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タイで暮らす際の仕事や費用・お金など全てを徹底解説!

タイ 生活   116 Views

物価が安い、親日国である(タイ人が日本・日本人に良いイメージを持っている)、比較的に治安が良いなど、タイにはさまざまな魅力があり、日本人にとって非常に居心地の良い国であることから、多くの日本人がタイで長期的に暮らしています。

日本から近いこともあって毎日多くの日本人がタイに訪れていますが、訪れたことのある方のほとんどがタイに魅了され、「暮らしたい」と考えているのではないでしょうか。

当ページでは、タイの魅力やタイで暮らす日本人の特徴、長期滞在・移住に該当するビザ、生活上の注意点など、タイでの暮らしに関するさまざまな情報をまとめていますので、タイで暮らそうとお考えの方はぜひ参考にしていただければと思います。

 

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Contents

タイの暮らしやすさについて

一昔前のタイというと、まだまだ発展途上国で、日本と比べると不便なところが多かったものの、急速な経済成長に伴って現在ではかなり居心地の良い国となりました。

タイの首都であるバンコクだけをピックアップすると、交通や娯楽に関しては日本と大差ありません。

まず、交通に関してですが、バンコクにはスカイトレイン(BTS)と地下鉄(MRT)があり、どちらも都市中心部からさまざまなエリアに路線が敷かれています。

タイはバイク・車社会であるために至るところで交通渋滞が起きていますが、その反面、スカイトレインや地下鉄の乗車率はそれほど高くはなく、各所への移動が非常スムーズなので、東京と比較すると遥かに快適です。

娯楽においては、東京が世界有数の経済発展都市なので、東京と比べるとバンコクの娯楽は充実していませんが、それでもカラオケやボーリング、映画館などのアミューズメント施設、夜間ではナイトクラブやバーなどの娯楽施設が豊富に存在しますので、日常生活において存分に楽しむことができます。

また、タイが親日国であること(タイ人が日本人に対して良いイメージを持っている)、タイ料理が日本人の舌に合う、比較的に治安が良いなども、タイの暮らしやすさを語る上で欠かせない事項と言えるでしょう。

 

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タイで暮らすメリット

タイは、日本人が選ぶ海外移住先ランキングで常に上位にランクインしており、実際に多くの日本人がタイに長期滞在・移住しています。

なぜタイが選ばれるのか、それにはさまざまな理由があるかと思いますが、最も大きな理由と言えるのが物価(生活費)の安さではないでしょうか。

タイの物価は年々上昇傾向にあるものの、まだまだ日本の約1/3で、浪費しなければ月30,000B~40,000Bで生活することができ、生活にあまりお金がかからないので、年金受給者であれば日本での年金収入のみで日本以上に高いレベルでの生活が可能です。

また、タイには多くの日本人が長期滞在・移住しており、バンコクとチェンマイを筆頭に日本人のコミュニティーが数多く存在することから、日本では会うことがないであろう人と出会うチャンスがあります。

さらに、海外に行くと語学の壁を感じてしまうことが多いものの、タイには毎日多くの外国人が訪れていること、親日国であることから、若い世代を中心に英語・日本語を話す人が多く、短期滞在であれば日本語と簡単な英語のみでも十分に楽しむことができます。

 

タイで暮らす利点① 生活費が安い(貯金ができる)

海外での長期滞在・移住先を決定する際に、多くの方が生活費を大きな指標にすると思いますが、上述のようにタイの物価は日本の約1/3で、生活費においては安全や健康を考慮しても約1/2しかかかりません。(最新レート

店鋪形態

食料品

価格

コンビニ

パン

15B

ミネラルウォーター(500ml)

10B

ジュース(500ml)

20B

ビール(350ml)

40B

アイス

15B

お菓子

15B

弁当

60B

スーパーマーケット

卵(1個あたり)

6.9B

牛乳(1L)

45.5B

牛肉(1kg)

475B

豚肉(1kg)

356B

鶏肉(1kg)

182B

じゃがいも(1kg)

75B

トマト(1kg)

167B

オレンジ(1kg)

119B

米(1kg)

45B

小麦

65B

※平均的な金額(食料品価格基準)

上表は、コンビニ・スーパーマーケットにおける飲食物の価格で、海外からの輸入品はやや高価ではありますが、タイを原産とする飲食物であれば日本の約1/3の価格で購入することができます。

飲食店における食費の一例

露店・ローカルレストラン

ガパオ、パッタイなど

30B

観光客向けレストラン

シーフード料理、イタリアンなど

150B

ファーストフード店

ハンバーガー(マクドナルド)

40B

ビックマックセット(マクドナルド)

190B

オリジナルチキン(KFC)

40B

チキン・ポテトセット(KFC)

270B

カフェ

コーヒー(スターバックス)

100B

飲食店においても、外国人観光客向けの飲食店は価格が日本と変わらないものの、タイ人顧客向けの飲食店では日本の約1/3しかかかりません。

交通手段ごとの移動費

バス

エアコンなし

7B~

エアコンあり

12B~

電車

BTS(スカイトレイン)

15B~

MRT(地下鉄)

15B~

タクシー(初乗り)

35B

トゥクトゥク

20B~

バイタク(モーターサイ)

10B~

交通においても全体を通して日本の約1/3で利用でき、タクシーやトゥクトゥク、バイタクといった路上移動に便利な交通手段が格安に利用できます。

近年、日本ではタクシーの初乗り料金の値下げが行われましたが、それでも依然として非常に高く、1kmといった短距離乗車であれば世界トップクラスの価格設定です。

その一方で、タイのタクシーの初乗り料金は35Bで、10km走っても85Bほどしかかからず、バイタクにおいてはタクシーよりも遥かに安いので、移動に際してあまりお金がかかりません。

標準的な1ヶ月の生活費

家賃

10,000B

光熱費

2,000B

食費

10,000B

通信費

1,000B

医療費

1,500B

交通費

2,000B

雑費

3,000B

娯楽費

5,000B

34,500B

上表は、タイでの生活にかかる1ヶ月の標準的な費用で、安全や健康を考慮した場合でも34.500Bしかかからず、もちろんこれよりも費用を抑えることができます。

タイで暮らしている日本人で節約している方では、月15,000~20,000Bほどで生活していますので、たとえば年金受給者であれば日本からの年金収入のみでも快適に生活でき、さらに貯金も可能です。

日本と同程度の費用をかければ、実質的に日本の2倍の生活を送ることができるので、物価・生活費が安いというのは、タイで暮らす非常に大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

なお、タイの物価については「タイの物価水準(日本との比較など)と旅行や滞在の費用について」にまとめています。併せてお読みください。

 

タイで暮らす利点② ネットワークが広がる

また、タイには日本人の長期滞在者・移住者が多く、特にバンコクやチェンマイにおいて日本人同士のネットワークが形成されているので、日本では遭わないであろう人と出会えるチャンスが豊富にあります。

海外にいると気持ちがオープンになりやすく、また日本人同士であるというよしみから、タイに滞在している日本人と仲良くなりやすく、交友関係に消極的な方であっても友情を築きやすいはずです。

日本人だけでなく、タイには世界中から多くの外国人が訪れ、長期滞在者・移住者も非常に多いことから、外国人とも仲良くなれるチャンスもあります。

海外で友情関係を築くと、それが一生ものになることが多い傾向にありますので、人的ネットワークの広がり、そして人脈づくりの容易さもタイで暮らすメリットの一つと言えるでしょう。

 

タイで暮らす利点③ 日本語・英語だけで楽しめる

現在のタイの急速な経済成長を支えるのは海外旅行者による観光産業で、毎年多くの日本人がタイに訪れていることから、日本語を話すタイ人が増加傾向にあります。

また、タイの第一言語(母国語)はタイ語ですが、第二言語が英語で、近年では教育水準の向上に伴って若年層を中心に英語を話す人が増えてきています。

海外で暮らす際に誰もが言葉の壁を感じてしまい、それが嫌になることがしばしばありますが、タイではタイ語を話せなくても日常会話程度であれば英語でコミュニケーションができ、さらに日本語を話す人も増えていますし、上述のように日本人のコミュニティーが数多く存在するので、日本語と英語だけでも十分楽しむことができます。

もちろん、タイ語を話せないと不便を感じますし、タイで長く暮らす場合にはタイ語が必須となりますが、バンコクやチェンマイなどの主要都市に短期滞在する場合には日本語と簡単な英語しか話せなくてもそれほど支障をきたしません。

 

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タイで暮らすデメリット

このように、タイで暮らすメリットにはさまざまなものがありますが、その一方でデメリットも少なからず存在します。

たとえば、暑さで心身ともに疲れやすい、滞在中に一度は病気にかかる、長く暮らしているとマンネリ化するなどがデメリットとして挙げられます。

タイで暮らそうとお考えの方は、メリットだけでなくデメリットについてもしっかりと把握しておきましょう。

 

タイで暮らす欠点① 暑さで心身ともに疲れやすい

日本は春、夏、秋、冬の4つのシーズンが存在し、年間の平均気温が16℃~17℃(東京都)で、気候の観点からいえば非常に暮らしやすい国ですが、タイは乾期と雨期の2つのシーズンしかなく、平均気温が29℃、平均湿度が73%で日本の7〜8月のような高温多湿が年間を通して続きます。

月別

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

気温

最高

35

35.5

36

38

39

37.5

37

37

36

35

36

36

最低

17

27

25

25

24

24.5

24.5

24.5

24.5

24

23.5

20

平均温度

26

28

29.5

31

31.5

30

29.5

29

29

28.5

29

27.5

平均湿度

60

75

75

70

70

75

75

80

80

80

70

65

降雨日数

1

2

2

2

12

18

18

25

20

20

7

3

タイで長く暮らすと慣れてはきますが、慣れるまでに1年〜2年くらいはかかりますし、最初のうちは暑さで体が疲れやすくなり、またやる気がでないということもしばしばあります。

暑いだけならまだしも湿度も高いので、日本の夏のような気候が苦手という方にとっては、タイはやや居心地の悪い国になるかもしれません。

 

タイで暮らす欠点② 滞在中に一度は病気にかかる

タイは日本よりも衛生環境が悪く、細い路地などでは飲食物のゴミや動物の死骸が散乱しているところが多々あります。

雨期になるとスコールという豪雨が頻回に降り、路上汚染をさらに増悪させますので、雨期における衛生環境は劣悪と言わざるを得ません。

また、飲食店においても不衛生なところが多く、特にタイ人を対象としたローカルフード店ではテーブル回りだけでなく、食器類や食物・食品においても衛生面は良くありません。

このことからタイで暮らすとほとんどの方が軽度・重度を問わず一度は食中毒にかかってしまい、環境に慣れるまで(耐性がつくまで)何度も食中毒にかかるということもあります。

また、高温多湿の環境から免疫力が低下し、風邪をはじめとするウイルス疾患や、デング熱などの蚊を媒体とする疾患にかかる可能性が高く、1か月程度の短期滞在であっても多くの日本人が何かしらの病気に罹患しています。

どの国に滞在しても日本との環境の違いによって体調を悪くしてしまうものですが、タイでは特に食中毒とデング熱の罹患率が高い傾向にありますので、タイで暮らす際にはしっかりと対策をとっておかなければなりません。

 

タイで暮らす欠点③ 長く暮らしているとマンネリ化する

タイの首都であるバンコクならボーリングやカラオケ、映画館、ショッピングモール、ナイトクラブ、バーなど数多くの娯楽施設が存在するため、長く住んでもマンネリ化しにくいのですが、チェンマイやプーケットなどの他の主要都市では娯楽が少ないので、マンネリ化を起こしやすい傾向にあります。

もちろん、バンコクにおいて毎日新鮮味を感じることができるわけではなく、日本よりも娯楽は少ないので、マンネリになってしまうかもしれません。

ただし、タイには魅力的な都市が数多く存在することから、他の都市に頻繁に出向くようなアクティブな方であれば長く暮らしても新鮮味を味わうことができ、楽しく暮らすことができるでしょう。

 

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タイで暮らす日本人の特徴

タイに魅力を感じて長期滞在・移住をされる方や日系企業で働く方など、現在たくさんの日本人がタイで暮らしていますが、そのうちの多くのが経済成長の著しいバンコクに集中しています。

タイで暮らそうとお考えの方は、実際にタイで暮らす日本人がどのような生活を送っているのか、またどのような人が多いのか気になるかと思いますので、当項では筆者がみた限りのタイで暮らす日本人の特徴についてお話します。

 

タイで暮らす日本人はバンコク・チェンマイに集中している

まず、タイにおける日本人の居住地分布ですが、タイの経済はバンコク一極化状態にあることから、上述のように日本人はバンコクに集中し、特に日系企業で働く日本人や駐在員の多くがバンコクで暮らしています。

また、タイ北部に位置するチェンマイにも日本人が多く、バンコクと反して就業者は少ないものの、長期滞在者や移住者がチェンマイに集中しています。

バンコク、チェンマイのどちらにも日本人のコミュニティーが数多く存在していますので、タイ初心者はバンコクかチェンマイを選択するのが無難と言えるでしょう。

他の都市、たとえばプーケットやパタヤも日本人に人気で、バンコクやチェンマイほどではありませんが、多くの日本人が滞在先として選択しています。

プーケットやパタヤは、欧米やヨーロッパ、オーストラリアなどの国籍の人が集まっている印象がありますので、日本人とあまり関わりたくないという方は、プーケットやパタヤ、その他の都市を選択すると良いでしょう。

 

タイで暮らす日本人の多くが夜な夜な遊んでいる

長期滞在先や移住先、就職地としてタイを選ぶ日本人が多い一方で、タイは夜間の遊びが盛んなために、夜遊びを目的として滞在される方も多い印象を受けます。

特にバンコクのパッポン通りやスクンビット通り、パタヤのウォーキングストリートといった繁華街では夜間にたくさんの日本人が行き交い、中でも日本人向けの“飲み屋”が密集しているタニア通りには日本人が多く集まっています。

そのうちの大半が男性ではありますが、タイで歓楽スポットとして有名なゴーゴーバーの女性向けの店内、その周辺では特に日本人女性もちらほら見かけます。

タイではボーリングやカラオケ、映画館などの日中に楽しめる娯楽施設がたくさんあるものの、夜間の娯楽が盛んで深夜帯でも活気があふれていることから、短期滞在の観光客はもちろん、長期滞在者や移住者も夜な夜な外に出歩いているのが実情です。

 

タイで暮らす日本人の多くが日本語しか話せない

海外で暮らす際に最も懸念するのが外国語によるコミュニケーションで、タイの第一言語(母国語)がタイ語、第二言語が英語であることから、タイ語または英語を話せないとタイで暮らせないと考えがちですが、実際のところタイで暮らす日本人の多くが日本語しか話すことができません。

もちろん、日本語しか話せないとタイ人と円滑なコミュニケーションを図ることができず、日常生活において支障をきたすことが少なくありません。

しかし、タイでは日本人同士のコミュニティーが数多く存在し、またタイ人の中には日本語を話す人もいますので、日本語しか話せなくてもタイで暮らすことは十分可能です。

ただし、日本人とばかり接していてはタイを存分に楽しむことができませんし、タイで就職する際には日常会話レベルのタイ語または英語が必須となりますので、タイ語または英語をしっかりと勉強することを強くお勧めします。

 

タイで暮らす日本人は日本人同士で集まる傾向にある

上述のように、タイでは日本人同士のコミュニティーが数多く存在し、特にバンコクとチェンマイでは豊富なネットワークが形成されています。

また、タイで暮らす日本人の多くが日本語しか話せないことから、日本人同士で集まる傾向が強く、実際のところ日本人とタイ人、または日本人と外国人(欧米など)が一緒にいるところをみることがそれほど多くはありません。

常に1人で行動している日本人や、タイ人・外国人と行動している日本人もいますが、そのような方は基本的に語学が堪能であったり、海外慣れしている印象を強く受けます。

 

タイで暮らす日本人は日本食レストランに行くことが多い

また、日本人同士で集まる傾向が強いため、さらにタイには多くの日本食レストランが出店しているために、タイで暮らす日本人は日本食レストランに行くことが多いように感じます。

タイ料理は全般的に日本人の舌によく合いますが、やはり日本人にとって日本食が一番合いますし、タイ料理でも衛生面を考えるとやや高級なレストランに行かなくてはならず、そうすると日本食レストランと価格差がありませんので、味や衛生面、価格などさまざまことを考えてコストパフォーマンスの良い日本食レストランに行くのでしょう。

タイには、ラーメン屋や寿司屋、しゃぶしゃぶ屋、とんかつ屋、お好み焼き屋、カレー屋など、さまざまな日本食レストランが存在しますが、中でもラーメン屋の人気が圧倒的に高く、週に2〜3回ラーメン屋に行くという日本人が少なくありません。

なお、タイに出店している日本のラーメン屋では、定番のラーメンが150〜300Bほどで食べることができます。

 

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タイで暮らす際のおすすめ都市

タイには魅力的な都市が数多く存在し、都市によって生活様式や住みやすさなどの特徴が異なりますので、ひとえにタイで暮らすといっても、どの都市を選べばよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。

タイは主に北部、東北部、東部、中央部、南部の5つの地域に分類され、主要・観光都市と言えるのが中央部のバンコク、北部のチェンマイ、南部のプーケット、東部のパタヤです。

地域

主な都市(島など含む)

北部

チェンマイ、チェンライ、メーホンソーン、ランパーン、ランプーン、スコータイ、ターク、カンペーンペット

東北部

ウドーンターニー、コーンケーン、ナコーンラーチャシーマー(コラート)、ウボンラーチャターニー(ウボン)

東部

パタヤ(チョンブリー)

中央部

バンコク、サムットソンクラーム、アユタヤ、ナコーンパトム、カンチャナブリー、ホアヒン(プラチュアッブキリカン)、チャアム(ペッチャブリー)

南部

プーケット、サムイ島(スラーターニー)、クラビ、ランタ島、トラン、パンガー、カオラック

バンコク、チェンマイ、プーケット、パタヤの4つの主要・観光都市では、日本人を含めたくさんの外国人が滞在しており、他の都市よりも外国人にとって住みやすい環境が構築されていますので、特にタイでの滞在歴が浅い方やタイ語の語学力が乏しい方は、まずはこれら4つの主要・観光都市を候補に挙げると良いでしょう。

そして地域特性をもとに目的に応じて、タイでの暮らしを謳歌したいという方は「バンコク」、タイの歴史・文化を感じたいという方は「チェンマイ」、タイでのんびり暮らしたい方は「プーケット」、タイで頻繁に夜遊びしようとお考えの方は「パタヤ」を居住地として選択することをお勧めします。

 

タイでの暮らしを謳歌したいなら「バンコク」

バンコクはタイの首都、そしてタイの中で最も経済が発展している都市で、基本的には日本のように何でも揃っています。

ショッピング施設、ボーリングやカラオケ、映画館、ナイトクラブ、バーなど娯楽に関わる施設が豊富で、日本食レストランも多く出店していますし、バンコクに住めばタイでの暮らしに物足りなさを感じることは他の都市と比べて格段に少ないと言えます。

また、バンコク中心部からスカイトレイン(BTS)と地下鉄(MRT)が走っていますので、移動における不便さを感じることがありません。

さらに、さまざまな国籍の人が滞在・移住していることから、タイ人だけでなく世界中の人々と接する機会が多く、異文化交流も非常に容易で行動次第では刺激あふれる生活を送ることも可能です。

他の都市と比べて圧倒的に人が多く、活気があふれているだけに、のんびり暮らすには不向きではありますが、タイでの暮らしを謳歌したいという方にはバンコクが最もお勧めの都市と言えます。

 

タイの歴史・文化を感じながら暮らすなら「チェンマイ」

チェンマイはタイ北部に位置する都市で、古き良き時代の建物が数多く現存し、それらを守る街並みが形成されていることから、タイの数ある都市の中で最もタイの歴史や文化を味わうことができます。

チェンマイ中心部には新市街と旧市街に分かれており、簡単に言うと新市街には新しい建物、旧市街には古い建物が建ち並んでいます。

中心部の面積としては大きくないものの、新旧が混在するその街並みは「北方のバラ」と称されるほどに美しく、多くの方がチェンマイの雰囲気に魅力を感じることでしょう。

また、チェンマイには日本人同士のネットワークが多く形成されていることから、タイ初心者やタイ語・英語が堪能でない方にとって住みやすく、タイ人向けのローカルレストランだけでなく、スターバックスやマクドナルドなどの海外からの飲食店、日本食レストランも数多く存在しますので、生活に困ることはありません。

また、チェンマイはタイの主要・観光都市の中でも治安が良く、日本人を含め外国人が被害に遭うケースはそれほど多くなく、安全面からみても非常に住みやすい都市と言えます。

 

タイでのんびり暮らすなら「プーケット」

プーケットはタイ南部に位置する都市で、バンコクからはバスで約12時間の距離にあります。

プーケットはタイのリゾート地として知られ、バンコクやチェンマイより施設数が少ないものの、その分美しい海と山々がありますので、自然を味わいながらのんびり暮らしたい方にとってプーケットはうってつけの都市と言えます。

また、プーケットにはパトンビーチ、マイカオビーチ、ナイヤンビーチ、ナイトンビーチ、バンタオビーチ、パンシービーチ、スリンビーチ、カマラビーチ、カロンビーチ、カタビーチ、ナイハンビーチ、ラワイビーチなど、非常に多くのビーチがあり、海の綺麗さや景観においてはアジア屈指で、マリンスポーツが盛んに行われていますので、マリンスポーツ好きの方にもお勧めできます。

ただし、近年プーケットを含めたタイ南部、そしてマレーシアとの国境付近であるタイ最南部でテロやデモが発生していますので、長期滞在・移住される場合はもちろん、短期滞在であっても危機管理を徹底しておかなければなりません。

プーケットに訪れる際には、外務省 海外安全ホームページの・スポット・広域情報で確認し、安全な場合のみ訪れるようにしてください。

また、滞在中にテロやデモの危険があった場合には、他の都市に移るということもしっかりと考慮しておいてください。

 

タイで頻繁に夜遊びするなら「パタヤ」

パタヤはバンコクからバスで約2時間の距離にある都市で、ナイトクラブやバーが非常に多く存在するタイの歓楽地として有名です。

日本人向けの店舗が多いこともあって、パタヤは日本人に非常に人気が高く、短期滞在者はもちろん長期滞在者や移住されている方もいます。

パタヤ屈指の歓楽街として知られるウォーキングストリートでは、夜間において活気が満ち溢れている一方で、パタヤはリゾート地としても有名な都市なので、昼は海、夜は歓楽街というようにメリハリのある生活を送ることができます。

バンコクからバスで約2時間しかかからないので、居住地をバンコクとしてパタヤに遊びに行くこともできますし、メリハリのある暮らしをしたい場合にはパタヤを居住地にするのも良いでしょう。

ただし、パタヤは外国人に非常に人気の都市であり、ウォーキングストリートを中心とすれば面積は広くありませんので、アパートやコンドミニアムを見つけるのはやや難しく、住居探しで苦労するかもしれません。

ホテル暮らしであれば、平均してやや高価であるものの、ウォーキングストリート近辺でも苦労することなく見つけることができます。

 

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タイで暮らす5つのパターンと該当するビザ

タイで暮らす際に、まず考えなければいけないのがビザについてで、タイでは観光を目的として30日以内の滞在であればビザなし(パスポートのみ)で入国・滞在することができますが、30日を超える場合には目的に応じたビザを取得しなければなりません。

また、目的に応じたさまざまな種類のビザが発給されていますが、どのビザでも長期滞在できるというわけではなく、長期滞在できるビザというのは限定的です。

ビザの種類

申請者

観光ビザ

観光を目的とする者

外交/公用ビザ

日本政府が公認した外交官、外交代表で就業している官職者、日本政府機関で就業している官職者

メディアビザ

カメラマンや記者といった報道関連の就業者

トランジットビザ

タイの国際空港を経由して他国へ行く際に、12時間を超えてタイの国際空港に滞在する者

Bビザ

ノンイミグラント-B

(就労/ワーキング)

就労を目的として滞在する者(ビジネスビザ)

ノンイミグラント-B

(業務/ビジネス)

事業提携者との会合や事業集会、会議出席など、予め準備された業務遂行のために滞在する者

ノンイミグラント-B

(教師)

タイ国内で教職者として就業する者

ノンイミグラント-B

(アーティスト、興行)

芸術関連のパフォーマンスや興行を目的として滞在する者

ノンイミグラント-B

(3年)

業務を目的として滞在する者

EDビザ

ノンイミグラントED

(教育)

公立・私立の教育機関での研究、公共団体・国際機関などでの研究・実地見学、仏教の学習・修行、航空専門学校での研究を目的として滞在する者(例:留学)

Oビザ

ノンイミグラント-O

(タイ人の配偶者/扶養家族)

タイ在住の配偶者・扶養家族(タイ人)と会すること、共に居住することを目的として滞在する者

ノンイミグラント-O

(タイ王国で正規就労する外国人の配偶者/扶養家族)

タイ国内で正規に就業している、または滞在許可を持っている配偶者・近親家族と会すること、共に居住することを目的として滞在する者

ノンイミグラント-O

(年金受給者)

日本国内で年金を受給している者

O-Aビザ

ノンイミグラントO-A

(ロングステイ)

タイ国内で1年以上の長期滞在を希望する満50歳以上の者

O-Xビザ

ノンイミグラント-O-X

(ロングステイ10年)

タイ国内で5~10年の長期滞在を希望する満50歳以上の者

上表のように、タイのビザにはさまざまな種類があり、観光目的(30日以上60日未満)であれば観光ビザ、タイで就労するならBビザ、タイに留学するならEDビザ、タイ人または駐在の配偶者とタイで一緒に暮らすならOビザ、長期滞在を目的として入国・滞在するならO-Aビザ・O-Xビザを取得する必要があります。

 

観光旅行をしながらタイで暮らす

観光をしながらタイで暮らす場合には「観光ビザ」が該当し、観光ビザの滞在上限日数が60日、タイ現地のイミグレーションで延長手続きを行うことで30日追加されますので、計90日の滞在が可能です。

 

有効期間

有効上限回数

(出入国)

1回あたりの滞在上限日数

申請料

シングルエントリー

3ヶ月

1回

60日

4,500円

マルチプルエントリー

6ヶ月

数次

60日

22,000円

観光ビザにはシングルエントリーとマルチプルエントリーの2種類がありますが、いずれも滞在上限日数は60日(延長申請をすれば計90日)で、違いは出入国の上限回数にあります。

シングルエントリーでは出入国が1回限りで、タイを出国するとビザは無効となりますが、マルチプルエントリーでは出入国が無制限なので、60日の間に何度でも出入国することが可能です。

滞在期間が60日(または90日)しか許可されないため、長期に滞在することはできませんが、実質的に何度も申請することができるため、今後タイで長く住もうとお考えの方は、タイやタイ人に対する理解を深めるためにも、まずは取得が簡単な観光ビザを申請すると良いでしょう。

観光ビザに関しては、「タイ観光ビザの申請・延長方法・必要書類について」に詳しくまとめていますので、併せてお読みください。

 

仕事をしながらタイで暮らす

仕事をしながらタイで暮らすということも可能で、その場合には「Bビザ(ビジネスビザ)」に加えて、タイ現地で「ワークパーミット(就労許可)」を申請・取得する必要があります。

 

有効期間

有効上限回数

(出入国)

1回あたりの滞在上限日数

申請料

シングルエントリー

3ヶ月

1回

90日

9,000円

Bビザはシングルエントリーのみで、出入国は1回限り、滞在上限日数は90日しかありませんが、90日以内に更新手続きを行うことでさらに1年間の滞在が許可されます。

タイで長く暮らす場合、安定した収入が必要不可欠となりますので、長期滞在者や移住者にとってタイで就職することが最適な選択肢だと言えるでしょう。

近年、タイでは急速な経済成長に伴って多くの日系企業がタイに進出し、一昔前と比べて就職しやすい状態にありますので、本格的にタイで暮らそうとお考えの方は、就職という道を考慮しておきましょう。

なお、タイにおける雇用状況など就職に関する情報は、「タイの仕事(日本人雇用)や就業ビザ、求人などについて」でご確認ください。

 

留学しながらタイで暮らす

タイでは留学者向けとして「EDビザ」が発給されており、大学はもちろん、語学学校に通う場合も当ビザを申請・取得する必要があります。

 

有効期間

有効上限回数

(出入国)

1回あたりの滞在上限日数

申請料

シングルエントリー

3ヶ月

1回

90日

9,000円

マルチプルエントリー

12ヶ月

数次

90日

22,000円

EDビザにはシングルエントリーとマルチプルエントリーの2種類があり、マルチプルエントリーを取得すると実質無制限に出入国が可能です。

いずれも入国1回あたりの滞在上限日数が90日しかありませんが、大学や語学学校などで予定される授業日数に応じて延長が可能となっています。

タイでは日本人同士のネットワークが多く形成されていますし、若年層を中心に英語・日本語を話すタイ人が増えているため、短期滞在であれば日本語のみ(+簡単な英語)で十分に楽しむことができます。

しかし、長く暮らすとなるとタイ語は必須となりますので、将来的にタイで長く暮らそうと考えている方は、タイ語の習得のために留学するというのも良い選択だと思います。

ただし、留学ビザによって許可される滞在期間は授業日数に依存し、基本的には予定される授業日数を超えて滞在することはできず、1年といった長期滞在は難しい状態にありますのでご注意ください。

 

タイ人や駐在の配偶者と一緒に暮らす

タイ人の配偶者やタイで働く駐在員の配偶者であれば、「Oビザ(配偶者)」を取得することで配偶者がタイにいる限り実質永久的にタイで暮らすことができます。

 

有効期間

有効上限回数

(出入国)

1回あたりの滞在上限日数

申請料

シングルエントリー

3ヶ月

1回

90日間

9,000円

マルチプルエントリー

12ヶ月

数次

90日間

22,000円

Oビザ(配偶者)では、申請者が「タイ人の配偶者」なのか「タイ以外の国籍の配偶者」なのかによって申請時の必要書類が多少異なってきます。

タイ人の配偶者の方は「Oビザ(タイ人の配偶者/扶養家族)」、タイ以外の国籍の配偶者の方(日本人夫/妻含む)は「Oビザ(タイ王国で正規就労する外国人の配偶者/扶養家族)」にて必要書類をご確認ください。

なお、タイには永久的に滞在することができる永住権というものがあり、タイ人配偶者がいる方は永住権の取得要件を満たしますので、Oビザで数年滞在した後に永住権を取得するということも可能です。

永住権を取得せずともOビザのみで移住は可能ですが、永住権を取得するメリットは多大にありますので、タイ人配偶者がいる方は永住権の取得を検討しておくと良いでしょう。

タイの永住権に関しては、「タイ永住権のメリットや申請方法などについて詳しくご紹介します!」をお読みください。

 

特別な目的を持たずにタイで暮らす

タイには長期滞在者用として「Oビザ(年金ビザ)」、「O-Aビザ(ロングステイ1年)」、「O-Xビザ(ロングステイ10年)」の3つのビザが用意されています。

これら長期滞在者向けビザの取得要件は主に年齢で、Oビザ(年金ビザ)であれば日本国内で年金を受給している方(基本的に65歳以上)、O-AビザとO-Xビザは50歳以上の方が対象となります。

また、いずれも生活に不足ないだけの貯蓄または収入がないと取得できず、Oビザ(年金ビザ)であれば年金受給額が月65,000B以上、O-Aビザであれば預金額が800,000B以上または年金受給額が月65,000B以上、O-Xビザであれば預金額(タイの銀行)が3,000,000B以上または預金額1,800,000B以上と収入が年1,200,000以上必要になります。

年齢・収入/貯蓄に関する要件

ビザの種類

年齢

収入/貯蓄

Oビザ(年金ビザ)

60-65歳以上

年金収入が月65,000B以上

O-Aビザ

50歳以上

以下のいずれか

  • 銀行預金残高が800,000B以上
  • 年金収入が月65,000B以上
  • 銀行預金残高と年間の年金収入額が合算で800,000B以上

O-Xビザ

50歳以上

以下のいずれか

  • タイ国内銀行の預金残高が3,000,000B以上
  • タイ国内の預金残高1,800,000B以上と年間の収入1,200,000B以上

それぞれで申請時の必要書類が異なりますので、Oビザ(年金ビザ)の必要書類は「Oビザ(年金受給者)」、O-Aビザの必要書類は「OーAビザ(ロングステイ)」、O-Xビザの必要書類は「OーXビザ(ロングステイ10年)」でご確認ください。

また、各ビザの必要書類(申請書や経歴書など)の記入がやや難しく、さらに申請前にオンライン予約をする必要がありますので、申請に関して詳しく把握しておきましょう。

各ビザの必要書類の書き方や申請方法などについては、「タイのビザ申請・延長(更新)方法について詳しくご紹介します!」にまとめています。併せてお読みください。

 

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タイでのよりよい暮らし方について

ビザを取得さえすれば合法的にタイで暮らすことができますが、気持ちよく暮らすためには「郷に入っては郷に従え」の精神を強く持っておかなければなりません。

日本とタイは同じアジアであっても文化や習慣が違い、タイでは常識と考えられていることが日本ではそうでなかったりと、行動や考えにおける相違点が多々あります。

タイの文化や習慣を知らなければ、何気ない行動からトラブルを起こしてしまう危険がありますので、まずタイの文化や習慣、そしてマナーを熟知した上で、郷に入っては郷に従えの精神で行動するようにしてください。

また、日本からの送金で滞在中の生活費をやり繰りする場合はもちろん、長期に暮らすとなると日本―タイ間で送金する機会がありますので、滞在中にお金に困る状況に陥らないためにも送金や受け取り方法についてしっかりと把握しておきましょう。

 

タイで暮らす間はタイの文化を尊重する

まず、タイの文化に関してですが、日本では無宗教(自覚を含む)の人が多いのに対して、タイではほとんどの人が仏教を深く信仰しています。

仏教と関わりの強い事柄として、たとえばタイ人は僧侶に対する尊敬の念が非常に深く、僧侶の禁欲の一つに挙げられる性欲に対して最大限に配慮し、女性は僧侶に触れない、むやみに近づかないということが常識となっています。

また、土地に精霊が住むという「サーン・プラプーム(精霊信仰)」が根強く残り、人に頭には精霊が宿ると考えられているため、日本では普通の「頭を触る」・「頭の撫でる」という行為はタイではタブーです。

さらに、タイ国王・王族はタイ国の発展やタイ国民の生活において多大な功績をあげてきたことから、タイ人の多くが国王・王族に対して絶大な信頼と尊敬の念を抱いていますので、国王・王族への侮辱発言は許されません。

タイ国内で注意が必要な行動

  • 女性は僧侶に触れない、近寄らない
  • 他人の頭に触れない、足の裏を人に向けない
  • 国王・王族に対する悪口を言わない・批判しない
  • 国歌が流れた時は直立不動で静聴する
  • 人前で面と向かって怒らない など

文化・習慣において、日本とタイではさまざまな相違点が存在し、日本では当たり前に良しとされていることでもタイでは問題行動になることが多々ありますので、上表の5つの事項は最低限守るようにしてください。

なお、タイの文化・習慣に関する詳細は「タイの生活水準や生活環境、文化・生活習慣などについて」にまとめています。

 

タイで暮らす間はタイのマナーを遵守する

文化や習慣と同様に、マナーにおいてもさまざまな違いが存在し、トラブルにまでは発展しないものの、マナーを知らなければタイでの生活、そしてタイ人との交流に支障をきたしますので、タイのマナーをしっかりと理解しておかなければなりません。

たとえば、タイでは目の上の人に対して合掌して挨拶をするというマナーがあり、日本以上に目の上の人に対する尊重の気持ちを行動で表します。

この合掌して挨拶する作法を「ワイ」と呼び、僧侶に対して、目の上の人に対して、同僚・同世代に対してとそれぞれでやや作法が異なりますが、特に僧侶や目の上の人に対して絶対的なマナーになりますので、必ず自分から行うようにしてください。

また、スープや麺をすすらずに飲む・食べるというのも一つの作法で、日本では普通に行われている行為ですが、タイでは非常識にあたります。

さらに、日本にはチップの習慣がないものの、タイではホテルで荷物を運んでもらった際やマッサージを受けた際などには、サービスに見合った分のチップを払うのがマナーです。

タイにおけるマナーの一例

  • 挨拶の時は合掌をする(初対面時、年配者に対して)
  • 王宮や寺院に行く際は適切な服装をする
  • 食事の時は静かに食べる(すすらない)
  • 高級飲食店やマッサージ店などでは見合ったチップを支払う
  • ゴミや吸い殻をポイ捨てしない など

このように、マナーにおいても日本とタイでは異なる点が多々ありますので、これらのマナーを常に念頭に置き、当たり前にできるようにしておいてください。

 

タイで暮らす間の送金・受け取り方法

タイ国内で収入がある方なら、日本―タイ間の海外送金を行う機会は多くありませんが、日本で収入がある方はタイで生活する上で、海外送金を高頻度に利用することになります。

日本―タイ間の海外送金には、主に「銀行口座間での送金」と「個人宛ての送金」の2つの手段があり、銀行口座間での送金は利用する銀行によって方法が大きく異なりますが、利用自体は簡単なのでここでは割愛します。

個人宛ての送金に関しては、基本的にマネーグラム社を介する方法とウエスタンユニオン社を介する方法の2通りが存在します。

 

提携

送金額

手数料

マネーグラム社(MG)

SBIレミット

1円~50,000円

880円

50,001円〜250,000円

1,480円

250,001円~

1,980円

ウエスタンユニオン社(WU)

ウエスタンユニオン

セブン銀行

1円〜10,000円

990円

10,001円~50,000円

1,500円

50,001円~100,000円

2,000円

100,001円〜250,000円

3,000円

250,001円~500,000円

5,000円

500,001円〜1,000,000円

6,500円

マネーグラム社とウエスタンユニオン社は、どちらも国際送金サービスを手掛ける会社で、マネーグラム社で送金する場合は「SBIレミット」、ウエスタンユニオン社で送金する場合は「ウエスタンユニオン」または「セブン銀行」を利用します。

 

送金方法

SBIレミット

  • インターネット送金
  • フリコミ送金
  • コンビニ送金
  • ゆうちょ振替払込みカード送金

ウエスタンユニオン

  • WU取扱店で送金

セブン銀行

  • インターネット送金
  • セブン銀行ATMで送金

 

 

受け取り拠点

受け取り方法

SBIレミット

MG取扱店

送金人の氏名、レファレンスナンバー、パスポートを提示する

ウエスタンユニオン

WU取扱店

送金人の氏名、送金国、送金金額、送金管理番号(MTCN)、パスポートを提示する

セブン銀行

WU取扱店

タイではマネーグラム取扱店が非常に多い一方、ウエスタンユニオンの窓口が少ないので、利便性を考慮するとマネーグラム社と提携するSBIレミットで送金するのがお勧めです。

 

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タイでの暮らしにおける犯罪・トラブルの回避策

上記のように、文化や習慣、マナーの遵守など、タイで気持ちよく暮らすためにさまざまなことに気を配る必要がありますが、それだけでなく、安全に暮らすために犯罪やトラブルについてもしっかりと配慮しておかなければなりません。

タイの治安は、経済における同水準の国の中では比較的良いものの、スリや置き引き、詐欺などの海外旅行者を狙った軽犯罪に加えて、傷害や殺人といった重犯罪が高頻度で発生しています。

また、1人行動をしている女性を狙った性犯罪も発生しており、日本人がこのような犯罪に巻き込まれる事例が多数報告されています。

そのため、①貴重品の管理を徹底する、②細い路地や人通りの少ない場所を避ける、③昼夜を問わずなるべく1人で行動しない、④高価な服・服飾品を身に着けない、⑤他人からの誘いに簡単に乗らないなど、タイに滞在中は安全管理をしっかりと行う必要があります。

 

貴重品の管理を徹底する

日本人を含め海外旅行者が遭う犯罪の中で最も多いのが金銭に関するもので、スリや置き引き、強盗・ひったくり、詐欺、空き巣など、犯罪の種類は多岐にわたります。

これらの中で日本人が特に被害に遭う可能性が高い、ならびに実際に被害報告されている事例が多いのが置き引きです。

日本では場所を確保するために荷物を置くという行動に危険が少ないのですが、海外においてこの行為は非常に危険で、タイでは高頻度に置き引きに遭ってしまいますので、荷物は必ず肌身離さず持っておくようにしてください。

スリや強盗・ひったくりなどの金銭に関わる軽犯罪も多発しており、これらを完全に回避することはできませんが、持ち歩くお金を少なくすることで被害を最小限に抑えられます。

また、アパートやコンドミニアムなどの借家だけでなく、ゲストハウスやホテル内で空き巣被害に遭う事例も多数報告されていますので、貴重品を複数に分けて保管するなど、貴重品の管理を徹底するようにしてください。

 

細い路地や人通りの少ない場所を避ける

細い路地や人通りの少ない場所は、広い道や人通りの多い場所と比べて圧倒的に犯罪の発生数が多く、特に夜間はターゲットにされやすくなります。

犯罪の多くが複数犯によるもので、人目につかないところではなりふり構わず襲ってくる場合がありますので、複数人で行動していても安心はできません。

タイの都市の中でも特にバンコクは、細い路地や人通りの少ない場所が非常に多いため、道を選ぶとかなり大回りになってしまう場合がありますが、被害に遭わないために可能な限り細い道や人通りの少ない場所を避けるようにしてください。

 

昼夜を問わずなるべく1人で行動しない

どのような犯罪でも複数人よりも1人で行動している時に被害に遭うことが多く、特に細い路地や人通りの少ない場所に1人でいる時に狙われます。

昼間は安全だと思っている方もいらっしゃるでしょうが、犯罪はなにも夜間だけでなく昼間にも多発しており、置き引きやスリにおいては昼間の方が高頻度に発生しています。

犯罪者はまずターゲットを品定めしますが、やはり最も重要となるのが人数で、基本的に1人行動の人が優先的に狙われますので、タイで暮らす間は昼夜を問わず、可能な限り1人行動を避けるようにしてください。

 

高価な服・服飾品を身に着けない

スリや置き引き、強盗・ひったくり、詐欺など、金銭に関するあらゆる犯罪では、一度に多くのお金を得るために、犯罪者はお金を持っていそうな人をターゲットに定めます。

お金を持っているか否かの判断はその人の見た目が大きな基準となり、高価な服や服飾品を身に着けている人が真っ先に狙われてしまいますので、被害に遭わないために恰好にも気を配るようにしましょう。

 

他人からの誘いに簡単に乗らない

タイは親日国であることから、多くのタイ人が日本人と仲良くなりたいと考えていますが、中には詐欺を目的として近づいてくる人もいます。

詐欺師の大半が喋りが上手く、日本語を流暢に話す人ならついつい心を許し、言葉巧みに騙されてしまう場合がありますので、回避策としてまず他人を容易に信用しないこと、そして誘いに乗らないことを徹底しておきましょう。

タイでの詐欺には、ギャンブル関連(いかさま詐欺)からビジネス関連(パートナーシップ)まで、実にさまざまな事例が報告されています。

この多くが交友関係を築いた後に起きていますので、金銭に関わる話や行動において何かしらの違和感や不信感があれば警戒しておいてください。

 

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タイでの暮らしに関するまとめ

タイは日本人にとって非常に暮らしやすく、タイに訪れたことがある人のほとんどがタイに魅了されることでしょう。

特に物価・生活費の安さが大きな魅力と言え、日本では金銭的に余裕がない方でもタイでは比較的裕福に生活することができます。

また、近年では経済の急速な発展に伴って施設が増え、交通機関が充実していますので、日本とさほど変わりなく快適に暮らすことができます。

ただし、タイは日本よりも衛生環境が悪く、軽・重を問わずさまざまな犯罪が高頻度に発生していますので、タイでの暮らしをより良いものにするために、健康や防犯に関してしっかりと考え、積極的に対策をとるようにしてください。

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