オーストラリア留学の持ち物リストを徹底解説!

オーストラリアに留学するときに持って行くべきもの、また持って行った方がよいものには、大きく分けると渡航関係品、日用品、機器類、文房具類、衣類、健康・衛生用品に分けられます。
ここではこれらの持参品を分類別にまとめ、なぜ持って行った方が良いのか、その理由を解説します。
リストに上げたものの中で黄色でハイライトしたものは持って行くべき物、青は現地で買うと高く付くので持て行った方が良いもの、そしてそれ以外は持って行くと便利なものです。
Contents
オーストラリア留学の際の渡航関係の持ち物リスト
持ち物名 |
理由 |
ビザのコピー 航空券のコピー 入学許可証 |
これらの書類はメールで送られてきますが、提示を求めれる際に、もしスマートフォーンが何かの理由で使えなくなったりすると提示することができません。 |
海外旅行保険証/ |
海外旅行保険証は、海外渡航の際に不測の出来事が発生した時の損害を賠償してくれるものです。旅行保険は渡航時の不測事態に対応してくれるもので、渡航先で病気やけがをした時の治療費のカバーも含まれている場合がほとんどです。 |
国際運転免許証 |
国際運転免許証はオーストラリア国内で車を運転するときにはもちろん必要ですが、運転する可能性がない時でも、IDとして使うことができます。 |
証明書用写真 |
証明書用の写真、つまりパスポートサイズの写真は何かにつけ必要な物です。 |
国際学生証(ISIC) |
国際学生証は、日本で大学に在学している場合にその大学から発行してもらえます。 |
ユースホテル会員証 |
留学中に旅行することも多いと思います。そんな時に役に立つのがユースホステル会員証です。 |
オーストラリアドル |
オーストラリアに到着して生活に慣れるまでにオーストラリアドルをキャッシュで持っていることをおすすめします。 |
日本円 |
日本円はオーストラリアから帰国したばかりの時に使うためです。 |
オーストラリア留学の際の電子機器の持ち物リスト
持ち物名 |
理由 |
パソコン |
現地でも購入できますが、日本語環境にしたり自分の望むような環境にしたりするには、生活や言葉に慣れないうちは容易ではないため、日本で使い慣れたものを持って行きましょう。 |
スマートフォン |
スマートフォンも現地で購入できますが、値段が高いので持って行きましょう。 |
変圧器 |
オーストラリアの電圧は24Vですから変電機能がない電気製品などをそのまま使うと焼き切れたり小爆発を起こしたりし、危険です。 |
交換プラグ |
変圧器が備わっている機器でもオーストラリアのプラグは日本のプラグとは形状が異なり、ハの形をしています。そのため交換プラグが必要になります。 |
ポータブル充電器 |
ポータブル充電器は必需品ではありませんが持っていくと便利なものです。それはオーストラリアで購入すると高額になるからです。 |
デジタルカメラ |
今ではスマフォが高機能になりデジタルカメラを使う人も少なくなりましたが、それでも高品質な写真を撮りたいという人も多いと思います。 |
オーストラリア留学の際の文房具類の持ち物リスト
持ち物名 |
理由 |
筆記用具/ 事務用品 |
筆記用具、ホッチキス、穴あけなどの文房具は日本の物に限るとは、海外で生活したことのある人なら誰しもが感じることです。 |
スケジュール帳/ 手帳 |
今ではスケジュールもスマフォで管理している人が多いと思いますが、もし紙のスケジュール表を使っているのなら、これもやはり日本の物を持って行った方が良いでしょう。 |
電子辞書 |
電子辞書と聞いて、スマフォでやるからいいと思うかもしれませんが、留学するときには言葉を調べる頻度が違います。 |
家族や日本の写真 |
家族や日本の写真は、現地の人とコミュニケーションを図るときに役に立ちます。 |
世界地図 |
世界地図を持って行った方がいいのは、これもコミュニケーションで役に立つからです。 |
オーストラリア留学の際の日用品の持ち物リスト
持ち物名 |
理由 |
コンタクトレンズ/メガネ |
コンタクトレンズはオーストラリアでは高額で、日本人の瞳のサイズに合わない物もあります。そのため、使い慣れているブランド品の補充を持って行った方が良いでしょう。 |
歯ブラシ |
オーストラリアの歯ブラシは一般的にブラシの部分が日本の物よりかなり大きくなっています。日本で小さ目のものに慣れている人は日本の歯ブラシを何本か持っていくと良いでしょう |
スリッパ |
オーストラリアでは、基本的には家の中でも靴を履く習慣になっています。ですからホームステイに滞在する人は必要ないかもしれませんが、自分自身が靴ではいやだとか、アパートや寮で靴を脱いで生活したいという人はスリッパを持って行った方が良いでしょう。 |
洗濯ネット |
下着などのデリケートな衣類を選択するのには日本製の洗濯ネットを持って行った方が良いでしょう。 |
ポケットティッシュ |
日本では街を歩けばポケットティッシュがただでもらえたりしますが、オーストラリアではそのようなことがなく、しかもポケットティッシュを持ち歩く習慣がないので、買うとしても高く付きます。 |
折りたたみの傘 |
オーストラリアに来て驚くことの一つが、雨でも平気で濡れて歩いて入る人が多いことです。「雨は単なる水に過ぎない」そうです。 |
スイスアーミーナイフ |
留学に限らず、旅行に行くときには持って行く人も多いのではないでしょうか。 |
便座カバー |
日本で冬に暖かいトイレに慣れてしまった人にはオーストラリアの冬のトイレはかなり厳しいのではないかと思います。 |
サングラス |
オーストラリアでは太陽光線がかなり強いので、サングラスは必需品です。 |
裁縫道具 |
裁縫道具セットは海外旅行の際の持ち物リストの定番になっていますが、留学の場合もやはり持って行った方が良いでしょう。 |
オーストラリア留学の際の衣類の持ち物リスト
持ち物名 |
理由 |
上着 ・カーディガン ・ヒートテック ・ウルトラライトダウン など |
暑いと思われがちなオーストラリアですが、ゴールドコースト以南の地域では、真夏でも夕方になると気温が下がります。 |
下着 |
オーストラリアでは下着は男性なら下着なしまたはシングレット、女性ならブラ以外は身に付けないことが多いので、売っている種類も少ないし、サイズも合わないことが多いのです。下着は日本の物を持って行くことをおすすめします。 |
ワンピース/ ドレス |
オーストラリアで売っている洋服には小さいサイズもあり、Tシャツやブラウス、スカートなどは問題ないのですが、ワンピースとなると日本人が着るとウエストラインが下がってしまうものがほとんどです。 |
靴 |
靴も日本の靴に勝る靴はないと思います。 |
ビーチサンダル |
ビーチサンダルは、昔メルボルンでオリンピックが開かれたときに日本人の水泳チームが履いていて、それから一般のオーストラリア人の間にも広まったものなのですが、このビーチサンダル(Thongソングと呼ばれています)、オーストラリアでもっとも履かれている履物なのではないでしょうか。 |
帽子 |
太陽光線の強いオーストラリアでは帽子は必需品です。現地の人は強い光線に慣れているのでかぶらなくても平気な人も多いですが、日本からいきなりやってきて炎天下に30分もいようものなら日射病になる可能性もあります。 |
タイツ/ ストッキング |
タイツもストッキングも日本のものほど質が良くないので、 |
小さ目のバッグ |
パーティやディナで正装する場合は普通のバッグではなく小さ目のストラップの着いていないバッグを手に抱えて持って行くのが習慣になっています。 |
オーストラリア留学の際の健康・衛生関係の持ち物リスト
持ち物名 |
理由 |
薬類 ・解熱剤 ・痛み止め ・風邪 ・薬整腸剤 ・目薬 ・ビタミン剤 ・軟膏 など |
薬類はすべて日本で使っていて自分に合ったものを持って行ってください。 |
耳かき |
オーストラリアでは、一般に耳の中は触るべきではないと考えられているため、綿棒で軽くそうじするくらいです。 |
使い捨てマスク |
マスクはアジアの国特有なもので、オーストラリアではマスクを使う人は、手術に立ち会う医者や看護婦だけで一般の人が使うことはありません。 |
化粧品/ シャンプー/ 石鹸 |
化粧品、シャンプー、石鹸もブランドが変わると肌に合わないことがよくあります。 |
肩こり用シップ |
肩こりなどに使うシップ類はアジア系の店に行くと売っていますが、普通の薬局やスーパーでは売っていないので持って行った方が良いでしょう。 |
ボディタオル |
表面がざらざらしたボディタオルもオーストラリアでは使わない人がほとんどです。 |
オーストラリア留学の際のその他の持ち物リスト
持ち物名 |
理由 |
クレジットカード |
オーストラリアはクレジットカードやデビットカードで買い物をする国です。 |
おみやげ |
おみやげはホームステイする場合には持って行った方が良いでしょう。 |
日本食 |
日本食は、日本食品店や一部スーパーでも売っていますが値段が高いことと品数が少ないという理由から、持って行けるものなら持って行った方が良いでしょう。 |
タバコ |
オーストラリアは世界一タバコ規制の厳しい国です。建物内では吸えないところがほとんどで、屋外でも入り口付近では吸えないなどの規制がありますから、日本ほど喫煙の自由度は高くないのです。 |
まとめ
以上のリストをご覧になってお分かりになったと思いますが、必ず持って行くべきものは全体として半分くらいしかありません。
それ以外の物は、日本の生活レベルを維持したい場合に持って行った方が良いものです。
逆を言えば、「郷に入っては郷に従え」で、日本の生活から離れてオーストラリアの異文化を体験してみるのもよいかもしれません。
ただしその場合でも、健康と安全にかかわる基本的な物だけは忘れないよう持参すること、そしてオーストラリアで買うと高く付いてしまい財政的に不利になるようなものは日本から持って行くようにすることが得策だと言えるでしょう。
なお、オーストラリアの留学に関する全般的な情報は「オーストラリア留学完全ガイド」で詳しい内容をお伝えしています。
ぜひ、ご参考ください。