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タイへの移住方法やビザ・条件などについて詳しくご紹介します!

タイ 移住   8,370 Views

物価が安い、日本から近い、親切な人が多い、比較的治安が良いなどの理由から、タイは日本人の海外旅行先として非常に人気の高い国であるとともに、多くの日本人が海外移住先としてタイを選択しています。

ここでは、タイへの移住を検討している方のために、タイの基本情報にはじまり、移住のメリット・デメリット、移住に最適な都市、移住方法、ビザの概要など、タイへの移住に関するあらゆる情報をご紹介します。

 

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Contents

タイ移住で知るべき基本情報

まず、タイへの移住にあたって、タイがどのような国であるのか理解しておく必要がありますので、タイの基本情報についてご説明します。

国・地域名

 

タイ王国(英:Kingdom of Thailand)

国人の特性

人口

約6,500万人

宗教

94%(仏教)、5%(イスラム教:主に南部)

民族構成

85%(タイ族)、10%(華人)、5%(マレー系・インド系・カンボジア系など)

僧侶

約29万人(僧侶)、約35,000堂(寺院)

地理的特性

面積

514,000平方km(日本の約1.4倍)

首都

バンコク

主要都市

バンコク(首都)、ロッブリー(中部)、スパンブリー(西部)、チョンブリー(東部)、チェンマイ(北部)、ナコンラチャシマ(東北部)、ナコンシタマラット(南部)

日本との時差

2時間(GMT+7)

そのほか

通貨

バーツ(Baht)

為替推移

1バーツ/3~3.75円 (最新レート )

言語

タイ語

タイの人口は日本の約半分となる6,500万人で、タイ人のほとんどが仏教(主に上座部仏教)を信仰しています。

また、日本では関東地方や近畿地方などがあるように、タイでも中部、西部、東部、北部、東北部、南部の5つの地域に分けられ、それぞれで文化や習慣が多少異なります。

タイでの移住に最適となるのが首都のバンコクですが、北部のチェンマイや南部のプーケットなど他の都市も日本人から人気を集めています。

タイの第一言語(母国語)がタイ語、第二言語が英語で、近年では若年層を中心に英語を話せる人が増えてきていますが、英語・日本語のみで生活し続けるのは困難で、最終的にはタイ語を習得する必要がでてきますので、本格的にタイへ移住する際には、タイ語を一つの課題としておきましょう。

 

タイ移住のメリット

タイは非常に住みやすく、さまざまな国の人たちから海外移住先として人気を集めていますが、中でも日本人からの人気が高く、常に移住したい国ランキングでは上位にランクインしています。

なぜ多くの日本人にタイが選ばれているのかというと、たとえば①物価が安い、②親日国である、③日本から近い、④タイ料理が日本人の舌に合う、⑤災害が少ない、⑥教育水準が高い、などの理由が挙げられます。

これらの中でも特に①物価が安い、②親日国である、この2つは日本人にとって大きなメリットと言えるでしょう。

 

タイは物価が安い

日本と比べるとタイの物価は圧倒的に安く、食品・製品によって大きく異なりますが、平均するとタイの物価は日本の約1/3です。 (最新レート )

 

日本

タイ

パン

120円

45~60円

ミネラルウォーター(500ml)

120円

30~40円

Tシャツ

1000円

325~375円

ホテル

2000円~

700円~

電車

120円~

60円~

輸入品においては関税がかかりますので、原産国以上の価格となり、日本食品・製品は日本で購入するよりも高くなりますが、タイの自国品の多くは日本の約1/3で購入することができます。

ただし近年では、最低賃金の引き上げや全国一律化の政策が実施され、物価が上昇傾向にありますし、今後も上昇していくと推測されますので、タイの物価の安さは移住する上でのメリットとしてのうまみは薄くなりつつあります。

とはいっても、まだまだ日本と比べると圧倒的に物価が安いので、浪費しなければ生活に困ることはほとんどありません。

なお、タイの物価に関しては「タイの物価水準(日本との比較など)と旅行や滞在の費用について」にまとめています。

 

タイは親日国である/日本人に対して優しい

日本の皇族とタイの国王・王族は古くから親密な関係があり、タイ人は王族に対して強い敬意と尊敬の念を抱いていることもあって、日本の皇族とタイの国王・王族との良好な関係性によって、多くのタイ人が日本に対して良いイメージを持っています。

また、近年では日本料理や漫画・アニメといったサブカルチャーなどの日本文化がタイに流入し、日本に対する良いイメージはさらに高まっています。

このことが強く影響して、タイ人は日本人に対して優しい傾向にありますので、コミュニケーショが図りやすい、良好な関係を築きやすいなど、日本人は他国の人よりも暮らしやすい状態にあります。

 

タイは日本から近く、いつでも帰国できる

海外にいると日本国内で何かしらの問題が発生した際に、特に日本から遠い国に滞在している場合にはすぐに帰国することができません。

しかし、日本とタイは同じアジアの国で、しかも東京・大阪―バンコクをはじめ、日本とタイの間には直行便が数多く運行しており、直行便であれば約6~7時間しかかからないので、緊急時にはいつでも帰国することができます。

また、タイは東アジアの中心に位置していることから、近隣国へのアクセスが非常に便利で、タイに滞在中に他国へ簡単に旅行できるということも、大きなメリットと言えるでしょう。

 

タイ料理が日本人の舌に合う

タイ料理の形成の過程には、中国やインドの食文化が強く影響しており、中国・インドから流入した食文化とタイ独自の食文化が交わって、現在のタイ料理が生まれました。

辛味・酸味・甘味・塩味・香りの5つの味覚成分が巧みに絡み合うタイ料理は、世界で最も味のバランスがとれていると言われ、また日本人にとって非常に馴染み深いことから、タイ料理が嫌いという日本人はほとんどいないはずです。

タイ料理というと、ガパオやパッタイ、ソムタイ、カオマンガイ、トムヤムクン、プー・パッ・ポン・カリーなど多種多様にありますが、どれも日本人の舌によく合いますし、タイ料理店だけでなく日本料理店も数多く存在し、またベジタリアン向けの飲食店も数多く存在しますので、タイで食に困ることはありません。

タイの伝統料理

特徴

ガパオライス

鶏肉や豚肉のミンチと野菜をナンプラーとオイスターソースで炒めたタイの定番料理で、路上店でよく売られており、安いところでは30Bほどで食べることができる。

パッタイ

タイの伝統的な焼きそばで、センレックと呼ばれる米麺に野菜がふんだんに盛り付けられており、ガパオライスと同様に安い露店では30Bほどで食べることができる。

ソムタイ

パパイヤと色々なサラダを甘辛いタレで和えた料理で、ほどよい辛さとシャキシャキした食感が大きな特徴。

カオマンガイ

鶏の出汁で炊いたご飯に、茹でた鶏をトッピングしたシンプルな料理。

トムヤムクン

世界三大スープの一つに挙げられる、甘味・辛味・酸味の絶妙なハーモニーが特徴の言わずと知れたエビの煮込みスープ。

プー・パッ・ポン・カリー

蟹を使ったシーフードカレーで、普通のカレーと違うのは卵がかけられている点。

なお、食事に関しては「タイでの食事!文化やおすすめの店、マナー・注意点など全てをご紹介!」に詳しくまとめていますので、併せてお読みください。

 

タイは災害が少ない

日本は世界有数の災害国として知られ、地震や台風、津波などの自然災害が毎年多く発生しています。

タイでは雨季になるとスコールと呼ばれる豪雨が頻発して降りますが、地震や台風は稀にしか発生せず、発生したとしても規模は非常に小さいので、災害による被害の心配はほとんどありません。

とはいっても、地球温暖化などの影響によって、今後タイで規模の大きい自然災害が発生する可能性は否定できませんので、災害に対する危機感を持つとともに、安全対策を図っておく必要があります。

 

タイの教育水準が高い

夫婦でタイに移住される方、子供と一緒にタイに移住される方、配偶者としてタイに移住される方は、タイの教育水準について大きな関心があるかと思います。

さまざまなサイトが公表しているデータでは、タイの教育水準が低いと示されていますが、それはタイ国全体を通した平均であって、実際のところ教育水準は学校によって大きく異なります。

タイは貧困層と富裕層との差が非常に大きく、これは教育機関においても言えることで、貧困層が入れる低価格の学校はレベルが低いのに対して、富裕層しか入れない私立やインターナショナルの学校のレベルは非常に高い状態にあります。

ある程度金銭的に余裕がある場合に限りますが、タイで高水準の教育を受けることができますので、教育の観点からみても海外移住先としてタイを選択するメリットは多大であると言えるでしょう。

 

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タイ移住のデメリット

このように、タイへの移住にあたって数多くのメリットがありますが、その一方で①季節がほとんどなく年中暑い、②衛生環境が悪い、③インフラ整備が不十分である、④日本よりも治安が悪い、⑤文化・習慣の違いによる気疲れ、⑥タイ語での会話が必須、などのデメリットも存在します。

気温においては慣れれば気にならなくなりますが、衛生環境においては日本よりも悪く、それによって病気を罹患することがありますので、耐性がつかないうちは辛いかもしれません。

また、不十分なインフラ整備による交通渋滞、それに関わる人身事故、犯罪・トラブルが多発している現状なども、タイへの移住において気になるところと言えるでしょう。

 

タイは季節がほとんどなく年中暑い

日本には春、夏、秋、冬の4つのシーズンがありますが、タイには乾期(11月~5月)と雨期(6月~10月)の2つのシーズンしかありません。

また、タイの気候は熱帯モンスーン気候で、年間の平均気温が29℃、平均湿度が73%と日本の7~8月に相当する高温多湿の状態が年間を通して続きます。

月別

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

気温

最高

35

35.5

36

38

39

37.5

37

37

36

35

36

36

最低

17

27

25

25

24

24.5

24.5

24.5

24.5

24

23.5

20

平均温度

26

28

29.5

31

31.5

30

29.5

29

29

28.5

29

27.5

平均湿度

60

75

75

70

70

75

75

80

80

80

70

65

降雨日数

1

2

2

2

12

18

18

25

20

20

7

3

高温多湿の気候は、滞在していると慣れてくるものですが、特に暑さに弱い方や暑さによって目眩をよく起こす方などはかなり辛いかと思います。

また、タイには乾期と雨期の2シーズンしかなく、季節の楽しみが日本よりも少ないので、季節・気候においえややマンネリ化してしまうかもしれません。

 

タイは衛生環境が悪い

タイは日本のように衛生管理が徹底されていなく、たとえば路上には飲食物の残骸や吸い殻、ゴミ、人通りの少ない路地などでは動物の死骸が転がっていることがよくあります。

ポイ捨て禁止はタイでのマナーの一つで、多くのタイ人がマナーを遵守している一方、中にはマナー違反の人もいますし、海外からの旅行者がポイ捨てするケースも多くみられます。

日本でも同様にマナー違反の日本人や海外旅行者が路上汚染に関わっていますが、日本ではゴミの収集はもちろん、NPOやNGOのボランティア団体などによって掃除が行われていますので、常に綺麗な状態に保たれていますが、タイでは掃除が行き届いていません。

また、飲食店においても衛生環境が悪いところが多く、特にローカルレストランでは食中毒を起こすことがしばしばあります。

さらにタイはバイク・車社会で、排気ガスによる大気汚染が日本以上に気になりますので、潔癖症の方や喘息持ちの方など、環境による影響を強く受けやすいという方はタイでの生活が辛く感じるかもしれません。

 

タイのインフラ整備が不十分である

上記の不衛生な環境と関連していますが、タイでは排水設備が整っていなく、また交通整備が行き届いていなく、総じてインフラ整備が不十分な状態にあります。

排水設備に関しては、通常の雨であれば基本的に問題はないものの、スコールのような豪雨が降ると冠水し、衛生環境がさらに悪化します。

交通整備に関しては、歩行通路が狭く完全にバイク・車優先の交通状況になっている一方で、信号が少なく路上工事が行き届いていなく、交通渋滞を引き起こすばかりか交通事故の発生数を大きく上げています。

世界保健機構(WHO)が2015年11月08日に発表したレポートによると、タイにおける人口10万人あたりの交通事故死者数が36.2人(世界で2番目に高い水準)。

経済の発展が著しい反面、インフラ整備はまだまだ整っていないので、“快適さ”や“安全性”を求めすぎては移住失敗になりかねません。

 

タイは日本よりも治安が悪い

経済を基準とした同水準の国の中では、タイの治安は比較的に良いものの、日本と比べると圧倒的に治安が悪く、日本人が犯罪やトラブルに巻き込まれるケースも多々あります。

日本人が巻き込まれる可能性のある犯罪・トラブルには、スリや置き引き、強盗・ひったくり、いかさま賭博、詐欺、わいせつ犯罪、空き巣など多岐に渡り、中でも金銭に関する犯罪・トラブルが多い傾向にあります。

金銭に関する犯罪・トラブルにおいては特にスリや置き引きが日常茶飯事で、日本で問題とならないことでもタイでは危険なことが多々ありますので、日本にいる時のように無防備に生活することはできません。

また、近年タイではマレーシアとの国境付近でテロ、バンコクを中心とした至る都市でデモが発生していますので、安全管理・危機管理を徹底する必要があります。

タイの詳しい治安情報を知りたいという方は、「タイの治安・安全性と日本人被害の多い犯罪・トラブルについて」をお読みください。

 

日本・タイの文化・習慣の違いによる気疲れ

国が違えば文化や習慣、国民性が違うのは当然のことで、同じアジアの国であっても、たとえばタイでは仏教に対して深い信仰心を持っている、自分の非を認めない人が多い、遅刻の常習化など、日本と異なる点が多々あります。

文化や習慣、国民性の違いによる気疲れというのは、どの国に住んでも言えることですが、日本人の多くがタイやタイ人に対して非常に良いイメージを持っていますので、現実とのギャップに戸惑い、精神的に辛くなることが多々あるかもしれません。

これがタイ、タイ人であると理解できれば問題はありませんが、日本の文化や習慣、国民性を尊重する方にとっては大きなストレスとなりえます。

なお、タイの文化や習慣に関しては、「タイの生活水準や生活環境、文化・生活習慣などについて」にまとめていますので、移住前に必ずご一読の上、タイやタイ人に対する理解を深めておいてください。

 

タイに移住するとタイ語が必須

タイの第一言語(母国語)がタイ語、第二言語が英語で、近年では教育水準の向上に伴って若年層を中心に英語を話す人が増えてきています。

また、タイが親日国であるということや、多くの日本人がタイへ旅行に訪れることから、日本語を話せるタイ人も多々いますので、短期滞在や1年程度の長期滞在であれば、片言の英語と日本語でもタイでの生活に支障はありません。

しかし、移住となるとそうもいかず、滞在期間が長くなればなるほどタイ人との関わりが増えていきますし、しっかりと意思疎通したいと考えるようになりますので、タイ語を話せないとフラストレーションが募っていきます。

タイで生活していれば自然とタイ語を習得できると考える方は多いと思いますが、習得のためには会話の量が必要で、会話の過程でタイ語が不自由だと苦難がつきまとい、途中で妥協してしまう方が大半なので、移住する前に最低でもタイ語を日常会話レベルまで高めておくことを強くお勧めします。

このように、タイへの移住にあたってメリットだけでなくデメリットも数多く存在し、中にはデメリットの影響から移住を断念してしまう方もいらっしゃいます。

タイへの移住を本気で検討している方は、移住失敗とならないよう、「タイへの移住失敗!日本人が遭遇しうる問題について」をしっかりとお読みいただければと思います。

 

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タイ移住者におすすめの都市

デメリットはあるものの、タイは海外移住先として非常にお勧めの国で、現に多くの日本人がタイに移住し、満足のいく生活を送られています。

タイの地域は、中部、西部、東部、北部、東北部、南部の5つに分かれており、日本人が移住地として選択する中で最も多いのが中部に属する首都のバンコクですが、北部のチェンマイや南部のプーケットなどの都市も人気があります。

都市名

人口

バンコク

Bangkok

5,782,159人

チェンマイ

Chiang Mai

174,235人

プーケット

Phuket

84,727人

パタヤ

Chonburi

72,380人

※2015年1月時点

 

タイの移住先① バンコク

タイの首都であるバンコクは、タイの中で最も経済が発展している都市で、多くの日系企業が集まっていることから、起業して移住する方や就職して移住される方は、バンコクが第一候補となります。

また、バンコクには娯楽施設やショッピング施設、飲食店が数多くありますので、タイでの生活に飽きにくく、さらにタイの中央に位置していることから、他市へのアクセスも良いので、タイでの生活を謳歌したい場合はバンコクがお勧めと言えます。

ただし、深夜まで営業している店鋪が多いために場所によっては騒がしく、交通渋滞やそれに伴う交通事故、犯罪・トラブルが多発していますので、静かな環境で安全に暮らしたいという方には適していません。

また、最低賃金の引き上げや全国一律化に伴って、物価の地域格差が以前より小さくなっているものの、まだまだバンコクと他市との差が非常に大きいので、金銭的に余裕がないという方にもあまりお勧めはできません。

 

タイの移住先② チェンマイ

チェンマイはタイの北部に位置する都市で、今なお古き良き時代の建造物が多く建ち並び、北方のバラと称されるほどに町並みが美しく、タイの歴史や文化を存分に味わうことができます。

他都市へのアクセスはやや不便ではあるものの、タイの中でも治安が良く、人も大らかな人が多い印象がありますので、静かな環境で安全に暮らしたいという方にはチェンマイがお勧めです。

また、チェンマイを移住地として選ぶ日本人も多く、日本人コミュニティーも形成されているので、タイ初心者にもお勧めできます。

 

タイの移住先③ プーケット

プーケットは、タイの南部(南西部)に位置するリゾート地で、醍醐味といえる海はもちろん、山も町並みも非常に美しく、大自然を味わいながらスローライフを送ることができます。

日本人の移住者はそれほど多くはなく、特にアメリカやヨーロッパ、オーストラリアなどの国籍の人が多いので、ゆっくりと気ままに生活したいという方や日本人と関わりたくないという方にとって、プーケットは非常に心地の良い場所となるでしょう。

ただし、プーケットを含めた南部、最南部においては現在、テロの危険性がありますので、危機管理と安全対策はしっかりと行う必要があります。

 

タイの移住先④ パタヤ

パタヤは、バンコクからバスで約2時間の距離にあるタイ中部に属する都市で、ナイトクラブやバーが多く点在する夜遊びスポットとして有名です。

夜は非常に活気があふれており、また日本語を話せるタイ人も多いので、遊びが好きな方や刺激が欲しいという方にはうってつけの都市となります。

活気があふれているとはいっても、パタヤはリゾート地としての顔も持ち合わせていますので、昼はビーチ、夜は繁華街というようにメリハリのある生活ができるという点は、他の都市にはない大きなメリットと言えるでしょう。

 

タイの移住先⑤ 地方都市

バンコク、チェンマイ、プーケット、パタヤの4都市が圧倒的に人気が高いものの、カンチャナブリー(西部)、コーンケン(東部)、チェンライ(北部)、ノンカイ(東北部)、ソンクラー(南部)など、タイには他にも魅力的な都市が多数あります。

これら地方都市には、日本人はもちろん外国人の移住者が非常に少ないので、“純タイ”の生活を送ることができます。

その一方で、日本語・英語はほぼ通じなく、会話は高いレベルでのタイ語が必須となりますので、はじめの移住先としてはお勧めできません。

まずはバンコクやチェンライ、プーケットなどの主要都市に滞在し、タイ語をマスターした時に地方都市に移住するのが良いかと思います。

なお、日本では主要都市よりも地方都市の方が治安が良いものの、タイでは地方都市における軽犯罪の発生率は主要都市と変わらず、傷害や殺人などの重犯罪は地方都市の方が頻発していますので、危機管理・安全対策はしっかりと行ってください。

 

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タイに移住するプロセス

続いてタイに移住するための方法に関してですが、タイに移住する場合には①起業する、②就職する、③タイ人と結婚する、④ロングステイビザを取得する、⑤永住権を取得する、などがあります。

タイで起業するのはやや敷居が高いものの、就職においては日本人の求人が多いのでそこまで難しいわけではありません。

また、ロングステイビザにおいても基本的に50歳以上で安定した収入がある、または十分な預金があれば誰でも取得でき、タイ移住への足がかりとすることができます。

永住権に関しては、いくつか条件があるので取得難易度は高いのですが、日本人は他の国籍の人よりも取得しやすい傾向にありますので、条件を満たしていれば永住権の取得を検討すると良いでしょう。

 

移住方法① タイで起業する

まず、タイへの移住を実現するための一つの方法として、タイで起業するという方法がありますが、日本で起業するよりも難しく、誰でも簡単に起業できるというわけではありません。

また、中にはタイに移住することを目的として起業するという方がおられますが、タイで起業するための準備に多大な時間・お金が必要で、会社維持にも多大なコストがかかります。

また、近年ではタイの政治が混乱している状態にありますので、その影響から本腰を入れて商売しないと収益が不安定になりやすく、場合によっては撤退を余儀なくされますので、移住のために起業するのはお勧めできません。

ただし、タイでは最低賃金の引き上げや全国一律化をはじめとする政策によって、ここ数年の間に経済が急速に成長し、それに伴って個人消費が増加傾向にあり、現状多くの会社が十分な収益を得ていますので、主を起業、副を移住とするなら、いずれも成功となる可能性が高いと言えるでしょう。

 

移住方法② タイで就職する

近年、タイの経済が急速に成長し、それに伴って日系企業を含め多くの海外企業がタイに進出しています。

タイに進出している日系企業の数は5,000以上にものぼり、多くの日系企業が日本人を雇用したいと考えていることから、日本人の求人数が豊富に存在しますので、タイでの就職はそれほど難しくはありません。

ただし、タイで就職するためには基本的に日常会話レベルの英語またはタイ語が必要になりますので、日本語だけしか話せないという方は就活に際してやや苦労するかもしれません。

とはいっても、タイでの就職はそれほど難しくはありませんし、たとえば就職⇒起業、就職⇒タイ人と結婚、就職⇒ロングステイビザへの切り替え、就職⇒永住権の取得、というように移住に際する後の選択肢が広くなりますので、就職はタイへの移住の足がかりとして非常に有効です。

なお、タイで仕事をしながら移住しようとお考えの方は、「タイへの移住と仕事探し!雇用・労働状況や就職活動などについて」もお読みいただければと思います。

 

移住方法③ タイ人と結婚する

タイ人と結婚すると、Oビザ(配偶者ビザ)を取得できるようになりますので、年1回の更新が必要になるものの、更新さえ続ければタイに移住することができます。

また、タイ人と結婚している場合には永住権を取得することも可能で、後項で詳しく説明しますが、子供がいると最短2年、いなければ最短5年で永住権を取得することができます。

Oビザで更新を続ければ移住ができるので、永住権を取得する必要もありませんが、永住権を取得するとビザが不要になり、ビザの更新はもちろん、リエントリー・パーミット(再入国許可)などのビザに関わる申請が必要なくなりますので、タイ人と結婚する場合には永住権の取得を視野に入れておくと良いでしょう。

なお、日本人男性の中でタイ人女性と恋愛・結婚がしたいという方は、事前に「タイ人女性の名前・特徴・性格・恋愛/結婚観・国際結婚など完全解説!」を必ずお読みください。

 

移住方法④ タイのロングステイビザを取得する

タイのビザには長期滞在者向けとして、①Oビザ(年金ビザ)、O-Aビザ(ロングステイ1年)、O-Xビザ(ロングステイ10年)の3種類が発行されています。

各ビザの概要としては、Oビザ(年金ビザ)が年金受給者、O-AビザとO-Xビザが満50歳以上で滞在に十分な預金があることが取得の条件で、条件を満たしていれば誰でも取得することができます。

各ビザには滞在可能日数が設けられていますが、何度も延長することができるので、実質的にはこれらのビザでタイへの移住が実現します。

O-Xビザは2016年11月に新しくできたビザのため不明瞭なことが多く、また取得に際して多くの預金が必要になるので難易度は高いものの、Oビザ(年金ビザ)とO-Aビザは簡単に取れますので、50歳以上の方はいずれかのビザを取得すると良いでしょう。

 

移住方法⑤ タイの永住権を取得する

タイで移住するための最終地点が永住権の取得になりますが、永住権は「タイ国内勤務者」または「タイ人配偶者がいる」場合でないと取得することができません。

タイで開業している・働いている方、タイ人配偶者がいる方は、後に永住権を取得できる可能性がありますので、本格的にタイへの移住をお考えなら、永住権の取得はしっかりと視野に入れておきましょう。

永住権に関する詳細は「タイ永住権のメリットや申請方法などについて詳しくご紹介します!」に書いてあります。

永住権を取ろうとお考えの方は、併せてお読みください。

 

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タイへの移住に必要となるビザと権利

タイに移住する前にまず入国しなければいけないわけですが、30日以内の観光を目的とした入国以外では、事前に目的に応じたビザを申請・取得する必要があります。

ビザの種類

申請者

観光ビザ

観光を目的とする者

外交/公用ビザ

日本政府が公認した外交官、外交代表で就業している官職者、日本政府機関で就業している官職者

メディアビザ

カメラマンや記者といった報道関連の就業者

トランジットビザ

タイの国際空港を経由して他国へ行く際に、12時間を超えてタイの国際空港に滞在する者

Bビザ

ノンイミグラント-B

(就労/ワーキング)

就労を目的として滞在する者(ビジネスビザ)

ノンイミグラント-B

(業務/ビジネス)

事業提携者との会合や事業集会、会議出席など、予め準備された業務遂行のために滞在する者

ノンイミグラント-B

(教師)

タイ国内で教職者として就業する者

ノンイミグラント-B

(アーティスト、興行)

芸術関連のパフォーマンスや興行を目的として滞在する者

ノンイミグラント-B

(3年)

業務を目的として滞在する者

EDビザ

ノンイミグラントED

(教育)

公立・私立の教育機関での研究、公共団体・国際機関などでの研究・実地見学、仏教の学習・修行、航空専門学校での研究を目的として滞在する者(例:留学)

Oビザ

ノンイミグラント-O

(タイ人の配偶者/扶養家族)

タイ在住の配偶者・扶養家族(タイ人)と会すること、共に居住することを目的として滞在する者

ノンイミグラント-O

(タイ王国で正規就労する外国人の配偶者/扶養家族)

タイ国内で正規に就業している、または滞在許可を持っている配偶者・近親家族と会すること、共に居住することを目的として滞在する者

ノンイミグラント-O

(年金受給者)

日本国内で年金を受給している者

O-Aビザ

ノンイミグラントO-A

(ロングステイ1年)

タイ国内で1年以内または1年以上の長期滞在を希望する満50歳以上の者

O-Xビザ

ノンイミグラント-O-X

(ロングステイ10年)

タイ国内で5~10年の長期滞在を希望する満50歳以上の者

上表のように、タイのビザにはさまざまな種類がありますが、移住に関連するのは赤字の計5つのビザとなります。

起業・就職する

⇒Bビザ(ビジネスビザ)

タイ人と結婚する

⇒Oビザ(配偶者ビザ)

ロングステイビザを取得する

⇒Oビザ(年金ビザ)

⇒O-Aビザ(ロングステイ1年)

⇒O-Xビザ(ロングステイ10年)

※()内は簡潔に記載しています

 

タイへの移住に関連する各ビザの申請場所

このように、起業・就職する場合は「Bビザ」、タイ人と結婚して滞在する場合は「Oビザ(配偶者ビザ)」、長期滞在を目的として滞在する場合は「Oビザ(年金ビザ)」、「O-Aビザ」、「O-Xビザ」の申請・取得が必要となります。

これらのビザを取得するのは、日本人なら基本的に日本国内で、東京都にある「在東京タイ王国大使館」、大阪府にある「タイ王国大阪総領事館」、愛知県にある「タイ王国名古屋名誉総領事館」で申請を行います。

 

申請時間

受領時間

住所

在東京タイ王国大使館

09:00~11:30

14:00~15:00

〒141-0021

東京都品川区上大崎3-14-6

タイ王国大阪総領事館

09:30~11:30

13:30~15.00

〒541-0056

大阪市中央区久太郎町1丁目9番16号 バンコック銀行ビル4階

タイ王国名古屋名誉総領事館

10:00~11:30

13:30~15:30

〒460-0003

名古屋市中区錦三丁目6番29号(興和ビル1F)

 

タイへの移住に関連する各ビザの必要書類

また、各ビザを申請するためには書類を揃える必要があり、ビザによって必要となる書類が大きく異なりますので、どのような書類が必要なのか確認しておきましょう。

Bビザ

(ビジネスビザ)

  • 有効なパスポート
  • 申請書
  • カラー写真(3.5×4.5cm)
  • 就職先からの英文招聘状
  • 経歴書
  • 以前の就労許可書(あれば)

Oビザ

(配偶者ビザ)

  • 有効なパスポート
  • 申請書
  • カラー写真(3.5×4.5cm)
  • 航空券または予約確認書
  • 経歴書
  • タイ国籍配偶者または扶養家族の国民身分証明書及び旅券のコピー
  • タイ所轄省庁発行の配偶者との婚姻証明書または扶養家族の出生証明書および住居登録証
  • タイ国籍配偶者からの招聘状
  • ビザ申請時にその国の所轄省庁発行の婚姻証明書(外国でタイ国籍者と婚姻手続きをした申請者のみ)
  • 日本の市町村発行の戸籍謄本(日本でタイ国籍者と婚姻手続きをした申請者のみ)
  • 身元保証書
  • 保証人の署名入りの旅券または運転免許書

Oビザ

(年金ビザ)

  • 有効なパスポート
  • 申請書
  • カラー写真(3.5×4.5cm)
  • 航空券または予約確認書
  • 英文経歴書
  • 年金証書(年金の受給額が月額65,000B以上)
  • 戸籍謄本
  • 国公立病院発行の英文健康診断書
  • 英文身元保証書
  • 保証人の署名入りのパスポートまたは運転免許書

O-Aビザ

(ロングステイ1年)

  • 有効なパスポート
  • 申請書
  • カラー写真(3.5×4.5cm)
  • 経歴書
  • 航空券または予約確認書
  • 右記のいずれかの金融証明書(800,000B以上の預金⇒英文銀行預金残高証明書、月65,000B以上の年金受給⇒年金証書、合算で800,000以上の預金・年金⇒銀行普通預金通帳と年金証書)
  • 日本または申請者の国籍国の所轄省庁発行の英文無犯罪証明書国
  • 公立病院発行の英文健康診断書
  • パスポートの全ページコピー

O-Xビザ

(ロングステイ10年)

  • 有効なパスポート
  • 申請書
  • カラー写真
  • 航空券または予約確認書のコピー
  • 経歴書
  • 金融証明書
  • 英文無犯罪証明書
  • 国公立病院発行英文健康診断書
  • タイ国内の保険会社発行の健康保険証明書

基本的に全ての必要書類が揃っていないと、申請を受け付けてくれませんので、必ず全ての書類を揃えて大使館・領事館で申請するようにしましょう。

必要書類の詳細については、「タイのビザの種類(観光・ビジネス・ロングステイなど)を徹底解説!」でご確認ください。

 

タイへの移住に関連するビザの申請方法

タイのビザを申請するのは既述のように、東京都にある「在東京タイ王国大使館」、大阪府にある「タイ王国大阪総領事館」、愛知県にある「タイ王国名古屋名誉総領事館」となりますが、東京都または大阪府で申請を行う場合には、まず“予約”をしなければなりません。

予約なしで来館すると門前払いとなってしまいますので、必ず予約した上で、所定の日時に来館するようにしてください。

来館前

  1. 必要書類をすべて用意する
  2. VABOで事前予約を行う(在東京大使館大阪総領事館
  3. 予約確認メールを印刷する(来館時に必要)

来館後

  1. 予約の日時に最寄りの大使館・領事館に伺う
  2. ビザの申請窓口で整理券をもらう
  3. 窓口で必要書類を提出、ビザの申請料を支払う
  4. 仮領収書を受け取る(受領のために必要)
  5. 指定の日時にビザを受け取りに伺う

予約をして所定の日時に来館した後は、基本的に整理券をもらって、整理券に記載の番号が呼ばれた後に窓口に行き、必要書類と申請料を支払うだけです。

流れとしては役所のような感じなので、特に不安なく申請を行うことができるかと思います。

ビザの申請に不安を感じておられる方は、「タイのビザ申請・延長(更新)方法について詳しくご紹介します!」に手順など詳細をまとめていますので、しっかりと読んでおいてください。

 

タイ移住における永住権について

タイへの移住を実現するための最終地点が永住権の取得となりますが、永住権を取得できるのは「タイ国内勤務者(Bビザ取得者)」または「タイ人配偶者がいる(Oビザ(配偶者ビザ)取得者)」の2パターンのみです。

永住権の取得条件

タイ国内勤務者

  • ワークパーミットを3年以上保持している
  • 3年間分の個人確定申告書(ポードー91)がある
  • 2年間分の所得申告書(100,000B以上/年の納税が必要)
  • 1か月80,000B以上の勤労収入がある
  • 無犯罪証明書の取得
  • 申請料7,600B
  • 証明書発行手数料200,000B(概算)

タイ人配偶者がいる場合

  • 子供の出生証明(配偶者との間に子供がいる場合)
  • タイ人配偶者との結婚証明書(子供がいる場合は2年以上要、子供がいない場合は5年以上要)
  • 2年間分の1か月30,000B以上の収入証明
  • 無犯罪証明書の取得
  • 申請料7,600B
  • 証明書発行手数料100,000B(概算)

タイ国内勤務者(Bビザ取得者)であれば最短3年(確定申告の関係で4年になることも)、タイ人配偶者がいる方(Oビザ(配偶者ビザ)取得者)は子供がいれば最短2年、いなければ最短5年で永住権の取得条件を満たします。

タイでは国ごとに永住権の発行枠を100名に設定していますが、日本人の申請者はそれほど多くはなく、他の国籍の人と比べると取得難易度は高くありません。

とはいっても、条件を満たしていれば必ず取得できるというわけではなく、“信用”に値する人物であるかということがみられるため、実際にはタイ滞在5年以内ではかなり難しいと言えます。

また、永住権の申請期間が毎年12月前後のおよそ1ヶ月間しかなく、政策やデモ・テロなどの影響によって受付拒否となる年もありますので、永住権の取得時期としては滞在5年~10年を一つの目安にするなど長い目でみる必要があります。

 

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タイ移住にかかる費用

次にタイへの移住に必要となる費用についてですが、まず初期費用としてビザの申請費や渡航費がかかり、さらに生活する上で家賃や食費、医療費などがかかってきます。

また、ビザを取得される方は基本的に1年ごとに更新を行いますので、更新の手続き費用や条件を満たすための費用も必要になります。

生活においては、生活レベルによって費用が大きく異なりますが、標準レベルであれば月30,000B~40,000Bほどで暮らすことができるので、浪費しなければ生活に困ることはほとんどありません。

 

タイでの生活費

生活に必要となる費用には、主に①家賃、②光熱費、③通信費、④食費、⑤医療費、⑥移動費、⑦雑費(日用品)、⑧娯楽費、などがあります。

標準的な生活費の一例

家賃

10,000B

光熱費

2,000B

通信費

1,000B

食費

10,000B

医療費

1,500B

移動費

2,000B

雑費

3,000B

娯楽費

5,000B

34,500B

上表の生活費は1人で移住する場合に標準的な生活費の一例で、就職される方は住宅補助や移動費(交通費)が支給される場合がありますので、上表にある費用ほどかかりません。

これらの費用のほかにも、たとえば子供がいる場合には教育費がかかりますし、生活レベルを上げるのならさらに多くの費用が必要になります。

そのため、上表の標準的な生活費はあくまで「最低レベル」と捉え、金銭的に余裕を持って生活するには月50,000B以上必要であると考えておいてください。

なお、タイでの生活費に関しては「タイの生活費や物価(1ヶ月・家賃・食費・光熱費・医療費など)」で詳しく紹介しています。

 

タイ移住におけるビザ関連の費用

毎月の生活費に加え、ビザを取得される方(O-Xビザ取得者を除く)は1年ごとに更新しなければなりませんので、更新の手続き料と条件を満たすための費用(残高証明)が必要になります。

 

ビザの種類

費用

申請料

Bビザ(ビジネスビザ)

Oビザ(配偶者ビザ)

Oビザ(年金ビザ)

9,000円

(シングルエントリー)

O-Aビザ(ロングステイ1年)

22,000円

(マルチプルエントリー)

O-Xビザ(ロングステイ10年)

22,000円

(マルチプルエントリー)

永住権

7,600B(申請料)+国内勤務者は約200,000B、タイ人配偶者がいる場合は約100,000B(証明書発行手数料)

 

 

ビザの種類

費用

更新料

すべて(永住権を除く)

1,900B

更新条件

Oビザ(配偶者ビザ)

預金残高が40,0000B以上(日本人男性・タイ人女性の場合)

Oビザ(年金ビザ)

年金受給額が継続して月65,000以上、または預金残高が800,000B以上

O-Aビザ(ロングステイ1年)

預金残高が800,000B以上

O-Xビザ(ロングステイ10年)

預金残高が3,000,000B以上

上表のようにビザの種類によって申請料や更新料が違い、また更新するための条件も大きく異なります。

特に注意が必要なのがOビザ(年金ビザ)、O-Aビザ(ロングステイ1年)、O-Xビザ(ロングステイ10年)の3つで、預金残高が満たない場合には更新ができません。

ビザの更新の観点からみても、タイでの移住には十分なお金を保有していることが必要不可欠となります。

 

タイ移住における税金(所得税)の支払い義務

また、タイでは180日以上滞在した者に対して税金の支払いを義務化していますので、タイに移住される方は生活費やビザの更新料などに加えて、税金に関してもしっかりと考慮しなければなりません。

課税所得(年)

税率

150,000B

0%

150,001~300,000B

5%

300,001~50,000B

10%

500,001~750,000B

15%

750,001~1,000,000B

20%

1,000,001~2,000,000B

25%

2,000,001~5,000,000B

30%

5,000,001B~

35%

※2017年時点

 

主な控除額

給与所得控除:所得の50%相当

社会保険料控除:9,000B(750B×12)

納税者本人控除:60,000B

配偶者控除:60,000B

子供控除:30,000B(1人あたり)

※2017年時点

税率は幾度も改正が行われていますが、日本よりも税率が高く、年収800,000Bであれば47,150Bの所得税が発生します。

タイで就職される方は、企業側が確定申告を行いますし、毎月天引きされるので、税金に関して個人で何かを行うということはありません。

その一方で、日本で収入があるという方はタイで、日本で年金を受給している方はタイと日本の両国で納税する必要があり、基本的には個人で所得申告を行わなければなりません。

日本とタイは租税条約を締結していますが、年金においては締結していないので、年金受給者は日本で非課税とならず、日本で源泉徴収された所得税をタイでの所得申告時に控除するという形になります。

 

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タイへの移住に関する注意点

タイへ移住するにあたってビザや金銭的なことを考慮しなければなりませんが、生活上における文化・習慣の尊重、マナーの遵守はもちろん、健康や安全に関してもしっかりと考えておく必要があります。

特に文化や習慣、マナーにおいては、タイに“滞在させてもらう”という立場にありますので、タイについての理解を深め、迷惑とならないよう努めなければなりません。

また、タイでは食中毒やデング熱(蚊を媒体とする病気)などの健康被害が問題視されているほか、傷害事件や交通事故、テロ、デモに巻き込まれる可能性がありますので、自分の安全は自分で守るという気持ちを強く持ち、安全対策に取り組むようにしてください。

 

タイの文化・習慣を尊重する

同じアジアの国であっても日本とタイでは文化・習慣が異なり、たとえば日本では無宗教(自覚を含む)の人が多いのに対して、タイではほとんどの人が仏教を深く信仰しています。

それに関連して、タイ人は僧侶に対して強い尊敬の念を抱いていることから、僧侶の禁欲の一つである性欲に対して深く配慮し、女性は僧侶に触れない、むやみに近づかないようにしていますので、女性の方はご注意ください。

また、土地には精霊が住むという「サーン・プラプーム(精霊信仰)」の思想が根強く残っており、タイでは頭に手をあてる(なでるなど)の行為はタブーで、たとえ相手が子供であっても許される行為ではありません。

さらに、タイ人の多くが国王・王族に対して絶大なる信頼と尊敬の念を抱いているので、冗談や軽はずみであったとしても国王・王族への侮辱発言は許されません。(侮辱罪・不敬罪がある)

このように、タイ独自の文化・習慣が数多く存在しますので、タイでトラブルを起こさないためにも、タイの文化・習慣をしっかりと理解し、尊重しなければいけません。

  • 女性は僧侶に触れない、近寄らない
  • 他人の頭に触れない、足の裏を人に向けない
  • 国王・王族に対する悪口を言わない・批判しない
  • 国歌が流れた時は直立不動で静聴する
  • 人前で面と向かって怒らない など

 

タイのマナーを遵守する

文化・習慣と同様に、日本では常識と考えられていることがタイでは非常識にあたるなど、マナーに関する相違点も数多く存在します。

たとえばタイでは目の上の人に対して合掌して挨拶する、スープや麺をすすらず静かに食べる、サービスに見合ったチップを払うなど、行動においてもマナーがあり、これらのマナーは日本にはありません。

外国人なら少しは許容される場合がありますが、基本的には行動を間違えてしまうと無礼とみなされ、タイ人からの反感を買うことになりますので、郷に入っては郷に従えの精神で、タイのマナーを必ず遵守するようにしてください。

  • 挨拶の時は合掌をする(初対面時、年配者に対して)
  • 王宮や寺院に行く際は適切な服装をする
  • 食事の時は静かに食べる(すすらない)
  • 高級飲食店やマッサージ店などでは見合ったチップを支払う
  • ゴミや吸い殻をポイ捨てしない など

 

健康管理を徹底する

また、タイで移住される場合には、たとえば食中毒やデング熱などの病気にかかるリスクが高く、海外ということで病気にかかった時には強い不安が募りますし、タイの医療は先進的ではあるものの総合的に言えば日本よりも低水準なので、健康管理にもしっかりと気を使う必要があります。

日本人がタイで罹りうる病気には、不衛生な環境による食中毒、デング熱のほかにも、ジカウイルス感染症やマラリア、性感染症、狂犬病など多岐にわたります。

これらのほとんどが外発的に発症するものなので、完全に防ぐことはできないものの、食中毒であれば新鮮な食品・清潔そうな店鋪を選ぶ、蚊媒体となる病気であれば長袖・長ズボンを着用する・虫除けスプレーを塗布するというように、積極的に対策をとるようにしましょう。

 

安全・危機管理を徹底する

タイの治安は、経済において同水準の国の中では良好ですが、犯罪発生率は高く、日本のように無防備で暮らすことができません。

タイにおける2015年の犯罪統計

殺人事件(未遂含む)

7,517件

傷害事件

15,711件

強姦事件

3,115件

強盗事件

402件

盗難事件

41,450件

銃器不法所持事案

32,492人

薬物犯罪事案

281,038人

上表は、タイ警察が公表した2015年の犯罪統計で、タイ警察が把握しているだけでもかなりの犯罪が発生しています。

日本人が被害に遭うケースの中で特に多いのが金銭に関する犯罪で、スリや置き引きならお金を盗まれて終わりですが、強盗傷害や強盗殺人も起きていますので、高価な服を着ない・装飾品をつけない、夜に1人で出歩かない、細い道を通らないなど、リスク回避のための対策を講じる必要があります。

また、タイでは交通事故も問題視されており、車やバイク同士だけでなく、歩行者が巻き込まれるケースも多々ありますので、昼夜・場所を問わず周囲を警戒しておいてください。

 

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タイの医療と移住時の病院について

タイだけでなく海外に移住すると、日本のようには安心して暮らすことができず、特に病気に関しては強い不安を感じる方が多いと思います。

日本の医療は世界最高峰レベルで、また病気にかかっても日本語で意思疎通が図れるので、安心して受診でき治療に臨むことができますが、海外ではそうはいきません。

タイ移住に際して、常時健康でいるためにも、また安心して治療に取り組めるよう、事前に医療や病院についての理解を深めておいてください。

 

タイの医療レベル

タイの経済は急速に成長しているものの、まだまだ発展途上国の域を抜けていませんが、医療においてはかなりレベルが高く、特にバンコクにある私立病院の医療水準は日本の病院と比較しても遜色はありません。

その証明として、医療機能を国際的に評価するアメリカの非営利団体「JCI」の認証を受けたタイの病院は約60にものぼります。

JCI認定を受けるタイの医療機関

Nonthavej Hospital

Bangkhen

Bangkok Hospital Chinatown

Bangkok

Bangkok Hospital Medical Center

Bangkok

Bangkok International Dental Center

Bangkok

Bangpakok 9 International Hospital

Bangkok

BNH Hospital

Bangkok

Bumrungrad International

Bangkok

Chaophya Hospital Public Company Limited

Bangkok

Jetanin IVF Clinic

Bangkok

Kamol Cosmetic Hospital

Bangkok

Kluaynamthai Home Care

Bangkok

Kluaynamthai Hospital

Bangkok

Kluaynamthai Polyclinic Branch Asoke

Bangkok

Kluaynamthai2 Geriatric Hospital

Bangkok

Ladprao Eye Center

Bangkok

MALI Interdisciplinary Hospital

Bangkok

Metta International Eye Center

Bangkok

Navamin 9 Hospital

Bangkok

Nopparat Cosmetic Clinic

Bangkok

Phyathai 2 Hospital

Bangkok

Piyavate Hospital

Bangkok

Praram 9 Hospital

Bangkok

Rachvipa MRI Center

Bangkok

Ramkhamhaeng Hospital

Bangkok

Samitivej Srinakarin Hospital

Bangkok

Samitivej Sukhumvit Hospital

Bangkok

Sikarin Hospital

Bangkok

Siriraj Piyamaharajkarun Hospital

Bangkok

Sukumvit Hospital

Bangkok

Synphaet Hospital

Bangkok

Vejthani Hospital

Bangkok

Vibhavadi Hospital

Bangkok

Wuttisak Clinic Siam Square Branch

Bangkok

Yanhee Hospital

Bangkok

Bangkok Hospital Chiang Mai

Chiang Mai

Chiangmai Ram Hospital

Chiangmai

Aikchol Hospital

Chonburi

Bangkok Hospital Pattaya

Chonburi

Chonburi Hospital

Chonburi

SIKARIN HATYAI HOSPITAL

HATYAI SONGKHLA

Queen Sirikit Heart Center of the Northeast

Khon Kaen

Kranuan Crown Prince Hospital

Khonkaen

Sri Phala Clinic

Koh Samui

Krabi Nakharin International Hospital

Krabi

Khonkaen Ram Hospital

Muang Khon Kaen

AEK UDON INTERNATIONAL HOSPITAL

Muang Udonthani

Srisawan Hospital

Nakhon Sawan

Thabo Crown Prince Hospital

Nongkhai

Asia Cosmetic Hospital Co., Ltd.

Nonthaburi

The World Medical Hospital

Pakkred Nonthaburi

Pitsanuvej Hospital

Phitsanulok

Bangkok Hospital Phuket

Phuket

Phuket International Hospital

Phuket

Sea Smile Dental Clinic

Phuket

Bangkok Hospital Hua Hin

Prachuapkhirikhan

Bangkok Hospital Samui

Samui Island

Mahachai Hospital Public Company Limited

Samut sakhon

Chularat 3 Theparak Hospital

Samutprakarn

Samitivej Sriracha Hospital

Sriracha

International Clinic Koh Chang

Trat

世界的評価を受ける病院が多い反面、設備が整っていない、優秀な医師がいない病院も数多く存在しますので、 “大型私立病院”や“インターナショナル病院”に受診すると安心です。

 

タイ移住者におすすめの病院

上記のように、タイには世界的に評価を受ける病院が数多く存在し、そのほとんどが英語を話す医師・看護師が在籍していますが、日本語を話す医師・看護師、または日本語翻訳者がいるのは一部のみです。

英語やタイ語のレベルがある程度高い方でも病気になった時には、母国語である日本語でコミュニケーションが図れると非常に安心ですので、できる限り日本語に対応している病院に受診することをお勧めします。

地域

病院名

所在地

バンコク

Bangkok Hospital

2 Soi Soonvijai 7, New Petchaburi Rd.

Bumrungrad International Hospital

33 Soi 3, Sukhumvit Rd.

Samitivej Hospital

133 Soi 49, Sukhumvit Rd.

Praram 9 Hospital

99 Soi Sang-jam, Rama 9 Rd.

BNH(Bangkok Nursing Home) Hospital

9/1 Convent Rd. Silom

チェンマイ

Chiangmai Ram Hospital

8 Bunrueang Rit Rd, Tambon Su Thep, Amphoe Mueang Chiang Mai, Chang Wat Chiang Mai 50200

プーケット

Bankok Hospital Phuket

2/1 Hongyok Utis Rd, Muang District, Phuket, 83000

Phuket International Hospital

44 Chalermprakiat Ror 9 Rd Phuket 83000

パタヤ

Bangkok Hospital Pattaya

301 Moo 6 Sukhumvit Rd., Km 143 Muang, Pattaya, Chonburi

Phayathai Sriracha General Hospital 

90 SRIRACHA NAKORN 3 ROAD SRIRACHA CHONBURI 20110

上表にある病院はすべて日本語を話す医師・看護師、または翻訳者が在籍しており、さらに医療レベルも非常に高いので、受診の際は上表の病院の中から選ぶと良いかと思います。

 

タイ移住のための医療保険

タイに移住するとなると、常に健康問題がつきまといますので、病気になった際に少しでも精神的に安心できるよう、また高額出費を回避するために、民間の医療保険への加入を強くおすすめします。

タイで就職する場合には社会保険に加入しますが、社会保険に含まれる医療保険では上記のような医療レベルが高く日本語対応可の私立病院の多くが対象外です。

また、ロングステイビザ取得者の場合には、日本の海外旅行保険(長期)に加入する、クレジットカードに付帯する海外旅行保険を利用するという手がありますが、5年などの長期加入が難しく、補償内容もあまり充実していないので、後に民間の医療保険に加入するようにしましょう。

順位(シェア)

タイ現地で加入できる医療保険会社

1

Bupa Health Insurance (Thailand) PCL

2

Cigna Insurance PLC

3

Bangkok Insurance PCL

4

Dhipaya Insurance PCL

5

The Siam Commercial Samaggi Insurance

6

Viriyah Insurance PCL

7

AXA Insurance PCL

8

Safety Insurance Public Co., Ltd.

9

Mitsui Sumitomo Insurance Co., Ltd. (Thailand)

10

Thai Health Insurance PCL

民間の医療保険の中でシェアを集めているのがBupa Health Insuranceで、低価格でありながら補償が充実していることや幅広いプランなどによって、タイ人ならびに外国人から高い人気を得ています。

上表の保険会社は一般的な医療保険を取り扱っているところですが、生命保険を扱う会社も多く存在しますので、医療保険とともに生命保険にも加入しておくと安心です。

順位(シェア)

タイ現地で加入できる生命保険会社

1

American International Assurance Co., Ltd

2

Muang Thai Life Assurance PCL

3

Thai Life Insurance PCL

4

Bangkok Life Assurance Co., Ltd.

5

Krungthai Axa Life Insurance PCL

6

SCB Life Assurance PCL

7

Allianz Ayudhya Assurance PCL

8

Prudential Life Assurance Public (Thailand) Co., Ltd.

9

Ocean Life Insurance PCL

10

FWD Life Insurance PCL

 

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タイへの移住に関するまとめ

タイは日本人にとって住みやすく、また物価の安さや日本から近いことなども相まって、海外移住先として非常にお勧めできる国です。

ただし、タイに長く住んでいると文化や習慣、国民性の違いなどによって困ることが多々ありますし、健康や安全に関して注意を払う必要がありますので、すぐに移住を決めるのではなく、1年~3年くらいのプチ移住から始めてみてはいかがでしょうか。

すでにタイへの移住を心に決めている方は、タイやタイ人に関する理解を再確認するとともに、英語・タイ語が話せない場合は後に苦労しないよう、事前に学習しておき、ある程度のレベルにまで持っていっておきましょう。

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