちは」

Hello(ハロー)または中国語で 你好(ni haoニーハオ)

「元気ですか?」

How are you? (ハウ アー ユー?)

「ありがとう」

Thank you(サンキュー)または中国語で 谢谢(xie xieシエシエ)

「ごめんなさい」

Sorry(ソーリー)

「すみません」

Excuse me(エクスキューズミー)

「さようなら」

Bye(バイ)

Sponsored Link

シンガポールでの観光で使える言葉

次に、シンガポールで観光をする際に出てくる言葉です。

「~はどこですか?」と場所を聞きたい時には

Where is ~? (ウェア イズ ~?)

「~へはどうやって行きますか?」と行き方を聞きたい時には

How to go to ~? (ハウ トゥー ゴー トゥー ~?)

シンガポール観光では罰金という言葉に注意

もしシンガポール観光中に「Fine」という言葉や文字を見かけたら気を付けてください。

これはI’m fine(私は元気です)というように使われる際のfine(良い)という意味ではなく、「罰金」という意味です。

シンガポールは罰金大国なので、ゴミのポイ捨てをしたり、禁止されている場所でタバコを吸ったりすると、容赦なく罰金が科せられます。

地下鉄内での飲食も完全禁止で、違反すると罰金の対象になりますので十分お気を付けください。

シンガポール観光では漢字の看板が便利

シンガポールの街中にある看板や文字標識などは基本的に英語で書かれているので、文字が読めなくて苦労するということはあまりないかと思います。

また、繁体字という文字を使った中国語の表記を見かけることも多いと思います。

現在シンガポールでは中国と同様に簡体字という簡略化した漢字が公式には使われているのですが、1969年以前には繁体字(現在も台湾や香港で使用)が使われていたため、今でもシンガポールの街中には、繁体字で書かれた店名や看板などが数多く残っています。

日本人にとっては簡体字よりも繁体字の方が文字の意味を想像しやすいので、観光の際にはありがたい存在かもしれません。

Sponsored Link

シンガポールでの買い物で使える言葉

続いて、シンガポールで買い物をする際などに使える言葉について、ご紹介します。

「いくらですか?」

How much? (ハウ マッチ?)

「安くなりますか?」

Discount, can? (ディスカウント キャン?)

(正しい英語では Can you discount it? など)

「試着してもいいですか?」

Try, can? (トライ キャン?)

(正しい英語では Can I try it on? など)

CanはI can speak English(私は英語を話すことができます)のように、通常は文中で「~できる」という意味を表すために使う言葉ですが、シングリッシュでは「OK」「~してもいい」というような意味で単独で使われることが頻繁にあります。

シンガポールで現地の人に何か質問したいときは「〇〇(単語), キャン?」で十分通じますので、ぜひ会話の中で使ってみてください。

もしOKなら「Can」(キャーン)、ダメなら「Can not」(キャノー)という返事がくるはずです。

Sponsored Link

シンガポールのタクシーで使える言葉

次に、シンガポールでタクシーに乗る際に使われる言葉をご紹介します。

シンガポールのタクシーで行き先を伝える言葉

「行き先は?」(運転手から聞かれる言葉)

Go where?(ゴー ウェア?)または中国語で 去哪里?(チューナーリ?)

正しい英語ではWhere do you go?ですが、シンガポールでは省略してGo where?とだけ聞かれることが多いです。

「~に行ってください」

Please go to ~ (プリーズ ゴー トゥー)

シンガポールの地名は英語の他に中国語やマレー語由来の言葉などが混じっていて発音も複雑です。

たとえばマレー語でJalan(ジャラン)は「道」という言葉、Bukit(ブキッ)は「丘」という言葉で、Jalan~やBukit~という地名はシンガポールのいたるところで見ることができます。

もし行き先の建物名や道路名を言ってみても正しく伝わらないようならば、紙に書いて見せた方が確実です。

シンガポールのタクシーで行き方を伝える言葉

「どのルートで行く?」(運転手から聞かれる言葉)

Go by? (ゴー バイ?)

タクシーに乗ると、行き先の次にGo by?と行き方を聞かれることがあるので、もし最短の行き方がわかっていればPlease go by ~road(プリーズ ゴー バイ ~ロード)など具体的な地名を答えましょう。

わからなければUp to you(アップ トゥー ユー)「お任せします」やGo by fastest way(ゴー バイ ファステスト ウェイ)「一番早い行き方で」、Go by cheap way(ゴー バイ チープ ウェイ)「安い行き方で」などと返しても良いかと思います。

シンガポールの高速道路はどれもアルファベット3文字に省略されているので、運転手からGo by ECP? PIE?(ECPとPIE、どっちの高速経由で行く?)などと聞かれることもあります。

シンガポールのタクシーで注意したい課金制度

また、シンガポールの市街地には混雑緩和のためERP(Electoric Road Pricing)と呼ばれる通行料金自動徴収制度があり、時間によって特定の道を通ると自動的に車に1ドル~2ドル程度の課金がされることがあります。

タクシーの場合、この通行料金も乗車料金に上乗せされて乗客が払うことになるので、トラブル防止のためにも、タクシーの運転手がGo by?と経由ルートを確認してくることが多いのです。

もしERPのあるルートをできるだけ避けたい場合はNo ERP route, please(ノー イーアールピー ルート、プリーズ)「ERPの無いルートでお願いします」などと伝えることもできます。

Sponsored Link

シンガポールでの会話で使える言葉

最後に、シンガポールで現地の人と会話をする際に便利な言葉をご紹介します。

シンガポールで~してもいい?と聞く便利な言葉

「~してもいい?」「これでOK?」

Can?(キャン?)またはCan ma?(キャンマ?)OK ma?(オーケーマ?)

既に買い物のシーンでご紹介したCan(キャン)ですが、他にも「できますか?」「これでOK?」と聞く場合に幅広く使えます。

ma(マ)は中国語で疑問文の最後に付ける言葉「吗(ma)」に由来していて、シンガポール人は英語の後にも、このmaを付けて疑問文の意味にしてしまいます。

シンガポールで人に呼びかける時に便利な言葉

「おじさん」

Uncle(アンコー)

「おばさん」

Aunty(アンティー)

英語ではMy uncle~など自分の親戚の叔父、伯母を指す言葉ですが、シングリッシュの場合はもっと幅広く、世間のおじさんやおばさん全般に対して使います。

発音も英語とは全く違い、シンガポールでは「アンコー」「アンティ-」とのっぺりと発音します。

「アンコー」「アンティー」は年配の方への親しみを込めた呼び方なので、たとえば年配のタクシーの運転手さんや店員さんに話しかけたい時などに、最初に「アンコー」や「アンティ-」と呼び掛けると、話を聞いてもらいやすくなります。

Sponsored Link

シンガポールの言葉について まとめ

シンガポールの言葉にまつわる特徴や歴史について、ご紹介してきました。

シンガポールは小さい国ながらとてもユニークな言語環境にあり、また言葉に関する様々なチャレンジを積み重ねてきた歴史もあります。

観光や出張、転勤などでシンガポールを訪れる際には、ぜひ現地の人とコミュニケーションを取って、シンガポールのユニークな言葉の世界を体験してみてください。

Sponsored Link

\ SNSでシェアしよう! /

シンガポール移住生活&観光&ビジネス singainfo.comの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

シンガポール移住生活&観光&ビジネス singainfo.comの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

シンガポール

その他の記事  記事一覧

  • シンガポールで女子旅を最高に楽しむ完全ガイド

  • シンガポールのおすすめスポットを全てお伝えしています!

  • シンガポール観光旅行完全ガイド

  • TWG Tea (紅茶)はシンガポール発の大人気紅茶!

関連記事

  • シングリッシュとは?特徴・歴史・発音・一覧全てをお伝えいたします!

  • シンガポールの公用語

  • シンガポールへの語学留学について

  • シンガポールの言語事情、4つの公用語とシングリッシュ

  • シンガポールの英語に関する情報を全てお伝えいたします!